閑話小題 ~コロナ禍後の行末は ~3

 

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 今回のパンデミック禍が、100年前の、それより小さい規模と誰が言えるのか。
第一次世界大戦+経済恐慌+第二次世界大戦の規模なら、人類滅亡も視野に入れ
なければならない。 …トランプ、プーチン、習主席の顔ぶれがあまりに悪い! 
「第二波」シナリオの可能性ゼロというが、そうだろうか? 筆者を知らないが、
立場が言わしめているのだろうか。その中で、日本の感染が世界の先進国に比して
異様に少ない。異様な位に潔癖な清潔な生活習慣が、そうさせているのか。
リタイアの身分が、幸いしているが、前線の悲鳴が聞こえてくるようだ。
中小・零細企業だけでなく、大企業も例外なく人員整理が始まる。
 社会問題が、これから表面化する。

 ≪  * 「第二波」シナリオ
 未来のシナリオ:現在の都市封鎖が緩和されると、すべてが元通りになった
ように見える。ときどき局地的に流行したり、引き続き多少の感染者が発見された
りするが、基本的には今にも消えそうな小さな炎のようなものになる。しかし、
季節性化し、秋が到来すると、だれも予測せず兆候も見えていなかった予想外の
第2波が突然襲ってくる。そう、あのスペイン風邪のときと同じだ。
市場と多数の政治家が想定していると思われる実現確率:0%。
現実的な可能性:筆者もこのシナリオが現実になる可能性は非常に低いと思う。
 ―
  * 「連鎖」シナリオ
未来のシナリオ:これは、まったく別のシナリオというよりも、上記のシナリオ
の二次効果。「連鎖」シナリオでは、新型コロナウィルス感染症が引金となって、
まだ最初の危機に対処している間に、連鎖的に別の重大な危機が発生する。
例えば、米国で今年11月の大統領選を延期しようとして、憲法の危機が引き
起こされ、米軍の介入が必要になるといったことが想定される。他にも、食料
価格が世界中で高騰した結果、多くの国々で食糧不足、暴動、革命が起こる
可能性もある。あるいはブラジル、ロシア、インドなど、新型コロナウィルスの
被害が特にひどかった国が崩壊するかもしれない。
市場と多数の政治家が想定していると思われる実現確率:0%。
二次効果はそもそも市場や政治家が制御できるものではない。 ≫

 ――
▼ 宿泊業を30年間、実業して会社清算を10年前にした経験から、これが如何に
 大打撃かを肌身で染みているため、悲観的になる。バブル崩壊、9・11テロ、
湾岸・アフガン戦争、地元の中越地震柏崎刈羽地震リーマンショック
東北大震災と次々と大波が押し寄せて事業断念をしたが、これには30年スパンが
あった。しかし、このパンデミックは、それが、あっという間に押し寄せてきた
ため、ただ楽観論を信じざるを得ない。「赤信号、皆で渡れば怖くない」の
バイアスが支配的。赤信号ではない、これは。バブル崩壊から10年間で、23の
都市銀行が、3つまで減った。首もと過ぎれば… 考えてみれば、よくぞ乗越えた!
その間に日本の経済力は激減。七転八倒。 こうなると、この経験が生きてくる。
声高だけに、この危機について書いているが、45年間の創業人生を生きてきた身。
様々な津波が押しては曳いてきた。そのどれよりも、これは遥かに大きいため!
 誰も、パンデミックに巻き込まれるか否かは、個々人に平等にある。それでも、
余裕が有るかで天地ほど変わってくる。 この7つのシナリオが、時点を変えて
くるのだろうが… 昨日、図書館に返本のため行くと、土曜日に関わらず人数が
皆無。…考えてみれば、これが当然。年金生活もあり私の感覚が鈍い!ということ。

