ーひと言でいいのですー吉川直美編 より
   * ぼんやり時間
 これを読んで気づいたことが、3年前からのリタイアで「ぼんやり時間」が少なかったこと。当時、心配したのが、
心の空白からくるウツ症である。それも初老性ウツは、周辺で何人か見ている。そこで、無為の時間を最小にすることを
第一にすること。 そのために、早朝から、寝るまでミニ・サイクリングと、スポーツジム通いで運動をすること。
そして、ブログ作成と、ネット・サーフィンと、TVの連続ドラマと、週一の映画館通いなどを組込んで置くことで、
まずは3年間を乗越えることにし、その合間に、寝室か、書斎空白をおくことにした。それが私の「ぼんやり時間」。
 〜その箇所から〜
《 「ぼんやりしているのは人間にとって非常に大切な貴い時間である。単に漠然と貴いと言っている訳ではなく、
 この間に、本人はどの程度意識しているか分からないが、必す貯えられているものがある。」 〜串田孫一より
  一日の予定が、朝から晩まで有意義な計画で埋め尽くされてはいませんか。
 スケジュール帳に有益な予定が 隙間なく詰まっていないと、人生を無駄にしているようでそわそわしませんか。 
 白紙の部分は無益な時間ではなく、自由な発想が与えられ、想像力が羽を伸ばすぼんやり時間、たましいの息継ぎ時間。
 箸休めがあってこそ濃厚な時間も引き立つのです。 お気に入りのカフェでコーヒーを味わう。
 風に流れる雲をなんとはなしに目で追いかける。 公園のベンチに座って子どもたちの遊ぶ声に包まれる。
 仕むい事の合間にふと手を止めて、雨の音に耳を澄ます。ーそんな無為な時に、ゆらりと身を任せてみましょうか。》
▼ この30数年間、何事も「遊び、仕事、学び」と、分けて、重なりの合間に余白として入れてきた。
 それが瞑想だったり、独りボ〜と物思いにふける時間だったり、散歩だったり。ここで気づいたのは、ご隠居の現在、
ボ〜とする時間を、より多く持つこと。ポタリングをしていると、信濃川の土手で、ぼんやりベンチにいる人がいる。
散歩の休憩なのか、ぼんやりが目的なのか? 「ぼんやり」を検索したところ ーぼんやり時間 辰濃和男著ーがあった。
今日にでも図書館で探してみるが、面白そう。 欧州では夏場など、避暑地で、何をするでなく浜辺で無為の時間を
過ごすのが最高のレジャー。生活圏から離れ、綺麗な空気の中で「ぼんやりする時間」が最高の時間とすると、
早朝のポタリングと、午前中の三時間近い書斎でのフリータイムが私の「ぼんやり時間」? 違う!これな日常の範疇!
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4394, 私たちの住む宇宙は、10の27乗・10の−35乗の世界 ー1
2013年03月28日(木)
                「宇宙は何でできているのか」村山 斉 (著)
   * 私たちの住む宇宙は、10の27乗・10の−35乗の世界 ー1
 村山斉の「宇宙は本当にひとつなのか」が非常に刺激的で、去年読んだ本ではベスト。「現在、宇宙論コペルニクス以来の
大転換期にある」と素人に分かり易く書いてあった。「我われの住む宇宙の他に10の500乗の宇宙が存在している」というから、
驚きである。この「宇宙は何でできているのか」は、その10ヶ月前に発行されたもの。比べてみると、新著が宇宙論入門書で、
これは素粒子論が主とした内容。素粒子を突き詰めると宇宙と同じというから・・・   
  =まずアマゾンのー内容紹介ーより=
≪ 全ての星と原子を足しても宇宙全体の重さのほんの4%。では残り96%は何なのか?物質を作る最小単位の粒子である素粒子
 誕生直後の宇宙は、素粒子が原子にならない状態でバラバラに飛び交う、高温高圧の火の玉だった。 だから、素粒子の種類や
素粒子に働く力の法則が分かれば宇宙の成り立ちが分かるし、逆に、宇宙の現象を観測することで素粒子の謎も明らかになる。
本書は、素粒子物理学の基本中の基本をやさしくかみくだきながら、「宇宙はどう始まったのか」「私たちはなぜ存在するのか」
「宇宙はこれからどうなるのか」という人類永遠の疑問に挑む、限りなく小さくて大きな物語。≫ 
  ーキーポイントの部分の抜粋ー
【 この本のテーマは『素粒子物理学で解く宇宙の謎』。なぜ素粒子と宇宙が関係あるのか? 最も大きいのが137億光年の宇宙で、
最も小さいのが素粒子・・  たとえば、リンゴは直径約0.1m。人間の身長は、桁がーつ上がって、1〜2メートル程度。
