閑話小題 ~ 思いもしなかった「管見妄語」 -3

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               <常識は凡人のもの>藤原正彦
   * ポリティカル・コレクトネスとは
《・ポリティカル・コレクトネス(英:略称:PC)とは、
 政治的・社会的に公正・公平・中立的で、かつ差別・偏見が含まれていない
言葉や用語のことで、職業・性別・文化・人種・民族・宗教・ハンディキャップ・
年齢・婚姻状況などに基づく差別・偏見を防ぐ目的の表現、およびその概念を指す
 (Wikipedia)。》
 要するに、「差別的な表現をなくそう」とする概念のこと。』
日本語にすると「政治的正しさ」ような訳になってしまう。大よそ、ニュース
ショーの番組の構成は、これを前提になっており、誰も、これに対して疑問の
余地を挟めない。特に地域社会に埋没すると、PCが歪んでくる傾向が強くなる。
白人至上主義のトランプが、グローバリズムを否定して政権を奪還した。
 トランプへの反発で、行き詰まりをみせるかと思いきや。実は、アメリカ社会は、
これが偽りない本音。
 ―
   * 「ファースト」
 ここで著者は、トランプの「アメリカファースト」を何を今さらと批判する。
《 …これまでの大統領でアメリカファーストでなかった大統領が一人もいない
 ではないか。ウィルソン大統領は、第一次大戦後のパリ講和会議で、日本が
提出した「人種差別撤廃提案」が圧倒的多数で決議される寸前に、「大切な提案は
満場一致で」と打っちゃった。アメリカが黒人差別社会だったからだ。日本国民は
激怒した。昭和天皇は、これが遠因で日米の戦争になったと述べられている。
フーバー大統領はウォール街大暴落の翌年、自国産業を守るため、輸入関税を40㌣
まで引きあげた。トルーマンは、長崎と広島に原爆を投下。ジョンソンはキントン湾
事件をでっち上げ、北ベトナム空爆した。ジョージ・ブッシュは、イラクの大量
破壊兵器をでっち上げて現在の中東の大混乱を引き起こした。… 
TPPは、オバマが自国にとって、極めて有利と考え徹底した秘密交渉で強行したが、
トランプは二国間の方が有利と12ヶ国の合意のちゃぶ台をひっくり返した。
アメリカの大統領は美辞麗句の裏にはアメリカファーストがある。》
 ―
▼ 何が今さらだが… これが世界の歴史の実態。その一番のポチが日本とくれば、
 どうもこうもならない。まさか「ジャパンファースト」とは言えず、せいぜい、
小池の「東京ファースト」がオチ。本気で、それを取組んだら、日本国家は即死。
さして、この先の持てる時間は長くはないが、73年間で垣間見て、経験した世界は
弱肉強食の優勝劣敗の徹した浮世。恐ろしくもあり、面白くもあり、哀しくもあり。
現在の私は、「日々是好日ファースト」ですか。この3日間も、是、好日だったし!
今日も何とか? 良い日になりそう。

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6318,閑話小題 ~インコの異変
2018年07月01日(日)
   * 何ってこっちゃ! インコが何か変で…
 昨日の昼、インコにチーズの一片を差出すと、今までなかった変な目つきが
気になっていた。口にエサを差し出すとき目が合せるが、目蓋を明けていられず、
下がるのである。緊張すると目が空からになる時の現象で、インコも同じか、
それとも老化と思っていた。その話を夕食時に家内に話すと、暑さで水を飲み
尽くし空からで、渇水状態じゃない?と指摘されて水溜を見ると、案の定、飲み
尽くしていたのである。だいたい2週に一度の割だったので、まだまだ有るもの
と思っていた… で、水を入れると5分ほど、起き上がりこぶしの鳥のように、
水を息をつかさず飲んでいた。好きな餌をやると、ピッピィと喜びのサインを
示すが、頭を上げる度に、繰返していた。 渇水による眼の異変を読めなかった
自分に厭きれる次第。飲み終わった後に、ホッとしたのか片隅で、直に寝入った
姿に、我ながらの無神経さ後悔した。
――
   * 小確幸とは
 小確幸たる言葉が印象的である。還暦、古希の峠を越えて、さしたる幸福も
望みようもないが、ここまでくると、日々の、小さな、確かな幸福を味わうことが
目標になる。 ~ネット辞書によると。
《 小確幸とは「小さいけど、確かな幸福」を略して単語化したもので、
 小さくても確かな幸せを感じて生きていけば、なんとななるというニュアンス。
作家:村上春樹が自身の著書『村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた』
の中で用いた造語である。小確幸は特に台湾で流行し、用いられた。》

▼ 小さな幸せ作りなら、私も家内も名人だろう。私は、毎日、2~3本の録り溜の
ブルーレイの映画かドラマを見るが、日々新たに追加する新規のトレードオフから、
生き残っているのはベストのモノばかり。そこから選ぶため、それはそれは…
ある晴れた日、部屋を掃除し、ネットサーフィンの合間に、本を読み、昼寝する。
ジムで運動して疲れた帰ったとき、冷たいコーラを飲み、アイスクリームを食す
ことも小確幸。その意味では、現在の日々がベストである。アイスクリームも、
コーラも、ブルーレイの録り溜も、前もった準備があればこそ。
 考えてみれば、老いの楽しみは、この「小確幸」の中にこそあるのでは?

