< しまった! 「失敗の心理」を科学する
       ジョゼフ・T・ハリナン (著) > 
   * トランプ大統領選出は凶か吉か?
 既に失権をした韓国大統領と、アメリカの新たなトランプ大統領の選出。
誰の目にも「選定の失敗」は明らか。判断するには少し尚早だが、その辺を
考え読みとってみる。
・韓国の場合、怪しげな新興宗教の教祖が、元大統領の娘に目をつけ、大統領
に祭り上げて黒幕になろうと画策し、自分の娘を同じ学校に入学させ近づけ、
大統領の階段の誘導に成功し、大統領にさせた。その結果、教祖の娘が陰の
大統領になり好き放題。 韓国映画並みの劇場型コミック物語そのもの。 
トランプ大統領も然り。黒人大統領と、元大統領夫人の金髪白人女候補の
世襲に不満を持つ中下層の白人層に狙いをつけ、ロシアの後方援助を得て当選。
全くの素人が絶大権力を持つと、こうなるという珍現象が日々、ニュースで
話題になっている。 二流役者から成り上がったレーガン元大統領でさえ、
カリフォルニア州知事の実績があった。それも俳優で、蔭のシナリオ作家?が
書いた大統領役を忠実に演じればことが済んだ。しかし暗殺されかけたが… 
 それに比べて、この御人、あまりに粗末な裸の王様。TVや、ネットが、
政治的に軽いオツムを、そのまま公開することになる。気づいていないのは、
大統領本人だけ。落目のアメリカの拍車をかけることになる。
どの切口をとっても、あまりに隙だらけ。弾劾裁判の可能性を排除できない。
軽いオツムの公開といえば、「このブログも?」と、斜め後から聞こえてくる… 
 
・・・・・・ 
5452,「楽しむ」を楽しんで哲学する
2016年02月18日(木)
      【アリストテレスの人生相談ー小林正弥著】の、
      ー幸福原理「美徳に基づく魂の活動」ーより
   * 「楽しむ」を哲学する
 母親からは、『仕事も、習い事も、それが楽しみになるまで努力すること!』
父親からは、『お金は事業と仕事を楽しんだカス。カスを稼ぐため努力する
のではなく、楽しめるまで苦労し熱中すること』と、聞いて育ってきた。
その背景には、仕事も、習い事も、膨大な努力があってこそ。それを続ける
には、楽しみまで引き上げればよい。古美術商時の上客から伝授して貰って
いたのだろう? 同じことを2千数百年前の哲学者がいっていた。<「本物の音楽家とは音楽を楽しむ人のことであり、本物の政治家とは
 政治を楽しむ人のことである。そして、楽しむのは能力のある証拠だ」>
これは、アリストテレスによる洞察である。何をするにせよ、本物の上達は、
そこにどれだけの楽しみを得られるかによって図ることができるのだ、と。
アリストテレスの人生相談ー小林正弥著】の、幸福原理「美徳に基づく
魂の活動」から考えて、楽しむとは、美徳を実現させるため、の前提がいる。
ただ楽しければよいだけでは薄っぺら過ぎる。 〜その辺りから〜
≪ 言葉だけを見ると、誰にも存在する美徳を実現することが幸福をもたらす
 と見えるかもしれませんが、実際は、音楽の卓越した素質を持たない人は、
いくら努力をしてもプロの音楽家になるのは困難。アリストテレスは、個々人
に、その人の固有の素質が本性として備わっていると考えているのです。
ですから、この原理における「美徳」は、あくまでもその人の魂に内在する
卓越した素質のこと。つまり、これは「幸福を、その人の魂に内在する優れた
素質に基づく魂の活動」ということなのです。アリストテレスは、
「馬の愛好者にとっては馬が快いように、美徳を愛する人たちにとっては
美徳に基づく行為は本性的に快いものである」とします。ここで重要なのは、
彼は幸福を快楽とする考え方は否定しましたが、「美徳に基づく魂の活動と
しての幸福は、それ自体として快適である」としていることです。たとえば
賭博を快楽とする人がいても、それは真実の幸福ではありません。それは、
美徳に基づ魂の活動ではないから、これに対し、たとえば理性的な思考活動は、
美徳に基づく魂の活動なので、快いものです。 再び音楽家を例として考えて
みれば、その人の魂に内在する卓越した音楽的素質が開花し発揮されれば、
その人は優れた音楽を作曲したり演奏したりすることができるから、その人は
音楽の喜びを味わうことができる。その人にとって、それは本性的に快いもの。
逆に、音楽的素質のない人が無理に音楽を長時間習わされても、それは苦痛で
