* ますますうキナ臭い状況に…
 何やしら米朝戦争が現実味を帯びてきた。始まれば、100万以上の死者と、
数百万の戦傷者が出ると言われているが… 北朝鮮は、アメリカのいうレッド
ラインを遥かに超えてしまった。もし、大陸間弾道弾を太平洋に打ち込めば、
開戦の可能性が大きくなる。日本にも当然、都心とか、原発基地にミサイルが
打込まれる?と同時に、東海道新幹線の破壊工作を当然してくるのが妥当。
その日本は選挙で仮死状態なら… 私たちも今日からギアが変え、情勢に敏感
になった方が良い。このままで済むわけがないが、どうも実感が沸いてこない。
 早朝のポタリングコースの土手際にある日赤病院の裏側(土手寄り)に、
何時の間に、ヘリポートと格納庫が出来ていた。 開戦ともなれば、朝鮮半島
が現在のイラク、シリア状態になり、日本にも難民が殺到、ゲリラも紛れ込む。
柏崎刈羽原発基地にでも撃ちこまれると、風下40キロの地元も危険地域に。
その「まさか、ここまで」が、あの二人の御決断で! その時はその時と
楽観視できないのが、この現実。ロシア、中国、アメリカの武器商人にとって、
これほど有難いことはない。まずは、中国の国境閉鎖と、アメリカを主とした
間接海上閉鎖が現実的だが… 
 〜以下は、これまでの北朝鮮危機についてのネット内検索の内容だが、
  ますます事態が悪化していくの読み取れる。
 
・・・・・・
4170, 金正日の料理人
2012年08月26日(日)
  * 若きドン様の親の敵討ちは残酷!
 何気なくTVをみていたら、北朝鮮金正日の元料理人が出ていたが、これが
漫画的ドラマ仕立。 その男が「金正恩に招待され北朝鮮に行ってきた内容」で、
金正恩や、そののファミリーと食事をした写真があった。父・金正日を裏切り
逃げ帰った過去全てを水に流してくれた温情深い現在のドン様に感激している、
という筋書き。その日本人は現地に妻と二人の子供を残してきたが、正恩の計い
で残留家族と対面した。ところが、「料理人の長男が、再会した二週間前の夜半
に苦しみだし、両手を三回突き上げ絶叫し、亡くなった」。心臓発作だったという。
『 呼び出しに応じたのを確認したと同時に、長男を毒殺し、家族に会わせて、
その事実を知らしめ、今度は長女を殺す、と脅しをかけ、北朝鮮メッセンジャー
を暗に強要している』のは誰の目にも明らか。 その後、妻と娘を残して帰国し、
TVに出演したのだが、その筋書きをキャスターに指摘されると、「そうであっても、
それでよいと思っている」という返事。北朝鮮に愚弄されている姿が、そのまま
出ていたが、陰湿で残酷な仕打ちのドラマ仕立。 リアルで現在進行中のため、
料理人が翻弄されている姿が痛々しい。独裁国家のドン様を裏切り愚弄すると、
このザマになるという残酷ショー。これは北朝鮮が茶の間に直接日本愚弄の
メッセージをしてきたことになる。逆にみれば、この程度の連中でしかない。
マスコミが、この料理人を抹殺するか、パンダとして利用するか、パンダ利用
になる。現地の家族が本当に存在していたのか、そう持ちかけられたのか、
本人の作り上げた物語なのか、色いろの仮説がたつ。
コミック漫画の悲劇か、喜劇か?  くさい話だけは確かだが。

・・・・・・
2006年10月11日(水)
2017, 北朝鮮の核実験について            
「ついにきたか!」というのが、このニュースを聞いた時の実感である。
朝鮮半島の情勢が、そのままつづくとは思えなかったが・・・
いざ動き始めると、日本にとって事態は深刻である。「アメリカの空爆」か、
海上臨検」か、何が起きるか解らない事態である。最後のカードの原爆を道具に
国際社会を脅してきたから、中国・ロシアも隣国として黙っていられなくなった。
北朝鮮に対する強行路線」を売りにしてきた阿部首相、早速その実行をせざるを
得なくなり、かなり際どい場面が出てくるのは必至。日本へのテロも考えられし、
暴発の危険が大になった。これを区切りに日本海周辺は様変わり、中東なみの事態
になった。北朝鮮も土壇場まで追い詰められているのは周知の事実。アメリカが
アフガンとイラクにエネルギーをとられ、イランの核開発の問題で攻撃をして
こないだろう踏んだのだろうが・・・
アメリカが、いや世界が黙っているはずもなく、最終の事態になる。それにしても
韓国のノ・ムヒョンという大統領!、ありゃ何?選んだ韓国民の現在のレベルー
をそのまま現している。 韓国民も、よく大統領にしたものだ。 
北朝鮮に対して『太陽政策』だと!、まったく。これで韓国名物の軍事クーデター
の可能性も出てきた。5年前の9・11事件の事件の流れとして、アフガン・イラク
に続いてアメリカにとって次の標的に丁度よいタイミングである。ただ国力を
あまりに消耗しすぎたのが大問題である。今度は対岸の火事とは、いっていられ
ない戦後60年来の初めての非常に深刻な事態である。日が経つにつれて深刻度が
増していくのは目に見えている。「やれるものなら、やってみな!」と、
言っていられないくなってきた。   

