* 女の結婚詐欺師がブーちゃんは、昔からの通り相場
 渡り歩いた、どの世界にもブーちゃんだが魅力的女性が存在していた。
『やり手ブーちゃん』である。彼女らの対象は、下位八割の男衆のため、
思いの外、声がかかる。 そのやり手ブーちゃんも、二割いるかどうか・・
ブーちゃんだから営業努力をしている? ということは、誰もが営業サービス
を望んでいるのである。それが、日本の貧困な恋愛社会では、満足度が低い。
だから、まずは、以下のようなシステムが必要になる。
≪・シマジ:これは俺の持論だが、男は十代の後半に十歳くらい年上の女性と
 ねんごろになって、童貞を失えば、みんなきちんと大人になれる。
その意味で、このダーリンは理想形だよ。女はどういうふうに考える生き物
なのか、女のどこを押せばどうなるか。性道を含めて若いころに年上の女から
しっかり学んでおけば、三十四歳の婚活詐欺女や三十五歳の鳥取ホステス
みたいなのに騙される心配はない。
・ミツハシ:両方とも男が夢中になるようには見えないスタイルと容貌ですね。
・シマジ:女の結婚詐欺師はブーちゃんと昔から相場が決まっているんだ。
 びっくりするような美人だと、モテない男は「これはおかしい」と警戒する。
俺にこんないい女が「結婚して」なんていってくるはずがないというわけ。
これまでの人生の中で女にモテた経験があまりなく、結婚をできずにいた男
にとって、あれくらいの女のほうが自分の結婚相手としてリアリティーがある。
逆に男の結婚詐欺師は饒舌な二枚目なんだ。つまりクヒオ大佐だよ。
・ミツハシ:エリザベス女王の親戚でアメリカ海軍特殊部隊パイロットの
 クヒオ大佐ですね。しかし、「私と結婚すれば、英王室から数億円の
祝い金が出る」という話に至ってはギャグにしか聞こしえませんけどね。
男はロマンチスト、女はリアリストというが、結婚詐欺に関しては、逆。≫
▼ 結婚に対する憧れも、「共同幻想」の一つ。その幻想=夢を与え、お金を
 引出すのが、詐欺師の仕事。「割れ鍋に綴じ蓋」の割れた部分を隠し、高く
売りつけるのが、恋愛の妙味。その仮想(仮装)世界を、キャバクラや
クラブが提供し、なりわいとする。  ネット検索で見つけた、二年前の、
松本人志モーニングビッグ対談 
第17回 「女結婚詐欺師」の(初めての詐欺)
第18回 「女結婚詐欺師」(過去の失敗)がリアル。 詐欺のポイントは、
・ドジで間抜けをアピールし、安心感を与える
・問題は、金を取った後、如何に諦めさせるか
・失敗したときは、さっさと逃げ、次のターゲットに切り替える 
・結婚詐欺は、結婚したら結婚詐欺でなくなるため、独身を通す 
映像を見ていて、寒々しい気持ちになったが・・
埼玉と、鳥取のブーちゃんの女結婚詐欺、あまり奇妙で、被害者が気の毒
だが、老いた天涯孤独の身には、結婚の可能性があれば、少々ブーでも?
という気持ちになってしまうのだろう。
・・・・・・
4993,暴走する世間 −9
2014年11月15日(土)
     「暴走する「世間」―世間のオキテを解析する」佐藤 直樹(著)
  * ケイタイ、スマホが子供、若者を駄目にするわけ
 以前、繁華街でTVレポーターが若者に何か質問をしたところ、やおら
ケイタイを取り出し、友人に連絡をして、その友人の言葉を鸚鵡返しに答えて
いたのには驚いた。考えようとせず、反射的に誰かに聞いて、その場を繕って
いる現代の若者の姿が、そのまま現れ出ていた。それが今ではスマホで検索
すれば答えが瞬時に出てくる時代、便利さが、考える能力と自立心をそぎ
落としている。 ー以下の指摘が、まさに、言当てている!
