【賢者の言葉】・ビッグピクチャーズ監修 
 ショーンは、生まれたときに既に死の宣告を受け、「犠牲者」として生きる
幾つもの理由が用意されていた。彼は小人症を煩い、車いす生活を余儀なく
されている。18歳時に、クシャミなどで起きる200回以上の「骨折」を経験する
も克服し、現在は世界中で講演し、情熱とパワーを与え続けている。
彼の言動はビル・クリントンなど著名人にも影響し、米国では「身長90?
車いすのモチベーター」として知らない人がない人物。小人症でありながら、
12歳時に米国大統領になりたいと願い、その手始めに大統領府勤務を願い、
勤務をしている。    
   * 魔法の質問 〜これは人生のギフト? 重荷?
 とにかく、型破りで、前向きである。 〜その辺りを抜粋〜
≪『起こったことを人生のギフトと思うか?人生の重荷と思うか?』 
 これが、私の人生を変えた『魔法の質問』です。身長90cmの身体で、
常に厳しい現実と向き合っていた。骨の成長が十分でなく、折れやすい。
ある年の愉しみにしていたハロウィーンの時、彼が唯一、仮装の世界でこそ、
堂々と自身の存在を「普通」が当たり前というリアリティから身を隠せると
いう意味で、私がイキイキできる日だった。小学校4年の、その日、彼の最も
恐れていた不可抗力で骨折した。そのとき、痛みと苦痛で、全身に汗が吹き
出すほど流れ、痛みに喘ぐ彼に、母は、じっと私の目を見つめて言いました。
<『ショーン、これは人生のギフトだと思う?それとも、重荷だと思う?』>
 それどころではない苦痛に耐え、怒りとイライラで、母にこう言う。
『何を言ってるだ?ギフトは誕生日にもらうもので、開けて喜ぶもの。』」
と、いま痛みの中にいる当時からすれば、当然の言葉だろう。だが、
母のこの言葉は、その後の人生を大きく変えた。そして現在、に至る。≫
▼ 65歳になった直後、こともあろうか、会社整理を決断するに至った。
 その数ヶ月前までは、まさか現実に至るとは考えてもしなかった。
事前に決めておいた、「償却前の営業利益が赤字なり、予備資金を取り崩す
事態になったら、会社を清算をする」、になってしまった。で、断行したが、
人生の最終段階での、この結果は大きな痛手。しかし、幾つかのシェルター
を用意していたこともあって、平常の日々をすごし、現在に至っている。
65歳の節目の事業整理は、中途半端に係わっているより、綺麗さっぱりした
区切りのベストの事態。人生がくれたベストの結果(プレゼント)!
これは、「ベターというより、ベストの結果」と思えるようになった。
 その数年後に、100数十年の老舗の会社を潰した男が、宴会で前のテーブル
に座って、開口一番、『おれ、この事態に感謝している!』と、私の気持ち
とホボ同じことを言い放った。 それに対し、生意気そうに、『あんたも、
これで一人前になれたな!』と、答えていた。人生のプレゼントの中身を
味わっているうちに、その味に気づいたようだ。 何事も受取り次第で、
中身の取捨選択が違ってくる。
<「自分に向かっていう言葉」によって自分が創れるのです> が、毎日、
これを書き続けていることもあってか、実感できる。その割りに、お前は?
 今日もまた、「日々、口実」である。

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5301,閑話小題 〜持て男の「三高、三平、四低」
2015年09月19日(土)
   * 持て男の「三高、三平、四低」
 これもモーニングショーの話題だが、社会ウォッチングとして面白い。
経済成長期に流行した持て男の条件が「三高」。バブルが崩壊をして、
このかた「三平」に。そして次ぎは「4低」という。
 ◎ バブルに流行した「3高」とは、「高学歴・高収入・高身長」
 ◎ 時は過ぎ、今の流行は「3平」は、高くを求めず、
   「平均的年収・平凡な外見・平穏な性格」
 ◎ 次の時代のモテ男!は、「4低」
   「低姿勢、低依存、低リスク、低燃費」の4低」がモテる時代。
 だが、そんな低依存の男からすると、「そんな女いらない」の声! 