ビルやマンションはもう1桁上がって、数十メートルの高さ。東京タワーは333m、建設中の東京スカイツリーは634mにです。
それぞれおよそ「3×、10の二乗メートル」「6×、10の二乗メートル」。高い富士山(3776メートル)、「10の三乗」という桁数。
では、富士山が載っている地球の直径は約1万2千キロメートルですから、メートルに直すと桁数は「10の7乗」。富士山の1万倍。
その地球が太陽のまわりを公転する軌道の大きさは、富士山の1万倍のさらに1万倍(10の11乗メートル)のオーダー。
でも、それは宇宙全体から見ればほんの小さな点のようなもの。太陽系は「天の川銀河」の片隅にありますが、この銀河は地球の
軌道の約10億倍の大きさ(10の20乗m)。さらに天の川銀河はほかの銀河系と一緒に「銀河団」を形成しており、その銀河団
天の川銀河の1000倍程度の規模(10の23乗mのオーダ)。もちろん宇宙には、そういう銀河団がほかにもたくさんあります。
それらをすべてひっくるめたのが、宇宙です。そして、私たちがいま実際に観測できる宇宙のサイズは、1つの銀河団のさらに
1万倍(10の27乗)。こうなると「兆(10の12乗)」や「京(10の16乗)」とといった単位では表せないので「10のX乗」という
表現が必要になります。これがまさに、いわゆる「天文学的な数字」のスケールなのです。】
▼ 最も小さな素粒子については次回するが、我われのすむ宇宙は、極大と極少合わせ10の62乗の世界。
 しかし、この他に宇宙が10の500乗もある可能性がある。世界観が変わったとかいう問題でなく、宇宙観が変わってしまう。。
 他の宇宙から、我われの住む宇宙にループ状になってつながって暗黒エネルギーを供給しているという。これを読むと、
 人生、社会、人間がつくり上げた神、正義、愛、価値とかは、虚無の彼方の中に消えてしまいそうになる。
 それなら日々を味わいつくし、楽しめば良い。少なくとも、何時の間に刷り込まれたバイアスに縛られないこと。 −つづく
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4020, 事業生活39年の、独り語り ー6
2012年03月28日(水)
   初めての千城台ビルの建設中に石油ショックが起きてしまった。そのビル前の数百世帯の建設予定だったマンション建設が急遽、
 中止になってしまった。 その世帯群を当てにしていたため、テナントの問い合わせはゼロ。 完成した時には、最悪低迷の状態。 
 この時、つくづく時代の激変の恐ろしさを痛感した。その最悪の出発の中で、テナントとして商売を当て、ビルそのものを
 活性化しなければならない。 父親の死の問題もあって、この時は必勝が絶対条件の土壇場であった。衣料スーパーは立地的にみて
 商圏が狭すぎ現実的でない。考え抜いたのが当時、破竹の勢いで店舗展開していた養老の滝のFC。その暖簾なら確実に客を確実に
 呼び寄せると直感。 そして、ビルの完成と同時に養老の滝のオープン。 その1ヶ月後の結婚と、慌しい日々が続いていった。
 連日、朝の7時から23時までの激務である。
≪  ー 養老の瀧1122号店、店長の日々 ー H・0907
 両親の創業を幼児の時みていて、その厳しさを知っていたつもりだったが、自分がその立場に立ってみて、その認識の甘さを思い知った。
千葉の新興住宅地(五万人)の十字路に“貸ビルの建築”“養老の瀧オ−プン”“結婚”という人生の初体験を同時に始めた。 
丁度石油ショックにより高度成長期が弾け、ビルの前の数千世帯のマンション計画が中止となり、最悪の出発となってしまたった。
そしてオ−プン...!完全にパニック状態!オ−プン人気も含めお客の列!しかし、全くの素人である。ビル建築等、他に諸々が重なり、
地獄のような日になってしまった。 当初の、2〜3ヶ月は朝8時より夜半の1時までの激務であった。指導員と私とアシスタントの
3人の激しい日々であった。“勤め人”と自営業の立場の大転換がその時おこった。それまでは8時間プラス2〜3時間、という立場が、
“24時間(休んでいても仕事のうち)仕事”という立場になった。サラリ−マンが事業をおこし大部分が失敗するのは前者より
脱皮できない為である。 大手ス−パ−の創業期に入社、異常に近い厳しい世界に3年近くいたが..その厳しさが全く違う。はじめの
数ヶ月は、今日辞めるか明日辞めるかという位、厳しいものであった。あの空ビルをテナントで埋めなければ、私の立場が無くなる!
