読書日記  ~『一霊四魂と和の精神』


 
         < 一霊四魂と和の精神ー 出口 光・著  >
 『ラスト♪ソング』佐藤由美子著の 一霊四魂… ~霊の構造は
この著書で知った言葉。 ここのテーマにで、‘こころ、心、魂’に
ついて書いてきたが、‘魂’の構造については知らなかった。
「四魂の窓」を通してみる魂の姿… 
 ネット辞書によると…
【 一霊四魂説の一般的な解釈は、神や人には
 ・荒魂(あらみたま)
 ・和魂(にぎみたま)
 ・幸魂(さきみたま、さちみたま)
 ・奇魂(くしみたま)の四つの魂があり、
それら四魂を直霊(なおひ)という一つの霊が
コントロールしているというもの 】
 そこでAmazonで検索すると、そのままが著書としてあった!
≪ ~垣根を超えて大きな和の世界を創る古代の叡智
 1300年以上前から伝わる魂の構造
「一霊四魂」の歴史と、活用テクノロジー「四魂の窓」を、いま明らかに!
古くから伝わる「一霊四魂」が、今の現代社会でも時代を超えて、非常に
有効に使える古くて、新しいテクノロジーであることがわかる。
 ―
  =レビューより=
【 四魂の窓を認識しつつ、常に真ん中の目でみて、玄の玄の心で、
 慈しみを表していくと、ほとんどすべてのことは、自然の流れのままに
スムーズに進むようになる。

現代社会では、政治、経済、社会、環境など、あらゆる分野で問題が噴出
しており、一見、何から手を付けていいのか全くわからないような状況に
見えますが、自然界は実はとてもシンプルで、中庸のバランスを取ると、
台風の目のように無風地帯が存在します。
この無風地帯を感じたい人は、この「一霊四魂」のテクノロジーを活用
されるととても役に立つでしょう!

日本人の遺伝子に埋め込まれた和の精神、「良い世の中を創ろう」と
いう共通の思いは、潜在意識の奥深くに刻み込まれた共通の思いなので、
この意識にみんなが気づけば、日本の持つ古来からの素晴らしさが復活し、
しかも世界中へ大きな影響をもたらしていくのではないかと思います 】
 ―
▼ 字面からみると…
 ・荒魂(あらみたま) -荒れ狂う魂と、
 ・和魂(にぎみたま) -穏やかな魂と、
 ・幸魂(さちみたま) -幸をもたらす魂と、
 ・奇魂(くしみたま) -変わり種を受入れる魂になる。
この四つを、そのまま、受け入れるのが霊ということ。
面白い解釈だが、一理も…二理もある。
荒れ狂う魂を穏やかに収めて、幸を求める。そこには、一時的だが
変形になるが、それも幸いが調整をする。島国なればこその思想である。

 母親の守護神を考えるに、丁度良いネタ。荒れ狂う魂を、穏やかになだめ、
幸へと導く働きが、その人の霊を形づくっていく。心の内なる奇形も、その
うちに、目立たないようになる。 … 宗教の作用そのものである。

・・・・・・
6854,シェイクスピアの格言 ~1
2019年12月20日(金)
           < ◉は、私の戯言 >
 若かりしとき、シェイクスピアを読んだが、現在ほど心に響かなかった。
そして古希も過ぎた今になって、一言一言が刺さってくる。 その意味では、
最後は挫折?で良かったのかも。 楽しみ方わかれば… 実に人生は面白い。
 年代によって、光の強さと角度が違って、自問自答にはうってつけ。

 ――
《 人間なんてうろちょろする影法師、あわれな役者だ。自分の出番だけ、
 舞台に出て、ドタバタするが、それっきり消えてしまう。人生はうす馬鹿
 のたわごとさ、むやみに泣いたりわめくだけで、まるっきり無意味だ。》
  ◉ 現役から離れて、8年半になったが、振返ると、この言葉のとおり!
 それでも、準備を含めて45年の充実感は残っている。しかし後悔も苦痛も。
 問題は、その質 ? まあ、こんなものかと、永遠の彼方に生臭い風と
 ともに、消えていく。 
 ――
《 やり方が 正しければ、結果もついてくる ...》
 心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。 人生の行路もこれと同様で、
人は常に明るく愉快な心をもって. 人生の行路を歩まねばならぬ。》
  ◉ でも、劇的時代変容が、突然襲ってきたら、やり方の云々は関係なし。
 人生は、緩慢なる自殺。 だが…突然死もある。どう過去と折合いをつけるか。
その為には、隠居後の細やかな「恒産あって、恒心あり」の状態を構築して
おかないと、卑しさがついてくる。
 ――
《 険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。》
  ◉ 人生を振返ってみて、「なぜ、そこまで焦っていたのか?」と…
 交通用語に{狭い日本、そんなに急いで何処にいく}があるが、
「アッという間の人の世に、何を急いで、何処にいく」 
 ――
《 成し遂げんとした志をただ一回の敗北によって捨ててはいけない。》
《 輝くもの、必ずしも金ならず。》
《 喜怒哀楽の激しさは、その感情とともに実力までも滅ぼす。》

