* 人生と消費
< ディドロはあるとき、緋色のガウンを贈り物としてもらっていたく喜んだ。
 しかし、やがてガウンの見事さに較べて自分の書斎が貧相なのが気になり、
ガウンに合わせて家具も次々と買い替えてしまった。そして気づいてみると、
書斎は最新の家具に囲まれてかえって居心地悪くなってしまっていた…。
これはディドロの『私の古いガウンを手放したことについての後悔』という題
のエッセーだが、現代のある経済学者は、所有物の調和を求めて次々と物を
消費してしまうことを、この話にちなんで「ディドロの後悔」という。>

▼ これはマイナーの事例の話だが、プラスとして、知識と経験にもいえる。
 この質量の総計が、その人の人生の幅だろうが。古いガウンを手放さずに、
使い続けるのも、最新の家具を揃えていく生き方も人生。
「フランス人は宝くじが当たっても、最高級の3つ星レストランには行かない。
行きつけの最高のワインを飲んで一番美味しい料理を食べる。それが一番、
心地いいから」と。

――
熊: 俺ならサシズメ「熊の後悔」になってしまうが… こんな後悔を、
  一度でもいいから、してみたいよ。
寅: 御前のは「ヘドロの後悔」だね。貧乏だから、そんなことしか思えられ
  ないんだよ。直に最新の家具に馴染んで、それが当然と思うんサ。
  人間は環境の変化に適応するからね。
八つぁん: 例えば、テニスのラケットでも、「道具は最高品を買え!」って
  いうじゃないか。至近の例で、私は40年前に、それに気づいて、TVだけは、
  ソニーか、東芝などの上位機種に決めていた。TVって、家電メーカーが
  総力をあげたテクノロジーの完成形だからね。それで茶の間の生活が大きく
  左右するんだ。それにパソコンなど情報端末もだがね…
寅: 熊さんよ、その汚い服を早々、買い替えなよ。須らく「孫にも衣装」だよ。
熊: 金が無いのに、如何すれってんだよ。でも、俺って投げやりで、モノゴト
  が長続きしないから、この様さ。
八つぁん: 居心地が悪くなるのは、貰ったガウンに合わそうとするからさ。
  ガウンに合わせるのは書斎の本だろうに。ガウンの見事さに合わせた書斎、
  私なら満足するがね。書斎って、男の砦だろう。熊さんには、それが無いね。
寅: 俺にもないけど、図書館が「俺様の書斎」と決め込んで、ある椅子を自分
  の居場所にして、週に一度は、ドップリと異世界にトリップするんだ。
熊: 現実に溺れた詰まらない奴と思っていたが、そんな世界を持っていたんだ。
  今の今まで気づかなかったよ。そこが俺らと少し違うんだ。そうそう、時々、
  喫茶店で難しそうな顔をして本を読んでいる姿を、何度かみていたがね。
八つぁん: 「ユニクロ」が、「ディドロの後悔」を逆手に取った商法だろう。
  10年前のカジュアルでも、新しいものでもコーデネートしても、違和感が
  少ないだろう。それと、高いブランド品とも、何故か、しっくりいく。
  今では世界のブランド品だからね。普段着だからさ熊さんもフィットする。
大家: 私だって、何気なく着ているんだよ。とにかく、安いしね。
  それと恥ずかしいから最近はネットで買ってますよ。
八つぁん: ベンチマークが、マクドナルドだっていうじゃないか。
  イタリヤでデザイをして、中国、東南アジアで製造し、日本を中心にして
  世界中で売るグローバルのシステムを完成させたのだからね。
寅: 熊や、大家さんから、パリジェンヌまで、着れるんだからね。
八つぁん: 居間にある、イタリヤ家具。見た目には100数十万のと、遜色ない
  けど、25万円で買ったの。5分の1だもの。 イタリヤ家具の専門店の親仁と
  親しくなって勧められて。 イタリヤでデザインし、皮はイタリア製の物を
  韓国に送って、木製部分と、組み立ては韓国産。(韓国は木製が得意の分野)
  そりゃ、見た目も豪華絢爛、居心地は良いしね。
熊: また自画自賛ですか?
八つぁん: 露悪のつもりだけれど… 「上物を、中から下の上の値段で」と
  言いたかっただけのこと。 でも何故か、今では家内の私物置き場? 

