『グローバリズムという病』平川克美
   * 日本衰退のすべては1985年から始まった ーB
 バブル崩壊は、第二次大戦以来の敗戦であり、以来、衰退が続いたまま。
 アメリカのいうがまま、バブルを引起し、その結果のバブル崩壊である。
 欧米系の金融機関は、これをチャンスに、株式などで大儲けをした。
 経済支配下にある属国の手を捻っただけだが、日本にとって塗炭の
 苦しみが待っていた。 
≪ アメリカ側は日本企業の競争力の原泉である、日本の銀行の融資力を殺ぎ,
つぎに日本の産業全般に行きわたっている構造、とりわけ関税障壁をターゲット
にした構造改革を日本側に迫った。「貿易の不均衡をなくし、日本が経済発展
するため」という表向きの形容とは違って、このときのアメリカにとっては
日本の産業力はまさに「死活的脅威」であり、この脅威を取り除くための
「経済戦争」を仕掛けようとしていた。 ルール変更であった。
日本は当時空前のバブルに沸いていた。銀行もまた多額の不動産を抱え込んで
おり、それを資産計上していた。それゆえに前記の世界の銀行ベストテンに
六行も入るという状況がうまれていたわけである。
 1988年、スイスのバーゼルにおいて、銀行の健全化に向けての国際基準が
策定されてた。それがBIS規制である。国際業務を行うためには、8%を超える
自己資本比率が必要であるということが定められた。
表向きは、金融システムの健全化ということであった。
 1991年2月には、日本のバブルが崩壊する。そうなると、含み資産を自己資本
に計上していた日本の銀行は、時価会計の適用によって自己資本率を一気に
悪化させる。 日本の銀行が採りうる措置は二つしかない。
ひとつは、総資産を減ずること。
ひとつは、複数の銀行を合併・統合させることで自己資本比率を上げること。
 実際に何が起きたのか。それを時系列に眺めてみよう。
盤石だった日本の銀行は、BIS規制と、それに続く金融ビッグバンによって合併
統合・倒産を繰り返し、さらには株式を持ち合っていた生保会社の大型倒産が
続いた。銀行、保険会社、政府が三位一体となって落伍者を出さない日本の金融
システム、つまり護送船団方式は、このとき完全に分断され、崩壊していった。
普通は、こんなことは起こらない。ましてや短期間のうちに、これほどの規模
で銀行システムが変容するなんていうことが、市場の原理だけで起きることは
ありえない。
一九九六年四月、三菱銀行東京銀行が合併
一九九九年四月、国民銀行破綻
     六月、東京相和銀行破綻
     八月、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行が、事業統合を発表
     八月、なみはや銀行破綻
    一〇月、新潟中央銀行破綻、
    一〇月、住友銀行さくら銀行が合併を発表   ≫
ーー
▼ 1991年のバブル崩壊より7〜8年後に証券会社の倒産、大手銀行の倒産、
大統合になった。とすると、リーマンショックを大地震に例えると、今年辺りが
津波が到達する時節になる。それが、世界株式市場の暴落として日本か、欧州、
中国発になるのか、津波と違い予測不能。私は、その二年半後に、自然災害の
東北大地震と共に沈んでしまった。ISのテロをカタチを変えた格差間の戦争と
すると、既に始まってしまった? 戦争は、超保守で体制を固めないと、国の
維持が難しいためか、怪しげな風が先進国に吹き出してきた。

・・・・・・
5043,読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 ー6
2015年01月04日(日)
         『読書脳 ーぼくの深読み300冊の記録 』立花 隆(著)
  * 捕食されてきた人間
 人間は肉食や草食もする雑食だが、猛獣の餌として捕食されてきた。
そこには食うか食われるかの長年かけた弱肉強食の熾烈な闘いがあり、
仲間同士の知恵を駆使をして生抜くしかなかった。当然、人間どうしの肉食
もあった。ボルネオや、南米など未開の地では、ごく最近まであった習慣。
人は狩猟をするか、されるかの瀬戸際で、集団で知恵を身につけ、言葉と
道具を身につけ、生き延びてきた。 ーその辺りから抜粋ーエェー(◎-ω-)♪~
≪ 有史以前、ヒトはみな食人をしていたというのもショックだが、同時に、
 ヒトはヒトならぬ肉食獣にエサとして食われてきたという話もショックだ。
しかし、ドナ・ハート・ロバート・W・サスマン『ヒトは食べられて進化した』
は、ヒトは捕食される動物であったから、かくのごとく進化することができた。
「かくのごとく」というのは、ヒトが二足歩行で大きな脳を持ち、ことばを
使うことで複雑な内容を持つ情報伝達ができるようになったこと。
