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* 都会の同級会でなければ聞けない話題
東京での同級会も終わって、日常に逆戻り、平凡な日々が始まった。
大学の同級会では、地方では聞けない面白い?話題が幾つかあった。
東京は大都会。16人それぞれの5分間スピーチが刺激的である。
過半数以上が、息子、娘が30半から40歳を過ぎようというのに、
結婚しない愚痴。 〜その中で印象に残った話題から・・
・「嫁が東欧系のルーマニア人。そこは東欧で最貧民国で、容姿は良いが、
貧しい国の出身者は、心も貧しい。 アジアならフィリピン、韓国、
インドネシア。東欧なら、ハンガリー、ルーマニア、ポーランドなどが、
貧しく、人間性まで問題あり。」と舅目線の悲痛な叫び。
・息子が結婚したが、結婚式をあげない。 で、「どうして?」と聞くと、
「仲間内で誰もしないし、お金が勿体ないから」という。 また、知人に
冠婚葬祭の関係者がいるが、最近扱った200組の結婚式で、一組も仲人
を立てた式がない。時代が変わり、「家制度」が、根底から崩れたのか。
・この数年間、商売が持ち直していたが、今年になって、変調の兆しが・・
来年は、この数年来の反動がくるはず。商売を止めようか、思案のしどころ。
・白馬でリゾートホテルを経営しているが、その7割が、オーストラリア人。
スキーに対し、異常なほど興味を持っている。それでも不景気は不景気。
・セブンイレブンのフランチャイジーを千葉で開業している。 妹と、同級の
A君の奥さんが姉妹で、A君と親しかったこともあり、上京してきた妹を
紹介され結婚。 その後、A君が開業をしたのをみて、それまでの商売
からセブンを開業した。 店の売り上げは、全国平均と同じ67万円。
息子が継いでいるが、奥さんは、何処か大手の会社のキャリアもあり、
店に入らないため、今でも手伝いに入る。実収は、家屋敷が自前も
あり、優に?2千万円を超えている。 今では、宅配があり、大変な反面、
家庭内の実情が 見えて、それが面白く遣り甲斐がある!
▼ 上京しての同級会は、それぞれの人生が、さまざま垣間見れて面白い。
地方だと、赤裸々の内わけ話は、出来ないが、都会だと、普段の生活に
関わりが薄く、平気で内内の話が出来るし、面白い話が聞ける。
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5380,武器としての決断思考 ー④
2015年12月07日(月)
ー武器としての決断思考〜 瀧本 哲史 (著)ー
激変の時代、無力な若者はゲリラとして、それぞれが「武器としての教養」
を持って戦わなくてはならない。最後の最後は、節目節目の「意思決定」に
かかってくる。一つ間違えれば、淘汰され、二度と立ち上れないのが起業。
教養とは知的余力を蓄えることであり、それは長年かけるしかない。
判断を誤れば、この激変の中、その結果が数年もしない内に覆い被さる。
グローバルの時代は個々に加重が増大する。適切な決断のための教養こそ、
若い時から何を目指すかをデザインをして、知識を蓄積しておかなければ。
* ゲリラとしての武器の必要性
≪ 変化に応じて自分にとって何が必要であるかを考え探しだす、という
行為を基礎として身につけなければならないのである。以前では、良い
大学に入学できれば、大学を出て大企業に就職してあとはエスカレーター式
に定年退職まで順風満帆に進んでいくことができた。そのため、何歳で
結婚し子供を産んで・・という人生設計を行うことができた。
「みんなと同じ」「これまでのやり方」を選択することで何も問題がなかった
わけである。しかし現代では、そんな右肩上がりの「幸福な時代」は終わり、
めまぐるしく変化し続ける時代に突入した。大企業に入ったからといって
「一生安泰」というわけではなく、会社の買収や、業績の悪化、更には
それにともなうリストラも考えうる時代である。そして、将来がどうなるか
(たとえほんの数年先のことでさえも)は、誰にも明確に予測はできない。
ジョブズが1995年に語った「予言」が的中し「Web上では小さな企業でも
大企業と肩を並べることができるんだ…」。ジョブズのこの予言もAppleの成功
があったからこそ、今話題になっているわけで、当時は、散々批判されるなか
成り上がりの終わりよければすべてよしという結果論にすぎない(と僕は思う)。
当時はこの予言をしていた人間は少なかったわけで、ほとんどの人の予想は
外れたわけである。こうした「大衆の予想と反した未来」が現実になるという
現象は、テクノロジーの分野に限られたわけはなく、今後、私達の生き方に