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6699,閑話小題 ~反語法
2019年07月19日(金)
        『オリガ・モリソヴナの反語法 米原万里(著) 』
 面白い本である。以前、図書館で借りた『嘘つきアーニャの真っ赤な真実
の姉妹書と位置付けられる内容。『反語法』は、確か50年前の学生時代に知った
思考法で、誰かに誤解されてから注意をして使ってきたが、知らない人は、何に?
と眉をたてるだろう。右翼が、時の総理・竹下登に対して街宣車で褒め殺しに
使った手法があった。 言われる立場としては、あまりに真実を突く効果がある。
田中角栄を裏切り、それを土台に権力を奪った政治手法を揶揄したもの…? 
『逆も真なり』の真は、それは毒気を含む。一般に言うところの世間話が、ほぼ
嘘であると、ここで繰返し述べてきたが、5k圏をテリトリーとしている人達には、
由々しき言説になる事由と相成る。
 ここで、<反語法とは、つまり「言ってること」の逆の意味が「言いたいこと」。
先生が「美の極致!」と言ったら、それは最高級の罵倒「醜くてしょうがない!」
という意味。先生が「天才」と言うのは、「うすのろ」の意味をなしていくのが
特徴的。「ああ神様!」から始まるこのセリフ、反語だと理解したら恐ろしい。
が罵倒は酷くても、おもしろくて美して… >
 ――
 内容紹介
ロシア語通訳の第一人者としても、またエッセイストとしても活躍している
米原万里がはじめて書いた長編小説。第13回ドゥマゴ文学賞を受賞した。
1960年代のチェコプラハ。主人公で日本人留学生の小学生・弘世志摩が通う
ソビエト学校の舞踊教師オリガ・モリソヴナは、その卓越した舞踊技術だけで
なく、なによりも歯に衣着せない鋭い舌鋒で名物教師として知られていた。
大袈裟に誉めるのは罵倒の裏返しであり、けなすのは誉め言葉の代わりだった。
その「反語法」と呼ばれる独特の言葉遣いで彼女は学校内で人気者だった。
そんなオリガを志摩はいつも慕っていたが、やがて彼女の過去には深い謎が
秘められているらしいと気づく。そして彼女と親しいフランス語教師、彼女
たちを「お母さん」と呼ぶ転校生ジーナの存在もいわくありげだった。

 物語では、大人になった志摩が1992年ソ連崩壊直後のモスクワで、少女時代
からずっと抱いていたそれらの疑問を解くべく、かつての同級生や関係者に会い
ながら、ついに真相にたどり着くまでがミステリータッチで描かれている。
話が進むにつれて明らかにされていくのは、ひとりの天才ダンサーの数奇な
運命だけではない。ソ連という国家の為政者たちの奇妙で残酷な人間性
そして彼らによって形作られたこれまた奇妙で残酷なソ連現代史、そして
その歴史の影で犠牲となった民衆の悲劇などが次々に明らかにされていく。

 物語の内容や手法からすれば、この作品は大宅壮一ノンフィクション賞作品
嘘つきアーニャの真っ赤な真実』の姉妹版であるといえる。しかし読み
終わったあと、ときにフィクションのほうがノンフィクションよりも多くの
真実を語ることができる、ということに気付くに違いない。(文月 達)
 ――
▼ 私の文章作法の特徴は、最後のオチ。元もと考えていたのではなく、即興。
 それが、自然と出てくるので自分自身が、楽しい。これも即興の『反語』?
釈迦の説法を何?ひとつで、カマスのだから… ところで、安倍・自民党
『反語法』で揶揄を始めたら、それはそれは… 内容は今度の機会に!
過去の経験からして効果甚大すぎるため、連合いでゆめゆめ実験しないこと。
例えば …恐ろしいので、ここで終わり! あの人、それにしても素晴らしい!

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6336,閑話小題 ~つれづれに哲学=限界状況
2018年07月19日(木)
 人生の最終段階で振返ると、20,30,40歳代は常に「限界状況」である。
一年一年、立ち位置が面白いように変わり、その時々の判断が極限の限界状況で、
崖っぷちの縁を歩いているような日々である。現在、事業生活から解放されて、
年金生活で比較的安定をしている。しかし、老齢が進むにつれ、深刻な限界状況
にあるのだろう。とは言え、心配し過ぎでは、面白みが減ってしまう。
私にとって、厳しい現在の日常のスケジュールを熟さなければならない?会社
清算で終わったことがベストだったと、考えるしかない限界状況である。
 ネットで、『限界状況』を検索すると…

《 限界状況とは、カール・ヤスパースの実存哲学における用語のひとつで、
 ヤスパース哲学の起点となった基本概念。
【現存在としての人間が、いかなる人間の力や科学の力をもってしても克服でき
 ない、逃れることのできない状況、すなわち、これは人間を限界づけている
普遍的な状況である。死、苦、争、責、由来、偶然など、われわれの日常的現実
を粉砕してしまう状況のことである。】
 -概要ー
限界状況とは、具体的には、
・自分はいずれ死ななければならない(死)とか、
・思い悩むことから逃れられない(苦悩)とか、
・自分は闘わなければならない(闘争)とか、あるいは、意識的にも無意識的
 にも罪を犯すことから免れない(罪責、原罪)ということである。
これらの状況は普通の状況と異なり、変化することがなく、意志や努力によって
変えることのできない、人間存在にとって巨大な壁となって立ちふさがる状況で
あり、人はただそれに衝突し、挫折するほかない。それは時代や民族、あるいは
どのような個人にとっても免れることのない点で普遍的である。