という前提があった為乗り越えられたと思うが。でも不思議なもので、真っ正面より立ち向かっていると、いつの間にか辛さが
辛さでなくなってくる、適応能力が自然についてくるのだ。 ヤクザ、土方、得体の知れない人間に“気違い水=酒”を飲ませているのだ。
それと兎にも角にも全くの無警察状態に近いのだ。そこで自分で店を衛らなくてはならない。酒を飲んだ人間の
本当の恐ろしさをそれまで、ほとんど知らなかったためだろう、命が幾つあっても足らない事件が月に一度はおきた。恐怖の中で
1人トイレの中で(他の人にはわからないように)震えた事があった。そこで、大きく唸った。 そしてお客に対処したところ
腹が据わったのだろう、お客が逆に竦んでしまった。“これだ!”と直感した。また店の従業員に前もって、うち合せをしておき、
お客に怒鳴る変わりに従業員を怒鳴りつけ竦ませたり、土壇場に立つと知恵がついてくる。フランチャイズのシステムは今でも
素晴らしいものであった。標準化、単純化、マニュアル化がきっちりできあがっていた。創業時の勉強という点、
このシステムは自らに非常に有効に働いたと振り返って思えるようになった。 創業は辛い!  1973.11.07〜   ≫
 ▼ 計画も、それが完成をした時に、時代が全く変わってしまう経験を創業の出だしに経験することになった。現在からみると、
  良い経験だが、実際に窮地に立つと、思わぬ力と知恵が湧いてくるもの。必死に問題の中心にエネルギーを集中していると、
  思わぬところからチャンスが転がり込んでくるもの。
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3290, 地震 ーつれづれに  ー13
2010年03月28日(日)
  * メルトダウンが始った?
 2号機の付属建物で高濃度の放射能が検出された。濃度が《1000万倍》。メルトダウンが急速に進んでいるのか? 爆発が起こる
可能性があるのか?。急に政府が副首都を大阪といい始めたのは何故?等々、疑問が出てきたが、どうなるのだろう? 大使館が大阪や
京都に移動したり、外国人が大挙して帰国していったのは、正しい情報を持っていたため?知らぬが仏の仏様は日本人の茹で蛙だけか! 
  * 関東大震災
 今だ現在進行中の世界的にみても最大規模の大震災の真っ只中に日本はいる。この津波により破壊された原発事故も、
現在も予断を許さない事態。最悪のシナリオとして日本壊滅の事態もありえるのか。現在は「東北、北関東の壊滅」レベルだが、
これが「東北・関東壊滅」だけでなく、「日本壊滅」もありえる。実際のところ水の汚染が進んだら本州壊滅が現実的になる。 
千年に一度の国家的危機の大震災に発展するのか。  ところで百年来の大震災といえば、まず思い浮かぶのが関東大震災である。
  ー そこで、ネットで関東大震災を調べてみたー
【 関東大震災は、1923年(大正12年)9月1日(土曜日)午前11時58分、神奈川県相模湾北西沖80kmを震源として
発生したマグニチュード7.9、海溝型の大地震(関東地震)による災害である。死者・行方不明者 14万2800人 
 地震の発生時刻が昼食の時間帯と重なったことから、136件の火災が発生した。それが大惨事につながった。】
 死体が山のようにつみ上げられいる画像をみたことがある。この時「朝鮮人が日本人を襲撃している」という風評が飛び交い、
 数千人のの朝鮮人が殺害された。東北関東大震災からみるとマグニチュードは遥かに小さいが、火災が人的被害を大きくした。  
 この東北関東大地震は人口密度の低い東北ということもあり死者は関東大震災に比べれば少ない。 
 しかし大津波原発事故で本州壊滅の危機に立たされてしまった。 まったく恐ろしい限りである。   
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3289, 「離婚確率」が30% !
