* せこいのは、日本の民度
 舛添要一都知事が辞任を表明した。石原慎太郎なら小説の印税が入るため、
これほど、せこいことをする必要もない。二度の離婚で蓄えが少ないこともある。
都知事がファーストクラスに乗って何が悪い。ビジネスか、エコノミーに乗れ
というのか! ホテルも最高級で何が悪い。安全上もある。休日の公用車の使用
も、警備上、必要だから乗っている。何をいうか!』で終わり。マスコミも、
こういう弁の立つ人間には何も言えない。それにしても、日本のマスコミも、
一般人の民度があまりに低い。それなりの激務の仕事をしているのだから、
公私混同の灰色ゾーンもあって然るべき。誰も、こういう意見が言えないのが、
島国根性。つまらない国に陥ってしまった。敗戦国家の日本の末路現象とは、
こういうこと。とはいえ、せこいのは間違いないが。金がないと、政治家になる
資格が無いということか。金欠としても、やり過ぎ。権力は人柄を変える。
   * ISのアメリカ国内テロ
 以前にボストンマラソンであったアメリカ国内のISテロが再び起った。
今度はゲイの集まる会場が狙われたところが、アメリカ的。 最初の標的が
ディズニーランドという。 恐ろしいのは、犯人が、ごく普通のイスラム教徒で、
当初は過激思想の持ち主でなかったこと。ネットによるISの洗脳である。
人の心の内は、規制できないため取締りも難しい。一強多弱の格差が続く限り、
テロは延々と続く。イスラムキリスト教原理主義者の構図だけでなく、
中国やロシアなどの多民族国家の虐げられている民族のテロに蔓延していく
ため始末が悪い。

//////
5206,昨日の朝みた夢の「夕陽の美しさ」
2015年06月16日(火)
  * こんな美しい情景をみたのは初めて
 昨日の朝みた、夢の中の「海に沈む夕景の美しさ」には驚いた。
右手の海に、まさに沈まんとするオレンジ色と、赤と、紫と、金色が混合して
縦に紫色の海に突き刺さった光景に、我を忘れ魅入ってしまった。近くから
『ここで日没を多くみてきたが、こんなのは初めてだ!』というため息交じり
の声が聞こえてきた。で、その直後に目覚めたが、その感動の光景はクッキリ
と残っていた。画家は、こういう夢を多くみるのだろう。それにしても、脳は
凄い画家としての創作能力があるもの。お近くなってきた?
現実に、このような日没を感動してみてたから、脳が創作をしたのだろう。
ケニアのサバンナ、ギリシャエーゲ海の夕景、坂出の瀬戸内海の夕陽、
カトマンズの郊外の夕景、シリアのパルミラ遺跡の近くの高台からみた日没。
http://blogs.yahoo.co.jp/horii862000/archive/2015/6/15
そういう視点で思い出したら、あるある、いくらでも。それぞれのTPOSの背景が、
その夕映えをクローズアップする。夕映えといえば、新潟で事業を立ち上げた
頃、高速道路の延長線の東バイパスからみた紫に染まった雲と、夕景が
これまで見たことがない息を呑むもの。たしか、連れの人が、誰かに、
『この光景を見れただけでも、新潟に移住してきた価値がある!と、脳から
言葉が湧き出てきた』と、酒席で話しているのが聞こえてきた。
   * 「折々のことば」(鷲田清一) 〜朝日新聞一面より
 〜人類学者は「ヴュジャデ」を通じてひらめきを求める。(トム・ケリー)〜
《 はじめて見るのに、かってどこかで見たことがあるように思うのがデジャヴュ
(既視感)。 ヴュジャデはその逆で、見なれたものをまるではじめて見るかの
ように見ること(未視感)。 駄洒落(だじゃれ)である。偉大な発見はたいてい、
ありふれたものを新しい目で見るところから生まれる。 米国の経営者による
イノベーションの達人!」(J・リットマンとの共著、鈴木主税訳)から。》
▼ 「既視感」に対し、「未視感」は、いいえて妙である。このところ、自分を、
 「未視感」で改めてみている。また、過っての旅行先をネットサーフィンで、
他人目線の写真をみるのも「未視感」になる。 毎日、御対面する、自分の十数年
分の文章も、そうである。
・・・・・・
4841,「事業人生を決心して45年」の語り直しー15
2014年06月16日(月)
  * 40年前の御家騒動の顛末
 父は全てを知って、自分亡き後は、
