閑話小題 ~自粛要請と自粛警察

   

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    * 自粛と要請と自粛ポリス
 「自粛要請」に「不要不急」「ロックダウン」「3密」たる言葉が、この新型
コロナの一連の中で、度々、目に入ってくる。細菌対策には、その経路を断つ
など、3密状態の場に行かないことが求められる。人の行く道さえ… 花の山!
さえ守っていれば、それはそれでが… が、否定されたため、混乱して当然。
世の中の3分の2は、こういう「世人」で占められている。
  ~「自粛要請」をネットで検索すると…
新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言後に、行政による
外出や営業などの自粛要請に応じない個人や商店などに対して、誤った正義感や
嫉妬心、不安感から私的に取り締まりや攻撃を行う一般市民やその行為・風潮を
指す俗語。自粛はあくまで自分の意思で行うべきものであり、他人の行動に干渉
すべきではないにも関わらず、他人を密告したり噂話を広めたりする行為は
日本の第二次世界大戦下の風潮を連想させる。
 外出の自粛、イベント開催の自粛、施設の使用停止等に関する要請の内容は、
特措法や緊急事態宣言の内容等を踏まえ、新型コロナウイルスのまん延を防止
するため、知事が内容を決定する。>
 ――
▼ 現象世界だけ、500m世界だけに生きると、外の世界の出来事のイメージが
 湧かなくなる為、 同調圧力のストレスが原因で心理的視野狭窄になりがち。
そこで、異端者を探しだす「自粛ポリス」の刑事役の世人が茂みから這い出て
くる。俗にいう子狐である。 …日本の、この体質を知らない海外からみるに、
パンデミックの対策の甘さが指摘されたが、世界で、スエーデン、台湾に次ぐ
ほど、一波を無難に切抜けた。 これはマスク文化と、自粛文化と、島国文化
が成せるワザ。問題は、これから続く2、3波である。