≪ アメリカでは、子どもにケータイをもたせることは、子どもの自立を
 妨げるのではないかという議論がある。アメリカの社会学者タークルが、
つぎのような興味深いことをいっている。
<かつては、たとえばニューヨークの繁華街に初めて自分だけで行くとか、
地下鉄に一人で乗るとか、ボストンの街をどこまでも歩いていいという許しを
もらうとか、都会の子どもがそういう経験をするとき、その子にとっては
「自分だけが頼り」だったわけ。自分がただ一人ですべての責任を負うわけ
ですから、何か危険なことや恐ろしいことが起こっても、自分で身の振り方
を決めなければなりません。人は、どこかでそういう経験をし、そこで湧き
起こる感情と闘う術を学んでいかなければならない。どんなことが起こった
としても、状況を打開できるかどうかは自分次第だったのです。
しかし携帯電話の登場以来、子どもがこういう経験をして理屈上は一人で
あっても、親がずっとそばにいるという不思議な状況が生まれています。
また子ども自身も、自分が一人ではないと感じているのです。また、携帯
電話は、このような状況を作り出しているわけです。子ども一人では心
もとないだろうと思われる場面で親が見守っているという経験をさせる
ことは可能になりましたが、自立の時を遅らせているだけだともいえます。
(タークル「技術を本来の役割に」より)>
 ケイタイによって、親が子どもとずっと一緒にいるという状況が生じ、
子どもひとりやらなければならないことが阻害されるというのだ。
「ひとりでいてもひとりじゃない」状況は、自立を妨げるということ。≫
▼ 重大な岐路に立たされると、直ぐに電話がかけてくる男がいる。
 重大な岐路であるほど、担当と議論を重ねて自分独りで熟考すべき時に、
身近な人に判断をあおごうとする。関西で、子どもが誘拐され殺害された
として、何で北陸の学校が送り迎えを集団でしなくてはならないのか?
変なのは分かっていても、それを声高々に言えない。戦勝国アメリ
から与えられた自由民主主義の弊害である。そして、次がネットである。
これにプチ世間が結びついた弊害が、青少年だけでなく、成年まで変に
している。情報化社会になるほど、個人の教養のベースが必要になる。
その基盤がないため「IT世間」が、個人の内面を縛り付ける。
恐ろしいかなである。 私も、その犠牲者? でも、面白い時代である。 
・・・・・・
4626、閑話小題 ー今度は絶食系男子!
2013年11月15日(金)
   * 今度は絶食系男子だと!
 草食系男子、肉食系女子が話題になっているが、今度は「絶食系男子」を、
NHK番組で紹介していた。彼らは女子に興味がなく、将来も結婚する
イメージが出てこないという。別にホモ系でもない。女性と付き合った
ことがない若者が45%いて、男の2割と女1割が生涯独身。2030年には
男の3人に1人、女4人に1人が生涯独身になるという。
アラフォーや、アラフィーの独身男性が「現在の収入や、独り身の気楽さを
考えると、結婚に躊躇」とインタビューに答えていた。それにしても絶食系
男子のネーミングにビックリ。本来、男は「絶倫系男子」だが! 
ある小話に「月は雲間に隠れたし、貧乏人の俺等には何の楽しみも無いし、
(女房)おや、お前さん今夜もかい!」がある。 情報化の時代、面白いこと
が山のようにある。お金もないし、敢えて束縛されることもないし、面倒! 
というのも分かる。しかし、妻子のない老後の独り暮らしは非常に厳しい
という。べき時に、べくことを、べくすべし、でないと・・
 絶倫系も、絶食系も、割り切ってしまえば、これほど面白いことはない。 
漫画に、夫婦が互いの首輪の紐を持って、ソッポを向いているのがあった。
何人かの紐を持って困っているのもいる。人生、ままならぬ、ということか。
   * ソリスト
 自転車入門書によると、ソロでツーリングをしている人をソリストという。
ソリストの本来の意味は、「(1)独唱者。独奏者。(2)バレエのソロを踊る
踊り手。第一舞踏手」 冬期を除いて4年以上、毎朝、1日時間、自宅から
15分かけて信濃川の土手周辺をポタリングをしている。私の一日の
スケジュールをみると、殆どがソロ。スポーツセンターでも誰と話すわけ
でなし、一人で行って、幾つかのエアロに参加して、帰ってくる。ヨガとか
青竹エアロで、誰かと仲間になり楽しそうにしている人と、私のように
誰にも挨拶するでなし、数人に軽く会釈するだけのソロ組に分かれる。
ヨガでは、50人中、男は10人前後。スタジオの右前方に5〜6人が
陣取り、左最後方に4〜5名のソロと、夫婦連れが横一列に並ぶ。あとは
中高年の女性たち。SJには同級生やスナックのママなど顔見知りがいるが、
挨拶程度で、会話はない。早朝のポタリングや、ウォーキングも、ソロと
二人連れに分かれる。それと犬連れ。で、独身主義が、人生のソリスト? 