<私と、実兄と、姉夫婦が、平等の立場で闘え!>と、条件を整えてくれた。
当時の姉夫婦との経験差が歴然としていることを憂慮、姉夫婦にハンデを与える
ため、生前贈与をしてくれていた。姉夫婦にとって、二人分の権利をアテにして
いたが、姉一人分だけだった。それが大きは不満だったのを見てとった。
父にしてみれば、年に当時の、一千万近い社交費を数年来、使っていた姉夫婦に
怒りが蓄積をしていた。 父は親戚など幾つかの遺産争いの仲介を頼まれ、
その実態を熟知しており、生前贈与をすることで、姉夫婦の独占を防いでくれた。
 私には『これは御前の為!』と、こっそり教えていた。『専務は補佐としての
運営能力があるが、経営能力はない!』とも。それに私は、『以前から商売の本質
が解ってないことを、自分も見抜いていた!』と、答えていた。
争いが起きた時点で、ジャスコ、いとはん、の勤務と、千城台ビルと、養老乃滝と
ベーカリーの立上げを含めた6年で、創業のベース(無心で全てのエネルギーを
計画に叩きつけるベース)が出来始めていた。さらに、目標に対する自己能力の
限界の設定と、不足部分の見極めと、その補充手順を身に付けていた。更に、
それを楽しむことも。 「いとはん」でドルショック、「千葉の千城台」で
石油ショックを経験。震災クラスの歴史的事件が長期投資には、必ず起こる前提
で計画をたてておく必要性を肌で感じ取っていた。そのため長期投資のビル建設
では、「建物は売り前提に、(建設単価が高くても)買い手の用途変更を前提に
した設計をすべく、柱を壁側に置くか、極力少ない、スケルトン可能な鉄骨鉄筋
にすべし」が、父の極意。 これを書いて気づいたのが、千城台ビルは父が私を
通して造った最後の仕事だったこと。父は、太平洋戦争で長岡空襲(ブラック
スワン)で、ほぼ全ての財産を失った経験から、常に時代の激変を前提に計画を
立ることを知っていた。それがスケルトン可能なビルの設計と、建設になっていた。
それもあって、三年前の物件など、手がけたビルは、売りに出すと即売になった。
それもこれも、父の魂が宿っていたからである。それでも三羽のスワンの到来で
一瞬のうちに飲まれたのだから、諦めもつくというもの。この先、スワンが何羽
も先に控えての『東京オリンピック』。 幸あれ!である。
主要各国は、それを知って、何処も手を上げなかった中での、これ。 
絶対的ミスを、石原、阿部コンビがしてしまった。
 話を戻すと、次は実兄と義兄の衝突!それも姉夫婦にとって計算の上!
が見て取れた。 その渦中、急遽、母親から長岡に呼び出される。
『私の持分の株式と、本店の私名義の不動産を私に譲れ! その見返りに、
千城台ビルと新潟駅前の更地を与える』と・・ 何の事か直ぐに理解で
きなかったが、姉夫婦の次の戦術に母が乗せられたことを悟る。
戦中戦後と父親と苦労を共にした母が身を引けというし、悪くない条件。 
その場で即断。直後に、名義変更になった。が、それでは話が収まらない。
・・・・・・
4474,最悪の結果に隠された、お宝は?  ー2
2013年06月16日(日)
  * 「時代と事業からの引き時のサインと、決断!」が、奥の正体
 先回、「最悪の結果云々」と書いたが、私の人生から見れば、最善の結果とも
解釈出来る。まる三十年の最終日の記念日に、偶然としても事業を終え、一年も
しないうちに六つの抵当物件が売れ、金融負債以外は、ほぼ負債ゼロ。 
「早々に隠遁の生活に入り、老いと死に準備に本気に入るように!」と、
65歳を区切りにするため三羽の黒鳥を遣わせた。これが人生から私への贈物。 
勝手に隠れたお宝の正体と正当化と見てとれるが・・
 創業時点から(万一を考えて)親戚や家族には一切、事業には入れなかった。
長期装置産業のため、大きな変動を幾つか乗り越えなければならない。
そこに、家族を入れると共倒れのリスクが出る。その時が身の引時と思っていた。 
結果として順調の状態で息子に事業継続するより、この方が良かった。
(そう思うしかないが) 私の知人や周辺を見ていて、思うことは、
「世界も、身近の事業環境が激変をしている。無理と思ったら、早々に事業継続
の断念をすべき」ということ。私の場合、事業整理には五千万を要して、何とか
清算?に近い状況だった。 この激変の正体は、20世紀前半の第一次世界大戦