《 悪口を言われて我が身を正すことの出来る人間は幸せと言うべきだ。》
《 今望んでいるものを手にして、何の得があろうか。 それは夢、
  瞬間の出来事、泡のように消えてしまう束の間の喜びでしかない。》
 ――
《 人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、
 心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。
 人生の行路もこれと同様で、人は常に明るく愉快な心をもって
 人生の行路を歩まねばならぬ。》
  ◉ これって、3歳までに決まるって言うじゃないか。
 その頃は、明るく元気だったが、その後、色いろあって。でも、明るさは
 維持してつもりだが… 
 ――
《 恋の始まりは晴れたり曇ったりの4月のようだ。》
《 安心、それが人間の最も近くにいる敵である。》
  ◉ その敵ほど、有意義であることに今になって気づいてきた。
 
《 橋は大水のときの川幅より長くなくともよい。
 いま必要なものの用に応じてこそ、格好がよいというもの。
 役に立つことが、まず肝要だ。》

《 今晩一晩は我慢しなさい。
 そうすれば、この次はこらえるのが楽になる。
 そして、その次はもっと楽になる。》

《 運命とは、最もふさわしい場所へと、貴方の魂を運ぶのだ。》
  ◉ そうか、生きついた先が、これか? ここは何処?
 ――
《 備えよ。たとえ今ではなくとも、チャンスはいつかやって来る。》
  ◉ チャンスだけでなく、思いもしない危機も… 
   で、何とか生きて楽しんでいる。
 ――
《 悲しみが来るときは、単騎ではやってこない。必ず軍団で押し寄せる。》
  ◉ 愉しみ、喜びも、同じ。 四苦八苦、四喜八楽はまとまってくる。
――
《 おまえは、他人のなかにある自分と同じ欠点をむち打とうとするのか。
   ◉ 大たいが、これで自滅をしていく。美点を一緒に祝えば良いものを!
 ――
《 お前の光は、今、何処にある。》
  ◉ 陰は解るが、光は、さて何処でしょう? 光は、このブログに…
   陰と共に、鎮座している。 
《 楽しんでやる苦労は、苦痛を癒すものだ。》
  ◉ 会社整理のプロセスを喜々としていたら、30年来の担当税理士に
 「何もわかってない」と注意された。 この人物、私の45年の影と光が
  解りようがない! こんなに面白いことがないのに! 漫画的だが。

《 期待はあらゆる苦悩のもと。》
《 賢明に、そしてゆっくりと。速く走るやつは転ぶ。》
                     - シェイクスピア -
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6490,つれづれに哲学 ~トロッコ問題
2018年12月20日(木)
  * 二重結果論
 出産時に、母親の病で死産か、母親の生命か二者択一を迫られるケース。
当人の希望で子供を選ぶ選択もあるが、ほぼ母親の生命を選ぶことになるが、
そこには母体のためとはいえ、一つの生命を犠牲にしたなどの問題が残る。
半世紀ほど前に、この問題の問いかけを、ある哲学者が『トロッコ問題』と
して提議、現在に至っている。二重結果論である。

≪ ♦ トロッコ問題
 ある人を助けるために、他人を犠牲にするのは許されるのか?
という思考実験がある。哲学問題である。
< 線路を走っているトロッコが制御不能に。このままでは、線路上で作業中の5人
 がトロッコに轢き殺されてしまう。そしてあなたは、線路の分岐器の近くにいる。
ロッコの進路を切り替えれば5人は助かるが、切り替えた先にも1人の作業員が。
5人を助けるために、1人を犠牲にしていいのか?  それとも運命としてそのまま
見過ごすべきなのか。> 
  これを様々な視点から、深堀をしていく。
・道徳神学にまで遡る、トマス・アクィナスが挙げられる。
 彼によれば、〔攻撃者から自分を守るために、自己の生命の保全を意図して、
それに必要とされる以上の力を行使しないなら、攻撃者の死という結果を引き
起こしたとしても正当だとされる。つまり、自己の生命の保全と攻撃者の死と
いう二つの結果をもつようなことができる〕と主張しました。
ベンサムもそれに関わります。手段が行為者が選んだ目的と関係するやり方と、
 二次的な結果の二つがあるが、二次的結果は間接的に意図するだけだという
ことにすぎないと。ご存知かもしれませんが、この二重結果説は応用倫理学でも、
時折、取り上げられます。医師が母親の生命を守るためには、胎児を犠牲にする
しかない場合、あるいは、その反対であっても、どちらかを犠牲にせざるを得な
いときに、医師は、二重結果説を持ち出さない限り、何をしても生命を殺害した
という責任を負わなくなければいけなくなりますから。≫