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4489, 怒らないって本当は恐い! ー4
2013年07月01日(月)                    
   * 怒りの四分類       『怒りの作法』小川仁志
ここで、直情型から、それをむしろ前向きに捉える問題解決型まで怒りを
4つに分類している。  ーまずは、その辺からー
≪ 『怒りの方法』辛淑玉著の中で、「噴火型』「イヤミ型」
 「放火型」「玄関マット型」「問題解決型」に分類している。
・噴火型というのは、怒りを感じた瞬間から攻撃的になるパターンといいます。
・イヤミ型はその場では対応せずに、まったく関係のないときに、
 ぐさっと胸に刺さることをいうパたターン。
・放火型は、自分では怒りを表現せずに、周りを焚きつけて怒らせるパターン。
・玄関マット型は、踏まれても踏まれてもじつと我慢して、
 怒りの感情を表に出さないパターン。
・問題解決型は、怒りの素を見つけ、すばやく対応するパターンです。
 そして読者には、最後の問題解決型の怒りを勧めています。
この分類は一見わかるような気もしますが、実はあまりうまく整理できて
いるとはいえない。・・(中略)そこでむしろ、怒りを表に出すかどうか、
問題解決に結びつけようとしているかどうかという二つの指標によって
分類すべきだと考えます。そうして改めて分類してみると、
 �表に出さないうえに、問題解決に結びつけようともしない怒り、
 �表に出さないが、問題解決に結びつけようとしている怒り、
 �表に出すが、問題解決に結びつけさつとはしない怒り、
 �表に出して、かつ問題解決にむすびつけようとする怒りの
  4つに分けることが出来る。  それぞれ見てみましょう。
△ まず� 表に出さないうえに、問題解決に結びつけようともしない怒りは、
「自爆型」と呼ぶ。彼らは、ただ単に怒っているものの、それを表情や言葉に
表すことはありません。だから他人は気づかないのです。 しかも怒りの原因を
究明し、それを解決しようともしないのです。したがって、怒りは自分の中で
増幅し、しまいには心身を病んでしまうことになります。あたかも怒りで自爆
してしまうかのように。たちが悪いのは、自爆の際、他人を巻き込むケース。
つまりキレてしまい、他者を傷つけるのです。おそらくこういう人は、
テロリストや無差別殺傷の犯人に多い。
△ 次に、�の表に出さないが、問題解決に結びつけようとしている怒りという
 のは、「勤勉型」といえます。 彼らも�と同じく怒りを表情や言葉に表すこと
はありませんが、少なくとも問題解決に結びつけようと水面下で努力はします。
ただ、表に出さないだけに、周囲の理解を得ながら物事を進めるわけには
いかないのです。
△ さらに、�表に出すが、問題解決に結びつけようとはしない怒りは、
「ラッパ型」といえます。怒りを表に出すだけで、一向にそれを問題解決に
結びつけようとはしないのです。いわばラッパのように大きな音を立てて騒ぎ
立てるだけで、問題を解決しようという建設的な姿勢はこれっぽっちもない場合
をいいます。自分の発言に満足しているだけなので、評論家に多いといえるかも
しれません。ちなみにアメリカ軍の消灯ラッパをタップスといいますが、
この語は「終わり」を意味する比喩としてよく用いられます。ラッパ型の怒り
には何の展望も描けないのです。 
△ 表に出して、かつ問題解決にむすびつけようとする怒り、これを「実務型」
 の怒りということができる。怒りを表に出して他人に認知してもらおうという
もので、それをキチッと問題解決に向けようというもの。≫
▼ 一つの怒りに、この4つのプロセスを経る場合が多い。
 その痛みを時間の経過の中で耐えている間に、考えるという働きが出てくる
からである。怒りっぽい私など、何時も独り心の中で、このプロセスの中にいる。
結局、全ての怒りは時間が解決する。怒りはエネルギーの元と割り切るしかない。
怒るだけ損でなく、怒るだけ得になっていく。

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4856,「事業人生を決心して45年」の語り直し ー25
2014年07月01日(火)
   * 無我夢中の面白い4年半であった!