限界状況の典型例が「自己の死」である。人は、それに突き当たることによって、
各人がそれまで意識していた自己自身の存在に対する確実性の挫折を自覚させ
られる。ヤスパースによれば、人は普段は気晴らしなどにふけることによって、
実はすでに前提として限界状況のうちにあるのだということを忘れてしまって
いるとしている。そして、壁に突き当たって挫折する経験は、人をして頼るべき
もののない孤独と絶望とに突き落としてしまう。しかし、このように限界状況に
直面したときにこそ「実存的まじわり」や「超越者との出会い」によって、人は
実存に目覚めるのであると主張した。

◉ 歴史とのかかわり 
ヤスパースは、紀元前500年前後の数百年にわたって展開された「枢軸時代」に
おける事実とは、「限界状況における人間存在の原則が突如として出現した事実」
にほかならないと述べている。その事実を「破開(ドゥルヒブルツフ)」と形容
している。そして、これは世界中のいたるところで現れたものではなく、
3つの源流が占める狭い空間、すなわち中国、インド、西洋(主にギリシャ
パレスティナをさしている)から生じた歴史的事実であることを強調している。 》


▼ 人生の節目には、何故かチャンスがあった。限界状況が自らが磁石になって、
 周囲を動かす力が発動する。問題は状況判断と、決断である。7年前の事業整理
を決断した瞬間、異様な力が発動してきた。その力と、勘に従い、一つひとつ、
一日一日を熟すことに、面白さが出てくる。そして、明らかに白石だったのが、
黒石に変わっていく事態を愉しんでいる自分がいる。小さな個人の『限界状況』
である。そこで内なる「超越者」の出現と、交わりが生まれてくる。 周辺の
視線と、内なる実在としての「超越者」の段差が、何とも面白く、快感になる。
良いか悪いかは別にして、そのままを文章化して、ここで公開してきたが…
実在的交わりを自分に、読者に求めていたことになる。実在だからこそ、シリアス
になっていく。だから、日々が充実し、感覚が研ぎ澄まされる。現在を重ねてきた
過去に向合わざるを得なくなる。そして『日々、是、好日(口実)』になっていく。
51歳時に、<還暦までの9年間に30年分を生きる!>と決断し、実行したが、
これは、自らを限界状況を与えたことに。節目での予定挫折を「予定・至高体験
にしたことになる。この9年間は「限界状況」であった。私にとって、60歳代、
70歳では「時、すでに遅し」である。その人たちが、蛇蝎のごとく罵声を浴びせ
たくなるのは、当然である。知らぬが仏も、また良いことである。誰もが、そう
だからである。たった一人の限界状況では、他人様の、それは見えてきませんか?
 ワールドカップの中で多くの「限界状況」の中での奇跡と「至高体験」が
多く見かけられた。