それが自分から求めたかどうかもある。ポタリングは当然、ソロである。
単独か、群れるかは、人であることを優先するか、人間であることを
優先するか、である。
・・・・・・
4261, この非常事態に、万一の備えがあるの ?
2012年11月15日(木)
   * 本当は危ない、夜逃げ予備軍の事業主に!
 第一線から退いたため、より冷静に事態をみることが出来ているが、余裕
資金のない大方の中小企業のトップは、どこかで株式の暴落か、イスラエル
によるイランへの攻撃でも始まれば、一発でダウン。私の事業継続断念時には、
運転資金とは別の僅かだが予備資金の積立てがあり、それが命綱になった。
あれから1年8ヶ月、大方の企業は更に体力を落としている。リーマンショック
の次なる津波は、ただならぬ大きさ。 私が前倒しの整理が可能だったのは、
30〜40年前の事業設計にシェルター機能を組み入れていたため。
それで思い切った事業整理が可能だった。「あと講釈」だが、
  ー中長期のリスク対策ー をまとめてみた。
 【来年にでも実情を書こうと思っていたが、前倒しする】
・全ての建物は万一を考え、用途変更可能の設計(壁以外の柱を入れない等、
 好立地もあり、不動産の6物件は完売。)
・借入金は県の保障協会を含め3分2が政府系金融機関。他は都銀と第四銀行
 で、ほぼ大部分。ー元金融関係の先生のコンサルティングを5年前から3ヶ月
 に一度の割で受けていた。それで常に先手の対策を打ち続けることが出来た。
・職場を新潟、住居は長岡と分け、住居地域では学校以外の人間関係は最小に
 する(名誉職的団体に一切に入らないなど・・)
・20年前に短期借入全てを長期借入金に組みかえ終了・・
 (悪化の場合、短期の借換え時点で追加担保の要求が出るため)
・10年前からは、万一の場合に備えた予備資金の積立てを続け、運転資金に
 一部でも転用した段階で事業閉鎖(隠れ目標値)を予め決めておく。そして
 到達と同時に廃業を決断。
 ー見切り時期の設定ー(償却前赤字の転落時点も、目安にする)この時期に、
 個人名義の事業物件を会社に転売して、個人の金融負債をゼロにする。
・二人の幹部社員には役員就任時に一度退職金を支払済み(平均・三分の一)。
 そのため結果として、会社の退職金規定の8割近くの支給が可能になる。
 (国の退職補助金一千万近くを含めて)
・ 事業停止時には、「取引先への20日締めの月末支払いを全て決済」
 を予め決めていた。一般債権は、ホボゼロ。
・*個人的には、当初より事業に親戚縁者は一切組込まず、家族経営を排除。
 *創業時に高値の事業転売を前提(売り時を逃がし、結果的に出来なかったが)
 *事業の創業を目指すと決意した時から、連れ添いは、「商売とは何かを
  体感している事業経営者の子女」を前提。
 *「家訓の、借入金の保証人を妻子など家族を入れない、
  保証人にはならない」を厳守。 
 * 家内には結婚来、毎月給与を支払い、健康保険と厚生年金をかけ、
  残りは家内名義の別立て預金。一般的には事業停止時に、自宅も銀行に
  収容され、個人破産?は必定だが・・自宅は家内が買い取ることで確保。
 【長期の装置事業に長期のリスクヘッジをしていた】だけだが。
  しかし結果は、ご覧のとおり。
▼ ーあとバイアス(偏見。あと講釈)の要素はあるが、大筋は以上の通りー   
 長期の装置産業には時代断絶の大きなリスクが伴うが、それに中長期のリスク
ヘッジをかけておくのは、経営の正道。経済震災は既に起こってしまった。
現在、中小・零細企業の三割は‘今日明日の資金繰り’に追われ極限状態。
あとの三割以上も、その一歩手前といわれる。そこで、まずは、「弁護士費用は
別口に用意して、家族の保証は避けるべき。」現在は想像を絶する国家的非常