から世界恐慌を経て第二次大戦に渡る30年以上の混沌に匹敵するか、
それ以上の歴史的スケールの変動で、あと20年は続くとみてよい。
 今度の件の結果に隠されたサインとは、《 現在は歴史的激変の真只中にあり、
日本は世界に先立った変動の事態にある。これから世界が激動に入りつつある。
それもあって中途半端な規模では事業は成り立たないことに早く気づくこと。》
それと機をいつにして、私自身がリタイアの年齢になった。
「時代と事業からの引き時のサインと、決断!」が、お宝の正体。
 この一連の中で感じたことは、「日本の危機感が少なすぎる」こと。
裏山の天辺から、外海と内海への津波を見ている気分。裏山に避難した私を、
多くの人が笑ってる姿が見えてくる。その彼らに政府が泡踊りを勧めている
のだから、これエログロ。
・・・・・・
4100, ポジティブとネガティブの黄金比率、3:1
2012年6月16日(土)
 アマゾン内のネットサーフィンをしていたら、
「ポジティブとネガティブの黄金比率、3:1」という言葉が目に入ってきた。
一般的には2:1だそうだが、ポジティブであろうと意識することで3:1に
引き上げることが出来るという。 不自然に4:1、 5:1に引き上げようと
する無理が出る。マイナス部分から目をそむけることになる。「ポジティブ」
という概念は、精神論で語られることが多かったが、21世紀の心理学と言われ
欧米では教育界、ビジネス界などでもその成果が応用されている。
100%のポジティブを求めるのではなく、ネガティブを3:1の比率で最初
から割り切ってしまうのも良い。秘境ツアーなどに参加すると、旅行中に
一通りのトラブルを経験する。それも慣れてくると起きて当然と割切りが出来る。
僻地という圧縮された時空で日常には無いトラブルに遭遇する機会が多くなる。
しかし、それさえ楽しむ心構えが経験の積みから、自然と出来てくる。
そして、その数倍の感動の場面に出会うことになる。旅行もネガティブの比率
を経験を重ねることで四分の一にすることが可能になるということ。
最初の数回はネガティブな方に気持ちが動くが、慣れてくると、ポジティブに
気持ちを集中できるようになる。 人生も似たようなもの。私の見立てでは
八割の人はネガティブ感情に支配されていて人生全体を暗く平凡にしている。
少しの訓練と習慣で変えることが出来ることを知らない。 人間に宗教が必要
なのは、神を信じることでネガティブな感情をポジティブな感情に押し上げる
効果があるからである。 日本では中村天風の教えがある。
「積極一貫」を常に心がけ、肯定的言語を意識的に使うことで己を御す教え。
それと呼吸法と瞑想を取り入れてあり、なかなか奥行が深い。
最近、心掛けていることは、マイナスの言葉が出たときに、意識してプラス
用語を使うようにしている。オウゴン比率3:1は、頭に浮かぶ内語にも、
映画、本、行動選択にも当てはまる。暗いより明るい気持ちでいた方が良い。
 ・・・・・・・
3734, 全米N0・1弁護士の勝ち抜きセオリー  〜�
2011年06月16日(木)
        『議論に絶対に負けない法』ー ゲーリー・スペンス著
【 * 人生は「自己中心」の法則が握っている
 私が部屋に入っていくと、そこにいる人は私が来たのが感じでわかると
言うのを聞くと、私は今でも驚く。それは彼らの認識だ。だが私にとっても、
その部屋、その領域は自分のものであって、自分はその中心にいる。
私にとって、宇宙のすべてのものは自分からはじまる。これを「自己中心」
の法則と呼ぼう。この法則はあなたにも当てはまる。これは子供じみた見方では
ないだろうか。幼稚な性格を暴露しているのではないだろうか。こういう自己
中心的な見方で世界を見るのは、子供だけだからだ。だが、私は自分の幼稚な
世界観を大切にしている。私はセラピストが要求する大人らしさと戦う。
成熟と死は、似た者同士だ。私は精神科学者の冷淡で断定的な見方に抵抗する。
彼らは私たちにレッテルを張るが理解はせず、私たちを分析するが愛さず、
私たちに関して黒か白かと割り切った冷淡なレポートを書くことはできるが、
私たちの喜びや愛情、悲しみなどの感情について、そして自分自身の感情に
ついてはたった数行すらも書くことはできないのだ。 私は絶対に大人に