・・・・・・
5121,「魂」の思想史 ー�
2015年03月23日(月)   
         「魂」の思想史: 近代の異端者とともにー酒井 健(著)
 魂と心について、これまで多くここで取り上げてきた。秘境の大自然
感じる神秘的感動は、そこに宿る神霊と、自分の魂との邂逅になる。
だから、おい立てられて、行くのである。この邂逅は、心の奥底に蓄積
され熟成され、次の神秘的感動に磁石のように引き付けられていく。
  ーまず、アマゾンのないよう説明よりー
≪ 合理主義と功利主義を基調とする近代。ゴッホニーチェボードレール
から岡本太郎三島由紀夫まで―、彼らは時代の趨勢に齟齬を覚えつつ、魂の
声に引き寄せられ、思策と表現を行った。曖昧で無限定な概念でありながら、
人々を揺り動かしてきた「魂」とはいったい何か。人間の内部と外部を通わせる
その働きに、著者は現代人が見失ってしまったものを看取する。
近代の異端者を通して生の息吹に触れる異色の思想史。≫
▼ 魂の振動といえば、大自然や芸術作品だけでなく、父親との魂との邂逅
 の経験がある。それ以来、10年あまり、変な感覚がとりつかれていたが・・ 
 今では抜けている。 〜以前書いた内容から〜
≪  霊的体験‐  平成4年 7月
20年近く前になるが、父の死後49日まで何度か不思議な体験をした。
死後一週間位か妙な夢をみた。私自身父の気持が乗移り、“死にたくない。
もっと生きたい、生きたい!”という“念”になった夢である。
夢の“念”は父そのもの。父と一年身で苦しんだ為に“念”が自身に、
実感できた。目覚めた時、父が‘なんだ自分はこうして生きているではないか’
という内的体験。夢よりさめた自分の魂が“父の魂”と一緒になった実感。
これだけは経験した人間ではないとわからない。また死後二〜三日後の夢も
強烈な夢(?)であった。夜半に強烈な恐怖感がおそってきた。その時、
父のベットで寝ていたが、“おやじ助けて!”と思ってしまった。
と同時に廊下を隔てた仏間より強烈な“引力”が足をひっぱった。
その瞬間ベットにしがみついたが、隣に寝ていた母がスクッと立ちあがり
トイレに行った。全身汗びっしょりになっていた。まだまだ不思議な
出来事が多くあった… あれ以来、10数年にわたり、幽体離脱とか、
妙な霊的体験などを多く経験した。 最近は少なくなったが・・ ≫
魂とは何かの解釈もあるが、脳には底知れない何かが刻みこまれている。
そこには地球上に生命が誕生して20億年の経験が記憶されているのだから。
・・・・・
4389, 「うつ」かもしれない ー4
2013年03月23日(土)      
 * 「うつ」による自殺  ー「うつ」かもしれないー 〜磯部潮著
 自殺の八割が精神疾患になっていて、その六割がウツ病。何と自殺者の
半分がウツ病による。自殺は一昨年まで10数年間、3万人を超えているが、
実際は4万と推測される。ということは二万人がウツ病による自殺をして
いる恐ろしい病である。もし原発被爆で毎日55人が亡くなったとしたら、
外国人の大方は即刻、帰国するはず。それが何故か、ウツ病に対して
騒がない。ガンと同様に初期発見・早期治療をすれば大部分が治るのに、
それには疎い。「ウツ」による自殺を促進する最大の因子は「視野狭窄」。 
絶望感にとりつかれ、「自分は絶対に治らない」「治ったところでどうなる」
という考えにとれわれ、結果として死にたくなる。全ての人に心を閉ざし苦しむ。
前の会社の取引先の営業が高校の後輩もあり懇意にしていた。 ところが、
責任者になって暫くすると重い躁鬱病になった。その過程で、私のところにも
相談に来ていた。「躁鬱は、あくまで病気の一つ、恥ずかしがることはない。               
医者に行って治療すれば回復する。ただし放置したりすると手遅れになる
恐ろしい病」と、再発する都度繰り返し説いていた。そのうちに、会社の
役職を降り、平社員として営業を続けいていたが、最期は癌で亡くなった。
 親戚の人の自死の葬式に参列した時に、誰かが「何で自ら死ななければ
ならないのでしょうね」と囁いたところ、「死ぬほど苦しかったためですよ」
と、誰かが答えたのが印象に残っている。心も治療しないで放置しておけば、
傷口がタダレて苦痛は耐えきれなくなるが、第三者は全く気づかない。
数年前、幼馴染が倒産、離婚、引きこもり、アル中で崩壊していく過程をみた。
最後は娘の住んでいる県外に行ったが、壮絶そのもの。幼児期から、このような
話を聞かされ育てば、万一に備えるのは当然。ウツは、その知識と前向きの心
(言葉)の習慣化が必要である。心は壊れやすく、儚く、繊細。 
だから大事に扱わないと!
