ー君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増するー 苫米地英人 (著)
* 「銀行」は詐欺から始まった!
手持ちの資金の8倍まで資金の貸出可能というから、必死になって預金を集めるわけである。その8倍の枠も、
米国の強制によるもの。それ以前は無制限。そのアメリカといえば、自国に抜け道を多くつくっておいて、8倍の枠組みを
他国に強制するのだから、悪質。 銀行ほど、良い商売はないが、バブル崩壊で都市銀行は三行に集約された。
ー以下が解りやすいー
《 現在のような形態の銀行が誕生したのは、中世末期、17世紀ごろのヨーロッパいてでした。この当時、ヨーロッパでは
貿易などの拡大によって商業取引が盛んになり決済に使われていた金を大量に保有する人たちが出てきました。大量の金を
手元に置いておくと、泥棒に狙われて危ないので、預けることにしました。その預け先というのが、「ゴールドスミス」と
呼ばれる人たちで、金を加工して、金貨を造る金細工商。彼らは、金をしまっておくための頑丈な金庫を持っていたのです。
ゴールドスミスは、お客さんから金を預かった際に、預かり証を発行しました。この預かり証は本来、クロークに上着を預けた
ときにもらうチケットや、パーキングのチケットと、なんら変わりないはずです。ところが、ここから意外なことが起こります。
重たい金を持ち運ぶのは不便なので、人々がゴールドの預かり証を金の代わりに取引の決済に用い始めたのです。
そして、ゴールドスミスたちはあることに気づきました。それは、預かり証を持ってきて金をくれという人がほとんどいない、
ということでした。というのも、決済で預かった人も、自分の手元に置くのが不安なので、そのままゴールドスミスに頂けて
おくからです。預けに来る人ばかりで、受け取りに来る入が少ないならば、自分たちが実際に保有する金の総量以上の
預かり書を発行しても、問題にならない。預かり書を持った人々が一斉に窓口に来て金を取り戻そうとさえしなければ、
どれだけ架空の預かり書を出してもバレないというわけ。彼らはこれを利用して、預かり書を大量に発行し、人に貸して
利子を取り始めました。これはハッキリいって、詐欺行為です。もし、個人が同じことをやったら、完全に詐欺です。
でも、現代の銀行がやつていることも、原理はこれといっしょです。このように、預かりを保証する金よりも頂かり証の量の
方が多くなるのが、「信用創造」です。銀行というのは、そもそも信用創造という考え方による、合法的な誰欺行為をなりわい
としているのです。ゴールドスミスのやり方を真ね、やがてヨーロッバ全土に同業者が現れ、それぞれ独自の預かり証、つまり
紙幣を発行するようになります。ぞうなると、これまでのように国家がお金の発行権をコントロールできなくなっていきます。
時の権力者であった君主たちは、自らの権力が脅かされるわけですから、「お前ら、何をやっているんだ」と口を出します。
ところが、銀行家、「こんなにおいしい商売はないですよ」といわれて、「じゃあ、俺にも入させろ』ということになる。
自ら権力を奪われるとも知らずに。そして、国が必要とする金が賄えないと、銀行から借りるようになる。
銀行家は、国家に貸し付けることで、権力を自らの手に引き寄せていったのです。・・・ 》
▼ 「銀行の本質は詐欺! 金で世界が回っているが、その金は、架空の預かり書の紙切れ。」現在の日本は、得体の知れない
恐怖に覆われ、将来に希望が持てなくなる。その恐怖に慄き、竦み、預金に励む。それも結局、アメリカ国債を買わされ、
その国債が4兆ドルに至っているという。売ろうとしたところ、それは米国に対する宣戦布告と脅されている始末。
日本の出世システムは、米国の属国たる優秀なポチになること。 優秀な人ほど人相が悪い?のは、そのため。
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4238, 雑談ネタ、酒の肴ネタ ー11
2012年11月02日(金)
* バイブレーターの起源は、ヒステリックの医療機器 ー「ルーツ全集」インフォペディア編より
際どいが健康機器売場でのバイブレーターの見方が、これで少し変わってくる。
≪ ちょっど刺激釣なセックスをしてみたい……。そんな時に使う大人のおもちゃの定番といえぱバイブレーターだろう。
女性を絶頂に導いてくれるスグレモノだが、バイブレーター、じつはもともとは医療器具だった。
いったいどんな治療に使われたのかというと、情緒不安定、具体的にはヒステリー発作を起こしている女性を対象としていた。
ヒステリーの語源は、ギリシャ語で子宮を意味する「ヒューステラ」。つまり、昔は、ヒステリーを起こすのは子宮が原因だと
考えられていたのだ。しかも、子宮が欲求不満であることから起こると信じられていた。 もうおわかりだろう。
ヒステリーを起こすのは、性的欲求不満が原因なので、治療法としては、女性を性的に満足させればいい。
そこで、医者や助産師が、指でマッサージ(愛撫)して、絶頂に導くことで治療をしていた。 この療法のための医療機器として
一九世紀の終わりに開発されたのが、ヒステリー専用のマッサージ器であるバイブレーターだったというわけ。
こうした治療は古代ギリシャの時代から、一九二〇年代まで、西洋ではれっきとした医療行為だった。 確かに、目的自体は
今も昔も変わっていないとはいえ、医者が患者にバイブレーターを使うなど現在では考えられない。一方、バイブレーター以前は、
大人のオモチャの主役だった人工ペニスは、10Cのビザンチン帝国の百科事典にも記載されている。 こちらは一般的に
普及していたようで、アテネの女性に愛用されていたようだ。また、インドの性典『カーマ・スートラ』にも、
「男性自身が小さすぎて満足できないときは、これを使うとよい』と記されている。 ≫
▼ ・・・ ! これを読んで、「大人の玩具」と検索して吃驚仰天。
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3873, 緑の原野が君たちを待っている!