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5184,世間の捨て方 ー①
2015年05月25日(月)
         『世間の捨て方』ひろさちや
 常日頃から〈『世間』という妄想と、その害毒〉について何度も論じて
きた。それを、この前書きで、そのまま、理路整然と書いてあった。
 20歳で、創業的人生を選択した時から、悪くいえば「自己中心」の生き方に
徹してきた。大部分の人が、何か得体の知れない模範的良い人を求め、他人の
視線を気にして日常を過ごしていた。そんなものは、転勤か、転職をすれば、
何とことはなく過ぎ去っていく事象でしかない。そして、人生の最終になり、
その妄想に気づいて慌てふためく。いや、気づきもしない人が大部分だろう。
そして、やらなかった後悔、出来なかった後悔に涙する。 以前、取上げた、
ある担任の先生が私に吐露をした、「自分には人生が無かった!両親とも教員で、
自分も教員を半ば強制的に歩んできた。定年になった現在も、90歳になっても
健在だが、何事も無い人生ほど詰まらないものはない!」と、かなり強い
初老性鬱病の前段階。一番身近な親たる「世間」の犠牲者である。
  ~まえがき~より
≪ 「俺はどんな女も口説き落とせる」と豪語する男がいました。ところが
 彼は、ある女性から肘鉄を食らった。「きみも失敗することがあるんだね」
と言う友人に、彼はこう言いました。「なあに、あれは女じゃなかった」
 こういう人を世間では「自己中心」と呼ぶようです。
では、「自己中心」の反対は何でしょうか? わたしは、それは「世間中心」
だと思います。普段、わたしたちは「世間中心」で生きています。
無意識のうちに世間を気にしているのです。世間に気兼ねをしています。
 子どものころから、わたしたちは、
「そんなことをすると、世間の人から笑われますよ」と・・
「世間の人から褒められる人間になりなさい」「立派な人になりなさい」と
教えられてきた。つまり、世間の「期待」に応えることが求められていたのです。
しんどい生き方ですね。よく考えてみてください。世間の「期待」に応えると
いっても、その「期待」が何なのか、あなたに分かっていますか? 
企業が「期待」する模範社員は、おとなしくて、あまり自分の意見を言わず、
仲間と協調する人間でしょうか? それとも、独断専行的ではあるが、行動力
のある人間でしょうか? 場合によって違っています。とすると、あなたが
企業の「期待」に応えるためには、場合に応じて自分を変えねばなりません。
どう変えればよいのかさっぱり分からないままに、ともかく自分を相手に
合わさねばならないのです。 疲れますよ。そんなことをしていると、
人間失格になってしまいます。だから、世間を捨ててしまいましょう。
世間の「期待」なんかに応えなくていいのです。
 だいたい優等生というのは、相手の「期待」に応えようとして、うじうじ
悩んでいる人間です。いままでの時代は、そんな人間がある程度幅を利かせて
いたかもしれません。でも、これからの時代、世の中がどう変わるか、誰も
予測できません。とすると、優等生的生き方をしていてはだめなんです。
「世間中心」ではなしに、もっと大胆不敵に「自己中心」でいきましょう。
たとえば、学校の試験において、かりにあなたが不合格点をつけられたら、
「あんな問題を出すなんて、教師がまちがっている」と言えるぐらいの人間が
いちばんいいのです。あなたが働きやすい場所でなければ、それは会社が悪い
のです。会社の管理職は、あなたがもっと働きやすい組織形態に会社を変える
必要があります。そう思えるようになるのが「自己中心」の生き方です。
 本当にお先真っ暗な時代です。こんな時代を生きるには、世間に気兼ね
していてはだめですよ。だって、世間のほうがどうしてよいか分からず、
われわれに気兼ねしているのです。わたしは、いまの時代をそのように
読んでいます。本書において、わたしは自己流の時代の読み方に従って、
われわれの今後の生き方を考えてみました。これまで誰も言わなかった
ことですから、きっとあなたの生き方の指針になると思います。・・ ≫
▼ 母親が亡くなった財産分与の話合いの時に、姉四人が、私に
『何で特別に、アナタだけが、学生時代から、何ごとも自由に許されて、
したい放題。私たちは両親の監視下で、何にも出来なかった。あまりに
理不尽過ぎる。特に父親は厳しすぎた。しかし、あなたに甘い』と、
あたかも、私が父親であるかのような怒りをぶつけていた。厳しかった
父の姿を見てきたこともあり、両親を含めた「世間様」とは、心の奥で
一線を隔した内省的な性格になっていた。 で、このザマだが、自由に?
生きられた充実感は、何ものにも勝る。今日は、「ひろさちや」の過去分
の読書日記を、以下にコピーした。 改めて読んでも、納得する内容。

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6644,閑話小題 ~「おばさん」の話 ―3
2019年05月25日(土)
    * こてこての「大阪のおばちゃん」
 「おばさん」といえば、「大阪のおばさん」に代表されるこてこての
「唯我独尊」の塊りの女性。 「えげつなさ」が、その最たる特徴。
だが憎めなさも兼ね備えてある。その中和したところが「おばさん」。
  ~ ネット検索をすると
《 ・見たことのないような派手な服装
 ・基本はママチャリに乗ってお買い物。
 <カゴの中には大根や白菜など、スーパーで購入した物がたくさん
 入っていることが多い。大阪市内は平坦な道が多いため、ママチャリ
 でも楽に移動ができます。>
・自転車のベルはフル活用
・安く買えたことを自慢する
・お世話好き
・ポケットティッシュがそこらじゅうに
・会話は漫才のよう
・飴玉は飴ちゃん
 <飴ちゃんは大阪のおばちゃんのコミュニケーションツール>
・行けたら行くわ
 <気が進まないお誘いに対して「行けたら行くわ」と言う。
  他府県の人からすると、他に予定が入っていなければ来てくれるもの
  と勘違いをする。同じような使い方で、「できたらやるわ」もある。
・ファッションといえば虎柄。また原色が好き
・いつも陽気で世話好き。口汚い聞えよがしの悪態。

▼ 上記の特徴の要素の多くを、「おばさん」がもっている。
 大阪は昔から商人の町。商売人は明るいコミュニケーションが必要。
 その中にあって、大阪のおばちゃんは憎めない明るい存在。目に浮かぶ。
「好かれ、嫌われの塀の上の住人」だが、そこは何処か憎めない関西人
の特徴を磨いてある。…そして「意地悪ばあさん」に知らぬ間にあいなる。