2010年03月28日(日)
「離婚確率」が30%になったと新聞で報じていた。40年前の4・5倍という。
  まずは、ー先日の新聞記事によるとー
≪ 結婚した人が離婚する確率が約3割に上ることが25日、厚生労働省の統計で分かった。
最低だった40年前と比べ約4・5倍に増えている。離婚件数は平成14年をピークに6年連続で減少傾向にあるが、
離婚する確率は上昇し続けている。・・・・平成17年に結婚した人と離婚した人の割合は1対0・3だった。
この割合が今後も変わらないと仮定すると、結婚した人の約30%が離婚することになる。
同様の計算を過去にさかのぼると、昭和40年に離婚した人の割合は約7%で、以降、上昇が続いている。≫とある。
 7〜8年前に、25パーから30パーセントになったと聞いたような気がするが・・・
離婚経験者が何気なくいう本音に、心の傷を感じるとることがある。「自分には、勿体ないほどの人だった」と、
同時期に二人から聞いたことがある。 新たに若い連れ添いができ、幸せそうな人の何気ない言葉に心の闇が覗く。
家庭内離婚も含めると、半数以上は破綻しているというが・・・ 我慢・我慢、そして我慢か、それとも三割?
女性の方も、その傷は浅くはない。 女性の場合は世間知らずで、亭主がバカに見えて、愛想を尽かすのだろうが、
それでは己はというと、自分がまるで見えてない。 母子家庭の半数以上が、年収200万以下の貧困層
という現実が待っている。亭主をバカにするのが世間一般のようだが、生理的に相性が悪いのは致し方ない。
「結婚生活は煩わしいが、さりとて、独りでは殺伐すぎる」というところだが、相性の悪いのは如何にもならない。
5年ほど前にTVで松坂恵子と渡哲也が夫婦役の『熟年離婚』の連続ドラマを放映、ここでも取り上げた。
一方的に出て行った嫁さんが理想的な転進をした内容だが、あれは罪作りである。殆どが、究極の苦しみを味あう。
 昼間笑って、布団で泣いて? いや、反対もあるか? 他の相手を見つけておいたり、準備金をつくったり、
憎しみは何をしでかすか分からない。 それが夫婦というものか? オカメと般若は紙一重
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2914,新潟駅再開発事業が4年目に入る
2009年03月28日(土)
 来週になると新年度だが、「新潟駅再開発事業」が4年目に入る。H18年度~H27年度の10年計画が駅と線路の高架と、
駅裏広場と、前期の道路整備、H28年度~H37年度の10年間は駅前広場と、の後期の道路整備になる。
(字数の関係でカット2012年03月28日)
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2550, 閑話小題  
2008年03月28日(金)
  * 盃の中に蛇がいる!
 何気なく図書館の本を捲っていたら、この言葉が合った。「英国の詩人のホープという人の言葉」だが、私など何度か、
その蛇に噛み付かれたものである。酒を飲んでいると思っていたら、その盃の中の蛇に飲みこまれていた経験が、あまりに多い。
大蛇だけではなく、内臓まで食い散らしている。「本当の敵は沈黙している」と、フランスの詩人のバレリーの言葉にあるが、
黙っている敵こそ、恐ろしい。汝の名は酒!ということか?