事態。正常時とは全く違った舵取りが必要・・  金融機関に小手先の手法など
土台、無理。まして計画倒産など、この時節に出来ようはずがない。それほど
金融機関も一般債権者も甘くはない。そのためには、「事業は舟板一枚下は地獄」
を前提に《戦略的防御の構築》を中長期的に作っておくしかない。私の見立て
では7〜8割が、「本当は危ない、夜逃げ予備軍」。しかし、それに気付いて
ないため、ことは深刻。私の場合、決断をする3ヶ月前まで、まだまだ大丈夫
と思っていたが、気付いたときには雪崩が間近。
 直感的に即断したため、命拾いはしたが・・
  ・・・・・
2011年11月15日(火)
閑話小題
    * 江戸時代の幸福とは
 江戸時代の幸せを並べた俗うたがある。
<世の中は、年中三月、常(じょう)月夜、嬶(かかあ)十七、俺三十、
 負わず借らずに子三人>
 17歳の嬶に、子が三人もいるわけでない、月日も止まるわけでもない。
 借金も、何時の世にもついてまわる。最後は、子供の顔でも見て幸せを
 感じるしかない、ということになる。 これを現在に置き換えると?
<世の中は、年中連休、常外食、嬶働き、俺は主夫、負わず借らずに子一人>
 というところ? ざれ歌を、まっとうに考えることもないが、いかに幸福感
 が妄想で不平の上に成り立っているかである。
   * 人生に意味(価値)があるのだろうか
 40年近い事業人生を終え、毎日が日曜日の日々で、
「自分の人生は何だったのか? 意味=価値があったのか?」等を、
 考えざるをえない?日々。 人生の価値とは何か?は、人生の根本問題。
 その時点時点で、価値を見出し、それに従って生きているのが人間だが、
 実際には考えているフリをしているだけで、漫然と生きているだけ。
 ニーチェが、そのいい加減な万人の生き方を取り上げ、人生に意味などない、
 世の中に価値など無いと知るべきと、指摘している。 キリスト教の教えを、
 弱者の救済の思想とし、その教えの価値も全く無いと切り捨てている。 
 価値無きものを求めるから、人間は間違えるものと。そうこう考えると、
 せっかく哲学書を読み続けていながら、今さら、自分の人生に価値=意味が
 あったか?などという思いは妄想そのもの? あるのは充実していたか
 どうかの一点である。その辺のオバサンかオバアサンが、したり顔で人の
 悪口、陰口を言っている醜さは、結局は自分のことを言っているに過ぎない
 ことを自覚してないためでる。 まして大の男が腐った女?のような価値論
 を述べているなど・・ エッ私のこと?いえ、貴方のこと!いや全ての人。
 ・・・・・・・
3521, 我が家に新しいTVが  −4
2010年11月15日(月)
 「新しいTVが入って2〜3ヶ月経ったら、居間の世界が変わるぞ」と、
家内に言ってから三ヶ月近くが経つ。そして、予測とおりテレビの見方が全く
変わってしまった。 これまでのテレビとは別物のマシーン。ニュースか
スポーツの生番組以外は録画に軸が変わった。そのためか居間での時間が
二倍以上面白く、充実をした。
* 画面と音響が格段に良くなった他に、地デジを全てを自動的に25時間
 録画するか、19時~23時の四時間×6日間(変更可)を自動録画する機能
がよい。これが一番の売りだったが、実際に利用する前は何で地デジの全番組
を録画するのか?不思議だったが、実際に使ってみると、これがよい。
ゴールデンには必ずといってよいほど面白い番組がある。しかし当日の地デジ
は殆ど見ることはない。見るのはBSか録画。録画のものは面白くなければ、
その場で消す。平日の18時半〜21時は、せいぜい二番組しか見る時間がない。
当日のベストは後にして、これまで録画をしたものでベストのものか、