▼ この問題で、まず考えたのが、自分の人生。20歳時の授業で、夏休みの宿題
〔将来設計図の構築〕。 これを一夏で? 初めて将来のことを真剣に考える
ことになった。考え抜いた結論が、幼児の頃から見ていた両親の姿。ところが、
大家族の末っ子で甘やかされ、育ったこともあり、創業には最も向いてない?
無理に無理を重ね、精神破綻を、一日に二時間の読書習慣と、早朝の散歩や、
旅行などでストレス解消で何とか防いで、リタイアまで辿り着いた。そこには、
何かしら、出だしの選択が間違っていたのでは?という課題が突きつけられる。
 会社整理の問題も、然り。 残された人生で、自分の人生を肯定するか、
否定をするかの自己問答に直面する。これは、私だけの問題ではなく、万人の
問題でもある。ネット上に、同じ場面をオモチャにして幼児に差し出す動画が
あった。何と左側の一人の人形を、5人の人形に持ってきて、轢かせたのである。
「皆んなまとめてやっちまえ!」である。 人生の中で、私たちは、似たような
ことをしてきたのでは? と誰もが考える?はず。 まず数で一人の犠牲を
選択する。 ところが、この判断は、神の領域で、間違い。 神に祈って、
後は、神の御心のまま。手を下すべきでないが、識者の大勢のようだ。人生を
考えると、目先の数より、自然体で、ことを臨むのが正しいことは、自明。
しかし、その一人を、自分の意思に例えると、判断は、倫理の問題に触れる
ことが多くなる。 で、この問題の回答は見て見ぬふりになるが、何か、自己
嫌悪の問題になりそうである…? 植木等の『すーだら節』…だよ人生は、
「てなこと言われて、その気になって!」だから面白いのである。 
何とことはない。いずれにせよ、死んで3日も経てば、灰さよなら 。
虚空の彼方。あるのは「今、ここ、わたし」のみ。 

・・・・・                          
3556, 閑話小題  ―つれづれに                                 
2010年12月20日(月)
  * 朝の瞑想
 同月同日の10年間の随想日記の一部を、数日前から私のブログ
「バードウォッチ」に貼り付けている。字数制限があるので、毎日、カットを
しないと字数オーバーになる。これは、現在書いている文章が、つまらないと
将来の自分がカットするぞ!という警告になる。しかし、カットは身を削られる
気分になる。早朝5時過ぎに、前日に書きあげたテーマ日記の添削と仕上げ、
そして以前書いた9年分の文章を読み返し、カットする作業は、ある意味、瞑想。
独りで10年間の同月同日の自分の文章(エネルギー)に向きあうのは、
自分との出会いでもある。
  *「自分の人生が嫌になった、終わりにしたかった!」ー昨日のニュースー
 高校卒業して以来、10年フリーターで職を変えていた男が、無差別傷害をした
動機が自暴自虐の、この言葉である。10年前位まで、ウォーキングをしていると、
明らかに精神を病んでいる20歳代半ばの男が自転車に乗ってブツブツ言っていた。
ところが数度に一度、自転車で向かってきて直前で避けたリ、寸止めをする。
その間合いが、絶妙で怒るに怒れないで、一切無視。10年以上、それが続いたが、
ある日から突然、姿が消えた。全国的に子供が襲われる事件が相次いだ時期から。
その男が、誰かに聞いて欲しいのだろう「俺はジイサン、バアサンに潰された!」
と、呻きながら自転車で通り過ぎていった。いやに、その言葉が心の底に残る。
数年前の秋葉原の無差別殺人事件が、両親の弄りすぎだった。知人の多くは、長男
の話をしたがらない。嫁姑と同じく、人生の永遠の課題。旧約聖書にもある。 
  * 勘違い
 自宅の敷地内にある貸家の屋根裏にハクビシンが騒いでいたという話題を、
ここで取り上げた。そこで朱鷺を襲ったのがハクビシンと勘違いをしてしまった。
ある人に、あれは「テン」と注意をされ気づいたしだい。それにしても、
何でハクビシンが敷地内に? 雉や山鳩が時々見かけられるのだから、ハクビシン
もいても不思議でないが。そういえば数年前に熊も出た。鷺もいれば、鴨もいる。 
そうそう、変な布を羽織った類人猿もいる。