2011年11月02日(水)
学生時代に衝撃を受けた授業といえば幾つかある。その中で当時、ドラッガーの訳者で経営学の野田一夫教授の言葉である。
HP内検索で調べてみたところ10年近く前に、この随想日記で取り上げていた。
≪ 2002/02/28 20歳の頃ーある教授との出会い−2 野田一夫教授 ≫である。
野田教授の授業は厳しく、少しでも遅れてきたら入室禁止、途中の退座や、よそ見や、私語は絶対禁止。
授業は異常なほどの緊張感で進められていた。 その内容を再び大まかに書いてみる。
≪ 貴君らは選ばれて、ここにいる。そして、社会に出て行けば指導者の立場になるために、ここで学んでいる。
今日から食事をするときは、店の真ん中に座って堂々ととりたまえ。 間違っても、隅でとるな。君たちの学生生活は、指導者に
なるための準備期間であることを忘れないこと。そのために可能な限り本を読みたまえ。あらゆる分野の本を読めるのは今しかない。
ロマンローランの「ベートーベンの生涯」を直ぐに買って読みなさい。彼は多くの災難を乗り越えて、あれだけの素晴らしい曲を作った。
「運命」は、音楽家でありながら、難聴の病に冒された時の絶望を音楽にしたもの。「苦難を突き抜け、歓喜に」「良く、かつ高貴に
行動するものは、その事実によってだけでも困難に耐えることができる」などの言葉がある。 絶望を通り抜たからこそ、あの曲が
出来上がったのだ。 君たちは恵まれている。しかし、それに甘んじていてはならない。「社会という緑の原野が君たちを待っている!」
だから、学生である現在、灰色の世界(学問の世界)で、多くを学ばねばならない。≫
この感動的な教えを聞いて将来に明るい陽ざしを感じたのは初めての経験。それも高度成長期の最中である。その日以来ドラッガーの書を
必死に読み始めることになった。自分の強みを見つけ、自分の資源を集中すること。マーケッテングを優先すること。紳士的であること。
他にもアメリカの経営書を多く読むことになった。 その何もかもが面白く、理詰めで、乾いた干乾びていた脳に吸収されていった。
教養課程の二年までは、日本の作家の書を中心に読んでいた。 が、それでも絶対量が少ないことに気づいた。 高校時代まで、
殆ど教養書を読むことがなかったツケが回ってきたことに気づくことになった。お陰で、卒業後40数年の間、毎日二時間の読書習慣がついた。
何で。このことを思い出したかというと、当時が一つの節目だったからである。そして現在、次の節目に至ったためである。
「灰色の世界から緑の原野へ、そして、原野を通り越して、大草原に出たのが、現時点」である。 アフリカの猿は原野の木の上から、
草原に進出し、二足歩行を始めた、という説がある。 そう考えると、第二、第三の人生こそ、やっと人間らしい生活が我われを
待っていると考えられる。 周囲は、既にエネルギーを使い果たし、抜け殻しか残ってないような人が三分の二??。
それも人生だが、緑の原野にいた蛇の代わりに、草原にはライオンもハイエナも豹がいる。振り返ってみて、学生時代に多く視点を得た。
緑の原野では、さらに多くのものを得た。そして、現在、草原に入った。 そこで生き抜くためには、ただ一つ、考えなければならない。
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3508, ユダヤ人の頭脳活性法 ー2
2010年11月02日(火)
*インテリジェンスとはー点と点を結ぶ能力 「ユダヤ人の頭脳活性法 」手島 佑郎 (著)
ーまずはP/28から
≪ インテリジェンス=考えるとは、そもそも何か? 考えるとは、点と点を結ぶ行為をいう。考える力は、
そもそも言葉や概念、知識などの量とは関係ありません。まず考えるためには物事をありのままに見る行為から始まる。
知識をたくさん持っているのに、考える力がない人が大勢いる。知識と考える力との間には直接の関係はないのです。
最近ではインテリジェンスということばを「情報」と訳したりもしています。だがインテリジェンスは情報ではありません。
Intelligenceというのは、もともと[Inteー重なり、、際(きわ)」「legere(結ぶ)」という二つのラテン語が
合成された言葉です。きわときわを結ぶ、物事と物事を結合するという意味です。スパイは、点と点の情報を結んで線の情報を推理し、