 ただ、ひたすら必死に過ごした日々。 この頃に再読をしていたのが
「無私の精神」(小林秀雄著)。
「有能な実行家は、いつも自己主張より物の動きの方を尊重しているものだ。
現実の新しい動きが看破されれば、直ちに古い解釈や知識を捨てる用意のある人。
物の動きに順じて自己を日に新たにするとは一種の無私である。」
何も知らない中で、半狂乱状態だが、無私?で問題に取組んだ4年半。!
その頃、激情を抑えた状態の自分を孫悟空の如意棒に例えていた。
「円形グラフ内の自我99%を抑えた1パーセントの棒に自分に譬え、
孫悟空の如意棒状態にすれば、何事も可能!」と。対象に全身全霊を入れれば、
それは己の入魂の作品。 これは建物にも、システムにもいえる。しかし時間が
経てば、何の未練も無くなるから、心は不思議。 大きく息を吸って大きく
吐いた一呼吸の中に、4年半の現象が入ったような感覚。 長年かけて積上げ
られた老舗の信用が背景に有るか無いかでは雲泥の差も、実感。 現場と、
幾つかのチェーン店のシステムの差が、明確であり、その差さえ埋めれば、
そのまま成果になるため、楽といえば楽である。仕入は、問屋やメーカーには、
大のお客様。慣れると、これほど気分の良い仕事は、他にはないだろう。
反面、一つ間違えると、実績に直に跳ね返える。本店が当時、7億近くの売上
とすると、4~5億の仕入権限を持つことことになる。それも、産地に現金
支払条件で歩きわたるのだから、これほど、面白い仕事はない! 
更に、これが博打的要素が強い相場物なら、ゲーム感覚になって遊びに昇華
することも可能である。 前任者の数字を落とすことなく引継ぎ、本店ビルを
建替え、残留の大半を入替え、統一伝票システムと、部門別管理で数字を入れ、
ホッとし、自分を振るかえると、今度は自分自身の問題。そのまま留まると、
実兄との舵取りの違いが表立つのは明白。それと私に、権利という基盤が無い! 
それなら、再び外で!になる。 そうこうあって、一年間暖めていた新潟ホテル
シリーズが始まる。 そこで、引継ぎを兄に持ちかけると、その必要はないと、
信じられない言葉! 引継ぎなどなくとも大丈夫と信じて疑ってない。
「何も知らないことを、知らないのである!」‘何も知らないことを、知って
いると知らないとは雲泥の差’ 凍りついた瞬間である。他人事でない! 
日々、何も知らないと自分に言い聞かせてないと、誰しも陥いること。
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5951,閑話小題 ~道具(手段)が目的を変える時代 ー2
2017年07月01日(土)   
 * 20~50%の確率でバーチャルワールド?
