* ストレス解消法
 40,50歳代の秘境ツアーは、最高のストレス解消法。ストレスをストレスで
解消するのだから。遊びとして合理的で、一回ごと、これでバッサと落として
きた感覚。それだけ、インパクト強いシステム。でも、自己崩壊より遥かに
まさっている。何か、老いて、鬱っぽいのは否めないが、気持ちに余裕がある
のは、このブログを書き続けてきたことと、52回のストレス解消と、細かな
自己治癒をしてきた効果があるため。自宅に引きこもり、自問自答の日々。
 俗にいう「世間」に対し、ここで定期的に「諸悪の根源」と切って捨てている。
半径500mが全ての人は、純朴だが、悪くいえば息苦しい世界の世間人。とはいえ、
日本は島国国家。一神教が、世界を覆っている中で、近隣の顔色を窺い、世間体
を整えさえすれば、判断と決断に迫られることはない。そこで、まずは、異質を
探しだし同化、同調を求めて探し回ることを業とする者が闊歩。世間狐という
奇妙な生き物。世界は、その外に広く深く広がり、宇宙は、他に、10の500乗も
存在する可能性を知らない。我々の住む宇宙は、人間のサイズを一とするなら、
果ては半径138億、直径276億光年。これは10の27乗の数。内側の微粒子の世界は
マイナス10の35乗の存在の世界。私たちは、パソコンとネットという情報機器を
手に入れ、格安の値段で使いこなせるようになって、世界を広く、細かく知る
ことが可能になっている。しかし、日常に埋没すると、それらは現実問題の外。
 個人主義を自認している私にとって、日常の埋没がストレスになる。
現象世界は海面に似ている。 少し潜ると、様々な世界が広がっている。
カモメにとって、亀やイルカなどのクジラの生態を知る由がない。このところの
情報革命の進化で、現実世界をネット世界が覆い、二重構造になってしまった。
 その中で、これまでの現実世界に重きを置いている狐の因縁に惑わされがち。
3月に1度は、それらの魂の抹消処分?をする。 ところが、大よそ2年以内に、
当人か、連れ合いに重大疾病か、事故などの異変が? 50歳代以上ともなれば、
何処の家族も問題を抱えている。特に歪みの大きい人に、小世界のガスが濃縮し、
噂話などでの他者への攻撃とあいなる。 濃度の強い人にとって、「個人主義者」
を見逃す筈はない。それら怒りを形而上、物語化して処分するが、何故か形而下
(現象)として… 現れ出る。 当初は、気づかなかったが、あまりに、
「でき過ぎた話」が続いた結果、憎しみは、ほぼ残ることはない。 むしろ
好ましい対象に転換する。 凝視すると、あくまで自業自得の問題。汚れた手で、
自分の傷口をさわり、相手の傷口に擦付け、返り血として不幸を拡大する。
――
 いま一つ家内との軋轢。幼児の頃から、天真爛漫で、心に濁りけが少ない反面、
誰もが持つ『自分に甘く、他者には厳しく!』の傾向が強い我まま。 先般、
諸事情で屋敷の名義が家内に変更になってからは、上位意識が増大している。
怒りのささやかな解消として、 ランチを一ランク上げた細やかな贅沢?とか、
晩酌の肴のランクを上げ食すことで解消するが、我ながら可愛いもの。
怒る瞬間、「何を買うか?」と考える間がとれる。 ストレスを猛毒として、
小まめに、一日単位、週、月、年単位の行事をつくり解消するしかない。 
ここで何気なく思いたったことを取上げることも、解消になっている。内幕情報
を業とする男の抹消作業の最中、内なる底から、知らない複数の魂の声。
「私たちの分まで頼む!」 成るほど「あの男」なら当然…? 「人を怨めば、
穴二つ!」というが、この業の穴は数限りない。 これは… 他人様のことだけ
でなさそう! 老い自体がストレスである反面、必要悪。老化には、抹消その
ものでスカッとするしか!…御幸せなことで! それにしても、私のは、全身全霊
のエネルギー込みだから、危ないこと間違いなし! ハードで数回で止めたが、
SJの「ボクシングエアロ」。中年のオバサンのフックとパンチ、並大抵ではない。 
殴るイメージの相手は旦那か、近所の口煩いオバン。昔、弄ばれた男を想ってか? 