 集団で社会生活を営むようになり、単体ではできない大きなプロジェクトを
力を合わせてやりとげるようになったということ、つまりヒトが文明を作る
ことができた唯一の動物になったという意味である。 ヒトは肉体的には
あまりにもひ弱な存在であった。捕食者の恐怖から逃れようとするなら、
そのような生き方(社会を作り文明集団として生きる)を選択せざるをえなかった
ということなのだ。かつて、人類進化はヒトが狩りをすることを覚えたところ
からはじまったとする、「マン・ザ・ハンター」説が一世を風靡した。
しかし、自然人類学者の著者は、その説は客観的証拠にてらして誤りだという。
多数の原始時代の人骨を調べていくと、原始人たちが野獣に噛み殺され、
食われていたということがはっきりわかる。噛み砕かれた頭蓋に残る歯型と、
野獣の牙がピッタリ一致するのだ。ヒトがどれほど捕食されてきたか、
疑う余地のない証拠が次から次に出てくる。・・・≫ (。・´ω`・。)オォ怖〜
▼ 私たちが爬虫類や、蛇などに直感的嫌悪感を持つのは、原始的記憶が脳に
 インプットされているため。根強い悲観的傾向があるのは、捕食されてきた
生存危機の記憶がなせる業。だから、人間には本能に悲観的傾向がある。
しかし、悲観主義は、人間自身の行動範囲を狭める要素になる。それを
カバーするのが知識と能力で、悲観1に対し、3倍の楽観主義が必要となる。
・・・・・・
4311, 幸せはいつうもちょっと先にある ー1
2013年01月04日(金)
       「幸せはいつもちょっと先にあるー期待と妄想の心理学」
                    ーダニエル・ギルバード著
  * 我われは何故、間違った未来の想像をするのか
 やりたいことが一杯あったのに、いざ定年になると楽しみにしていた暇の
時間をもてあそぶだけとか、結婚も現実は夢みた期待が妄想でしかなかった
とかいう経験は多い。幸せは実現するちょっと手前の期待と妄想にあるようだ。 
人間にとって想像する能力は最も重要だが、それと妄想が混濁してしまう。 
この期待と妄想の心理を熟知しないと、親のバイアスから一歩も出ることが
出来ず、小さな岩場の中で一生を終えてしまう。前頭葉と鋏は使いようである。
 ー その辺りの箇所から抜粋してみる。
≪ 脳の業績はただ一つ、意識的な経験だ。大ピラミッドを見たり、ゴールデン
 ゲートを思い出したり、宇宙ステーションを想像したりするのは、そのどれを
建設するよりはるかにすごい行為だ。 「思い出す」「見る」「想像する」、
この三つの中でもひときわすごい行為が一つある。「見る」とは世界を今の姿で
経験することだし、「思い出す」とは世界を昔の姿で経験することだが、
「想像する」行為は、世界を今の姿でも昔の姿でもなく、こうだろうという
姿で経験することに他ならない。人間の脳の最大の業績は、現実の領域には
存在しない物事や出来事を想像する能力であり、この能力があるからこそ、
われわれは未来について考えることができる。哲学者のことばを借りると、
人聞の脳は‘先読みする装置’で‘未来を作る’ことがもっとも重要な仕事だ。 
ところで‘未来を作る’とは具体的にどういう意味だろう。脳が未来を作ると
言える場合が少なくとも二つある。一つはほかの多くの動物にも共通し、
もう一つは人間に特有だ。あらゆる脳は、人間の脳も、チンパンジーの脳も、
餌を埋めるごくふつうのリスの脳でさえ、私的で身近なさしせまった未来を
予測できる。現在の出来事(「何かにおう」)と過去の出来事(「前にこの
においがしたときは、大きなやつに食べられかけたんだ」)の情報をもとに、
つぎに起こる可能性がもっとも高い出来事(「あ、やっぱり大きなやつに
食べられる」)を予測する。しかし「予測」と呼ばれる行為に二つの要素が
あることを忘れてはならない。一つは、他の動物にも共通し、もう一つは
人間だけの特有の予測。前者は意識的思考の必要ないもの。これを次見という。
それに対して人間の脳は、遠い将来の複雑な予見が可能なことである。 ≫
▼ 人間は、この能力で飛躍的進歩を遂げてきた。人間は本来、将来のことを
 考えるのが好き。旅行を例にすると、行き先を探し、決め、決まったら、
その資料や旅の準備をする。そこに不安や楽しみの感情がまとわりつき、
それも旅行の楽しみとなる。実際に行ってみると、この本と違うところがある。
その数倍も面白く楽しいことと、嫌なことがあるのが実際。そして嫌のことは
帰りの飛行機内に置いてくる。そうなるまで10数回の経験が必要だったが、
間違った予測が多いのは、経験の絶対量が少ないからである。女性遍歴は、
相手を獲得するまでが幸せで、その後は幻滅の繰り返し。それが楽しいか?