 ネットで映像や動画みたり、4kTVで、これまでのTV画像より数倍の鮮明な
映像をみるにつけ、このまま科学進化が進むと、5~10年後の世界は如何なる
世界になるのか、すえ恐ろしい気がする。既に8kTV以上の画面に研究主体が
移動しているという。 信長が最期に舞ったという『敦盛』。
<人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり>は、桶狭間の戦い前夜、
清洲城の信長は、今川義元軍の尾張侵攻を聞き、まず『敦盛』のこの 一節を謡い
舞い、陣貝を吹かせた上で総攻撃をした。信長だけでない、私たちも、
人生を振返れみれば夢幻のような、一瞬の雷光がごときである。
 ~ネット検索で、「バーチャルワールド?」と入れると明快な書き込みが~
≪★ この世はリアルかフェイクか。今の常識が永遠の常識だとすれば、愚問。
人類が生活するこの世界がすべてシミュレーションによる造りものだとしたら、
天と地がひっくり返るどころではない。「いやいや愚問なんかじゃないよ」と
言わんばかりに、シミュレーション仮説なるものが世界中の科学者たちによって
熱心に研究されている。
「この世は技術的にとても進んだ文明によって、微に入り細を穿ううち創られた
豊かなシミュレーションソフトウェアだ」とするシミュレーション仮説は、英国
オックスフォード大学のニック・ボストロム教授によって提唱された。
「我々の世界は20~50%の確率でシミュレーションソフトである」という投資銀行
メリルリンチの発表が、この仮説を煽った。同社が顧客に向けて配布した経済予測
レポートで、急成長している仮想現実(Virtual Reality)、拡張現実(Augmented
Reality)分野の重要性を強調しているのだが、その中に「我々はすでに20~50%
の確率でバーチャルワールドに住んでいる」と記述されているのだ。おおっぴらに
冗談を言う性格でもない投資銀行が「未来の人類がどこかの時点で過去の人類、
つまり現在の我々をシミュレーションする決断を下した可能性がある」ことを
指摘しているのだから、どうも笑ってすませにくい。
★ もし現在の我々がコンピュータによるシミュレーションの世界に住んでいない
とすれば、未来の人類は高度なシミュレーション装置を造る技術に到達しないまま
滅びてしまったのか、過去の人類をシミュレータに閉じ込めて操ろうとしなかった
のか、いずれの可能性もある。
★ 一方、シミュレーションの中で生きているなら、人類の滅亡が回避された
可能性の証しにもなる。思い切ったこの仮説に、好奇心を大きくくすぐられる。
シミュレーションの中で生きているか否かを証明する方法がない現状において、
仮説は仮説の域を超えることはない。高度化したテクノロジーが不可能を可能にし、
未来が過去をシミュレーションの中に収めるとすれば、その意図はどこにあるのか。
未来の人類は、現実とバーチャルの見分けがつかない仮想現実空間をつくり出す
だろう。脳と人工知能の接続によって、仮想現実を空間につくって見せるという
よりも、脳の作用により“実在しないものが見える”アプローチが一般的になる
かもしれない。
★ 解像度を極度に高められた場合、視覚的にはバーチャルも現実のように映る。
現実のように映れば映るほど、脳は錯覚を起こす。錯覚が持続し、常態化したなら
ば、仮想と現実の境界線は溶け始める。その時、バーチャルをフェイクだと言い
切れるのだろうか。人類が仮想現実を現実のように捉えて生きるようになったと
すれば、仮想という言葉は外れ、仮想現実は現実となる。僕は、テクノロジー
仮想と現実の境界線を結局溶かしてしまうと考えている。その果てに、シミュレー
ション仮説は仮説ではなくなるかもしれないし、「現実」を再定義する必要に
迫られる。≫

▼ パソコンとTVの前に一日、4時間ずつ、計8時間。起きている半分近く、
 四角の画面を睨みつけ、異空間のバーチャル世界に漂っている。去年の暮れに
4kTVを寝室に入れてから、没入感が何段階か上昇したこともあって、バーチャル
ワールドの世界に没入しているため、上記の実感が強くなっている。映画館より、
鮮明な画面を自室でみるとは思いもしなかったこと。これにゴーグルで360度の
映像空間に入った感覚は? いや~、実業での、身体を張った恐怖感と、達成感、