・・・・・・
2017/09/16
閑話小題 〜また北朝鮮が… 
   * これじゃ、戦争に?
 北朝鮮が国連の制裁決議にかかわらず、再び日本上空を通り越したミサイル
を撃ち込んできた。アメリカ、中国のメンツまるつぶれである。しかし、万一、
第二次朝鮮戦争が勃発すれば、数百万単位の死者が出ることになる。それを
見越した大胆な挑発。悪いことに、アメリカには老い先短い白人第一主義の
トランプが大統領となれば… 。「もし、戦争勃発なら?」と、考えただけ
でも凍り付く思いになる。以下の記事が、もし端的に、その結果を示している。
≪ 米朝軍事衝突が起きたら…「朝鮮半島ほぼ壊滅」 
     元在韓米軍大尉が警告  9/10(日) 7:55配信 産経新聞
【ワシントン=黒瀬悦成】北朝鮮と米国との緊張が臨界点に達し、軍事衝突が
起きたとき、何が起きるのか。在韓米軍で対北朝鮮軍事演習のシナリオ策定に
携わったチェタン・ペダッダ退役陸軍大尉は米外交専門誌への寄稿で、
北朝鮮は間違いなく敗北するが、朝鮮半島の大半が壊滅する」と警告。
  ◆数時間で死者数万人
寄稿で描かれた想定では金正恩体制は国際社会の制裁で危機に陥り、体制の維持
が困難になったと判断した場合、「韓国への奇襲攻撃」で活路を見いだそうとする。
ただ、北朝鮮軍は弾薬や食糧不足などから戦闘能力は「数日間」しか持続せず、
一気に決着をつけようと、最初の数時間で南北非武装地帯周辺や在韓米軍駐屯地、
日本の海空防衛施設にミサイルで集中攻撃をかけてくるとみられる。
北朝鮮は約2500〜3千立方トンのサリンやVXガスなどの化学兵器炭疽菌など
生物兵器保有し、これらをミサイルに搭載して米韓の空軍基地や補給ルート
に撃ち込み、米韓の作戦遂行や兵力の移動能力の減衰を図る可能性が高い。
同時に北朝鮮のサイバー部隊121局が米韓の銀行や韓国の送電施設にサイバー
攻撃を展開。停電や通信遮断による社会混乱への対処で米韓軍や警察が人員を
割かれる状況となる。  北朝鮮による攻撃開始から数時間で死者は数万人に達し、
ソウルの大半が灰燼に帰する。数百万人が国内避難民と化すとみられる。
  ◆日米中に大量の難民
在韓米軍は初日で数百〜数千人が犠牲になるが反撃。米軍は日本や豪州、米本土
から増援部隊を数日以内に送り込む一方、航空機や巡航ミサイルで非武装地帯
周辺の砲兵部隊や北朝鮮全土の空海軍基地を攻撃。数時間後、北朝鮮の陸海空軍
は事実上壊滅する。しかし、北朝鮮は沖合の潜水艦から特殊部隊を韓国沿岸に
上陸させ、非武装地帯に掘られた地下トンネルを通じて部隊を韓国領内に侵入。
トンネルは1時間に8千人を移動させることが可能とされる。韓国潜伏の北朝鮮
工作員が韓国政府要人暗殺やサボタージュなどのゲリラ戦術も展開。
最後は米韓軍に撃退され金正恩体制も崩壊するが、死者は数十万人に達する
ことが確実視される。中国に難民が流入し、日米は南北から大量の受け入れを
強いられる。朝鮮半島の復興には数十年かかる。これは北朝鮮核兵器使用に
踏み切らない場合のシナリオで、日本や米西海岸に核弾頭搭載の弾道ミサイル
を撃ち込んだ場合、被害は桁違いに増大する。 ≫

▼ これらからみて、アメリカは現在の中東のシリア、イラク同様に 北朝鮮
 戦争を仕掛けとみる方が自然。とすると、現在は、「嵐の前の静けさ」か。
安倍政権、最悪のシナリオを立ててあるのだろうか。

・・・・・・
2017/09/08
閑話小題 〜何時の間にか準戦争事態に…
   * 北朝鮮の迷走で…
尖閣列島の所属問題や、北朝鮮の迷走で、何時の間にか準戦争状態の状況に。
戦争といえば太平洋戦争を思い浮かぶ。この大戦で日本は300万人を超える
320〜350万人とも)戦没者をだした。(海外で亡くなったのは240万人
(兵士が212万人)。国内、海外を合わせ100万人前後が民間人犠牲者。
日本の歴史上、最大の事件である。
・中国が尖閣列島を占拠をしても、アメリカは中国との直接対決を避ける?
その上に、追詰められつつ北朝鮮が過敏にアメリカを挑発し、非常に危険な
状況になっている。 ロシアか中国の謀略で、韓国か北朝鮮からミサイルを
撃ち込み火の手をあげれば、ソウル周辺の2千万人の1割、200万の死者が出る
可能性がある。当然、中東のイラク、シリア難民が欧州に数百万も、なだれ込ん
だように、日本と中国にも大挙、流入する。北にとって、人畜無害の日本は、
恐喝には最も効果がある。その前に、潜り込んだスパイのテロも想定できる。
・このまま、北朝鮮の挑発が縮小するイメージが出てこない。「何処かで必ず!」
と考えるのが妥当。実戦を積重ねてきたアメリカとの長期戦は考えられないが、
泥沼に陥る可能性も充分にある。とにもかくも、両国のトップが軽すぎ。
 朝鮮戦争は停戦のまま。 
朝鮮戦争をネット検索すると〜
朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮) と大韓民国 (韓国) の間で 1950年6月
に始った紛争で,およそ 300万人が命を落した。米軍主体の国連軍が韓国側に
立って戦争に参加し,また中国が最終的に北朝鮮支援に動いた。戦況は目ま
ぐるしく変化した末,戦争は 1953年7月,決定打のないまま終結した。】
 再び開戦となれば、300万では済まないが、そこが北朝鮮の狙い目。
北の原子炉が破壊されると、放射能が日本上空に降り注ぐことになる。
まずは、今月、いや、この一週間が… 心配しても、これだけは!
 日本は、東京オリンピックで御祭り騒ぎ。如何なっていくのでしょうか!