 ・・・・・
3936, 新年にあたり ー3
2012年01月04日(水)
  * 御先祖・四四太郎様の警告
 最近、お呼びがかからないから、久しぶりの娑婆になる。
聞くところによると、経済震災や自然震災で去年の3月に倒産したとか。
御前のような用心深い男が何ていうザマだ。こういう長期の装置産業は、
ピークを見極めて早々、売り抜けるのが本筋。それを分かっていたと思って
いたが実際には出来なかったということか。お前が学生時代に事業を目指すと
決めたとき、何を思った? 事業を立ち上げた後、それを第三者に売却し、
全く別の面白そうな事業を立ち上げをして転売をしながら、事業を学び、
自分の世界を大きくしていくことだったのではないか。 それが何じゃ、
30年も続けてしまい、その結果が、これである。この様は30年も微温湯に
浸かっていた当然の報いじゃ。とはいえ、これも事業人生の一場面。 
調子に乗って羽目を外して馬鹿丸出しだったが・・ ワシも御前によって、
400年以上も前から引き戻されたが、みるみるうちに、娑婆の変化が起きて
いるのを知り吃驚じゃ。それにしても面白い時代じゃないか。現時点をみると、
ワシの当時の戦国時代より世界と一体している分、変化は激しい。
戦国時代は、一つ間違えると一族郎党が殺される厳しさがあった。
しかし変化の大きさは比較にならないほど現代は大きい。
現代文明のは、お主達に大きなメリットを与えている。で、ワシの目で見ても、
これから10年は更に大きな時代の変わり目になる。その中にあって日本は
刺激的な日々になるのは、お主は分かっているが、それでも、まだまだ甘い
ことを忠告する。地勢的にみて、そのメリットを受けたのが戦後の経済成長
であり、世界二位まで膨らんだが、それが20年前にバブル崩壊で破裂し
現在に至っている。そして、これから10年で、最後に残った蓄積を全て
アメリカによって吐き出される運命になる。もう一度、書店かネットで情報を
とってみることだ。そこには、まだまだお主の知らないことが多く書いてある。 
それを知らせるために、ワシは現れ出たのじゃ。いいか、お主自身、現状に
危機感を持っていると思っているが、まだまだ、そんなものじゃない、これは。 
ならどうするかを、ここで、もっともっと考えろと言いたいのだ。
津波は実際に押し寄せたときは、その前のイメージを遥かに超えたもんじゃ。
そのことを考えろ、と言いたいのだ。去年の今時分に、ワシが同じことを
言っても、ピンとこなかったはずだ。 が、一ヶ月後に、ワシの今の言葉が
身に沁みて分かった筈じゃ。それと同じか、それ以上に、お主たちは危ないのだ。
どう身を処するか、より考えろ! お主は去年、ギアダウンをして大丈夫と
思っているが、それは、周辺の鈍い連中に囲まれた中で思っているだけ。
悲観とか楽観とかいう問題ではない、これは、そこに大津波が轟音を立てて
迫っている。 まず直近の大波は今年の前半と、後半に一つずつ見えている。
・・・・・・・・・
3571, ダイヤモンドは 何故美しい?