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6281,閑話小題 ~ビデオ撮影の恐ろしさ ー4
2018年05月25日(金)
 
  * 監督・コーチサイドから(架空対談)
ポン督: 何で、こんなに騒がれるのか? アメフト部は集団格闘技。
   ドツキのぶつかり合いの世界で、如何に潰すのが 隠れテーマだろう。
  綺麗ごとは誰にも言えるがね。そこで優勝するには、短期、中期的に
相手を負傷させる、それもQB(クオータ・バック)を狙うのは当然だ。
  問題は、ドサクサに紛れてやり、証拠を残さないことさ。 理事長がさ、
 暴力団と懇意でね。まさか、録画に撮られていたとは、運が無かったのさ。
 執行猶予の付いた有罪で、後は野となれ山となれか。
ポンコチ: トップの息のかかった人から、一切を被ってと暗に言われてきたが、
  自分の生命の危機がね… ここは地の果てナイジェリア。都会としても、
  特殊社会だもの。結局、俺が背負うしかないのかな。消されるよりマシか。
  でも、あまりに過酷で受止められないよ、これは。日頃、選手に根性論を
  しつこく説いてきたのに、立場が逆転さ。
颯太: 20歳そこそこの学生が、自らを露出して単独の記者会見だろう。 
  そうでもしないと、負傷した相手に詫びたことにならないとね。それに対し、
  本学の常務がさ、あの無様な言訳、そりゃ、OB、在校生は怒るわ。
ポン太: 誰も言わないけどさ、負傷した学生、3週間になるじゃない。
  退院した頃だろう。アメフトなら、負傷は付きもの。ここまで騒ぐのも。
  問題になっているのが日大の体質と、アメフトの王者の驕りでしょう。
ポン督: 男らしくないというけど私でも、あれは行き過ぎと思うよ。
  他人事に聞こえるけどね。でも表立たたなかったら、良くやった行為か?
颯太: その日か、翌日に謝りに行けば、何でもない日常の出来事だったのに。
  何もしないから、こうなったんだ。それが日大の体質なら、起こるべきして
  起こった問題だね。自分でも、何か憂鬱になるよ。この事件は。これじゃあ、
  マスコミの餌食さ。自民党には丁度良い、目くらましさ。何か日大と、自民
  体質が酷似しているな。ポピュリズムの最たるマスコミの攻撃対象の分散に…。
ポンコチ: 今までは、監督にヘバリツイテ顔色を見て、少し先読みをして、
  判断すればよかったが、誰も何も言ってくれないし、仲間の態度は一変、
  あとは、自分の先々を考え、独りで判断していかなければならないのか。
  今さら、宅上犬の私には難行苦行
颯太: 丁度良い、試練ですね。でも、分かるよ、実力格上の宿敵の関学
  相手だもの。実際のところ、似た者同士さ。
ポン督: 見ている分には面白いだろうが、自分がブラックナイトとなると…
  八つぁん、如何だった、7年間のそれは…
八つぁん: それは気分は最悪だが、あなたとはレベルが違うよ。いや、落差が。
  一つ間違えると、あんたは前科者だもの。でも、私も経済社会では、そんな
  もんだが… 創業準備から、シェルターを組みこんでいたし、幼児の頃から、
  街の真中で、生々しい夜逃げ話を聞いていたからね。そりゃ、残酷なもの。
ポン督: 兎にも角にも、去年の優勝は良かった。しかし、その代償がこれか!
  万事塞翁が馬って、これかと…  実は暗殺が怖いね。この数年で、数十人が、
  怒り狂って辞めっていったからね。それと口封じ。
颯太: これを読んでいて、リアル過ぎて、他人事でも恐ろしいし、憂鬱さ。
ポンコチ: この流れからして、私が自殺かベストになるじゃないですか。
  でも言っておくけど、楽になるのは分かっているがね、自殺はしないよ。
ポン督: それと、PI PI。 政府筋からすると… もっと延焼した方がね。
  とにかく、この国は程度の低いポピリズムが過度に浸透しているしね。
ポンコチ: でも、叩けば幾らでも埃が出てくるじゃないですか、貴方からは。
ポン督: …