・・・・・・
2017/08/27
閑話小題 〜北のミサイル発射
   * 北のミサイルについて
 昨日、モーニング・ショーで、北朝鮮によるアメリカへの挑発の特集をみて
いたら、日本海にミサイル打ち上げのテロップが流れてきた。番組構成として
ベストタイミングで、‘まさか?’の緊張が走ったが、直ぐに短距離ミサイル
と判明をした。 金王朝の体制維持には、戦争を煽る瀬戸際外交で、近距離の
人質?の生命の交換条件の脅しでしか体制を維出来ないことは、韓国民が熟知。
 韓国の人口が4700万人、ソウルが1000万人で全国民の21%がソウルに集中、
首都圏には2000万人前後。韓国国民の4割がソウル周辺に集中する、まさに
「最重要拠点」である。そこから軍事境界線まで、直線距離で約37K。
大宮から東京駅までの距離でしかない。 韓国民の7割が海外移住を望んで
いるというのも理解できる。潜入したプーチンのスパイが、境界線からソウル
近郊にミサイルを撃ち込んだら、(逆もある)どうなるのでしょう。
 核ミサイルの脅しほど有効な手段はない。その親指人形が、パペット本体の
中国まで、脅し始めたのだから、何をかいわん。儒教の影響の強い国で、叔父
と実兄を殺すのだから、当人は疑心暗鬼で怯え慄いて当然。そ反動が、いつか
核戦争になり、比較的安定していた東アジア(朝鮮、日本、台湾)が、現在の
中東状況になり、難民が大挙して、押し寄せる可能性が強い。悪いことに、
アメリカはトランプで、分断を始めた。「国家統一の手段として、戦争を!」
と、意固地の頭で考えないでもない。側近は次々と辞め、残っているのは
軍人上がりの老人だけ。「数百万の死者としても、やるなら、今のうち!」
で… 恐ろしい限りだが、意外と早い両者の体制崩壊も感じとれる。

・・・・・・
2017/08/18
閑話小題 〜トランプ劇場
   * 事実は小説より奇なり
 国際政治が、ブラックコミックの様相を現してきた。私流に言わせると、
< ソ連崩壊前のKGBの一員が、スパイの手法を活用してロシア大統領に上り
 つめた。政敵を闇のうちに葬るのはお手のもの。それを国政政治でも通用
することを知り尽くしていれば、彼の思惑どおりに世界を操ることが出来る。
そのひとつが、アメリカ大統領選で泡沫候補の白人ファースト主義のトランプ
を国家単位で勝たせること。黒人の大統領と、女の国務長官に長年、不満を持つ
白人主義者は、こぞってトランプを支持した。それを国家単位のスパイ総動員で
後方援助をして思惑どおりに大統領に祭り上げ、国家分断を目論んだ。それが、
アメリカ建国以来の最低、最悪の大統領の下で、ハリウッド映画並みの分断が、
連日のデモ。 ロシアのスパイ上がりプーチンが、北朝鮮に、ミサイルと核の
技術を与えて、米韓日と北朝鮮の戦争をあおっている。 >

 面白いと笑ってはいられない重大な局面であるが… 世界大戦を狙う、
武器商人のシンジケートにとって、これ以上の機会はない。「世界は理性より、
感情で動く」を地でいくフリをしたトランプにとって、北朝鮮戦争は神風か?
中国も然り。北朝鮮は、疲弊した中国経済と、世界進出の隠れ蓑になっている。
 で、私の結論は、「戦争か暗殺」は必然。
クリントン女史の大統領より、トランプが遥かに面白いことは確かだが… 

――――
2017/08/14
閑話小題 〜第二次朝鮮戦争が、あるのだろうか?
   * 第二次朝鮮戦争が、あるのだろうか?
 「そう遠くない先に、朝鮮戦争はある」とみるのが、自然である。
第二次朝鮮戦争は、アメリカの力を削ぐに、中国、ロシアにとって非常に
優位になる。その点、トランプ大統領と、金主席は、これ以上ない人材。
まずは、ロシアが大統領選で小細工をして、トランプ大統領を祭り上げ、
次は、中国が…? もってこいの取組になる。しかし、始まれば、数百万単位
の死傷者が出るが、この百年だけでも、数千万単位の死者、餓死者を出してきた。
戦争は、そういうもの。 但し、以前のように、中国、ロシアは、北朝鮮へ、
直接的支援が出来ない。その時、ロシアと中国は、沖縄、北海道を狙う?
「戦争は何でもあり」である。とすると、私の人生は、「第二次世界大戦
直後に生まれ、第二次朝鮮戦争直前の狭間に生きた」ことになる。
 日本にとっても、トランプと、金主席は、偉大?な厄病神に御なりですか。