・・・・・・
5851,物語で経験する「生老病死」 −2
2017年03月23日(木)
       <老いの風景 ー物語で経験する「生老病死」〜石光勝・著 >
  * 人生を色分けすると <青春、黄夏、赤秋、白冬> 
 古代の中国の「陰陽五行」による季節・色わけがある。
  ネット検索によると、
ー色 五行 季節 ー
 青 木 【春】 東
 朱 火 【夏】 南
 黄 土 長夏(土用)
 白 金 【秋】 西
 黒 水 【冬】 北 とあった。 
 ちなみに、フランスの国旗は、
・青=自由 ・赤=平等 ・白=博愛の意味。
 三色の色合いに、若者、青年、老年の各世代が共に、の意味まであったか
どうか? この二つを合わせると、青春期には自由を謳歌し、成人期は平等に、
老年期には博愛を主とすべし、といえば成程、理になる…
 <青春、黄夏、赤秋、白冬>の色分けを、現代に合わされば、
<壮年期は「朱夏」、還暦辺りから「白秋」、後期高齢者は「玄冬」と。
白い秋の定年ではいかにも侘しいし、黒い冬の余生はやりきれない>と。
そこで著者は、夏は逞しい陽光の黄色。秋は枯れなんとする前に燃える紅葉の
赤を。冬は同じ「やりつくしてない」を表すにしても、人それぞれ色づけられる
雪の白さの色分けに、という。71歳の私は、さしずめ日没直前の地平線の黄金色
のはずだが。 65〜74歳の前期高齢者が黄色で、75歳以降の後期高齢者が白。
そしてブラックに… 75歳以降がブラックは? 実感として白からネズミ色へ。
石原慎太郎の残姿を見るにつけ、85歳辺りからは、ねずみ色からブラックに。
・・・・・・
5486,人生で最も大切な技術 ー33 聞き、考え、瞑想する
2016年03月23日(水)
   『幸福の探求―人生で最も大切な技術』マチウ リカール著
   * 聞き、考え、瞑想する
「聞き、考え、瞑想する」の「聞き」を、「読み」に置換えてみると、
この随想日記は、「考え」のプロセスになり、その後、「瞑想」で血肉化する
ことになる。特に、数年前の同月同日のテーマを読返すことは、一度、記憶
から消えていることが多いため、新たな視線が瞑想かわりになる。得た知識、
情報を地頭で考えられるまでには、噛み砕く必要性があり、何度か考え、
かつ、瞑想する役割を果たしてくれる。 
  〜その辺りから〜
≪ どのような分野の見習修行にも共通することだが、精神的な鍛錬に
 おいても、いくつもの段階を経て前進する。最初は師の教えを受け、次に、
その教えを自分のものとして吸収することが必要となる。生まれながらに
知識を備えた子供はいない。そして、体得した知識が、ほとんど開かれる
ことのない美しい装飾本のような無用の長物とならないよう、活用することを
心がけねばならない。教えられた知識の意味を深く考えることも大切である。
 釈迦は弟子たちにこう説いている。「私への尊敬の念だけで、私の教えを
鵜呑みにしてはならない。金の細工師が金を切り、熱し、叩いて調べるように、
私の教えを吟味し、試しなさい」。 師の教えを頭で把握するだけでは不十分。
それは、医者の処方箋を枕元に置きざりにするとか、「治った、治った」と
唱えることが、病気の治癒を意味しないのと同じこと。 学習した知識を、
心を流れる想念に一体化させ、包括的なものとしてまとめる作業が必要。
 こうすることで、頭の中で組み立てられた理論が、具体的な自己変革に
結びつく。これまでにも触れたように、これが瞑想の意味するものである。
 すなわち、これまでとは違う、新しい在り様に慣れ親しむことである。
瞑想を実践することで、親切、忍耐、寛容などのポジティプな特質が自然に
身についてくる。そして瞑想を続けることでは特質は強化されない。
 最初は短時間でもかまわないが、この訓練を規則正しく続けているうちに、
特質が自分のものとして同化し、隅々にまで浸透してゆき、ついには第二の
天性として習慣化するようになる。平常心を体得するための瞑想を続けるのも
いいだろう。それには、例えば、花、感情、アイデア、仏像などの対象を決め、
それに精神集中するという方法も推薦できる。最初は心がぐらつくかもしれ
