閑話小題 ~ラ・ロシュフコーの箴言
* 辛辣な人間観察の箴言集の言葉とは
辛辣な人間観察で知られるフランスのモラリスト文学者ラ・ロシュフコー。
~ネットによると…
【 フランスの名門貴族の生まれであり、数々の戦いに参加した後にいわゆる
『箴言集』を執筆。辛辣な人間観察で描かれた彼の作品は、フランスの政治家
「リシュリューと対立し2年間の謹慎処分を受けた事や、フロンドの乱(17世紀
フランスで起こった貴族の反乱)でフランスの政治家「ジュール・マザランと
対立したことなどで味わった苦難が反映されているとも言われている。】
~いずれの箴言も突き刺さる箴言である。まずは、
◉ <人はみな記憶力の乏しさを嘆く。
しかし、誰も判断力の乏しさを嘆かない。>
評: 身近な人の意見に大きく左右されて、自分の足りない脳の蔵の乏しさに
気づかないで… 晩節になって、判断の積み重ねの結果の行蔵に唖然とする。
―
才があって愚かな人はいるが、
分別があって愚かな人は決していない。
―
◉ <わずかな言葉で多くを理解させるのが、大人の特質であるなら、
小人はこれとは逆に、実に多くの言葉をしゃべりたてながら、
相手に何一つ伝えないという天与の才能を持っている。>
評:何やら、私だけではないから見過ごしてしまう道理。
―
◉ この世でもっとも幸福な人は、わずかなもので満足できる人である。
なぜなら、 欲しいものが多ければ多いほど、満足するには、
限りない財宝の山が必要になるからである。
評: 実家が代々、骨董商だったこともあり、戦後の転業後の父親の
趣味が骨董収集。 学生時代に、欧州一周の旅の際に大英博物館、
ルーブル、ミラノ、フィレンツェの美術館で、世界の名宝を浴びるほど
見ていたお陰で、何でまた?手元の置きたがる父親に不信感を持っていた。、
―
好調な時は充分に楽しみ、 不調な時は気長にかまえる。
よくよくの場合でない限り、決して荒治療はしないことである。
―
人は理性でしか望まないものは、
決して熱烈には望まない。
―
◉ 我々は、どちらかといえば、 幸福になるためよりも、
幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているようである。
評: 8年前の会社整理の時に、まず、自分は不幸でないと、自ら思うこと
から気持ちの再構築を始めていた。今さら如何でもよかったのに。
―
◉ 賢者は征服するよりも、深入りしないことを得策とする。
評: 情愛、特に女性に関して、抜き差しならない深入りは?
―
自分の内に安らぎを見出せない者が、
それを外に求めても無駄である。
―
世間なんかなくっても やっていけると考える人は、
よほど自分を だましている人間である。
しかし、自分がいなければ、 世間はやっていけないと思う人間は、
それ以上に間違っている。
―
我々は、
我々の大切な人の死に対して涙しているのだというが、
実際は我々自身のために涙を流している。
―
自分自身を信頼すれば、
他の事に対しても信頼が生まれてくる。
―
◉ 賢者はどんな不幸な出来事からも、何かしらの利益を得る。
その一方で、愚か者はどんな幸福な出来事にも、心を傷つけられてしまう。
評: 確かに幸福の状態は賢者で、不孝の状態は愚か者に見えるが、実は逆。
そんな浅いものでないのが人生の味わい。要するに考えてきたかどうか!
バカの考え、休むに似たりというが、考えは心の底に蓄積されている。
―
敵が欲しければ、味方より偉くなるだけでいい。
味方が欲しければ、 味方を引き立ててやればよい。
―
幸運に圧しつぶされないためには、
不運に堪える以上に大きな徳を必要とする。
―
友人に不信を抱くことは、
友人に欺かれるよりもっと恥ずべきことである。
―
▼ 数百年の時空を超えて、辛辣な人間観察の箴言が迫ってくる。
人間は、そうそう進歩しないということ。但し、知っているか、
知らないかで人生の節目時の判断は大きく変わっていたはず。
次回は、老いに対するラ・ロシュフコーの箴言。これがまた辛辣!
追:そうか、去年の今時分にフランスが、優勝をしていたのか!
・・・・・・
6333,閑話小題 ~サッカー、フランスが優勝
2018年07月16日(月)
* つれづれにサッカー
ワールドカップも終わりをつげたが、クロアチアがここまで勝ち残るとは…
クロアチア選手の疲労度を考えるとフランスが有利だった。
で、今朝のネット記事によると
《 ◇W杯ロシア大会 ▽決勝でフランスが4-2でクロアチアを下し、自国開催
だった98年大会以来20年ぶり2度目 となる優勝を飾った。優勝2回はブラジル
(5回)、ドイツとイタリア(4回) に次ぎ、ウルグアイとアルゼンチンに
並ぶ4位。欧州勢の優勝は4大会連続。》
―
▼ 毎年、今頃に行われる自転車レースのツールド・フランス最終日の凱旋
レースも良いが、ワールドカップの優勝は別物。これで甲子園への高校野球に
関心が移っていく。
… … …
熊:終わってみればオフランスですか。
寅:序盤で、ドイツ。中盤でブラジルが敗退したからね。
大家:最後はクロアチアを応援したけど、点数そのものが、その残存エネルギー
そのままを現していたようだね。それにしても欧州のサッカー好きは、凄いね。
熊:ボール一つあればね… 誰でも出来るからね。これにオリンピックと隔年ある
ため熱くなるからね…
八:日本も、よく戦ったよ。 何かさオラウータン、チンパンジー、ゴリラの間を、
短い手足の日本猿がで駆け巡って姿が、滑稽に見えてね。ゴリラの体当たりで、
吹っ飛ばされても、健気に立向かうのが愛らしくてさ。
寅:これで東京オリンピックでも、一応、メダル候補に?