しかありません。このようにアリストテレスは、「本来の善なる活動としての
幸福は、魂に内在する卓越した素質に基づくがゆえに、その人にとっては
不愉快で面倒なものではなく、本性的に快いものだ」と考えました。
しかも彼は、それは美しく、善き行為であると考えます。アテレーは一般的
には「徳」と訳されていますが、美しいものでもあるので、私はそれを「美」
と訳しています。≫
▼ 「幸福の状態」を、「楽しみ」に重ねてみた解釈だが、最も濃いのを
 至高体験、薄めなのが「楽しみ」と、普通は「何となく幸せ」という実感。
オリンピックの選手が、『勝負を楽しみたい』とは、極限状態の現場で本性的
から出てくる実感の言葉だからこそ価値がある。それも勝ったか負けたかでも
意味合いが違ってくる。 濃い目の「楽しむ」とは、美徳に基ずく魂の活動
なればこそ、その味が濃くなろうというもの。まあ、美徳でなくとも、大自然
との邂逅でも、至高体験は可能・・ で、三桁の至高体験と、濃い目も
「楽しみ」が沈殿した池、いや風呂が心の底にあって、何時でも入浴可能。
で、落ちがつく。それが慢性したのがボケ状態の天国? 傍は、地獄に化す。
 で、以下が、ちょうど良い塩梅につづく。
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4723,哲学はなぜ必要か?
2014年02月18日(火)
  * なぜ人生に、哲学が必要なのか?(今更だが、あえて!)   
         もう少し おまえσ(=゚ω゚=;)考えろよ ったく!
 40歳を過ぎた頃から、哲学に興味を持ち始め、初心者用の本を中心に読み
続けてきた。知れば知るほど、奥行は深い。知人の叩き上げ?で一財を築いた?
男が、茶器造くりを趣味にしていると聞き、自宅に行き、一つ貰ってきたことが
あった。その少し前に「スランプ気味」と話していたので、お礼にと初心者向け
池田晶子哲学書を贈呈した。そこまでは良いが、私の一連の件で会う度に、
逆手に『俺は哲学書など読まないが、上手くいっている』と嬉しそうな嫌味。
 これは、イギリスの哲学者で経済学者でもあるジョン・スチュアート・ミルが、
著書「功利主義」で唱えた【満足した豚よりも不満足な人間である方が、また
満足した愚か者よりも不満足なソクラテスである方がよい】の知識があったら
言えない言葉。「ものを考えず現状に満足して動物のように生きるな。やせても
かれても思考する人間らしく生きよ」ということ。その男に何度か言われるうち、
酒も入っていたこともあって『茶器造くりでスランプというから哲学入門書を
あげた。茶器とは作者の魂そのままが、表出するもの。スランプを乗越えるには、
魂とは何か?魂を入れるとは何か?を知らなければなるまい。作品に打込んだ
魂とは全身全霊を作品に叩きつけてこそ入るもの!それなくしてスランプを
乗り越えることなど出来ないはず!』と、怒り気味に話したが、この人には? 
近くの社長をしている二人も、その男の嫌味に対し、私の理屈に同調?したよう
だったが・・┃¨━(σ-`д・´)━╋┓
 魂といえば、ゴッホの「ひまわり」や、ピカソの「ゲルニカ」を前にし、
その波動が伝わって立ち竦んだことがある。茶器づくりも、茶道も、花道も、
コンピユータにたとえれば「エクセル」「ワード」などの「アプリケーショ
ンソフト」に過ぎない。「ウィンドウズ」や「リナックス」といった
「OS(基本ソフト)」がなければパソコンのアプリが動かない。
 何事も、そのOSとなる「ものの考え方」や「もののとらえ方」の基礎を
学ぶ必要がある。行詰ったら、「知のOS」を、グレードアップした上で、茶碗
造りなどのアプリを作り替える必要がある。その「知のOS」が "哲学"などの
教養にあたる。これからして、正解のない人生の課題に対処するにも哲学が
必要になる。人生の難問は生きている限り次々と生じてくる。
対処するには自頭で考えて乗り越えるしかない。その自頭のベースは教養から
生じてくる知恵、すなわち哲学になる。「哲学」(フィロソフィー)という
言葉は、古代ギリシャ語「フィロソフィア」(知恵を愛する)が語源。 
この言葉は、哲学が「いかに知るか」「いかに学ぶか」を学ぶための学問で
あることを教えている。知恵を愛するから、知恵が生まれる。反面教師
なら幾らでもいるが、相手から見れば、自分が最たる反面教師だろう・・ 
人は己が知っていることしか知らない!