ないが、訓練するうちに鎮められるようになるだろう。蝶が花から飛び立って
も、またその花に戻るように、精神集中に心を戻せるようになる。
退屈しつつも義務を果たす生徒になる必要はない。
 瞑想の目的は、弾力的で、安定していて、力強く、明晰で、しかも注意を
怠らない心の状態を維持できるようにすることである。瞑想の訓練とは、
勉強を嫌がって駄々をこねる子供を増長させるようなものでなく、心を放置
して台無しにしないで、変革のための有能な道具として鍛え上げることである。
 瞑想の仕上げの段階に到達したら、思考のべールの後ろ側に常に存在する、
純粋な気づきの状態、具体的には、自分が壮大な宇宙に存在するように、
心を完全に解き放った状態にする仕方で、あるいは、心をよぎる思考の本質を
つぶさに見つめる方法で、意識そのものを抽象的で概念的にではなく、直接に
凝視することができるようになる。瞑想方法は多様だが、どれもが内的変革
プロセスの一環という共通の機能を持っている。瞑想は、単に知性が反映
されるものではない。なぜなら瞑想とは、同一の内省的分析、同化の変革努力、
そして同一の熟考であり、それをたゆまず反復する経験である。 ≫ 
▼ 海外旅行での目的地までの列車や、飛行機内で、ひたすら黙想するが、
 これは、一種の瞑想である。行きの機内と列車内は、日常から非日常へ。
帰りは、非日常から日常への心の切替えと、旅行の総括のための沈思黙考
の場。「聞き、考え、瞑想する」ことは、体験を経験にかえるプロセスになる。
ー偶然だが、以下の内容につながる。〜瞑想とは心が魂と一体化した状態。
・・・・・
4015, 閑話小題
2012年03月23日(金)
   * つれづれに
 変わりばいのない日が続くが、それも良い。 首都圏、特に東京の下町に
住む人たちは、直下型地震で不安だろう。震度7は、観測以来、神戸震災と
中越地震と東北大震災以外に起きたことがない。そのため大都会の直下型の
場合、なすスベがない。引っ越す決断も下せないし、下町の人ほど都会っ子の
軽さも重なって長野、高崎、新潟に住むのは都落ちという惨めさが強い。
 私が東京在住だったら、一年以内の引越しを考える。勤務が東京で仕事上、
難しいなら大宮か熊谷に引越し、そこから通勤する。夜間か土日の直下型地震
場合は被害を免れるのでリスクが半減する。 家族のリスクが半減する上に、
帰る家が残る。 ところで去年の今頃は、会社の閉鎖を決定、無我無中で整理の
手順に入っていた。同時に東北大震災と、原発事故が進行中で、非常事態の
刺激的な日々。 何ごとも動き始めると、次々とすべき手順が現れ出てくる。 
決断を少し早めると打撃は半分で済むが、少し遅れると二倍になる経験則を
持っていたため、マイナスエネルギーの重圧は4分の一で済んだ。止め時は、
あの三月末しかなかった。 べき時に、べき決断をして本当に良かったが、
奇しくも30周年記念日の前日に会社消滅とは・・・ 
   * ウドンの素
 自宅での昼飯は大方、カレーか冷凍の讃岐ウドンかキシメンかチャーハン。 
冷凍ウドンとキシメンには、私が業務スーパーで買ってくる「ウドンの素」
を使っている。 ところが先日のTVで、このウドンの素が多くの下味に使える
料理の紹介特集をしていた。鍋の下味、味噌汁、生ラーメン、チャーハン、
生卵、卵焼き、炊き込み飯、などが格段に美味しくなるという。ウドンのダシ
といえば、昆布とカツオとの混合。それが素なら、ウドンダシ以外に使えて当然。
何ごとも、その枠を取り払うと、色いろ応用できる事例。家での隠し味は昆布の
出汁を使っているが、それにカツオ節を混ぜれば同じ? 
以前、「ホテル・レストランショー」で、カツオ節を粒状にしたダシ専門
会社が出店していた。 ウドンの素をを納豆にかけてみたら、なるほど美味い。
色いろなフリカケがスーパーに並んでいるが、隠し味の素のネタが、あるはず。
春の高校野球を含めて、サバンナもサバンナ(日常生活)なりに、面白い。
 ・・・・・・
3649, 地震 ーつれづれに ー10
2011年03月23日(水)
  * 日本経済がどうなるのだろうか?
 リーマンショックで死に掛かっていた日本経済は今後どうなるのだろうか? 