――――
2017/05/20
『しあわせ仮説』 −8「純粋な悪」を、トランプ大統領にみる
            『しあわせ仮説』ジョナサン・ハイト著
   * 諸悪の根源は「純粋な悪」
 哲学的に表現すれば「素朴な実在主義者」の心のありよう、有りていに言えば、
「大人、子供に見られる表層の現象で決め付ける幼稚な精神と知能の持ち主」。 
幼稚な心は、自分たちの世界を破壊されることが「純粋な悪」。誰の心にも
ある「純真な心」でもある。それ故に猛毒を含む。 このフィルターで、
世界を単純に切り取ると、これが面白い。
 ー今回は、アメリカの白人の本音、「白人至上主義」ー
黒人のオバマに対して、2期・8年間、不満を持っていた比較的恵まれない白人層
にターゲットを絞り、ロシアの間接的?援助も加え、まさかの泡沫が当選した。
そ素朴な白人優位主義と、有色人種への偏見を前面にうち立てたトランプ。
全くの政治に素人である。純朴に、白人の優位性を脅かすことを「純粋な悪」
とする彼らの偏見は、グローバリズムに逆行する側面がある。これは、他民族を
受け入れてきたアメリカの理念と逆行する上に、ナチスの思想にあい通じる。
そろそろ、これに気づきだした国民に弾劾され処分されるのは時間の問題… 
 世界は白色、赤色、黄色、黒色の順の人種差別が歴然としている。その露骨に
現われ出ているのがインドのカースト制度。4層が、さらに細かく500層になって
いて、その網目から逃れることが出来ない。何せ3千年かけてつくり上げた階級。
交通事故で、最下層の被害者に対し、日常的に轢逃げが罷り通っているという。
 ISは赤色人種のイスラム原理主義を忠実に守り、それを守らないのは、
「純粋な悪」として殺害か奴隷というから恐ろしい。対する欧米は白色人種を
中心に国力に比例した序列がある。日本は地政学的に、白色(米国)側の、黄色
のポチ。ドス黄色の中国には、島国のため、独自のウス黄色だったため、ポチ
として、庭先の犬小屋に番犬?として、敷地内に飼われている? 白人至上者
から見れば、こんなもの。で、逆オバマ効果で、こんな人物を大統領にした。
 としても、日本は飼主がどうであれ、忠実な犬を装ってないと、エサの配分
が減らされる。門から外に出ようものなら、直ぐにドス黄色・中国の攻撃対象
になる。ふ抜けた日本の「純粋な悪」は、他国からの「侵略と、戦争」。
平和憲法改憲」である。何せ72年前に三百万人が亡くなっている。
ポチでも何でも、目立たないように犬小屋で大人しくするしかない。
バナナ(外が黄色で、中が白色)とか、イエローモンキーと言われようが、
ただ大人しく、忠犬を装うしかない。何?としても、大統領の一存で、
「沖縄は中国に、北朝鮮アメリカに」の取引で、中国に売り飛ばされない
とは限らない。取引を業とするトランプなら、ありえない話ではない。

――――
2017/05/04
『しあわせ仮説』 −3 〜素朴実在論と、純粋悪
           『しあわせ仮説』ジョナサン・ハイト著 
   * 純粋悪
《「純粋悪は、素朴実在論の究極形態である。これが、大半の長期的な
 暴力形態の循環の究極的原因である。無差別殺人など、その犯行動機で
よく言われる、
 貧困のせい、虐待のせい、格差のせい、環境のせい、etc...
そんな外的要因(不純物)が存在しない「悪」。そんなものが無くても
成り立つ「悪」。 純粋悪=完全悪を「純粋悪」という。》
《 哲学で、私はよく世界が幻想であるという考え方に遭遇した。それは
 深い意味がある。20年間道徳心理学を学んだ末に、理解できたように思う。
人類学者のクリフォード・ギアツは、
 <人は、自分が紡いだ意味の網目に吊るされている動物である>と書いた。
つまり、私たちの住む世界は実際には、岩や木、物理的な物体から構成されて
いるのではなく、侮辱や機会、地位の象徴、裏切り、成人や罪人で構成されて
いるのである。これらはみな、人類の創造ぶつであり、それなりに存在するが、
岩や木が実在するという意味では実在しない。 これらはバリーの
『ピーターパン』の妖精のようなもの。あなたが信じるときにのみ存在する。》

▼ 個人も、集団も、その純粋悪に気づかない。北朝鮮が、この現状。
 素朴実在論は、この毒である「純粋悪」の汚染の自覚も持たない。
トランプ大統領も、金主席も、自分が素朴実存主義者という自覚がない。
世界を、日米韓を純粋悪のバイアスで見ている。 (逆も言えるが)
目的は手段を正当化するが、そこからも「純粋悪」が派生する。
カント倫理学における 根本的な原理であり、無条件に「〜せよ」と命じる
絶対的命法に似ている。私は、我々は絶対正しく、「外の人」は、所詮は
旅人、時間が経てば消えていく。しかし、消えるのは? そう呟く人たち。
 9・11事件のテロリストの行為の理由を「私たちの自由への憎悪」と述べて、
驚くべき心理洞察の低さを露呈した。アラブ諸国の長年にわたる屈辱と怒りの
歴史から出ていることを、一概にした市民を大量殺戮にするに至った。
知識も知恵も経験も少ない私たちは、素朴実在論を述べ、「純粋悪」の毒を
吐くしかないが、そのことを少しでも自覚できるかどうか。そのためは、
独学でいいから自分の世界を広げるための知識と、新たな経験を必要とする。
・「純粋悪」もピーターパンの妖精のように、「素朴実在論者が、純粋に
悪と思っているなら、存在している」ことになる。 それで自分を縛り付けて
牢獄の罪人に押し込んでしまう。しかし、牢獄が全世界なら、知らないまま
消え去るなら、それはそれで人生の完結になる。全て、自分自身に言えること。