更に直結する形で生ずる。進学、就職、転職、独立、結婚、年金など、人生の
中で選択・決断を迫られる場面が昔に比べて明らかに増えている。
このような時代を生きる私達は、「過去のやり方を踏襲する」という武器を持つ
のではなく、ひとつひとつ現時点で最善と思える「意思決定」を行っていかな
ければならない。この意思決定のための思考法として、著者はディベートを
具体的な方法であるとしている。 ≫
▼ もし、現在20歳としたら、起業を目指すだろうか? どうだろう。
「こういう時代だからこそ起業を目指す」か、「今さら起業もないだろう」
やはり目指すだろう。ここで(20歳)諦めてしまったら、世界が狭くなり、
底なしの人生が待っている? 情報化社会に合わせて、人生設計を緻密に
構築する。そのためには・・ 考えただけで、いやになってきた。
そうこう考えると、20歳の時点で、一度立止まる休学も必要ということか。
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5016,幸福優位7つの法則 −6
2014年12月08日(月)
【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】ショーン・エイカー著
* 法則:ゾロ・サークル ―小さなゴールに的を絞り少しずつ範囲を広げる
面白い法則である。私の場合、それまでのサークルの外に、飛び出すステップ。
そこで、まず自分の周囲に円をひいて、サークルつくり、直面する問題に真正面
からぶつかってきた。その前に、何となくイメージをして、その実現のため、
具体的手順に入っていった。そこに一歩踏み出すと、具体的問題、難問が、次々
出てくるため、ひたすら、真正面から全身でぶつかるしかない。それが、いつの
間にか技になっていく。恐ろしく辛いが、これほど真剣勝負で面白いこともない。
そのプロセスを、冷笑している人たちの気持ちが、面白いほど見えてくる。
ゾロ・サークルを、少しずつ大きくするのは大変だが、一歩飛び出して、ゼロ
から、一人で、自分の周りに新たな線引きをするのも、孤独というより、孤立業
になる。その実践をし、最後は、自分で尻拭きまでした経験そのままを述べる。
ー以下の切り口は、新鮮で新鮮で面白いー
≪ 現在のアメリカ南西部がスペインに支配されていた時代、「ゾロ」という
仮面をつけた英雄が出没していた。彼はアメリカの古典的ヒーロー。毅然と
して、礼節をわきまえていた。しかしゾロの物語には、あまり知られない部分
がある。最初から勇敢な戦士ではなく、性急で、忍耐や規律という面で荒削り
であった。 その無力さで挫折をいていた彼の前に現れたのが、老剣士、
ドン・ディエゴ。老剣士は、アレハンドレに、熟達と勝利は、「努力と時間」
によってのみもたらされると言って聞かせ、徹底的に鍛え、一人前にしていく。
その時の訓練手法が「ゾロ・サークル」。小さな円を彼の周りに書き、
その中で自在に闘えるよう鍛練をする。そして自在に闘えるようになると、
円を大きくして、さらに難しい技の訓練していった。ここで重要なのは
「コントロール感覚」だ。問題は、一番初めの小さな円内から習得しなければ
ならなかったこと。この「コントロール感覚」は、ストレスも仕事量も、自分
の能力を超えると、真っ先に失われてしまう。仕事でも家庭でも、とりあえず
努力する範囲を小さく狭くして、その努力が意図した通りの効果を上げていく
しかない。「コントロール感覚」、つまり、自分が自分の運命の主人公である
という感覚が、幸せと成功をもたらす最大の推進力となる。この時、重要なの
は、その人が実際にどれぐらいコントロールできるかではなく、
その人が「どれぐらいコントロールできると思っているか」である。
この感覚が身についている人は、自分の成果を正しく認識できる。これを
「内的統制感」と呼ぶ。逆にコントロール感覚が身についていない人は、
自分を正しく認識できない。そのコントロール感覚を身につけるに、まずは、
「正しい自己認識」という、一番小さな「ゾロ・サークル」を作ること。
そのためには、自分の気持ちや感情を、ネガティブなのもポジティブなのも
書き出したり、人に話すなどして、客観化すること。実験で、ひどい落ち込み
から一番早く回復する人は、自分の気持ちを認識しそれを言葉で表現できる人。
まず自分の感情を把握してそれを言葉にすること。そしてそれができたら、
自分以外のビジネスや人間関係などにゾロ・サークルを広げていく
ステップを踏む。・・ ≫
▼ 三年前の時には、さっそく、「節目時に」をテーマにして書いた。