  ● まずは聞き及んでいる危なそうな話。
△ 地元のNSGなどの専門学校と、新潟大学などが卒業式と入学式を自粛。
  そのため稼ぎ時の美容室とホテルが大打撃。
△ 優先的に被災地が優先されるため、地元業者への建材の入手が困難になり、
  経営の根幹に関わる問題になっている。物から人へと民主党の政策のため、
  今回のような震災になると重機の絶対量が国内で激減。
   このような事態になると民主党の政策そのものが否定されたことになる。
△ 公務員の期末、期首の移動の歓送迎会が殆ど中止勧告。この時期に、
  当てにしてきた飲食店も大打撃。駅前などの繁華街は閑散としており、
  入店客は皆無の状態。
△ 注文していた商品が入荷したと家電チェーンから電話があったが、
  「節電のため、午後一時からの営業時間」という。学生が上京などで
  家電を揃える時期にである。
△ IT化で出張などが激減している上に、日帰り圏の地方の駅前ホテル
  などが大打撃を受けている上に、これ。厳しさが身に沁みる。
△ 高校野球の特別枠の佐渡高校では応援団を出さないことに決定。
△ この震災は12〜16兆円の直接損失というが、間接損失を含めると、
  その何倍になる。国民総生産はマイナ10数パーセントの可能性がある。
△ 東北・関東の農業、牧畜は雨などの水で汚染され、壊滅状態に。
△ 計画停電は夏まで続く上に、ガソリン不足が経済の足を引っ張る。
  ピークの夏では25パーの電力不足になる。恐ろしい限り。
・・・・・・
4756,閑話小題 〜スポーツセンターの景色
2014年03月23日(日)
  * ホリデイ・スポーツセンターの景色
 スポーツセンターに通い始めて3年になる。中学、高校の同級生数名が
来ているが、時間帯が違うため、あまり顔を合わせることはない。色いろな
コースがあって、フルコースが8100円(税抜)、デイコース10〜17時が5500円
(税抜)、他にもペアーコース、夜間コースなどがある。私が通っているのが
デイコースで、金曜日定休と、日・祭日が不可である。 閑散の時間帯が
12時から14時で、13時前〜15時前が私の滞在時間である。デイ会員の時間帯は、
30〜60歳代の中高年の女性が過半数以上を占めている。その他は、リタイアー
の初老から、夜勤の仕事の人、夜間高校生、スナックのママさん風の人。
おお方、群れる人と、ソロの人が分かれ、私はソロ。見知らぬ人との何気ない
世間話が私は苦手。そのため学校関係と仕事関係の知人と挨拶をする程度。
ジムで顔見知りの人とは殆ど挨拶も会話をしないで、自分の決めたコースを
消化して、帰ってくる。それでもスポーツクラブの雰囲気が、明るく開放的で
気に入っている。ここのキャッチコピーが『遊ぶ、楽しむ、フィットネス』 
《身体を動かすことの楽しさ、汗をかく爽快感を求めていて、「楽しく体を
動かしていたら、知らない間に効果が出ていた」というような、初心者や運動が
苦手な人が気軽に楽しめることをコンセプトとした店づくり》とあり、
そのままが雰囲気として現れ出ていて、私にはベストのシステムである。
早朝から、読書、パソコンなど、独りで、決まった日程を淡々とこなして
いる中、人いきれの中でのエアロなどの共同動作が気持ちを和らげる。 
     ー以下はホリデイHPの紹介文ー
【 従来のスポーツクラブはどちらかと言えばアスリートやスポーツ愛好家を
 ターゲットにしてきたが「当スポーツクラブ」は競技力や技術力の向上を
目指すのではなく、運動本来の「楽しさ」を伝え、運動を通じて「健康」に
なってもらうことを第一に考えています。「ホリデイスポーツクラブ」が
目指しているのは、会社員が会社へ行ったり学生が学校へ通うように、
「ホリデイスポーツクラブ」が人々の日常に溶け込み、継続して毎日楽しく
適度に体を動かしていただくことで多くの人々が健康になっていくことです。
『遊ぶ、楽しむ、フィットネス』をキャッチコピーに、まずは体を動かすこと
の楽しさ、汗をかくことの爽快感を多くの方に知っていただき、「楽しく体を
動かしていたら、知らない間に効果が出ていた」と言っていただけるよう、
初心者や運動が苦手な方が気軽に楽しめることをコンセプトとした店づくりに
取り組んでいます。】
 自宅から車で3分のSC内に、月に6千円足らず(20日間として、
一日に3百円)とすると非常に価値がある。