――――
2017/03/13
閑話小題 〜トランプの時代
   * トランプ大統領の選択
 トランプ大統領の選出と現状を私流に表現するとこうなる。
< 歴史的大失態で選出された現米国大統領は、泡沫候補上りで政治について
 全くの無知。その上に歴史的知識も、基礎教養も歴代にみて最低に思われる。
この男が世界を動かすというから、日ごと混沌する。一つ間違えると世界は、
第一次・第二次世界大戦時代の戦争状態に後戻りする可能性が出てきた。
彼の支持層が国内の大方の負け組の白人至上主義の保守派。一挙に南北戦争
時代に舞い戻った様相を示し始めた。隣国メキシコ人は黄色人種が多い国。
その対応は、まさに黄禍主義。その延長が日本や中国などに露骨に現れてくる。
大統領選で、ロシアがトランプ有利にと後方支援で動いた証拠が表立つのか?
 イスラム教は、アラブ・北アフリカ圏内なら通用するが、一歩外に出れば、
災害の火種になる。仏教徒キリスト教徒とは、全く肌が合わない。異教徒の
文化がイスラム教と違うという文明の相克で、殺し合いの拡大が始まって当然
のこと。その上にイスラム教徒の仲間割れが始まった。避難民が欧州に殺到する
中で、イギリスがEU圏からの離脱を決定し、EUそのものの存在も危うくなって
いる。その流れの中で、アメリカ御本尊も、白人至上主義を選んでしまった。
さて、如何なる? > ―物語にすると、こんなものだが。
――
 突然、グローバル化の先頭に立っていたアメリカが、「アメリカ第一主義
を打ち出すとは「鳩に豆鉄砲」のよう。シェールガスの生産で、エネルギーを
自前で確保が出来たことも背後にある。北朝鮮アメリカに対し大陸間弾道弾
で「原爆を打ち込む」と脅かせば、70歳も過ぎの老人なら、その手段を持つ前
に、原爆を打ち込む可能性を考えるのが自然である。
・怪しげな泡沫候補上りの裸の王様トランプと、
・生粋のスパイ上りの狡猾なプーチンと、
・糖尿で頭がイカレタ、粛清と原爆保持しか能がない坊やと、
・密室の温暖育ちで怖いもの知らずの習主席と、
面白い面々が出揃った。あとはフランスに極右の女首相でもなれば…。
さらに韓国に、「北朝鮮と大幅に妥協してでも統一」を前面に掲げた気弱な
新大統領の可能性が大きい。その中で、日本は安倍首相しかいないのか。 
今度のブラックスワンは、原爆を抱えている可能性がある? 

――――
2017/02/18
緩和小題 〜しまった!  ー 6 トランプ大統領選出は?      
      < しまった! 「失敗の心理」を科学する
                ジョゼフ・T・ハリナン (著) > 
   * トランプ大統領選出は凶か吉か?
 既に失権をした韓国大統領と、アメリカの新たなトランプ大統領の選出。
誰の目にも「選定の失敗」は明らか。判断するには少し尚早だが、その辺を
考え読みとってみる。
・韓国の場合、怪しげな新興宗教の教祖が、元大統領の娘に目をつけ、大統領
に祭り上げて黒幕になろうと画策し、自分の娘を同じ学校に入学させ近づけ、
大統領の階段の誘導に成功し、大統領にさせた。その結果、教祖の娘が陰の
大統領になり好き放題。 韓国映画並みの劇場型コミック物語そのもの。 
トランプ大統領も然り。黒人大統領と、元大統領夫人の金髪白人女候補の
世襲に不満を持つ中下層の白人層に狙いをつけ、ロシアの後方援助を得て当選。
全くの素人が絶大権力を持つと、こうなるという珍現象が日々、ニュースで
話題になっている。 二流役者から成り上がったレーガン元大統領でさえ、
カリフォルニア州知事の実績があった。それも俳優で、蔭のシナリオ作家?が
書いた大統領役を忠実に演じればことが済んだ。しかし暗殺されかけたが… 
 それに比べて、この御人、あまりに粗末な裸の王様。TVや、ネットが、
政治的に軽いオツムを、そのまま公開することになる。気づいていないのは、
大統領本人だけ。落目のアメリカの拍車をかけることになる。
どの切口をとっても、あまりに隙だらけ。弾劾裁判の可能性を排除できない。
軽いオツムの公開といえば、「このブログも?」と、斜め後から聞こえてくる… 