 ・・・・・・・
3921, 精神力ーその偉大な力 ー11
2011年12月20日(火)
  「 精神力ーその偉大な力  ー 」 ダン・カスター著
  * まず、自分を愛すること
【うまく他人に処するということは、他人を使うのではなく、まず私ども自身を
 使うのです。その後、相互の健全な協力を望むことです。他人と協調するには、
まず自分自身を愛し、自分を尊く思わなくてはならない。自分自身を尊ばない人、
自分を非難し、自分を蔑む人は、その蔑みや非難を他人に投入するものです。
そのために、他人から抵抗や非難をうけます。誰も、自分自身としっくりいかない
限り、自分を尊び、自分を健全に愛さない限り、他人を愛することはできません。
まず、自分を愛し、その上で隣人を我々と同じように愛しなさいと、キリストは
言ったのです。 利己的な人は、自分だけを愛します。彼が他の人を自分と同じく
愛することを学べば、彼はもはや利己的ではありません。健全の自己愛は他の人と
協調します。強い、健康な、活力ある、自尊心に富む人格が、他人と最もよく
やっていけます。 強い人格の人が、最もよく人を助けるのです。・・
詩人R・ブラウニングは言いました。「真理はわれわれの内にある。あなたがなに
を信じようとも、外のものから、それが高揚されることはない。われわれすべて
には深奥の中心点があり、そこで真理が完全に住場を得ている。そしてまわりは
壁また壁で粗雑な筋肉がそれを押し込んでいる」と。・・あなたの真の内部自己は、
知恵と威力を持っている。一度あなた自身を神性の実在として認めると、自分の
生活に方向をつけられると知られるでしょう。思考や態度や信念を通して自動的に、
体験のなかに善いものを持ってくるでしょう。・・私たちは習癖なしには生きて
いけないが、その奴隷になることもありません。習癖こそ召使いであるべきです。
私たちの中に建設的習慣を作りあげたとき、宇宙のエネルギーを得ることが
出来るのです。良い召使を多く持ちなさい 】
▼ まず自分を愛することが、人生の基本である。そのためには両親から愛情を
 充分に受けること。良い両親、家庭環境が必要条件になるが、充分条件ではない。
その人に両親のことを語らせれば、大方が分かるはずである。聞くに耐えられない
ことを言う人を度々見うけるが、自虐でしかないのが分からない。
この「まず自分を愛しなさい。そして同じように他人を愛しなさい」の箇所が、
いやに印象に残って、私の生き方を変えた。聖人を除けば、自愛なくして他愛は
不自然になる。ところが多くの人は、自愛なくして、他愛に気持ちが向かうため、
相手に拒否をされる。真の自愛がないのは自立してないということである。 
殆どの愛は突詰めれば、自愛の変容。強すぎるのも問題だが。 自愛のほど!
・・・・・・
6125,閑話小題 ~「人生下り坂最高」
2017年12月20日(水)
   * 下り坂の良さは、上り詰めてこそ
 この数年の朝の団欒は日野正平の『こころ旅』を見るのが日課
番組は7年前からというから、私の早朝のチャリ散歩を始めた一年後になる。
日野のカメラ目線が当然のことながら全く同じ。私の場合は、安全を考えて、
95%が土手と、バイパスの側道。そこは野鳥、とりわけ渡り鳥が多い。
『日野正平』といえば、女性遍歴が多彩。若かりし日には、芸能界の半数は
何らかがあったと噂されていた。 道路上で交差する可愛い女性をみると、
何故か同調?し、自分でも話しかけたくなる気にさせる。
 日野の女性遍歴を調べると、
新藤恵美』『小鹿ミキ』『紀比呂子』『ホーン・ユキ』『りりぃ』 
西川峰子』など…。この人達の前に、一般人と結婚&離婚(1男1女)
をしている>とある。 この人の偉いところは、共演者の中でも二番手、
三番手に行って、一番手の女優は、主役級の男優に譲ったという。
 BSとはいえ、平日の朝昼晩に3回も放映をする、朝ドラ並みの人気。
団塊世代が定年を向かえ、家の中で燻っている人向けに丁度良い内容。
『下り坂の良さは、上り詰めてこそ』と、嘯いていたが、彼が上りつめたか
どうかは別にして、登り路を上りつめたればこそ「下り坂最高」の味が滲み
でている。
追文:本当の本当、驚いた! 去年の同月同日に「日野正平」を書いていた。
 残念?なことに、去年の方が勝っている? 決して今日の方が、昨日より
進化していない… いや退化ですか? 
 その、野際陽子も、この6月に肺ガンで亡くなった。 享年81歳。
彼女の霊に呼ばれたのかも? そう考えて読むと、少し違う感覚になる。