そして『自己を見つめる』という本を借りてきて読書日記を書いた。
これは正しい自己認識をするため。『自分の居場所のみつけかた』
『ユング』『哲学人』『ツレがうつになりまして』や、老いに関する本
を熟読し、その感想文も、書いていた。 ところで最近では、死と、
老いの関するのが多くなっている。
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4649, 閑話小題 ーああそうだ、昨日は結婚40周年記念日
2013年12月08日(日)
* 名残のポタリング
例年、このあたりでポタリングを終了、来年の4月まで休止になる。
冬期間は、それもありストレスが溜まりやすい。早朝のポタは二週間前に中止、
その後は午後から晴間をみて二日に一度の割合だが、あと数日で最終になる。
それだけ早朝のポタリングには魅力がある。東京など大都会で自転車を乗り
回していたら、面白いだろうに。 クロス自転車に変えてから、危険な乗り物
と実感するようになった。面白くなった分、危険が増えたことになる。雨上がり、
夕暮れ、横風、出会い頭の衝突が危ない。経験則から、土手と、バイパス
沿いのコースが殆ど。
* 昨夜は、大学の同級会
このところ毎年、東京まで大学の同級会に出席をしている。それだけでは
もったいないと、上野にある「東京都美術館」で開催されている『ターナー展』
を見てきたが、これが良い。NHK「日曜美術館」の再放送で、
『生々流転する風景を描け〜風景画の巨匠 ターナー〜」の再放送を見ていた。
特に松岡正剛の解説がターナーの魅力を解りやすく解説していたこともあり、
会場を進むごとに、その魅力に圧倒された。詳しくは次回に書くが長岡から
往復の列車代を払っても十分価値がある。出席数は、去年より2名多い19名。
時空を超えた昔の世界に入り込んできた。で、酔って会場に?デジカメを
忘れてきた。
* ああそうだ、昨日は結婚40周年記念日だった
数日前から分かっていたが、昨日で結婚から40年になる。
ネット検索によると、『35周年:珊瑚婚式; 40周年:ルビー婚式; 45周年:
サファイア婚式; 50 周年:金婚式; 55周年:エメラルド婚式; 60周年:
ダイヤモンド婚式; 70周年:プラチナ婚式.』昨日は、同級会のため何も
しなかったが、40周年は、やはり大きな区切り。ホテルで昼飯でも食べに
いくことにする。成るほど、「結婚は大事業」だ!。
* 着る炬燵
ユニクロの古いフリースに、タウンベスト、更にタウンジャケットを羽おり、
腰には電気アンカ、そして電気暖房。それでも書斎は寒い!その姿を見て家内
曰く「ホームレスみたい!」HCの新聞広告に「着る毛布」があったので、
売り場に行ったが、いまいち。そこでネットで調べると、あるある幾らでも。
その中で、「着る炬燵」というキャッチセールのモノを見つけた。
その多くの柄の中から、ユニオンジャック(英国国旗)が、華やかなで気に
入ったので決めたが、送られて来たのはブラウンの地味な色。送り返すの面倒
なので、そのまま羽織ってみた。値段が半額で3000円弱。電気光熱でないが、
暖かく合格。ロングポンチョといった風で、座ってパソコンのキーボードの
位置に穴がある。買手にとってネットは非常に便利と実感。店頭では数種類
しか展示してないが、ネットでは数百の中から選択できる。それにしても、
居間と書斎で変な毛布?を羽織っているいる私は何者?
誰も見てないので、よいが!
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4284, 閑話小題 ー毎年、100万人が定年退職
2012年12月08日(土)
* 毎年、100万人が定年退職
団塊の世代が今年から100万人単位で定年で退職をむかえている。大よそ
5〜6年として500万人以上。退職後に家では古女房が待ち構えていて、
日が経つにつれブツブツ小言が続く。 定年退職後、会社組織から開放され
自由になったら、今度は家で古女房が束縛してくる。大きい家ならまだまし
だが、小さなマンションなら身の置き場がなくなる。趣味の一つや二つも
あればよいが、趣味を持っているのは女房の方。成るほど粗大ゴミ、産業
廃棄物とは、よくいったもの。今までは、仕事も家庭の憂さも外ではらせたが、
年金暮らしで小遣いは激減。逃げ場は、公営のスポーツジムか図書館。
家で愛想良く相手にしてくれるのはペット位。月に1〜2度、馴染みの居酒屋
で似たもの同士が噂話で他人の誹謗と古女房の悪口。それなら、まだ良い。
前の会社のOB会とかの飲み会で昔の自慢話か愚痴。
万人に当てはまるので、この辺りで止め!