そうじゃなければ、あれほどの迫力あるパンチは打てやしない! きっと。

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5753,スーパーベターになろう! 〜2
2016年12月15日(木)
   『スーパーベターになろう! ゲームの科学で作る「強く勇敢な自分」』
                      ジェイン・マクゴニガル著
   * 趣味のゲーム化
 秘境ツアーもそう。まず行先を数ヶ月かけて探す。そして決断、決行、
帰国後は、写真の整理と、記憶の整理のための文章化をする。行先も、縦軸に、
アメリカ大陸、太平洋諸島、アジア大陸、ユーラシア大陸、アフリカ・中近東に
分類。横軸に大自然を大草原、山脈、氷河、滝、クルーズに。文明として遺跡に。
文化として主に首都にある博物館・美術館、そして風景などの観光地に分類し、
一つずつ、潰していく。ライフワークとして数十年にわたる「ツアーのゲーム化」
である。起業も、その始末もゲーム化をすると、その全体像を鳥瞰することが
できる。それもこれも、毎朝の読書習慣の中から生まれてきた。
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2012/01/30
ゲーミフィケーション
  【 ゲームが未来を救う!?〜広がるゲーミフィケーション
             〜 25日NHK・クローズアップ現代 】
  * ビジネス、日常生活にゲームを持ち込む
 最近クローズアップ現代が面白い。先回はビジネスや科学の分野などに
ゲームの手法を取り入れ活用している事例を紹介している。
私も以前より事業や人生に「ゲーム化」を取り入れてきたこともあり、非常に
興味を持って番組をみた。 ここでも、ゲーム化について何度か取上げてきた。 
ネットが世界的に普及してきた中で、ゲーム感覚で多くの人が協力する時代
でもある。 驚いたのは、この番組の中で、コンビニの監視カメラを公開し、
万引き監視をゲーム感覚で察知し、店に知らせるシステム。
ポイント制にして最高で月3万円が貰える。先に見つけ連絡したものが勝ち、
ポイントがつく。
  −まずは、クローズアップ現代のHPよりー
≪人々を楽しませ、夢中にさせるゲームの手法やノウハウを“ゲーム以外”
の分野に活用していこうという動きが、急速に拡がっている。その名も
ゲーミフィケーション”。若者の車離れにあえぐ自動車業界では、
運転技術を採点し、ドライバー同士で競わせる機能を
搭載した新型車が登場。ゲーム的な手法の導入は、外食・旅行・小売りなど
他の業種にも拡大し、2014年には世界のグローバル企業の70%以上にのぼる
という予測もある。更に、米国ではタンパク質の構造解析をゲーム化する
ことで、科学者が10年以上解けなかった
エイズ治療のカギを握る酵素の構造を3週間で解明。食糧危機やエネルギー
問題などを解決するアイデアを競わせるゲームを通じて、人類が直面する
課題の克服に役立てていこうという試みも始まっている。広がる
ゲーミフィケーション”の世界を検証する。≫
■ 人生のゲーム化といえば、目を剥いて怒る人もいようが、人生は、
 その人にとっての物語を生きることである。  最期には死が待っているが、
生老病死の人生のサイクルとして、それぞれの障害を乗り越えるゲームが人生。
そう思えば、難関も、乗り越えるための壁として対処を想定ができるもの。 
何ごとも準備が重要だが、その準備をゲーム化するのがミソ。
 何事も楽しまなくては続かない。 楽しむには過程の難関をゲーム化し