・・・・・・
閑話小題 〜朝鮮戦争が現実的に ー1
   * 朝鮮戦争が現実にあるのだろうか
 アメリカのシリア軍への攻撃で、アメリカによる北朝鮮への攻撃が想定
されてきた。もし開戦ともなれば、十万、百万単位の死者が出る可能性もある。
戦力として世界四位の力を持つ北朝鮮との交戦なれば、さもありなん。
大統領に相応しくないトランプなればこそ、危ない。朝鮮半島に二隻の空母が
配置されれば、一つ間違えれば、交戦もあり得る。空母には7〜8隻の艦隊が
付き添い、この二つの艦隊に加え、沖縄基地からの攻撃と、集結しているだろう
原子力潜水艦などを考え合わせると、2〜3ヶ月以内に勝負がつく位は周知して
いるはず。ドン様が早々に実兄を葬り去ったのは、それもあっての先手。
交戦ともなれば、ソウルは焼け野原になり、百万単位の死傷者が出る。
 2013年04月23日づけの『週刊現代』の記事に息をのむ。
――
≪ ■ 米軍はどう動くのか
北朝鮮情勢が、いよいよ緊迫してきた。 韓国の国防部関係者が解説する。
・「北韓(北朝鮮)は、中距離弾道ミサイル『ムスダン』の発射を日本海の元山
 から行うなど、東海岸に周辺国の目を向けさせています。
だが攻撃の"本丸"は、あくまでも西海岸(黄海)だと国防部では見ています。
北韓は、これだけ内外に挑発的な発言を繰り返しているので、何もしなければ、
金正恩の名折れとなります。しかし本当にアメリカと戦争になれば、一溜まりも
ないことは重々心得ている。
 そこで、米軍を参戦させない範囲内で最大限の挑発をする可能性が高い。
それには、首都ソウルに近い西海岸で暴発するのが、一番効果的だというわけ。
 具体的には、西海岸に浮かぶNLL(北方限界線)の南側にある5つの島を砲撃する
のではと警戒しています。NLLは米韓が海上に引いた線で、北韓は認めていない
ので、彼らにとって攻撃の正当性がある。小島くらいの砲撃では、アメリカは
参戦しないという読みもある。実際、'10年11月に、北朝鮮が突如、5島の一角
である延坪島を砲撃した時も、韓国側が泣き寝入りしました」
・前項でやはり「NLL付近が危険」と述べたソウル大学統一平和研究院の
 張容碩博士も続ける。
北韓は4月9日に、南北和解の象徴と言われた開城工業団地を封鎖しました。
ここは南北軍事境界線まで8kmの距離にあり、元々は朝鮮人民軍の基地があった
場所です。そこへ再度、大量の朝鮮人民軍を配置し、韓国攻撃の拠点にしよう
ということでしょう。北朝鮮との国境付近は、大変危険です」
 実際、38度線に近い韓国京畿道高陽市では、4月1日より「危機対応マニュアル」
を市民に配り始めた。「核兵器放射能攻撃時の行動要領」「化学兵器攻撃時の
行動要領」「生物兵器攻撃時の行動要領」など、全10ページにわたる行動指針を
記した、おどろおどろしいパンフレットだ。
――
▼ 自宅から、そう遠くない柏崎に世界最大の原発があるため、8割以上の確率
 の交戦となると、他人事ではない。 狙うなら平和ボケした日本の原子力? 
以前の戦争危機はカーター元大統領が身を挺して阻止したが、「何故、あの時」
の悔いが、右翼勢力に残った。 その右翼が現政権の中核を占めているため、
本格攻撃の可能性が無いとは言い切れない。中国も国境沿いに軍を集結、北への
圧力をかけるだろう。4月末辺りに、その「まさか!」がなければ良いが。
 中国辺りが、取巻きの女たちに亡命を保証し、暗殺か、軍事クーデターを
画策しているのだろうが… 根が深いだけに?        〜つづく

・・・・・・
閑話小題 〜朝鮮戦争が現実的に ー2
   * 全面戦争にならないのか(8割の確率で)
 私がアメリカ大統領だったら、今のうちに核施設に全面攻撃を加える。
ましてトランプなら、8割以上の可能性の説に真実味を感じるが、如何だろう。
やはり、日本は平和ボケをしている。習主席がトランプに、「全面攻撃を容認
する代わりに尖閣列島への侵攻を黙認する」裏契約をする可能性も充分ある。
現在でなくとも、来年中には? 週刊誌の売らんがための煽り記事としても、
現実は、全面戦争に向かって動いている。 〜その辺りから〜
≪ ■ 高陽市安全都市課の職員が語る。
「わが市は目と鼻の先が北朝鮮なので、すでに臨戦状態です。市民からの問い
合わせが殺到したため急遽、10万枚のパンフレットを作成して市民に配付した。
それでも市民からの問合わせが日々、大量に来て、生きた心地もしない日々です」
北朝鮮は4月9日、韓国国内の外国人に対しても、「韓国から至急離れないと
責任は取らない」という警告を発表した。これによって韓国では、ラーメンや
乾パンなどの非常食や、ミネラルウォーターの買い占めが起こっている。
韓国はまさに、「第2次朝鮮戦争開戦前夜」といった緊迫した状況なのである。
 そんな中、ケリー米国務長官が、4月12日から15日まで、韓国、中国、日本と
北朝鮮を取り巻く3ヵ国を回る、東アジア初外遊に出た。
  ■ アメリ国務省関係者が語る。
「わが国はいままさに、韓国と合同軍事演習の最中で、いつでも実戦に移す
準備はできています。今回のケリー国務長官の3ヵ国訪問で最重要だったのは、
中国訪問でした。新指導者の習近平は、金正恩を救おうとしているのか、
それとも滅ぼそうとしているのかを、しっかり見極めようとしたのです」
これまでの東アジア地図は、日米韓vs.中朝という対立の構図だった。
前世紀末に世界の冷戦構造が崩壊したが、東アジア地域だけはいまだに、
冷戦構造を引きずっているからだ。
  ■ 8割の確率で戦争が起きる
 だがこの伝統の図式に最近、異変が起こっているのが、中国の態度の変化。
習近平政権は、いまの大荒れの北朝鮮をどう見ているか。外交関係者が明かす。
<かつて毛沢東と�殀小平は金日成を、朝鮮戦争を共に戦った"血を分けた誼"
と見なしていた。続く江沢民胡錦濤金正日を、兄弟国の"特別な弟分"と
見なしていた。金正日は計7回訪中したが、北京へ来れば必ず中国共産党
トップ9が全員揃って歓待する習慣があった。だが習近平金正恩を、単なる
"物騒な若造"としか見ていない。だから、北朝鮮のミサイル実験や核実験を
受けて、いともあっさりと、北朝鮮への重油・食糧・肥料の援助ストップを
決断したのだ。中国にとって絶対に看過できないのは、朝鮮戦争時代の悪夢
である米軍が北朝鮮に侵入してくることだけだ。それさえなければ、いつ
核兵器の矛先をわが国に向けてくるか知れない金正恩という狂った指導者が、
いつ失脚しても構わない。それが習近平新主席のホンネだ>
 4月10日には、中国共産党機関紙『人民日報』が発行する中国最大の国際
情報紙『環球時報』に、中国で最も有名な北朝鮮研究者の張瑰・中国共産党
中央党校教授が、次のような原稿を寄せた。
朝鮮半島に近く戦争が起こる確率は、7割から8割くらいあるだろう。
北朝鮮にとって武力統一は、昔からの既定路線だからだ。金正恩は、金日成
金正日が成し遂げられなかった祖国統一を、いまこそ果たそうとしているのだ>
                〜「週刊現代」2013年4月27日号より ≫
▼ 首都ソウルから北朝鮮の距離は、東京と大宮の距離しかない。そこには
 2500万人が住んでいて、北の脅し文句が「ソウルを火の海にする」である。
それを二分した国家に向かってなら効果があるが、アメリカに向かって、
「大陸間ミサイルで核攻撃で火の海にする」と、実験を繰返せば、交戦好きの
アメリカが見逃すわけがない。白人優先主義を謳って当選した大統領にとって、
東洋人の100万、200万が生きようが死のうが、大した問題ではない。
 在日米軍と、二つの空母艦隊と、多くの原子力潜水艦に囲まれ、いつ何時、
攻撃を仕掛けられない南北朝鮮の人たちと、平和ボケの日本人とは、危機感が
雲泥に違う。それでも、何かしらしら危ないのは分かる。危機の察知の早い
株式市場と、為替の変動の兆候がないので、大丈夫? そうじゃないから…