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4507, どうせ死ぬなら「がん」がいい ー2
2013年07月19日(金)
      『どうせ死ぬなら「がん」がいい』近藤 誠 (著), 中村仁一(著)
 対談ということもあり、目次の小項目がテーマが、ずばりキーワードである。 
これを並べれば概要になる。どれもこれも、今までの思い込みと真逆な内容。
「ガンは悪性なら助からないし、良性なら助かる」それが分かってない。
それを延命させようとしただけ苦痛を与える。自然死こそ本人のため。
私も20年にわたり毎年、胃腸や肺を胃カメラやCTスキャンなど半日検診を
欠かさず受けてきた。結果からすると、2~3年に一度でよかったのでは?
必要がなかった? 早朝ウォーキングを毎日一時間以上を続けてきたことと、
ストレスを溜め込まないことが、私の健康法だった。
   一章 がんの誤解を解く 
・どうせ死ぬなら「がん」がいい 
・治療しなければ、がんはけっこうな病気
・がんが痛むのではない。治療で痛むむ 
・がんの9割に抗がん剤は無意味
抗がん剤が「効く」とは、しこりが一時小さくなるだけ
・「腫瘍内科医になるのは、おやめなさい」の意味
・ひとりも痛まない老人ホームの「がん放置患者」   
胃がんも肝臓がんも放置すればラクに死ねる
・手遅れの幸せ。安らかな自然死           
・がんの9割は「末期発見・治療断念」「放置」がいちばん
・家族ががんだとわかったら   ・人間ドックを受けたために、がんで玉砕
・いくらでも見つかる「潜在がん」「がんもどき」   
・がんの集団検診をやめたら、がんが減った"
・この半世紀、日本人の融がん死亡率は変わっていない 
・姉の乳がんが「乳房温存療法」「がん放置療法一のきつかけ
・150人以上の「がん放置患者」を謬て理論と事実が一致 
・本物のがんと「がんもどき」・本物のがんは、見つかった時点で転移している
・「早期がんを手術で取ったから助かった」の誤り
・手術は「人工的な大けが」。傷口が痛み、がんがはびこる 
・スキルス胃がんも切らない方が余命が延びる 
・「抗がん剤が効いた」という論文のカラク
・腹永も消える、安らかな自然死  
・「治僚しない」ことに耐えられない日本人 
・「やるからには徹底的に」が医者の性格
・手術で大きな後遺症を抱えて寿命が縮む        
・症状のない前立腺がんを放射線で虐殺
・放置すれば最後まで痛まない胃がん、肝臓がん、食道がん、子宮がん
・消えるのは「がんもどき」。末期がんからの生還例はない 
・1%の可能性だけ見て99%を考えない"
西行が桜の下で死ぬ夢を叶えるためにしたこと      
・治療を拒み、飲まず食わずでスーッと逝った"
・食べないから死ぬのではなく「死に時」が来たから食べない
▼ どれもこれも「ガンを老いの病と捉え、抵抗をしないで、従うしかない」
 ということ。西洋医学に限界と無理がある。目先、医療知識のない患者は、
医師の方針に従うしかなく、恒例の手術か、抗がん治療に入っていく。誰もが
自然死を選ぼうとしないのは自然の成り行き。で、管に巻かれて悶え死んでいく。
 「この論を信じるべきか?」で、真逆の真逆の論?「がんで死なない生き方」
中川恵一著を借りてきた。 

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4133, 「夏目漱石の自己本位」 ー2
2012年07月19日(木)
          『定年後 ー豊かに生きるための知恵』 加藤仁著
「自己本位」が無作法に行われたら人間社会は成り立たない。そこには当然、
心得がある。それを厳格に守るのが個人主義。我々は社会の中に生きている。
社会にはルールや心得がある。それを知った上で自己本位で生きて
いかなければならない。
   * 当然、「自己本位」に心得がある!
≪「他人本位」から「自己本位」に生き方を転換するには、
 三ヵ条を心得ておかねばならないと漱石は言う。
第一に、自分の個性の発展を遂げようとするならば、
  他人の個性を尊重しなければならない。
第二に、自身が有する権力を行使しようとするならば、
  それに付随する義務を忘れないこと。
第三に、自己の金力を示したいのであれば、
  それに伴う責任を重んじなければならないことである。
 講演の最後に、漱石はこう言いきっている。
《 ただもう一「つ御注意までに申し上げて置きたいのは、国家的道徳という
ものは個人的道徳に比べると、ずっと段の低いもののように見える事です。
元来国と国とは辞令はいくらやかましくっても、徳義心はそんなにありゃ
しません。詐欺をやる、誤魔化しをやる。ペテンに掛ける、滅茶苦茶なもので
あります。だから国家を標準とする以上、国家を一団と見る以上、よほど低級
な道徳に甘んじて平気でいなければならないのに、個人主義の基礎から
考えると、それが大変高くなって来るのですから考えなければなりません。》≫
▼ 漱石は「自己本位」という金鉱を見つけたことで、その後の進むべき道を
 見い出した。聴衆に対して「もしどこかにコダワリがあるなら、何かを掘り
当てるまで突き進むと、各人各様にもって生まれた個性がそこにぶつかり、
初めて腰がすわる。そこに腰を落ち着けて前進していくと、個性に磨きが
かかり、発展し、幸福感と安心がもたらされる」と、説く。このことは定年
退職者にも、同じく当てはめることが出来る。若さを失う要素の一つは周囲に
流されやすくなり、他人本位になることがある。まだ江戸時代の滅私奉公の
気持ちが抜けきらない時代に、「自己本位」を言ってのけたのだから、驚いて
しまう。単一民族で、島国では、互いを大事にするあまり他人を意識過ぎて、
自分を確立する機会が減ってしまう。特に勤め人は孤立に弱い。