で、未婚率、離婚率が大幅に右上がっている異常事態。
 独身女性への男への希望は、殆どの女性が経済的力量が増えたため、
微塵の甘さがない。まず「預金」と「年収」。 預金は、最低でも500万。
できることなら1000万。年収なら500〜600万。 とすると、30歳
前半までの男の多くは結婚対象外になる。驚いたことに、35歳を超えた独身
男性の結婚できる割合が7〜8%、40歳を超えると、2〜3%しか結婚が
できないことになる。ということは、男性は35歳までに結婚するのが半分
というから6割しか結婚できないことになる。それまでに何とか結婚しないと、
9割が結婚不可能になる。 ーネットで生涯未婚率を検索したのが、以下ー
《 ☆ ー生涯未婚率は男35%、女27%にも:少子化対策無力ー
 少子化社会対策白書のあまりの覇気の無さに驚き、国勢調査から生涯未婚率
を予測し直して男35%、女27%にもなる結果を得ました。非正規雇用は増える
ばかりで、若者の生活を不安定にさせている根源は政府施策です。
『安倍政権が嫌いな雇用安定こそ少子化対策の核心』で指摘した通りです。
生涯未婚率は人口学で50歳時点の未婚率と定められています。
2010年国勢調査で20代前半だった世代が50歳に到達する25年後には、
現在に倍する生涯未婚者であふれる事態になります。
 NHKの《少子化白書 晩婚・晩産化は進む》は
《生涯未婚という人の割合は、平成22年には、▽男性が20.14%、
▽女性が10.61%で、いずれも過去最高に達し、「未婚化」とともに
一生結婚するつもりはないとする「非婚化」も進んでいると指摘し》
内閣府は「若い世代は雇用が不安定で、所得が低い傾向にあり、こうした
経済的理由から結婚に踏み切れない人が増えているのではないか」と分析》
と伝えました。 》
―――
▼ コンビニ、気楽な独身生活、ネットによる繋がりがあって、別に結婚の
 必要性を感じないのだろう。情報化で、女性に対する憧れも消滅してしまい、
世の中がニヒル化していることもある。バブル崩壊以降、特に若者に住み辛い
社会が到来している。高度成長期を生きてきた私たち世代にとって、信じられ
ない現象。それにしても、「低姿勢、低依存、低リスク、低燃費」の4低」
がモテる時代とは、驚き。何か、年金暮らしの御隠居に丁度良い、生き方が、
これからの若者の姿からして、日本の近未来に悲観的になってしまう。

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4936,コトの本質 ー6
2014年09月19日(金)
  * 戦後、エリートが育たなかった  『コトの本質』 松井孝典
「戦後、エリートが育たなかった」というのは、先進各国との比率の問題を
いっている。それは秀才教育はしてきたが、天才、エリート教育はして
こなかったことになる。
≪ いまの我が国は、この意味では限りなくアマチュアの国になりつつあると
 思います。ここでいうアマチュアとは、その主張の根拠がほとんどマスコミ
に出ている程度のことにある人のことです。自分の知っている範囲のことを
すべてだと思い込み、あたかもそれが正論であるかのように、堂々としゃべる。
そんな風潮が目につきすぎます。結局、そういう人たちには謙虚さがない
ということです。実際のところは―よく知りませんが、私の知っている範囲
ではこうだ―といういい方をするのが当然なのに、そうではありません。
これっぽっちの経験しかないのに、それを拡大し、人類一般な話としてどうの
こうのというような議論までするわけ。こういう状態を見ていると、この国は
どうしようもない国になったなという感じがします。プロフェッショナルが
いないということは、いいかえれば、エリートがいなくなったということかも
しれません。いい大学に入って、いい会社に入って、というのがエリートと
いう意味ではありません。自分の頭できちっと考えることができる、しかも
その座標軸は古今東西の歴史から、芸術、哲学に通じ、科学に通じる、それが
エリートです。このような広い時空スケールの中に自分の尺度を持ち、
すべてのことが判断でき、行動できるのがエリートです。
 秀才と呼ばれ、大学に残って学者になる人間はいっぱいいます。しかし、
現在のいわゆ秀才というのは所詮、与えられた問題が解けるだけの人間です。
解くべき問題がつくれない人が、多い。問題がつくれない人はエリートでは
ありません。戦後教育は、あえてエリートをつくろうとしなかったともいえます。
すべての子どもに、最初から我がある、などという誤った前提に立ったために、
教育と呼べるような教育をしてこなかったのでは? だから、当然のことながら
エリートは育たなかったのです。我は初めからあるものではありません。
我の形成途上にある人間には、我なんてないのです。しかし、いまの教育では