(゚∀゚). (ノ・人・`)??はて? ドォスル?? (*・д・)ノ(・д・`*)ドォシヨッヵ
o( ̄ー ̄;)ゞううむ  o(´^`)o  ウーr(-◎ω◎-) 考え中..... 
σ( ̄、 ̄=)ンート・・・σ(゚・゚*)ンート・・・ウーン  (Θ_Θうーん・・(〃 ̄ω ̄〃ゞ
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5088,タガメ女の正体 ー?
2015年02月18日(水)
   * 某メガバンクの必殺カニばさみ ータガメ女の正体〜深尾 葉子(著)
 とっておきの逸話が紹介されている。できちゃった婚の「ちゃった」が、
この恐ろしい女の謀略を隠しているが、相手も然るもの! とにかく危ない!
誰にでも‘持て期’があるが、ひ弱なカエルに対し、「カニばさみ」は必殺技。
 神様は、男の生理を、この技に耐えられないよう御つくりになった。
≪ 「“カニばさみ”されないように気をつけろ!」 (p103〜戦略的妊娠)
 某メガバンクの独身寮には近年、先輩から後輩へ語り継がれるこんな“警告”
があるという。「カニばさみ」とはいったい何か。入行6年目のAさん(28)が
実体験を語る。一般職の女子行員(32)にいまの部署に移ってから先輩として
いろいろ教わっていて、部署の飲み会の後、酔いの勢いでラブホに入ったんです。
いざ行為を始めようと避妊具をつけようとしたら、彼女が『今日は大丈夫』って」
そのまま言葉に甘えてノーガードで始めたAさん。だが、もう限界だと思って
腰を後ろに引こうとしたその時、信じられないことが起こる。「彼女の両脚が
僕の胴回りを挟み込み、ガッチリとホールドされた。振りほどくのも変だし、
『まあ大丈夫だって言っていたしな』と……」 流れに任せたAさん。
この時は、職場の上司に「出来ちゃった婚」を報告するはめになろうとは
夢にも思っていなかった─。 これが、いま独身のアラサー女性たちの間で
にわかに急増する“カニばさみ”の実態。「独身のアラサー女性たちは、
とにかく若い社員を捕まえたい。だから、避妊をさせない。しかも、男の側も
上司や周囲から『早く身を固めろ』と圧力をかけられたりするから、結局
従ってしまいやすい」(ベテラン銀行員) 冗談と思われるかもしれないが、
バンクの男性社員間では、「お前もやられたか」「あの娘は‘カニばさみ’
をするように見えなかったけどな。」なんて日常茶飯で語られている。 ≫
▼ 以前、名古屋の花嫁学校の授業の一部を紹介していたが、料理・洗濯・
 行儀見習いなどを教えていると思いきや、何と、〈 男の誘い方、魅力的
化粧と、ファッション、魚(男)の釣り方、漁り方、魚場の在り処 〉が要だった。
この書からみれば、ダカメ女に徹し、少しでも大きく、美味い魚の漁り方。
必殺カニばさみの戦略的妊娠は、逆に女子行員の中で、引継がれている? 
タガメも女道がある!これで一生が決まる幻想があれば、一生懸命になるは!