――
2016/12/20
閑話小題 ~「若い時、お世話になりました」 ~①
          日野正平 ~野際陽子対談
  * オナペット Ⅰ
 何気なくまわしたTV画面に、二人が出てきた。この数年、毎日のように、
全国のサイクリング番組に撮影隊ともに5人で走り回っているが、これが
名脇役の日野兵平、その顔がサドルについたカメラからアップに映しだされ、
自分が一緒に走っている気にさせられる。
 冬期間を除く8ヶ月間、6~7時までの一時間、雨天以外は自宅からバイパスを
通って、信濃川にある長岡大橋から大手大橋を一周して帰ってくるが、まさに、
あれ! もうじき、8年になるが、これが精神的な毒だし(デトックス)に最適。
これに加えてスポーツジムのヨガを年150~200回、参加しているため、精神的
には至って健康な筈だが…? ~で、検索で野際・日野対談 で入力すると~
< 週末の土曜・日曜18時から二夜連続の、『ザ・インタビュー』。
 時代の「トップランナー」と人間洞察のプロである「インタビュアー」
との手に汗握る真剣勝負の全く新しい感覚のドキュメンタリー番組。
  12月17日(土)ゲスト×インタビュアー
 ~火野正平(俳優)×野際陽子(女優)~
インタビュアーは、火野と何度も共演経験のある女優・野際陽子が務める。
火野へのインタビューが決まった後、野際は初共演したことを鮮明に思い出した
という。当時、火野は20代後半、数々の浮名で“芸能界一のプレイボーイ”と
呼ばれていた時期だった。まるでその場を見ていたかのように、当時を話す野際
に、さすがの火野もタジタジの様子…。ただ、有象無象のスキャンダルの中、
素顔を間近で見て来た野際は、なぜ女性たちがひきつけられるのか、その理由を
感じ取っていた。
 12歳の時、児童劇団に入り、俳優人生をスタート。あまり知られていない
子役時代のエピソード、本名の二瓶康一から火野正平への改名、そして出世作
なった大河ドラマ国盗り物語」の話まで…昔話に花が咲く。
近年、火野がずっと渇望しているのが、“芯”のある時代劇の復活。
必殺仕置人」「長七郎江戸日記」など、多くの名作に出演してきた火野は、
作品に情熱を注ぐ多くの名優やスタッフたちのエピソードを交えて、時代劇への
熱い思いを語る。この先やってみたいと考えている時代劇のアイデアも披露。
その題材は「忠臣蔵」。少し違った角度から見た赤穂浪士の討ち入りは、野際も
「面白そう」と太鼓判を押す。
 そして、プライベートの話題へ。火野は30年以上、夏の1カ月をハワイの
カウアイ島で過ごしている。大自然の中、“何もしない生活”とは?
近年は、自転車で全国を巡る番組で見せる飾らない人柄が人気を博している。
自転車に乗ることで気付いたこと、変わったこと、素直な今の気持ちを明かす。
そして最後に、これからやってみたいことを教えてくれた。野際はもちろん、
番組スタッフも、ぜひ見てみたいと思った火野の願いとは? 抱擁で始まり、
抱擁で終わった今回のインタビュー。笑顔の絶えない温かな雰囲気の中、
素顔の火野正平があぶり出されていく! >
――
▼ 若いころの番組で、遊び人の先輩たちが、「日野正平を救う会」があったと
 告白。何からといえば女狂いである。全国巡る自転車番組の中で、少し美人を
みると、何気なく口説いている。いや褒めている。それが、当然のようにだから、
嫌らしさがない。 過剰の場面はカットしているのだろうが。
渡辺淳一ではないが、「気楽に誰でも褒めまくれ!」が、モテル秘訣というが。