前提として我があるかのように扱う。それが個人の尊厳だと誤解しているー
すべての間違いの元はそこにあると思います。我とは何なのか、そもそも
それを考えたことのないような人たちが、平気で我を語り、我を主張します。
我という概念ができる過程こそ重要だ、ということが忘れられています。
それは、他との関わりの中でなければ形成できないものです。
それなのに、我というものが最初からあると思い込んでいる・・・ ≫
▼「ゆとり教育」の失敗の根本が、この辺りにあったのでは?「ゆとり教育
 は、まともな両親がいる家庭の元でこそ有効で、それがない場合はマイナスに
大きくぶれるのは周辺を見れば分かること。プロフェッショナルは、激しい競争
社会の中で勝ち抜いた結果、一強多弱から生まれ出るもの? 著者の説によれば、
全ての人がアマチュアになる。問題は自分がアマチュアと自覚できるかどうか。
キリスト教の下地がないのに、取ってつけたような戦後教育を押し付けられた
結果が、この様になった。私のレベルで40数年間、一日、2〜4時間の
独学では、広い時空スケールの尺度を持ちえるはずがない。哲学に興味を
持ったのが40歳代後半では、あまりに遅すぎた。別に、エリートになりたい
とは思わないが、我とは何か? 自分の問題とは何か? 等を、考えられる
内部モデルを確立することが、まず必要ということ。

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4569, 世界恐慌の結果、どうなる? ー2
2013年09月19日(木)
  ー5年前のリーマンショック直後に書いた内容ー 
{2724、世界恐慌の結果、どうなる?ー2008年09月19日(金)ー}
《 恐慌になると過去の事例から、平均30%売り上げが減り、それに
耐えられないところから消滅を始めるという。毎日毎日、アメリカの発の
金融危機のニュースが入ってくる。100年に一度の恐慌が始った。
アメリカが風邪をひくと日本は肺炎になる、という言葉が可愛らしくて
思え懐かしい。アメリカで震度6強の経済大地震が起こったのである。
そして、大きなウネリが起こってしまった。それは大津波になり日本のみならず
世界中に押し寄せ始めた。津波と違うのは何年にもわたることである。ところが
日本は政治的空白の事態で頭がないのが現状である。これは2001年の9・11事件
に匹敵するか、それ以上の出来事。100年に一度の世界恐慌が、まず直撃する
のは日本。これがアメリカの隷属国家の運命である。次は、アメリカの証券会社
二位のモルガン・スタンレー。緊急に銀行との合併で凌ごうとしているようだが。
ティーバンクが次のターゲット。数年前まで日本を買いあさっていた米国金融
機関の惨状。そのツケは日本が払わざるを得ないからだ。他人ごとでない、
果たして会社はどうなるのだろう? 逃げも隠れも出来ないが、生存に全てを
かけるしかない。生き残りをかけた生存競争レベルになってきたということだ。 
それが会社だけでなく、年金生活者も含まれるから、ことは重大である。
国家破綻の現象としては、ハイパーインフレになる。そして、次に来るのは
中間層が総下層になる。社会の不安が増大し、犯罪は増加する。ソ連の崩壊時
と同じような現象になる。年末から100円以下の株価の会社は銀行のしめつけで、
次々と倒産が始る。日本型社会主義の完全崩壊である。第二の敗戦が表面化して
きたということだ。これだけ劇的な世界恐慌に「現役」で経験するとは思って
もいなかった。 私は、2008年9月16日14時をもって「世界恐慌」と判断。
そう判断すると恐ろしい。みる目が全く違ってくる。みる目が違うと判断も
違ってくる。人生で過って経験をしたことのない最大のイベントが展開を始めた。 
それにしては、まだ実感が少ない。茹で蛙になってしまったのだろうか。
現実に信じられような大混乱が直ぐに始るだろうから・・ ゴールドや、
資源を持っている国は、それを担保になるから、立ち直りが早い。しかし、
体力のない日本の行く末は・・・ 何度でも言う、「恐ろしいことだ!」 》
▼ これを書いた二年半後には、私の事業の売上が半減、2001年9月の9・11テロ
 から三分の一まで激減し、事業断念に至った。この直後から、G20が始まり、
何とか表立った恐慌は抑えているに過ぎない。 米国の証券会社は全滅、米国の
GM、クライスラーは国家管理。EUも、中国も、これから変になっている。 
ただ、何処かの株式市場からの暴落を切欠に世界恐慌になるのは間違いない。
ただ、引き伸ばしているだけ。 そこで、2020年に「東京オリンピック
を開催するというから、他国から見たらお笑い以前だろう。それだけ、
リーマンショックの影響は大きい。でも、これで自分の事業が崩壊するとは! 