・・・・・・
閑話小題 〜朝鮮戦争が現実的に ー3
   * 死傷者は400万人
 2500万人が住む首都ソウルに、北朝鮮が核弾頭付でなくとも、ミサイルを
撃ち込めば、百万単位の死者が出るのは周知のこと。北は、それを熟知して恫喝
して何とか体制を維持している。それ故に、韓国は大統領に莫大な権力を集中
せざるを得ないため、汚職をうむ土壌になっている。現在でも破綻している国家
に戦争は更に加速させる結果になること必定。しかし、アメリカには、東洋人の
100万や200万より、己の国家の安全の方が遥かに重要になる。
「第一次、第二次世界大戦から見れば、この程度は大したことがない」と、
考えても不思議ではないのか。     
                〜「週刊現代」2013年4月27日号より
≪ ■ 北の妄想
北朝鮮の国民は幼少時から、「朝鮮はアメリカと日本に勝利した軍事大国」
と教えられて育っている。 金日成軍事総合大学の軍事関係者は、
アメリカを倒すのは、掌を返すくらい容易だ」と豪語しているほどだ。
 先日、朝鮮中央テレビは、3日間で韓国を占領するシナリオの映像を流した。
1日目に韓国の重要拠点を占領し、15万人の米兵を捕虜にする。
2日目に韓国の大多数の都市を占領し、
3日目にその他の地域を占領するというものだ。
朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は、「朝鮮は世界中でアメリカに対抗できる
唯一の国である」と誇っているほどだ。
まさに皮肉たっぷりの筆致で北朝鮮の「井の中の蛙」ぶりを強調している。
 だが、張教授が述べている「7割から8割の確率で第2次朝鮮戦争が勃発する」
という予想は、すなわち中国政府の見解に他ならない。
 前出の韓国国防部関係者が続ける。
北朝鮮は、南北の局地戦ならば、米軍は参戦しないと踏んでいるようだ。
だが、実際にはアメリカは、三つの条件さえ整えば、
第2次朝鮮戦争に参戦する可能性が高い。
 第一に北朝鮮の核やミサイルによって自国の脅威が増すこと。
 第二に戦争によって自国の兵士の損失が最小限に抑えられる見通しがつくこと。
 第三に中国の後押し、もしくは少なくとも黙認が得られること」
 前述のような習近平政権の"反金正恩政策"を見ると、金正恩除去に向けて
米中が手を組むというシナリオは、十分考えられるのである。
  ■ 死傷者は400万人
 それでは実際に、南北衝突となった場合、どのようなシナリオが想定されるか。
軍事評論家の世良光弘氏が解説する。
「第2次朝鮮戦争になった場合、北朝鮮は38度線沿いにある数千基の砲台から、
ソウルへ向けて一斉砲撃します。合わせて、スカッドミサイルもソウルへ向けて
撃ち込みます。しかし米韓は、その前にB2ステルス爆撃機を発進させ、精密誘導
爆弾で38度線の砲門や主要ミサイル基地を爆撃します。B2爆撃機の護衛には、
F22ステルス戦闘機が当たります。
 これに対し北朝鮮は、ミグ29戦闘機が迎撃しますが、まともに稼働するのは
30機程度で、たちまち撃墜されるでしょう。その間にも米韓は、F15Eストライク
イーグルやB52爆撃機、ホーネット戦闘機などを投入します。また海からは
トマホーク巡航ミサイル平壌を爆撃します。そうして制空権を完全に押えた後、
戦車部隊やストライカー戦闘旅団などの地上部隊が38度線を越えて進軍します。
 こうして北朝鮮全域を制圧するには、3ヵ月くらいかかるでしょう。
それでも山岳地帯の坑道に隠れるであろう金正恩の身柄を拘束するには、
それ以上の時間がかかります」
 かくしてイラクサダム・フセインのように、金正恩も拘束されて、
戦争は完全終結となる。その後、北朝鮮には、米中韓、それに日本とロシアも
加わった5ヵ国との協調政権が樹立されるというシナリオだ。
 だがこのシナリオが現実のものとなれば、第1次朝鮮戦争と同様、400万人
規模の死者を出すだろう。ちなみに中国は、金正恩から亡命要請が来ても、
断るという。≫
――
▼ 昨日の午後の政治トーク・バラエティーそこまで言って委員会』が
 時が時だけに、ユニークな企画になった。プーチン、習主席、トランプ、
金主席の顔写真のお面を、各国の専門家に被せて、際どい質問をするもの。
専門家は、自分の意見と、お面の主の考える想定が混同するため混乱するが故、
隠れた真実が垣間見えたような錯覚が、ブラックジョーク、コメディ的である。
「これだけの危機の問題を、爆笑するのも問題では?」 というのも、
そこまで言って委員会』の番組名からして野暮。 
 イエローモンキー(日本猿)が、寄ってたかって、
赤ザルと、白豚と、白熊と、白パンダを、寄笑い飛ばしているに過ぎない… 
としても、際どい笑いが何とも「平和ボケ」そのもの。南北朝鮮の人民に
とって一番ウケるのは日本攻撃であることを忘れないこと。