2011年01月04日(火)
 ー地球上のダイヤモンドのうち、いくつかは現在の太陽系の一サイクル前の
超新星爆発で出来たものとされている。この太陽系は、宇宙がビッグバンで
出来上がってから何回のサイクルをえた世代に属するとされている。
 超新星爆発という「恒星の死」において、中心部に生成されるとてつもない
高圧の中で、炭素の原子が押し詰められ、ダイヤモンドができるという。 
だからこそ、地球上の硬い物質を切ることが可能になる。ー
《「今、ここからすべての場所へ」ー茂木健一郎著》の中で、このことを最近
 知り、世界観が少し変わるほど驚いた。テッキリ地球上の物質は地球上で
出来上がったものと思っていた。 しかし地球の生成は、太陽系に浮いていた
物質が衝突を繰り返す中、だんだん大きくなって地球になっていったのだから、
当時の物質が地球上にあって不思議ではない。超新星爆発という「恒星の死」
の中で中心部に生成された高圧の中、炭素の原子が圧縮され出来上がった物質が
ダイヤモンド、といえば見方も変わってくる。地球生成以前から、ダイヤモンド
は宇宙を彷徨った後に、発見されたもの。これまでは装飾品や、他の物質を
加工する道具の価値でしか見えなかった。しかし、このことから地球そのものや、
物質に対する見方も変えなくては。この歳になって、知らないことだらけ。
いや、年齢を重ね、現世の欲が薄れ、「私」の枠が少しずつ取れてきたのか。
 とはいえ、そんなことは知らないでも全く生活に変わりはない。しかし
知っていると知らないとでは、対象に対する見方が違ってくる。人間が持つ、
それぞれの「私」は、せいぜい80〜100年。それに対し、ダイヤモンドは
50億以上の宇宙の旅をしてきた。その「私」など、それに比べると宇宙の
チリのチリでしかない。それを知るかどうかである。 知ることの価値を
知ることである。人間の趣味は最後には「石」に向かうというが。
ダイヤモンドの美しさ、輝きには、もって生まれた理由がある、ということか。  
石か〜  森に入り、岩山を登り、星空の輝きを眺める、
これが人間の理想的な生活というが・・・。
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3196, 100年前の世界一周
2010年01月04日(月)
 「100年前の世界一周〜ある青年の撮った日本と世界」ワルデマール著
 =アマゾンの紹介文より= 1905年、ひとりのドイツ人青年が世界を知る旅に
出た。アメリカ、日本、朝鮮、中国、インドネシア、インド、スリランカなどを
1年半かけて周遊、多くの写真を撮影した。(写真117点収録。)
とくに日露戦争直後に滞在した日本では、まったく異なる文化に感銘を受け、
すっかり日本に魅了される。まだ世界が広かった時代、豊かな地域性を残した
社会を旅した貴重な記録。大戦前の世界が生きいきとよみがる。 
 *ベグ,ワルデマール=【1873年、ドイツ、ベルリンの裕福な家庭に生まれる。
大学で法律を学び、卒業後公務員となる。ナチズムに反感を抱いており、第二次
世界大戦後、ドイツ国籍を放棄した。1961年没】。
〜 昨日、図書館で見つけて早速、読んでみたが、これが面白い。ほぼ写真集
といった内容で、文章は旅行記風に補佐されている。2009年11月30日発刊とある
から、直ぐに見つけたことになる。特に日本の写真が身近に思えてよい。
写真公表を前提としていないので自然体で旅行者の目線である。 写真も、
その記録も本書で初めて出版になった本という。アベクの趣味が写真撮影のため
シャッターを素直にきっている。彼は日本を気に入り、船頭や芸者や街、富士山
などを撮っている。公務員として33歳になった時、研修旅行の名目で休暇を取る。 
17世紀あたりから、英国の上流階級の若者たちから流行した青春の締めくくり
の旅は「グランドツアー」と呼ばれ、当時の欧米の若者たちにも広まっていた。
現在も欧米だけでなく、日本も卒業旅行で世界を旅するのは、数百年前からの
英国の上流階級の子弟の流行からきているようだ。1905年4月、青春時代から
親しんできた写真機2台を携え、地元を一人旅立ったアベクは、移民たちと
ともに大西洋を渡り、ニューヨークに上陸。当時の米国は経済・産業が発展
を遂げ、ニューヨークには摩天楼がそびえ、自動車が行き交り、地下鉄の
高架路線が走る。半年かけて大陸を横断したアベクは、ハワイから日本に到着。 