で、「インフレターゲット3%目標」というから、素人の私でも、間違いは
判断できる。その上に、オリンピックとは! 大津波が襲来する直前の浜辺で
酒盛りの用意である。不思議なのは、地方の金融機関が、そのまま存続して
いること。時限爆弾の山だろうが・・ 最後はハイパーインフレで、銀行閉鎖
になるのだろう。現状は、「恐ろしいことだ!になっているはずなのに、
リンゲルを無制限に射っているため??

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4194, 呪いの時代 ー11
2012年09月19日(水)                           
   * 交換経済から贈与経済へ     「呪いの時代」内田樹著  
 何か奇異に思える贈与経済とは、お金でも、物でも、情報・知識でも、
留めないで次に回せということ。情報に限って考えると納得できる。
ブログなどで自分の持っているベストの情報を公開(贈与)することで、
世界中の情報を共有できるようになった。情報化社会では、贈与という
言葉がキーワードになる。銀行預金は、その正反対になる。現在の世界的
不況は、一部勝ち組が得た利益を独り占めをして回さなくなったことにある。
ボランティアは慈善の贈与と解釈出来る。 ーその辺りからー
≪ 贈与経済というのは、要するに自分のところに来たものは退蔵しないで、
 次に「パス」するということです。「自分のところに来たもの」というのは
貨幣でもいいし、商品でもいいし、情報や知識や技術でもいい。とにかく自分
のところで止めないで、次に回す。自分で食べたり飲んだりして使う限り、
保有できる貨幣に限界がある。先ほども言いましたけれど、ある限界を
超えたら、お金をいくら持っていてもそれではもう「金で金を買う」
以外のことはできなくなる。それで「金を買う」以外に使い道のないような
お金は「なくてもいい」お金だと僕は思います。それは周りの貧しい人たちに
「パス」してあげて、彼らの身体的要求を満たすことに使えばいい。
ご飯や服や家や学校や病院のような、直接人間の日常的欲求をみたすものに
使えばいい。タックスヘイブンの銀行口座の磁気的な数字になっているよりは、
具体的に手で触れる「もの」に姿を変える方がいい。・・
 ・・・その人がエンドユーザーであるような人間には贈与は届かない。
贈り物を受け取ったときに、目にも止まらぬ速さで次の贈り先にそれが
パスされるような人のところにしか贈り物は届かない。そういうものです。
贈与経済が成り立つための要件は、ある意味きわめてシンプル。
市民的に成熟していること。それだけです。自分より立場の弱い人たちを
含む相互扶助的なネットワークをすでに作り上げており、その中で自分が
「もっぱら持ち出し」役を愉しむようなマインドをもつ人であること。
そういう人のところに選択的にリソースが集中するシステムが
贈与経済システムです。 ≫
▼ 経済は商品と情報が回り進化することで向上する。その意味では、
 日本が一時期そうであったように、国民が総中流が理想的である。
しかし、情報化社会は一部の勝ち組が総取りになる。その辺が難しい。
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3829, 閑話小題
2011年09月19日(月)
  * 絶え間ない変化と変身
 変化のない日々が、相変わらず続いている。それはそれで一日単位では
小さい事象が次々と起こっている。人生を、あらためて振り返ってみると
色々あったことに驚いている。 それらは絶え間ない変化の連続線にある。 
生まれた0〜9歳までを考えても、新生児、幼児、児童、少年期と変わっていく。
10歳から19歳でも、小学校、中学校、高校、大学と、次々に節目がある。
20歳から29歳といえば、学生から社会人、結婚、父親である。その中で
絶え間なく変化と変身が要求される。30歳を過ぎると、青年期から成年期、
中年期と家庭でも社会でも、大きな柱としての責任が覆いかぶさってくる。 
そうこうしている間に40,50,60歳の壮年期から老年期に移行している。