挫折感、充実感。 やはり、仮想現実とは全く違う。
 <達磨さん、ちょいとこっち向け、世の中は、月雪花に酒に女だ>
としても、仮想の味でも十分、価値(味)がある。
・・・・・・
5586,閑話小題 ~70歳は、一つの大きな人生の区切り
2016年07月01日(金)
   * 70歳を過ぎて半年経つが、
 70歳を過ぎて、何かが心の中で大きく変化したようだ。
健康年齢からすれば、いつ何時、寝たきりなど介護生活の入って不思議でない
年齢である。海外ツアーも、70歳を過ぎると団体行動に支障をきたすとして
歓迎されない。また、スナックに行っても、場違いのようである。
それもあってか、還暦を過ぎる頃から、頻繁に同級・同期会が開かれている。 
 振返えみるに、8年とか、10年の人生節目の分岐点で、冷静で、正しい判断
をしていた。いや、正しくない決断に気づいていない可能性がある。
どの決断が正しいか、間違っていたかは、あくまでも、思い込みである。
そこで、「充実をしたいたか否か」を基準に考えるとよい。これからすると、
プラス100の順境と、マイナス200の逆境の出来事も、マイナス200の方が
充実をしていたことになる。その視点で人生を振返ってみると、それぞれの
局面が違った捉え方になる。そこに面白かったが加わっていれば・・
   * 英国離脱決定から一週間
 EUからの英国離脱の国民投票から一週間になる。思わぬ離脱決定で、
株式・為替相場は大きく動揺をしたが、現時点では少し落着いてきた。
リーマンショックのような目先相場の混乱は大きくはないが、5~10年スパン
からみると、比べようがないほど、複雑かつ歴史的問題を含んでいる。
もしかすると英国連邦の解体も有りうる。 現代に残存している近代の終焉
というと、少し大げさか。 問題は世界のパワーバランスが、大きく崩れる
可能性もある。今年の後半は、何でも有りの状況になってきた。株を買うなら、
軍事関連? それにしても、離脱はないだろう! 英国も地に落ちた。
・・・・・・
5221,閑話小題 ~今年も半分が過ぎた
2015年07月01日(水)
   * つれづれに ~今年も半分経過した
・そういえば、昨日で今年も半年が経過した。身辺では、さしたる出来事もなく、
 1月15日に古希を向かえ、数日前に中学校の同期の『古希の会』があった。
 身辺では、このくらい。 前の会社の債権関係の動きは一年半、全く無し。
・国内では、小さな噴火が頻繁に起きたが、数百人、数千人単位の死者が出る
 ほどの規模のものは、まだない。しかし、不気味に、頻繁に起きている。
 以前、これほど続くことなどなかった。やはり3・11が契機である。
・経済もアベノミクスで金融が緩んでいるためか、倒産が目立たない。
 安部政権になって、資金供給量が二倍になったにもかかわらず物価は、
 今までは安定してきたが、円安効果で、物価の高騰は始まってきたようだ。
ギリシャが、今日、デフォルト?になるが、これで、株価大暴落とまでは
 いかないようだ。その行方は茨の道だが、落ちどころは分からない。
 現政権を選挙で勝たせた責任を国民自身が現実で受け止めることになる。
 数年前に、ギリシャに行ったが、地中海の温暖な気候の中で、誰が一生懸命
 働くかである。恵まれた環境が、その原因とは皮肉である。
自民党と組んだゼネコンマフィアが、オリンピックの箱物をネタに、規模の
 拡大を始めた。自民党に勝たせすぎたツケが、日本にもまわってくる。
 必ず起きるといわれる、大噴火、南海トラフ地震、そして国家財政の破綻を
 考えると、ギリシャ、韓国の後追いをしている。
・一年前にはスガタもカタチもなかった、イスラム国という、得体の知れない
 イスラム原理主義の集団が、世界中でテロを本格化を増してきた。
 ネットで呼びかければ、何処でも共鳴者による爆弾攻撃が可能という。
 まだ日本で起こってないが、これもどうなることやら。
 新幹線から50年。死者が一人も出なかったが・・ついに焼身自殺が出た。
・75歳に死亡推定年齢を決めたが、前後3年のブレを入れると、最短で、
 二年半になる。直ぐだが、その焦りが無いのは、どこかで信じてないから?
 70歳を超えると、背後にあった死の不安が、前方に位置をかえて向かって
 来るというが、成るほど、そのとおりのようだ。