・・・・・・
閑話小題 〜朝鮮戦争が現実的に ー4
   * おい、おい、おい!
☆ ワイドショーの中で、日米の軍事専門家が語る目先の第二次朝鮮戦争
 危機 が日ごと近づいているようだというが。当然、後方支援か、実質参戦
となれば、首都圏、原子力発電所が報復として狙われる。
 恫喝の文言の『ソウルを火の海に』が、『東京を火の海に』へと、何時の間に、
変わっても不思議ではない。「400万の死傷者が出る」なら、日本は1〜2割の、
数十万位は出る仮説を立て対処しなければ。 当然、潜入している北朝鮮軍人の
数百人?は、テロによる攪乱が考えられる。
☆ アメリカの元・軍事関係者が、「目先のベストの結果は、長い目でみれば、
 ワーストになる」を危惧した言葉が重い。 クリントン元大統領時代の軍事
危機で、数万の死傷者を危惧し、捨身で阻止したカーターを引合いに出して、
<もし中国が力で、目先の危機を乗越えても、引延ばした分、核弾頭で世界を
恫喝する力が、高まるだけ>と、引くに引けない現状を語っていた。
 そうこう考えると、8割の確率で第二次朝鮮戦争の可能性も、あながち誇張で
ない。日本の平和ボケそのものが、日本を破滅の道に向かわてきたことになる。
☆ 欧州はイスラム教とユダヤキリスト教とのテロを介した準戦争状態に
 あるが、今度は日本列島も似た状況に成りざるを得ないのか。
この数ヶ月のアメリカトップの動きからみると「戦争回避は無い」だが…
「歴史は繰返す」の言葉とおり、第一次、第二次世界大戦頃の道を繰返すしか
ないのか。 来年辺りには、この70余年の平和は夢幻だった?と、日本中が
嘯いている? のだろうか? 悲観的にみても、楽観的にみても、動乱に
巻込まれることは避けられない? 戦争勃発なら『国家非常事態宣言』に? 
  おい、おい、おい!

・・・・・・
閑話小題 〜朝鮮戦争が現実的に ー5
  * 北朝鮮の結末は
 北朝鮮の記念日の核実験はなかった。「中国が原油を止める事態ともなれば、
国家の存続が出来なくなる」という理由が出来て面子も立ったからだ。
それにしても、中国が原油供給停止の恫喝とは驚き。このままでは、そう遠く
ない時期に戦争か、原因不明の病死の発表で体制が変わるか?
 韓国に米国人20万人が滞在しているため、アメリカの奇襲攻撃がないこと
位は、南北朝鮮の人たちは知っている。ちなみに、駐韓日本人は6万人とか。
 しかし目先を乗り越えても、年内か来年辺には?・・ 近未来も同じなら、
今やっても同じと考えても不思議ではない。韓国人の7割が移住希望を持って
いるというのも、理解できる。
 このところ、沈黙を保っているロシアのプーチンにとって、朝鮮戦争は、
願ったりかなったり、とすると、この男がカギを握っているのかも。
小狡い北狐、中国からロシアに原油供給を委ねる可能性もある。
 ところで、韓国内は、この手の北の恫喝には慣れたもの、5月9日の大統領
選挙の方に遥かに注目度が高いという。
 
・・・・・・
2017/04/26
閑話小題 〜北朝鮮問題
  * 北朝鮮の結末は
 北朝鮮の記念日の核実験はなかった。中国が原油を止める事態ともなれば、
国家の存続が出来なくなる」という理由が出来て面子も立ったからだ。
それにしても、中国が原油供給停止の恫喝とは驚き。このままでは、そう遠く
ない時期に戦争か、原因不明の病死の発表で体制が変わるか?
 韓国に米国人20万人が滞在しているため、アメリカの奇襲攻撃がないこと
位は、南北朝鮮の人たちは知っている。ちなみに、駐韓日本人は6万人とか。
 しかし目先を乗り越えても、年内か来年辺には?・・ 近未来も同じなら、
今やっても同じと考えても不思議ではない。韓国人の7割が移住希望を持って
いるというのも、理解できる。
 このところ、沈黙を保っているロシアのプーチンにとって、朝鮮戦争は、
願ったりかなったり、とすると、この男がカギを握っているのかも。
小狡い北狐、中国からロシアに原油供給を委ねる可能性もある。
 ところで、韓国内は、この手の北の恫喝には慣れたもの、5月9日の大統領
選挙の方に遥かに注目度が高いという。