ゴールデンタイムの過去6日分の中から、面白そうなものを選び、面白く
なければ、他を見る。 改めて過去のゴールデンタイムの番組を見て面白い
ものが冷静に選ぶことができる。そのため面白い番組の選択枠が5倍以上に
なった。トピックスなどはそれを早送りで見る。
* マシーンが変われば品変わるで、歌謡ショー、映画、次にボクシング
 などの格闘技、プロ野球が格段に臨場感が出たため、内容が数段良くなって
 見える。 家内は三日に一度は「凄い!」という。 要は一画面の情報量が
 格段に増えた分、臨場感がアップした。それが感受性を更に高めている。
* 先日、松田聖子のスタジオの(観客無しの)ワンマンショーの録画を
 観たが、二時間テレビに釘付けになった。ハイビジョンを意識して構成されて
 いて、音響とステージの色彩が幻想的。 それほど好きでもない歌手のショー
 に引きこまれてってしまった。次々と光と色彩が音楽に合わせて変化をし、
 全く飽きさせないショー。これほど幻想的画面を見るのは実のところ初めて
 といえるほど。映画館で最近観たマイケル・ジャクソンオルテガ監督) 
 最後のコンサート「THIS IS IT」のリハーサル映像があるが・・ 
 また「生」で世界のショーを幾つか観てきたが、いずれもステージは臨場感。
 それが音響を含め数倍になったということ。所詮は、人生を振り返れば
 夢のまた夢。虚構は虚構で!
 (この下の方に、8年前にパイオニアPDPのTVを入れた時の感想がある。)
  ・・・・・・・・
3146, 変である、日経の論調
 2009年11月15日(日)
一昨日の日経新聞のー経済教室ーで「中小企業金融円滑化法案」を全面的に
批判をしていた。慶応大の桜川昌哉教授と、カルフォルニア大の星岳雄教授。
日経に請われて書いた提灯論理としか思えない内容で、日経新聞の上から
目線を自己証明している。
ポイントとして:貸し渋り対策で、過度の政府介入するな 
 :問題は貸し渋りではなく収益の低迷 
 :政府支援の照準は・新規参入・産業再生に すべきという。
5〜6年前に、金融監督庁が執拗に銀行に入り込んで、弱体化している会社を
潰すように指導し、強引に整理をさせた時に日経新聞は当然のことと冷笑
していた。何を、この新聞社を載せるのだろうか。そのころ日経新聞自体の
スキャンダルで、内部が滅茶苦茶だったが・・ 
これで新規融資が一段と萎縮するというが、上から目線の論法でしかない。 
地方の現場から逆照射をしてみると、「上からお金を流すのは構わないが、
下の目線で資金コントロールするのは相成らぬ」と解釈できる。
「銀行サイドの床柱の姿勢を改めるか、改善しろ」という、どこが悪いと言う
のだろう?二番目のポイントしてあげた「問題は、貸し渋りではなく収益性の
低迷」というが、リーマンショックで、大打撃を直撃して低収益になっている
弱者を、この法案で救済する、どこが悪いというのか。日本中の中小企業の
経営者の99パーは、私の意見と思うが。この学者「本筋は企業収益向上」
と言うから驚き。 地方の企業は、そうじて売り上げが大よそ半減している現状
が分かって、こういう空理屈を言っている・・ 去年のリーマンショックから
金融危機は大災害、いや震災であって、企業収益の向上などと言っている
ケースではない。大手銀行にあれだけの資金を投入したのは赦されているのに、
この法案が日本の金融システム全体に対する不信感を生み出しかねないと、
一方的に言うのはオカシイ思わないのだろうか。日経の質の低下も甚だしい。
床柱、上から目線が、自分ではわからないのだろう。 もう一度いう、
「これは、大震災、それも100年に一度の大震災」。都会の真ん中で理屈を
捏ねている茹で蛙には実感できないのである。それと日経新聞もである。