ニューヨークで知り合ったガイドのナカノの案内で旅を始めた。 撮影した
銀座や、おいらん道中、雪景色の富士山、江戸の風情が当時の世界を垣間見れる。 
日本滞在は4カ月に及んだが、別府では芸者を撮影をした。 その後、朝鮮から
インド、エジプトを経て故郷に帰った。カラー写真が半分を占め、当時の写真
としては、綺麗に撮れている。 特に、花魁が何とも艶がある。 
 ・・・・・・・・
2831, 1秒でも早く・結婚したい女たち -1
2009年01月04日(日)
  一昨日のTV「久米宏!経済SP新ニッポン人現る!ー2
“1秒でも早く・結婚したい女たち”急増中 」を興味を持ってみた。
 まあ、面白い。 ーまずはHPの番組説明からー
久米宏が経済の視点から新たな価値観で行動する人々に迫る第2弾は、
 女性たちの結婚観を探る。自由恋愛や核家族化、男女雇用機会均等法など
ライフスタイルの選択肢が広がった女性たちは結婚にとらわれなくなり、
 晩婚化が進んだ。一方で、結婚に走る20代女性が増えているという。 
久米が結婚に向けて活動する女子大学生や、結婚相談所主催の見合いパーティー
20代カップルの挙式に密着し、彼女たちの理想の結婚の形に迫る。さらに20代
女性たちが育った時代や社会環境、経済状況を検証し、現在の結婚観がいかに
形成されてきたかを解き明かす。さらに久米と写真家の梅佳代さんが女子高校生
たちにインタビューし、彼女たちの結婚観に迫る。
 *解りやすく私の主観でマトメテみると・・・・
・今の男の3Kは「こぎれい こだわる 枯れてる」だと!前の三高(K)
 高収入、高学歴、高身長とは違うようだ。
   (字数制限のためカット 11年1月4日)
・・・・・・・・・
2008年01月04日(金)
2466, 「今日を楽しむための100の言葉2+3」より
  「今日を楽しむための100の言葉2」+「−−100の言葉3」伊藤守著 ゜
「今日を楽しむ以外、他に何時楽しめるというのか?」だが、今日を明日のために
捨てる時期も必要である。その辺のことを知らないで鵜呑みにするのも問題である。
要するに人のことばかり気にしないで生きること、そして楽しくないことを如何に
面白く転換するかである。歳を重ねれば身につくことだが、経験を幾つか乗り越えた
からである。ということは中年以降の開き直りを言っているに過ぎないと言えば、
それまでだが、しかし、それを若いうちから知っておく必要もあるのか? 
世の中、リアル世界にドップリ漬かっているのが8割?9割である。だから敢えて
こういう本がニーズになるのである。『みんな、敵ができることにだけ脅えていて、
味方をつくることから遠ざかっている。』『自分を愛することと他人を愛する
ことが同質のもののように思えるまで、本当の思いやりなんてあるわけない。
 ただ、見返りを期待した思いやりがあるだけ。腐った演技は止めましょう。』
『人が何を思ったっていい。自由に思わせればいい。介入する必要はない。
思っていることは思っていることでしかないんだから。』『喜ぶには、理由が
必要だと思っているでしょ? 喜ぶと決めて喜ぶんだよ。これが新しい生き方』
 (字数制限のためカット 11年1月4日)
・・・・・・
2007年01月04日(木)
2102, バンジージャンプ −2
 もう一回言おうか、「要ーかなめ」は、新幹線なの!
「国際飛行場」と「港」への直結の新幹線が何処の国に
あると思うの! 新潟だけなの、新潟だけなの!

これと物流特区などの一大特区地区造りを加味すればよい。
おまけに新潟駅再開発があるじゃないですか。
これを利用しない手は無い!
数千億かかる話ではない・・・
コンセプトを先ず作らなくては!

ーーこれは日々のことを書いている「バード・ウォッチ」の内容だったが、
 熱が入っているので随想日記に格上げ?をしたーー
て、観光道路と施設を地道に整備してきた。
この数年は、中国・台湾・韓国も含めた北陸観光ブームが起るはず。
特に能登半島は、訪ずれる度に、その味わいが深くなるし、富山も、福井にも、
名所は数限りある。 それに対して、新潟県には観光資源が、あまりに貧弱。
やはり、上越新幹線を飛行場までアクセス出来なかったことが、致命傷である。
せっかく、田中角栄がつくり上げたインフラに対し、何ら追加投資をしなかった
失政が、ここで現れ出ることになる。この程度の県民に、この程度の政治家しか
いなかったことになる。開業直後から、この問題が表立つが、今さら手遅れ。