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5969,閑話小題 ~ヨガの話 -1
2017年07月19日(水)
   * ヨガ・インストラクターの年収
 20歳代の半ば頃に一年間寄宿していた姉の娘と、葬式で久しぶりに話をした。
結婚をして、フラメンコや、ヨガの先生をしていると聞いていた。
<この5年半で、週に3^5回、合計すると千回位は参加してきた。ところで、
 収入は一回あたり一万円位? 月収20万? 先生になって、どの位? >
に対し、本人、<先生になって10年。趣味レベルのため身分はフリーで、収入
は月20万や、一レッスン1万には程遠く、せいぜい2500円~5千円の世界。
それも時間枠とか、内容で大きく変化する。スポーツジムの正社員が、ヨガの
資格をとってプラスのキャリアにするのが、一番、良いのでは> と、至って
クール。 【ヨガインストラクターの年収】と、ネットで検索すると、 
【ヨガインストラクターの年収】と、ネットで検索すると、
《  ヨガインストラクターの年収は、
 平均年収:320万円でした。(求人統計)
 平均給料:20万円~26万円
ヨガインストラクターの平均年収の範囲はおよそ290~350万円
最大年収:約380万円
※ 個人でヨガインストラクターの仕事をこなす場合は、
「講義1本あたりいくら」という形で報酬を得ることになります。
1レッスンが1時間程度で3000円〜5000円が相場。
 平均1日に2回レッスンが行われているので6000円〜1万円の収入。
さらに自分でヨガ教室を開いているヨガインストラクターの場合は、
人気があれば生徒さんも多く年収も当然ですが高くなります。 》

▼ 姪の場合、生活費というより、趣味的に自由に稼ぎたい範囲のようで、
 切実さは伝わってこないが、スポーツジムのインストラクターをみる限り、
上記のレベルは納得。常に、リフレッシュの変化が求められている。しかし、
内容は基本的に9割は同じ。私の通うジムのヨガの定員が50人で、ほぼ満席
で埋まる。さして広くないスタジオに50人が会したヨガは、その気の集合が、
そのまま伝わってくる。市内のSJが次々と開設されているため、競争が激化
しており、それぞれが特化している。現在はヨガ・ブームもあり、連日、満席。
週5日のうち3日間は、一時間前に、予約チップを取りにこないと、参加
できないのが実情。50人を相手に45分間。エネルギーを取られるだろうが、
2人の先生は、何か非常に楽しそうである。毎日が充実し、楽しいのは、
この文章の完成と、早朝の自転車散歩と、ヨガと、TVの映画とドラマの、
観賞と、上手い晩酌のため。特にヨガは、大きな柱になっている。
 ヨガの目的は、瞑想をスムースにすること。瞑想とは、閉じこめられた五感
世界からスリップをすること。 成るほど、毎日が面白いはずである。

・・・・・・
5604,閑話小題 ~これは既に戦争
2016年07月19日(火)
   * これは既に戦争
 今度はトルコでクーデター騒ぎである。未遂に終わったとしても、数百人は
死んでいるだろう。首謀者と思われる男がTVで反乱軍に降伏のメッセージを
読み上げさせられていたが、よく見ると顔が生々しくはれていた。早そうに
死刑になるだろうが・・ 欧州にいる中東難民の多くを、トルコが資金援助の
見返りに引受けることになった。それらの警備負担は、軍隊や警察のみならず
市民にも重圧としてのしかかる。パリ市内の二つのテロ、ベルギー空港テロ、
バングラデッシュ、ニースのテロ、そしてアメリカ国内にもテロが拡大した。
これは既に戦争である。 これが、国内の治安に危機感を持ったトルコ軍の
クーデター未遂事件につながった。日本国内に及んでないが、どうなることやら。
 決死の爆弾テロは、防ぎようがない。その背景には、情報端末の進化がある。
パソコンゲームに、銃撃の戦闘場面ものが多くあるが、これも、テロの首謀者
にとってシュミレーションそのもの。テロ完遂をゲーム化して、徹底して洗脳
すればよい。たとえば、「カメラ付きドローン」に爆薬を積込み、目的地に
突っこむテロは防ぎようがない。アメリカの総体的な力の低下と、エネルギー
に占める原油の価値の低下と、情報機器の普及が原因。こうなると、アメリカも
保守派の力が増す。もしかして、トランプが大統領の可能性が出てくるが・・
世界は、どんどん壊れていく。その中で、借金大国の日本は、清算を迫られ、
一強多弱の貧富の差が、さらに大きくなる。