* スポーツジムに6年半で1500回とすると!
 先日、SJのフロントで、「1500回記念」と「日・祭日用の無料券」を貰った。
これまで、500、1100、1300回記念で貰ってもいた。私の契約は「平日会員コース」。
定休の金曜日を除いた、月〜木曜と土曜日の10〜17時まで5日間利用できる。
 盆正月など特別休暇を入れ120日の休館。旅行、冠婚葬祭など半月ほど加えて
休むとして、6・5年×230日≒1500回は肯ける。雰囲気が明るく健康的で、魂が
安らぐ。誰とも話さず、目を合わさず、独りの世界を楽しんでいる。運動
マシーンとステップ台が12台、円環状に並ぶ真ん中で、ポップスのBGの中、
スタッフの掛声で2周する「イージーライン」(30分)と、「エアロ・ヨガ」
(45分)をベースに、ランニング・マシーンとかマッサージを含めて2時間ほど
時間を過ごす。これで1日300円は価値がある。地方都市・長岡の駅裏から10分
ほどの所が住居のため、人混みはスーパーとジムぐらい。平日会員の10〜17時
には、様ざまの人達が集う。 
 私のHP内検索に「スポつジム」と入れたところ、50以上の文章には驚いた。
よほど、ネタが少なかったようだが、話題に、このキーワードが入ればヒット
するのもある。人間観察には、この上ないが、外見は、その人の人生が滲み
出てくるが、それも思い込みからわき出す心象風景でしかない。
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2011/10/21
スポーツジムの景色 −4
   *スポーツジムから見えてくること
 スポーツジムに行って一番面白いのは人間ウォッチング。自分も、その一人
だが、30歳から80歳以上の老若?男女で、何気なく見ているだけで面白い。 
肥満・血糖値・40肩対策など、それぞれ事情を抱えている人から、私のように
健康を兼ねたレジャー目的など様々である。少し痴呆が入っている80過ぎもいる。 
私は午前中の開店直後の10時〜正午までの二時間、滞在している。時間帯から
して過半数が主婦。 明らかに水商売仲間内のグループもいる。 スポーツクラブ
は女性がメインで、男は60歳以上のリタイヤしたて?の人が目立つ。 弁当や
御握り持参で、ロビーで食事をとる女性仲間の社交界の場的要素もある。
といって、男の私が肩身が狭いことは全くない。自分で選択したメニューを
独りでこなして終わったら帰るという気楽さがある。大方の会員の平均滞在時間は、
二時間だろうか。このようなジムに入会したのは、長い人生で初めてだが、もし
実情を知っていたら、新潟駅前のジムに10年前から入っていただろう。
パソコン教室も、スポーツジムも、サロン的要素が強いが、私のように誰とも会話
することもなく、自分のコースを人的気づかいなしに済ますことも出来る。
通勤列車内と思えばよい。私が行っているのは昼だけコース(平日10〜17時
ー金・日、休みー)。中高年がほぼ八割で、自分の年齢世代が目立つことはない。 
エアロビでは、プロのインストラクターが指導するプログラムが多く、若い男の
インストラクターの追いかけに近い中年オバサンが見ていて微笑ましい。
 男の場合、色々の場数を仕事などでこなしているため、こういう場では、多くは
一会員として群れることなく運動をしている人が多い。高年齢になるほど、自分の
社会を背負って、それに拘っている姿が、(本人には分からないが)異様に見える。 
 要は、田舎ということ。 とはいえ、半年前の盛況ぶりは、現在はない。
3・11の影響が、大きいのは何処も同じ。ネット辞書に、「スポーツセンター
のインストラクターの仕事は、一見華やかに見えるが、給料は安いわりに希望者
が多いため、ワーキングプアの要素が強い」と、あった。その目で、彼らを見て
いると、また違って見えてくる。一人ひとりが個性的で、一生懸命に指導している
姿は、光ってみえてくる。半年少したって、効果はといえば、大有り。足腰が、
この数年来衰えたと感じていたのが半分以上は回復した。毎日キッチリ運動を
続けると続けないとでは違う。まずは半年である。
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2011/08/14
スポーツジムの景色 −3
 4ヶ月でのジムの運動効果はどうか? 体重は元もと早朝のウォーキングと、
サイクリングの効果で、適正体重を20年以上は保っていた。そのため、減増は
ないが、頬の弛みは無くなり体調は非常によい。二年前に3〜4年に一度の重い
腰痛になってから、色々の腰痛対策の工夫をしたプラス効果は出ていた。しかし
4月からの午前中のサイクリングを含めた三時間の運動は、これまでの足腰の
関節を鍛えなおすに効果的。この数年来、足腰の関節が固まった感じが、この
ジム通いで半分はとれたようだ。 あと4ヶ月後の年内には、さらに一絞りした
身体が出来ているはず。
 ジムでは、常に各種エアロビックと、イージーライン(インストラクターの
指導下、6つの器械とステップ台で運動を繰りかえし一周する)などプログラム
が開かれている。 別にマッサージルームか、ランニングマシーンか、筋トレ
マシーンで独自に過ごせる。時に昼をマタイダときは、外出も可能。謹慎の身?