乗り越えることである。ゲーム化すれば苦難は数分の一になる。
 航空会社が販促として「乗った距離をポイント制にして恩典をつける
「マイ・レージ」というサービスがあるが、顧客の「私は、これだけポイント
を集めている!」という自尊心と、特典で旅行できる恩典がヒットし今では、
当たり前のように使われている。 これもゲーム感覚で、ポイント集めを
楽しんでいる。 私も早朝から就寝まで、日程を組んで習慣化し、そのチェック
として手帳に書き込んでいるが、実は一種のゲーム感覚で実行している。 
倒産劇も、途中から手順に落として実行しているうちに、ゲーム感覚になって
しまい、自分で驚いた。他人から見たら、変じゃないかと思われて当然だろう。
 とにもかくも長期にわたり一つずつ壁を乗り越えなければならないのだから、
ゲーム感覚で障害を冷静になくては神経がやられる。 毎日書いているこれも
ゲーム感覚か。 まずテーマ探し、材料集め、それを起承転結に仕上げ、何ども
修正するゲームである。
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2012/02/01
ゲーミフィケーション ー2
    【 ゲームが未来を救う!?〜広がるゲーミフィケーション〜 
                 25日NHK・クローズアップ現代 】
  * 結構、面白いゲーム化
 私の趣味の一つが「秘境・異郷ツアー」だが、いや、だったが? 
回数を重ねるにつれ、いつの間にかゲーム化になった。旅行中の楽しみ
の一つにツアー仲間の情報交換があるが、ベテランほど旅先をゲーム
感覚で構成している。パリ、ロンドン、ローマとか都会文化を楽しむ都会派。 
アフリカ大陸専門のサファリ派、南米派、インド派、シルクロード派、秘境
・異郷派など、それぞれの趣味に合わせて行き先を組み立てていく。 
そして、まず予算と行き先の選定、旅行代理店のツアーの選定、そして、
旅行準備。それが面白く楽しい。 それで一ヶ月は楽しめる。そして旅行中
の10日間、帰ってから、写真や資料の整理の一ヶ月で、大よそ三ヶ月近く
楽しめる。その上、行った先は、毎日何処かのTV局で放送している。
見るたびに、その旅行の延長にいるような気持ちになる。
何ごともゲーム化をして楽しめば、それが記憶をパッケーをする効用になる。
「面白くなき世を面白く」は、自分の経験を、上から目線でゲーム化する
ことと同じである。その意味で、ゲーム化は日常生活を面白可笑しく活きる
ノウハウでもある。 ゲーム機メーカーや、ゲームソフトメーカーには、
大きな事業チャンスが限りなく広がっている。ゲーム機メーカーが、ブルー
レイ録画を売り出したが、これなど、その典型。ゲームは、簡単に知恵が
発揮できる場面を提示してくれる。面白いとは知恵を発揮し生じる感情である。 
ゲームといえば、最近は聞かなくなったが、「マネジメント・ゲーム」がある。
社員教育のソフトで、各自が会社を設立して、戦略をたて、市場の想定をした
基盤の中で競争するゲーム。企業とは何かを知るに、もってこいだが、麻雀や
将棋を多くこなしたものが有利なる。 私は経験ないが、「人生ゲーム」
というのもある。これも若いうちにやっておけば、人生を鳥瞰でき、目先に
とらわれない生き方が出来よう。男女の遊びをゲーム化しているのもいるが。
 「準備のゲーム化を手順に入れる習慣」に、人生の秘儀があるようだ。 
平凡な一日をゲームと生きるとしたら……
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H0607
ケニア・サファリ紀行 (?)