  * 偏見のかたまり
「故郷より一歩も出たことの無い人は偏見のかたまりである」(ゴルドニー・18世紀の喜劇作家)これは地域の問題だけでなく、
自分の職業、固定観念、学問から一歩も出てない人に対していえる問題である。 地方にいると、それをつくづく感じることがある。
人間は誰しも偏見の塊と己を割り切った方がよい。だから、常に外の世界に触れる必要があるということだ。
それと、あらゆる分野の本を読み続けていないと、偏見の穴の中に入り込んでしまう。
  * 世逃げのすすめ(ひろさちや著)
(字数の関係でカット2012年03月28日)
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2007年03月28日(水)
2185, 政令指定都市とは?       おはよう!♪? ヽ(´π`)ノ
新潟市が4月1日より浜松市政令指定都市に指定される。
といって、それについて殆ど知られてないのが実情。そこで、政令指定都市について調べてみた。
≪ 政令指定都市とは、“○○区” などの行政区が置かれたり、県に代わって道路の管理をしたり、
県を通さずに国に対して予算の陳情が出来るなど「都道府県と同格」の扱いを受ける都市である。
名前は市でも実態は県に近いものである。地方自治体には大きく「都道府県」と「市町村」
と二種類があり、市町村は水道やゴミ、住民票の手続きなど主に日々の生活に密着した行政を担い、
都道府県は、都市計画づくりや警察など、より広い行政を担当している。
法律上は人口は「50万」が指定の要件だが、運用上は「100万(または現在80万以上で、将来100万になる見込み)」
を基準として指定が行われてきた。現在は政府の市町村合併支援の一環として、合併を経ることを条件に
この人口基準が「70万」に引き下げられている。静岡市堺市はこの優遇措置による指定である。
政令指定都市は1956年に5市(大阪、名古屋、京都、横浜、神戸)で始まり、歴史があるだけに、
一種のブランドになっている。そもそもこの制度は、通常の市に大都市の特例を重ねたものにすぎず、
大都市制度としてキチンと設計されたものではない。市町村の合併促進の材料に使われたことも否めない。
県の仕事の都市計画つくりを、市としての視点で計画が作れる利点が出てくるので、市としての独自性や
一体感のある都市づくりもできる。仕事と共に財政も移行するので、お互いの駆け引きなどいらない
責任の押し付け合いはなくなる。その象徴として、新潟駅高架再開発事業は 県から市へ移行された。≫
 ▼ 政令指定都市というブランドにしては、新潟のブランド・イメージはあまりに低い。角栄と真紀子、それと拉致事件の現場が
浮かぶ位である。この一年あまり、新潟を活性化するには如何したらよいのか?脳を絞って考えてみた。 そして出た結論は、
日本海拠点都市を目指すべき!」が結論であった。それも20年前から地道に、それをすべきであった。東京駅周辺が日本の芯である。
そこから日本海に突き抜けることが、ポイント。新潟駅から飛行場までの間にエネルギーを集中投資すべきであった。
新幹線の何たるかが解っていないのである。角栄におんぶに抱っこだったからだ。もう遅い!拠点都市は金沢に間違いなくなっていく。
これから新潟駅立体交差の駅をつくる?何をやっているのか、今さら!何処かの誰かが「飛行場まで新幹線をひくと、新潟駅が通過駅に
なってしまう」と、のたまっていたというが、こんな程度である。政治家と役人は、票と金にならないのでやらないだろうし! 
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 2006年03月28日(火)
1820, 今場所の大相撲  おっ w(゚Д゚)w ハァョ?
 (字数の関係でカット2008年03月28日)
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2004年03月28日(日)
1090、ニコイチ
 私が事業としている「ビジネスホテル」も曲がり角にある。こういう装置産業は20年~40年スパンの投資になる。
時代の変化に対して、あらゆる仮説をたてて潰しのきく建物にしておかなくてはならない。以前にも書いたが、
私が手がけた建物は殆ど柱が入ってない。中を掻き出せば、他の転用が利くようになっている。少し先走ったが、24年前に
光ファイバー用の配管が各客室に入っている。新潟駅前で現在1DKマンションが、この数年ドンドン建っている。
調べるまでは、在庫オーバーと思っていたが、何とほぼ満室という。驚きであった。なら在庫オーバーのビジネス客室を
それに転用すればよい。二部屋の一つの客室を掻き出してミニキッチンと居間空間に変えればよい。
サービスアパートメントへの転用である。建設業界には元々「ニコイチ」という言葉があったのだ。
マンションの住人が隣が売りに出た時に買い取って改築をしたりする時や、手狭になった市営アパートを
一つにしてしまう場合の用語だという。「なるほど、そうか!」と唸ってしまった。現在、多くの建設業者は、不況の煽りで
苦境に立っている。その打開策として「改築・改装」に力を入れ始めた。古ビルを創り変える仕事もこれからの事業として
面白い分野になるだろう。大変だろうが。それにしても転用を前提にして創っていて助かった!のが実感である。
この数年は、この改築?が仕事になりそうだ! 事業から、色いろ人生を学ぶことが実に多い。
長期的視点、鳥瞰的視点、忍耐、人間観察、何よりも自分自身を知ることなどだ。