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4356, 閑話小題 ー因果一如
2013年02月18日(月)
   * 因果一如
 白隠禅師の坐禅和讃の中に、「因果一如の門ひらけ」と云う一節がある。 
「因果一如」は、因果応報に近い言葉。原因と結果は一緒という意味で、
原因を作ったときには、結果も同時に生まれるということ。結果はいつも
原因の中にある。 原因から出て行って、また原因へ帰る。 過去と未来に
とらわれることなく今のその瞬間を大事に生きることにつながる。
なぜ人は死ぬか? 生まれてきたからだ。病気は、きっかけでしかない。
善悪、それは誰かが決めた基準で裏表同じこと。事業の倒産、それは創業を
したため。きっかけは事業年齢がきて寿命が尽きたため。そうこう考えると
納得できる。現在のアベノミクス、これを因果一如で考えると、ハイパー
インフレへの最終到達点。一度、清算した方が良いのかも。
  * ヨガ・エアロの場にて
 週に二回、スポーツジムの「ヨガ」に参加しているが、あと一月で一年。
欠席は4〜5回で、ほぼ皆勤に近い。週に三回、行われているが、火曜日と
木曜日に参加している。50人定員だが、毎回、ほぼ満員。幅60センチ、
縦120センチのヨガマットを縦にして、その中で先生の指導の下、50分間、
マントラなどの音楽を聴きながら、色いろなポーズをとる。室内はカーテンで
暗く、大人数のヨガは何とも不思議な気持ちになる。
「マット内は、自分の宇宙で、周囲を無視してください。」と何度も繰り返す。
9割は女性で、時間からして主婦が大部分。一年近く続けていたため、関節の
硬さは、かなり取れてきた。「スローヨガ」と名うっているが、だんだん
ハードになっていく。私にとって、医院での腰痛治療のようで、背骨、足腰
の骨の矯正をしていることになる。ヨガは、元もと座禅など瞑想をしている
合間に、足腰の矯正をするためのもの。とはいえ、これで腰痛が良くなった
というより、悪化防止という感覚。終わると、脳と身体がスッキリ
した感覚になる。で、先日、私の近くでプッという音。ガス抜きのポーズで、
誰かが思わず・・ そこに、男は私ひとり。誰がみても・・ 
まあ、いいかで時間が過ぎていった。 
・・・・
3981, 閑話小題
2012年02月18日(土)
   * 総下流の時代って言葉は変じゃない?
 最近よく「総下流の時代」という言葉を見かけるが、少し考えれば分かるが
言葉自体が変じゃないか。その意味は、総貧乏。総下流とは今までの下流レベル
に大部分の人がなると、いっているのだろうが。下流とは平均所得半分以下の
収入の人をいうが、そのレベルに大部分がなった時、それは下流ではなく、
それが中流になる。 終戦直後、大部分が貧困に喘いでいた時に、総下流など
誰もいわなかった。 戦争に負け占領され目先を如何にして食いつなぐかで
精一杯で勝ち組もいなかった。現在は一部が総勝ちで、大部分は敗者になるのは
グローバル化時代では仕方がない。その一部の勝ち組の収益を、どう調整するか。 
一時代前まで、総中流と大部分が信じていた良き時代があった。言葉に矛盾が
あるが、総下流、皆でなれば怖くない? のか。
  * スポーツジムに10ヶ月
 スポーツジム(SJ)に通い始め、あと50日で一年になる。金曜と日曜が
公営のミニSJで、それ以外が近くの大型の民営のSJに通う。一挙に緊張感から
解放された反面、ストレスによるウツ症対策として、身体を動かすことにした。
身近の倒産で、ストレスが暴発したり、酒浸りになり廃人同様になったのを
見ているので、とにかく運動でストレス解消と、二つスポーツジムに通いだした。 
元々、二年前からの早朝のサイクリング一時間を習慣化していた(4〜11月)。
それを加えて一日三時間は運動をすれば、目先の辛い一年を乗り越えるだろうと
始めた。 気分転換には良い反面、地元のため知れ渡ったのだろう、冷たい視線
や聞こえるような陰口もあったが、内語の「シロアリ」の10回の繰り返しで、
そう見えてくるから。 シロアリは弱音の気持ちに敏感、何とも思わなければ
直ぐに消えていくのは世界共通の道理。 真面目に通った結果、数年来の足腰の
重さが五分の一か、十分の一になり、腰痛もほぼ解消。 それも時間が経つに
つれ良くなるのが分かる。6つの運動マシーンと、その間にステップ台が交互に
円環に並んだ中央に、若い女性のインストラクターがポップ系音楽に乗って指導
する踊るようなイージーラインがよい。更に、各種のエアロビも気持ちを高める。