 前知識はほとんどなし、
「何がおきるのか出たとこ勝負の旅」というのが率直な気持であった。
ところが秘境の旅というイメージで行ったところ、
そこは欧州の高級リゾート地であった。
三十年前まで英国領であった為、欧米のサファリを目的とした
リゾート地として区画整備されてあった。
広大な動物保護区及び国立公園と一般の土地はわけられており、
前者は天国、後者は貧困そのものであった。
サファリ(動物ウォッチング・ドライブ・ゲーム旅行)は生まれて初めて、
一日一日、一シーン、一シーンが鮮明な感激として脳裏に焼きついている。

強烈な印象の順に列記してみると、
? 夕方、五十頭の象の群れが一列になり、
  右手にキリマンジェロをみながら林の方に帰っていく、
 (TVでこのシーンを見た事があるが、
  まさか初日にこれをみれるとは思わなかった)
? ライオン二匹がペアリングしている横で一頭がシマウマを食べているシーン、
? チーターが二百m先に一匹のガゼルをねらいを定めて木影で
  スキをねらっているシーン、
? 二十頭位の象の群れに三m位近ずいたシーン、
? 湖でカバの群れに近ずいたところ一頭が我々のボートを
  追いかけてきたシーン(一ケ月前にその群れに漁師が殺されたとか)、
? 数千〜数万頭のヌーの大移動、
? マサイ・マラ族の村の中での異様な雰囲気、
? 気球の船上よりのアフリカの大地の景色、
? 四〇〜五〇頭の水牛の群れの真只中にサファリーカーでつっこんだシーン、
? キリマンジェロの遠景、等々書けばきりがない。
 過去十七回の海外旅行の中でも最も刺激的印象的なものであった。
 欧州では“アフリカの毒”という言葉があるとか。
 その毒(魅力)にあたり、ウワ言のようにアフリカ、アフリカと
 言うそうで、今の私はまさに毒にあたっている状態です。
 (1994.7/10 〜18 )
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4653, 閑話小題 ー行蔵の中の、旅行の棚のお宝
2013年12月12日(木)
  * 行蔵の中の、旅行の棚には
 学生時代の欧州旅行が当時の40万円。5〜10万円を別途プラスして、
現在の金額からすると一ヶ月間で400〜500万円。丁度、高度成長時代に入った
昭和42年。馬小屋のような寮生活しか知らない地方出の私にとって、この旅行
のカルチャーショックはあまりに大きく、固定観念が粉々に砕けてしまった。
これが、その後の事業人生で、他人の思惑を気にすることなく生きてこられた
バネになった。その前に、大きな挫折経験があったが、これはカルチャー
ショックによる自己崩壊? それから20年後の40歳から年に平均二回、
20年近く行き続け、合計48回の秘境を中心としたツアー。今からすると
【来年前半に一月間の5百万のツアーに参加。余韻を半年、楽しんだ後半から、
隔月ごと年6回の割合で旅行に出るとして、まる8年。家内と共にすると
4千万円はかかる】 その旅行に続けてる期間は、手取り一千万以上の収入
があり、給与面からみて、収入範囲である。 それがどうした?といえば、
それまでだが、「べき時に、べく事を、べく実行してきた」ことになる。
御隠居の現在、肉体的に金銭的、気力的に不可能。河口湖や軽井沢に別荘を
持っている豊かそうな?知人を見ても、気持ちに余裕を持つことが出来る。 
「遠き日は、歳とるごとに近くなり」が、齢を重ねる度に、どれもこれも
昨日のように感じ取ることが出来て、人生の終盤にプラスに働いてきた。
プチブル主義の露出になるが・・ この年齢で、新羅ウィグル地区から
カラコルムハイウェーを抜けるコース、パタゴニア南アフリカなど、
無理。その十倍の4億の現金と、この旅行経験を交換しないかと言われたら、
迷いなく行蔵をとる。あのTPOSの中で遣り繰りつけたから価値がある。
事業整理の結果に、さほど動じないで済んだのは、幾つかのライフワーク
を続けていたため。それもこれも両親の生き様から学んでいたため。
見方を変えれば「これで、この男、狂ったか!」だが「狂って良かった!」 
 ー最後は、いつも、「良かった良かった」の自画自賛かいー 
の誰かの声が聞こえてきそう! ケチくさい話だが・・