* 昨日で、結婚39周年
昨日で結婚39周年になる。当日に大雪が2mもあり、結婚式が遅れたこと
を思い出した。結婚相手と仕事の選択で人生の大方が決まってしったと思い
知らされる。互いに首輪をつけ、相手のゴム紐を持ち合い拘束しあう、それを
夫婦愛というらしい。が、そのゴム紐と首輪が年齢とともにジワジワと互いを
絞めあう。 とはいえ独り暮らしというと、これもまた厳しい。老いるほど、
それは増す。現在、色いろあって自宅名義が家内になり立場が逆転。
ことあるごとに居候扱い。で毎年、昼か夜、外食をしていたが、
飲み会もあって、今年は無し。
* 不気味な雰囲気だが
この16日と19日の日韓の総選挙で今年の世界各国のトップ交代が終了
するが、これから二週間が危ないのでは? マヤ暦では2012年12月21日が
人類滅亡?の日といわれる。信じてはないが、タイミング的にみて不気味。
* 自民党大勝という選挙予測が出てきたが
自民党の圧倒的大勝の選挙予測が出てきた。これでは前回の民主党の大勝
をさせた同じ失敗を繰り返すことになる。小選挙区制の欠陥で致し方がない
としても、大勝は良くない。連立政権の方が土建屋政治の後戻りを阻止する
力が働く。この予測も自民圧勝阻止を狙った何処かの国の情報操作の可能性
もある。 思いの外、石原・維新が伸び悩んでいる。当初の勢いからして、
もっと勝ちそうだったが、これも終わってみないと分らない。
北のミサイル、尖閣列島にでも打ち込めば選挙に大きな影響を示すだろうに。
もしミサイルが再び失敗したら、どうなるのだろう? 体制崩壊もある。
・・・・・・
3909, 閑話小題
2011年12月08日(木)
* いやに最近、自宅周辺が寂れてきた
家内が言うには「最近、町内が急に寂れてきたみたい。町内のウチの班が
13世帯のうち、現役の主人がいるところは三世帯のみ。一ヶ月前に敷地内の
貸家の一家も新たに住宅い、出ていった。隣の美容院専門卸の社長も居なく
なった。その数軒隣の中年夫婦も数ヶ月前に急に居なくなった。自宅前の20世帯
のアパート二軒には、アジア系の住人が数世帯入っているだけ。残っている家も、
お年寄りと空家ばかり」ここにきて不景気が身の回りの現象に現れ出てきた。
その典型が我家でもあるが・・ 自宅の敷地内にある貸家は、この20年間、
空くと直ぐ次の借り手が現れ、ほとんど空いていたことはなかった。
来年の転勤時期の三月までは、諦めているが、不動産屋が言うには、
「最近、家を借りたいという人が少なくなった。企業の海外移転が加速して
いて働き手が激減している。尋常ではない」とか。 自宅周辺は、実際に住み
やすい環境である。歩いて2〜10分以内に、三つのSCがあるし、駅まで10分
の好立地。 周囲は閑静。 ところで親戚が長岡駅の周辺で三つの貸ビル経営
をしているが、テナント10数店舗のうち入居しているのが二つのみ。
無借金経営で、堅実なので、この数年先の暴風雨には問題がないが、現在の長岡
の現状の縮小版でもある。他人事ではないが・・ 角栄の遺産(公共事業)
で生き抜いてきた地元経済も、ここにきて大きな変化をしてきた。消費税率の
アップと、TPP問題、農業への放射能汚染、数年後に控えた北陸新幹線の
影響。 問題が山積している。
* 甘口の濁り酒と、辛口の酒のミックスが美味い!
一年ほど前から、晩酌に「濁り酒」を飲んでいる。それだけでは酒の効きが
強いので、二級酒?の辛口の日本酒を半分混ぜると、甘口と辛口が丁度良い
バランスになり、自前の丁度良いミックス酒と自画自賛。それとノンアルコール
・ビールを飲む。濁り酒は年中売られているわけでなく、夏の期間は店頭から
消える。ちょうどビールの時節になるので、それはそれで良い。紹興酒も、
濁り酒が飽きた頃に切り替える。二週間の間隔である。両方とも量の割に酔いが
深くなるが、1合少々なら悪酔いはしない。本当は、ノンアルコールビール
のみがベストだが、緩慢な自殺行為と分かっていても・・・
・・・・・・・
3169, 夫と妻 か〜
2009年12月08日(火)
熟年離婚が流行っているが、夫婦が長年連れ添うのも大変である。
私の姉・兄夫婦をみていると、性の当たり外れは5分5分、どれが当たりで
外れなど口が裂けてもいえないが・・ そういう自分のことは分かりません!