何処かで自分で、「人生は、こんなもの」と決め付けたと同時に変身の
ダイナミックがなくなり、人生の要求と合わなくなって肉体と精神の変調を
きたす。こうみると世界も、社会も、自分も常に時の流れの中で、変身し、
最期は「プッツン」で終わる。生き、老い、病になり、最後は死ぬしかない。
「いま、ここ」でしか、留まることは出来ないのである。とはいえ、あまり
神経質になっても結果は同じ。なら、自然体で変化を受け入れ従うしかない。   
  * iPad 初心者の呟き
 iPadを購入をして三週間をすぎたが、既に数ヶ月も過ぎたような気がする。
これは、私にとって非常にインパクトが大きい。この10年間、ネット、ネット
といっている割に、ネットを使いこなしてなかったこともある。この間に、
便利で使い勝手のよいアプリと、ネット環境が劇的に進歩していたのである。
ゲームに面白そうなのを画サイトで見ていたが、「自分には縁のないもの」
と思い込んでいた。それが、このiPadのお陰で私にも使える。
ゲームとビュー専門の端末と割り切ってしまうのが良い。まず7つの画面に
切り替えられ分類出来ることで、使いかってが格段に良くなった。
ゲーム・ソフトも、アプリも毎日が発見の連続。一日一日が面白い。
これでは新聞や雑誌、TV局などマスコミは大きな転換を余儀なくされる。
タブレットPCは、あとは軽さの問題。 これも、時間が解決するだろう。
 テレビの地デジ化と大型化、モバイル携帯、タブレットPCが情報を、
さらに膨大に世界に流しこみ、政治も社会がミスマッチが拡大、収拾が
きかないカオスの時代になる。 これは中高年PC難民を救う。
 ・・・・・・・ 
3464, 秘・異郷ツアー、よもやま話 ー9
2010年09月19日(日)
  * アフリカに魅せられて ー3
 ータンザニア・セレンゲッティ国立公園ー
 ケニアと比べてワイルドなのがタンザニア。フランス領だったため開発が
遅れていて、その分アフリカ的である。まずセレンゲッティの広大な草原。 
360度の視界が全て草原、それ以外何も目に入らないのは、ここだである。 
その広大な草原はケニアのマサイマラと地続きであり、ケニア側をマサイマラ、
タンザニア側をセレンゲッティという。その広大な草原をヌーとシマウマが
楕円形のコースで終わることのない旅を大昔から続けている。その群れに
ライオン、ハイエナなど肉食系動物がついてまわる。かってケニアはイギリス
領、タンザニアはフランス領だった。ケニアタンザニアも、サファリが
大きな観光資源になっていて、国立公園内には現住民を除いて観光客以外に
入ることができない。サバンナで時おり現地の鮮やかな布をまとったマサイ族
などが、護身用の槍を持って歩いているのを見かける。草原に彼方此方にいる
のではなく、車で20〜30分走って、時に見かける程度。ヌーとシマウマ
の群れから少し間をおいてライオンや、ハイエナの群れがいる。 
群れがいないところで、ウサギやジャッカルなどの定住動物の姿を見かける。
大らかに見えるが、そこは野生動物にとって生と死をかけた緊迫した戦場。
そのサバンナに6メートル位の土の道路が何処までも続く。走行中に他の
サファリカーは、ほぼ見かけない。そこを同行のジープ数台で激走する。
車の上は開け閉めが出来、走行中でも座席に立って胸から上を外部に出せる。
そこで外を眺めると、たった一人でサバンナで走っているような錯覚になる。
車に乗っているとライオンやヒョウなどは襲ってこない。自分より強いという
認識があるという。だから平気でライオンやハイエナの群れに近づける。
しかし、時おり像のボスが襲うことがある。ボツナワのサファリで、その現場を
直接見たが、乗客は恐怖で真っ青な顔をしていた。 下手をすると命に関わる。
特に危ないのが、離れバッファロー。 人を見ると追いかけまわす傾向が強い。
ケニアで、早朝に10人位のマサイ族が逃げてきたところに出くわした。
我われのジープを間に入れて、クラクションを鳴らして防いだが迫力満点である。 
そういえば先日Youtubeで、白人がライオンの群れを撮影をしていて、
つい車外に出て後ろからライオンに襲われ、群れに生きたまま食べられる
映像を見てしまった。 何でもありである。