にとって、昼間に息抜きできる場所が存在しているのが有難い。
茶店替わりである。 これはアメリカで出来上がったサービス業態だろう。 
ースポーツクラブをウィキペディアで検索すると
【 スポーツクラブは、各種の運動施設と専門の指導員を有する施設。
 フィットネスクラブとも呼ばれる。 定義は明確ではないが、たとえば日本
経済産業省の特定サービス産業実態調査におけるフィットネスクラブの定義は、
「室内プール、トレーニングジム、 スタジオなど室内の運動施設を有し、
インストラクター、トレーナーなどの指導員を配置し、会員にスポーツ、体力
向上などのトレーニング方法などを教授する事業所」とされ、室内プールの他に
室内運動施設を有しない事業所は除外するとされている。】
▼ 私の通っている「ホリデイ」は、これにサウナ、風呂、マッサージルームが
 加わっている。またランニングマシーンはTVつきである。ポイントは施設に
多くの種類の施設を備え会員数を集めること。今月から極端に会員数が減った
ため?、値段を平均一割程度下げてきた。この施設も半年以上もかけて完成した。
しかし完成して僅かで東北大震災の直撃である。大型設備投資の難しさを他山の
石として見ていることになる。 漫画喫茶はモバイル携帯電話と、iPadなどの
タブレット型パソコンが直撃している。いずれにしても恐慌である。
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2011/07/26
スポーツジムの景色 −1
 スポーツジムに通い始めて4ヶ月足らずになる。そこには中年女性を中心に、
あとは年代は30歳から80歳半ばまで様々で、平均40歳半ばというところか。 
65歳の私が場違いという感は全くなく、中年女性の二人連れが目立つ。夫婦は
数組である。男女は一対三の割合だが、私の選んだコースが平日中心の10〜17時
までコースで、主婦が中心ということもある。スタッフに客の集中する時間帯を
聞いたところ、夜と、土・日曜日という。それでも私の行っている午前中でも
満杯だった会員が、5月の連休明けから、急減した。ここでも東北大震災が直撃
しているようだ。(二ヶ月先払いのため、その影響は2ヶ月先に出る)
そこで、顔見知りが二人いたが、地元だから当然のこと。場所は自宅から車で
1〜2分(500メートル先)のところにあり、オープンして半年も経ってない。 
ここのオープンは私にとって渡りに舟だが、イメージと実際に通った実感は違う。
一年以上、通ったと通わないとでは、これでは大きな差が出て当然である。
これは是非、勧め。私の場合、オープンの10時に行って、イージーラインの
予約札をとって、30分近くはマッサージ・ルームで過ごす。そして10時半から
25分間のイージーラインに参加する。これは6台のマシーン(腰、肩、脚など)
で、バランス良く配置され、一人のインストラクターが指導するシステムに
なる。それが終わると再び、マッサージ・ルームか、ランニング・マシーンで
30分過ごす。その後、エアロビックスか、再びイージーラインに参加し、
大よそ二時間で終了する。週に一度は外出をして、近くで昼飯をとって午後の
エアロビに一部に参加する。 早朝の、この随想日記の書き上げ、信濃川の土手
のサイクリング、そして、このジムが、昼までの生活習慣の三本柱になっている。
午後からは、本を読んだり、録画を見たり、昼寝をしたり気ままに時間を過ごす。 
頭も身体もフル回転で健康そのもの。昼飯が非常に美味いこと、このうえない。
成るほど、この日々は、平凡で、刺激が少ないが、それでも良い。ギアチェンジ
をしてみて、リタイアをした人は、実際に何をして過ごすのか不思議だったが、
成るほど合点した。殆ど口をきかないとしても、その場にいるだけで孤独感は
少なくなる。レオタードなどを着た女性たちのエネルギーに溢れた場所は、居る
だけで充電になる。
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2017/03/08
閑話小題 〜エキサイティング・ジム
  * エキサイティング・ジム
 ジムに通いだして6年、平日の昼会員の枠一杯の月20日も通っているので、
日割りにすると300円の価値は充分にある。インストラクターの指導のもと、
12人のメンバーが交互に置かれたマシーンとステップ台を25分かけて二周する
イージーラインを毎回のベース。それに週4回のヨガエアロと、
ベルト式マッサージと、ランニングマシーンとの組合せで、
大よそ2時間半が平均滞在時間が日課になる。
健康的な明るさと、多くが他者に我関せずのところが良い。
 ところで昨日のモーニングショーで、最近の変り種のジムを紹介していた。
・サンドバックが数十台並んだスタジオで、インストラクターの大きな掛声で、
 グローブで殴りつけるのを主にしたジム。
・取っ手の付いたトランポリンが数十台、その上を合同で跳んだり跳ねたり
 する エクササイズ。
・クラブとエアロを融合したようなジムで、暗闇に光るミラーボールの下、
 踊るエクササイズ。
どもれもこれもスポーツジムのイメージを超えた内容だが、全身運動で、
トリップする仕組み。よく考えたものだ。 ハリウッド映画で、酒や薬物を
飲んで高級クラブでエキサイトをして踊りまくるエキスをエアロに取り入れ、
集団でトリップさせるとは。 メガネ型動画プレイヤーのアプリで、その場面
をつくればよい。独り部屋の中での踊り? 考えただけで気持ちが悪いが、
当人にとっては大して変わりはしない? いや、違うか。
 地元のエアロも、競争が激化しているようで、その対策として、様々な
エアロビックスを用意してあり、内容が日々、進化している。私は参加して
ないが、80人が参加する人気エアロもあるようだ。これを続けているといない
とでは、大きく違ってくると実感する。加老とは、毒素が沈殿が底知れずに
増すこと。運動を如何に遊びに昇華して楽しめるかが、ポイントか。