ならないことを誓う。子供らしい見方を絶対に失わないこと、喜びを感じる
子供の部分を絶対に捨てないと、子供のすばらしい自発性、魔法のような
創造性、純真な心を絶対に投げ捨てないことを誓う。私は自分のなかの
子供らしさの最後のかけらにしがみつきながら(死ぬことがあるなら)死んで
いくだろう。子供の持つ畏怖の念と純真さがあってはじめて、死を体験する
ことができると思うからだ。 空の星を見てごらんなさい。
三百六十度、ぐるりと回って眺めてごらんなさい。 あなたは宇宙の中心に
いるのではないだろうか。部屋のなかにあるものを見てごらんなさい。
あなたが回転すれば、あなたから見て、部屋のなかのものもあなたを軸として
ぐるりと回転しているではないか。それを認めなさい。あなたはあなたという
宇宙の中心にいるのではないか。もしわれこそ自分の宇宙の中心を占める王様
だと思わなければ、他の誰かか他の力がその場所を占めることになる。
他人が自分の中心を占めているということは、自分が他人にそうすることを
許可しているからに他ならない。だが、すでに学んだとおり、他の人や力を
そこに置いているのは「自分の力」だ。王位に就かせたり、宇宙の中心に
置いたりする力を自分が持っているならば、私たちは自分自身にもっと敬意を
払うべきではないだろうか。 これについて、さらによく考えてみよう。
私の許可なくしては、どんな人もどんなカも私の宇宙の中心部を奪い取る
ことはできない。だとすると、許可という言葉は、力を意味する言葉になる。
私はどんな人でも私の中心を占める許可を与える。私は自分の宇宙の中心を
占める許可を自分自身に与える。あなたに、私の師に、神に与える。
だが、許可を与えるのは私自身だ。】
▼ 仏教的教えが建前上、根づいている日本で、ー人生は「自己中心」
 の法則が握っているー などという本音はなかなか書けない。
最近になって、遺伝子学者ドーソンが、「すべての動植物の遺伝子には、
遺伝子自身の繁栄を優先するような メッセージが組み込まれている」という
‘「個の利己主義」「種の利己主義」=「遺伝子自身の利己主義」’の研究
発表をした。だから自己御都合主義が良いと言っているわけでない。
それが、生物、人間の原点であり、社会は、それで成り立っている前提を
認めるべし、ということ。そのエゴのぶつかり合いが裁判で議論になる。 
その渦中の弁護士が言うから、言葉が重い。
 ・・・・・・・
3369, Youtubeでみる津波の映像
2010年06月16日(水)
 何度もYoutubeスマトラ沖地震津波映像を見ているが、百年か五百年に
一度の経済恐慌のイメージとして見ると、現在の置かれている立ち位置が見える。
マスコミで放映するものは、生きている人が逃げまどって姿や、人々が流されて
いく映像を全国放送では流せないが、Youtubeは次から次へ生々しいのが出てくる。
津波が押し寄せてくる直前まで人々は何が起きているか理解できないのである。
そして、気づいた時には大波に流されていく。 映像は、あどけない子供が
大波に浚われるリアルのものもある。20万とか30万人が亡くなったというが・・
 この映像から現在の経済恐慌を類推すると、アメリカの金融恐慌という大地震
震源とした大津波が日本に押し寄せている。「輸出産業の拠点として名古屋が、
金融の拠点として東京に原爆が二発落ちた」と形容する評論家もいる。
その結果として派遣切りが生じてホームレスが関東・東海ベルトラインに溢れる
ことになったが、もっと酷いのが地方経済。現在、政府が中小企業への緊急金融
救済法で何とか急場を凌いでいるが、それも目先の対処療法でしかない。
 何度か、津波の映像を見ているが、20〜30波の津波のうち、まだ2〜3波
でしかない。それでも、この惨状。そうこう考えると悲観的になりざるをえない。 
悪いことに日本は少子化による人口減少に転じている。二年後にはハイパー
インフレに転じ世界的に通貨の切り替えの可能性がある。その時に日本では
消費税の値上げも・・ もし5パーセントのアップとすると、脆弱の企業は
コスト増で立ち行かなくなる。どうなるのだろ? とはいえ国家も大幅な税収減
で、それ以外に手立てがない。 何もかも濁流は奪い去っていく。
Youtubeに一日20億回のアクセスがあるというが、成程である。