大家:ワールドカップで活躍すると、収入が格段と上るというから、頑張るさ。
八:過去のワールドサッカーをHP内検索を入れると、幾つかあった。
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2002/07/01
面白かった!!
ワールドサッカーが終わった。やはり世界のトップが集まる試合は面白い。
サポーターと一体になった選手が段段燃えていくのがよい。
その時の勝負のアヤが左右するのが特に面白い。優勝候補のフランスと
アルゼンチンが早々に敗れるというのも、勝負のアヤであった。ワールド
カップというのがこういうものだという事が、理解できたように思った。
実際のところサッカーの面白みがいま一つピンとこなかったのが、
これを契機に好きになれそうだ。
決勝戦が終わったときの,勝者と敗者の差の大きさもそのまま
画面に出ていた。やはり一国でやるべきというのも確かであった。
最終戦で会場の勝者に対する会場のシラケぶりには世界に対して、
この国のセンスの低さを曝け出してしまった。
韓国の熱狂と比べ、途中で負けてしまった事を差し引いても
盛り上がりが少なかった事は否めない。
ブラジルが勝ちあがっていくプロセスでやはり強かったようだ。
南米の予選ではやっと勝ちあがってきたという。
彼らも実際優勝できると思ってなかったことも含め、喜びは最大級だろう。
TVの前でこれだけ熱狂するとは思ってもいなかった。
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2006/07/10
1924, ワールドカップー2
2006年7月10日6時記
今ワールドカップが終わった。
有利といわれていたイタリアの優勝で終わった。
試合はフランス優位であったが、1対1で終了。
PK戦の結果,イタリアが優勝した。
PKを外したフランスの選手は一生ハンデを持つだろう。
フランスのジダンが後半の終了間際に、イタリアの選手の
挑発に乗って頭突きをして退場になったのも印象的であった。
開催前はブラジルが優勝候補で、イタリア、フランス、スペイン、
イングランド、アルゼンチンが、次の候補に挙げられていた。
私の予測は、
「ドイツが開催国の勢いに乗ってもしかしたら?しかし、やはりブラジル」
と、思っていた。イタリアが優勝の予測は、あまり見あたらなかった。
これだけは、終わってみなければ解らないことだ。
サッカーは玉一つの行方に、世界中が注目するのがよい。
日本と世界の差はまだ歴然としている。体格と歴史の差はいた仕方がない。
私の楽しみ方は、家内の反対側を応援することだ。
その方が面白いからだ。決勝戦は、家内がフランス。私がイタリアであった。
国同士の戦うなら、互いに反対の立場で応援した方が盛り上がる。
昨日は、21時に寝て、3時半に起きてみた。
4年に一度のことだから・・・・
n(0 ̄) ネム~(ρ_-) (/_-)
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2006年07月04日
ワールドカップ-1
前回のサッカーのワールドカップの感想が
2002年07月01日(月)
「454,面白かった!! 」というテーマであった。
この内容からみると、当地の新潟でも試合があった。
そのわりには、あまり興に乗っていない。
しかし今年は、4年前の何倍も興味を持って観ている。私も変わったものだ。
この4年で多くの劇的な試合を多く観たためである。(ノ★´з`)┌┛☆(:*・)
日本は早々に敗退し、優勝候補筆頭のブラジルも、準準決勝で敗れてしまった。
ブラジルの二つのジンクス、
・ペレがいた、958年の大会で優勝して以外は、
欧州大会開催でのW杯の南米の優勝はない。
・ブラジルは優勝候補に挙げられた時の優勝はない。
を破ることはできなかった。 (*・-・)θ☆ 【蹴り隊】
ロナウニージョ、ロナウド、カカ、アドリアーノという超花形選手を
擁しても勝てなかったのだから、致し方ないだろう。
明日と明後日の早朝、準決勝が行われるが、全てが欧州勢である。
ブラジルが残っていないのと、ポルトガルとイングランドが入れ変わった
以外は順当の国が残っている。
何でもそうだが、超一流の試合は感動する。
私の予測では、準決勝ではドイツとフランスが勝ち残り、決勝では開催国という
こともあり、ドイツが優勝だろう?しかし、これだけは時の運があるから
何ともいえない! 4年後に、どういう気持ちで、この文章をみているだろうか?
楽しみである。
o(^ー^ θ"" けりっっっ♪
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4840,閑話小題 ーワールドサッカーのジンクス
2014年06月15日(日)
* 3964の法則なら、今年のW杯優勝はウルグアイ!?
ワールドサッカーにも多々、ジンクスがある。先日、TVで“3964の法則”
を紹介していた。そこで、ワールドサッカーのジンクスをネットで調べてみた。
●《 “3964の法則”では、優勝はウルグアイ
4年に1度のサッカーの祭典には、2回以上優勝した国の優勝年度を足すと
「3964」という 数字になる都市伝説が存在する。この「ワールドカップ
3964の法則」 サッカーワールドカップには3964のジンクスというものがある。