だから生きていけるのでは? 悪妻といえば、ソクラテスの妻・クサンチッペ
と、徳川家康の妻・築山御前が浮かぶ。しかし、明治の首相までなった黒田清隆
とか、野口英世、モーツアルト、リンカーンの悪妻は、あまり知られてない。
< 野口英世は、ニューヨークの酒場で知りあった`はすっぱ女’の
メリー・ダージェスと結婚して、大失敗した。 野口はロックフェラー医学
研究所の首席助手で、年俸3000ドルもかせぎ、メリーはそこに目をつけた。
メリーはめちゃくちゃな浪費家で、野口の金を使いつくしたあげく、ヒステリー
をおこしてつかみかかり、家のなかで野口をぶん投げた>という逸話がある。
また、黒田清隆が上司の娘の高邁な妻を蹴りごろした史実がある。これは
大久保の助力で表ざにならなかった。
歴史上の悪妻とは ウィキペディアによると
・権力欲が強い・嫉妬深い・自己主張が強い・夫に従順でない、などが基準に
なっていると考えられる。知人に何人か、離婚経験者がいるが、男の場合は
何年たってからも未練があるようで、思わず耳を疑うことがある。「自分には
過ぎた女房だった」というのである。 女性も、次のパートナーが見つかるまで
の苦労は、並大抵ではない。スナックのママさんには離婚経験者が多いが、
別れた亭主の悪口になると我を忘れてしまう。嫉妬、暴力、女癖と甲斐性無さ。
連れ合いは、元は赤の他人、中年も過ぎれば互い顔を見るのも嫌になって当然。
付かず離れずで、互いに割り切るしかない。それにしても、一番身近の赤の他人
は、ある意味で自分の分身でもある。だから、その取り扱いには互いに充分に
注意しなければならない。子供にとっての親の当り外れは重大事。それが両親の
相性の当たり外れになる。 両者とも、それによって人生が大きく左右される。
特に女性にとって連れ添いの当たり外れは大きい。 目に見えない紐を首に
巻きつけ互に溜息をついて締め付けている。昨日、結婚記念日で36年たった。
・・・・・・
2804, イングランド・ツアー ?
2008年12月08日(月)
『ロゼッタ・ストーン』と、黄金の彫刻の次に印象に残った大英博物館の
展示品の順に書いてみる。 まずはギリシャのコーナー
ーパルテノン神殿の破風彫刻ー
古代ギリシアの代表的なポリス、アテネの繁栄を象徴するパルテノン神殿の東側
を飾っていた彫刻群で、長さ8m以上に及ぶ。 著名な彫刻家フェイディアスの
指揮で造られた。現在は失われてしまった中央の女神アテナをはじめ、ギリシア
の神々が配置されている。中央の裸の男性の像は、酒と豊穣の神である
ディオニソス(ローマ神話ではバッカス)で、三角形の破風の形状に沿って
横たわっている。(BC438〜432年ごろ)これもまた、大英博物館の誇る代表的
な像である。その横にある馬の顔がまたリアルである。
次は古代エジプトのコーナー
ージンジャー(ミイラ)ー
人だかりができていたのが、このミイラの展示ケース。エジプトでミイラ
造りが開始される前のBC3400年ごろの成人男性と考えられている。極度に乾燥
した熱砂に埋葬されたために、特別な処置を施されていないにもかかわらず、
完壁に保存された。一部残っている頭髪が赤いことから、ジンジャーの愛称で
親しまれているという。今にも立ち上がりそうな姿が5400年の時空を
超えて、何かを訴えかけているようだ。
ーアメンボテプ3世の頭像ー
古代エジプト新王国時代 第18王朝の王であるフメンホテプ3世の頭像。
高さ2.9mもある巨大像。欠損している額の中央部には、王位を表すコブラの
紋章の一部が残されており、顎の部分には付け髭があったと考えられる。
40年ほどの在位期間は最も文化的に誇ったといわれ、多くの記念建造物や
王像が残っている。BC1350年ごろ
ーラムセス2世の胸像ー
新王国時代第19王朝の王、ラムセス2世の胸像。高さ2.67m。BC1250年ごろ
19世紀、テーベのナイル川西岸にあったラムセウムという葬祭殿から出土。
右胸の穴は、ナポレオン軍が像を取り去ろうとして失敗した跡といわれる。
ラムセス2世は約67年間という長期にわたってエジプトを治め、その間に
多くの記念建築を造営したたため「建築王」と呼ばれる一方で、
ヒッタイトと戦い、現存する最古の国際条約を結んだ。
ーー
これだけの貴重なものが、剥き出しに展示されているのには驚いた。
イギリス人は、「国家の宝は国民のもの」という考え方。
だから無料でみる権利がある、という。 どこかの国とは違うようだ。