他の線と線の情報を結んで、面の情報を組み立てます。そういう断片的情報をつないで、総合的な情報に組み立て、物事を総合的に
判断する能力が知性なのです。そして、この点と点を結ぶ行為こそが「考える」という行為です。 ≫
▼ インテリジェンスとは元もと軍事用語で、スパイが諜報で得た情報から線、面へ推論する能力。
線と線を的確につなげるには、様ザマな能力が必要になる。そのために、まず「五感」を鍛えなくてはならない。
点と点から線を推論し、他の線と組み合わせて面を推論、その面を幾つか重ねて立方体を推論していく過程を考えること、
というと、分かりやすい。この著で、ラビ・レオポルド・スティンは「インテリジェンスの人というのは、
まずオープンマインドで、しかも積極的に記憶して、そして常に体験してみる人のことだ」と指摘している。
それは、点、線、面、立方体へと考えを進めていくことになる。その視点で、もう一度、自分も含めて周囲を振り返ると、
インテリジェンス人は稀のようだ。せいぜい点と点を結んで線にして、それで止めている。 佐藤優の本を読むと、
点と点から線を、線と線から面、面と面から立方体へと推論を組み立てている思考に驚かされる。
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3133、現代の結婚事情
2009年11月02日(月)
この世知辛い世の中で、男も女も結婚相手を見つけることは大変である。
私の世代の男は、少し下の年代が団塊の世代のためイメージとして男女比が2対3で恵まれていた。
それにしては??。 最近の結婚の大変さには同情する。 世の中の男の格差の問題もある。
以前は三高といって高学歴、高収入、高身長(ちなみに三低は低趣味、低収入、低学歴)だったが、今では
・女性からすると
3低 =低姿勢(レディーファースト)、低依存(束縛しない)、低リスク(リスクの低い職業・公務員など)。
3C =コンファタブル(快適)、コミニケーティブ(理解しやすい)、コンポレーティブ(協力的)
・男性からみると、4K =可愛い、賢い、家庭的、軽い(痩せている) という。
収入問題などで、ますます晩婚化になっているが、歳を重ねると、プライドだけが高くなり、
自分の品との段差が開いていくから、始末が悪い。
人生を振り返ると、両親、連れ添い、そして仕事の相性で、8割方が決まる。
その中で、結婚は私生活の大部分を占めるから大問題。 姉の一人が「結婚は大事業」と実感を込めて言っていたが、
その通りである。 最後は、性格の問題になるが・・・ 一生を添い遂げるのも芸のうちである。
神様は最も合わない相手を結婚相手に選ばせるように人間をつくり上げてきたという。
それにしても面白い罠を人間に与えるもの。 人生とはレッスンというより修行である。特に結婚は荒修行!
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結婚といえば、^カリール・ジブラン「結婚」ーの詩が良いー
(字数制限のためカット 2011年11月2日)
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2768, 半歩遅れの読書術 −2
2008年11月02日(日)
【 出久根達郎 】
彼の記述にある「井上流 本の読み方十箇条」が面白い。 井上ひさしの『本の運命』に、紹介されているが、
ここでは二つしか紹介されてなかったのでネットの検索で調べた。 以下のとおりである。
ーー
一、「オッと思ったら赤鉛筆」。ーこれは万人が実行している。
二、「索引は自分で作る」。ー大切な言葉や事柄に関する索引を本の扉や見返しに つけておくとよい、という。
思いつかなかったが早速、実行することにする。
三、「本は手が記憶する」。ー「書き抜き帳」を一冊作ってそこに何でも書き込ん でいく。
大事なのは手で写すこと。そうすると手が自然と記憶する。
四、「本はゆっくり読むと、速く読める」。ーどんな本でも最初は丁寧に、登場人物の名前や関係を、抑えながら読むといく。
そうすると書 いている人の癖が分かって、その後が読みやすくなり、結果的に速く読める。
五、「目次を睨むべし」。 ー目次は全体の構造の見当がつく。
六、「大きな事典はバラバラにしよう」。 ー分厚い事典は持ち運びが便利なようにバラバラにする。
七、「栞は一本とは限らない」。ー井上ひさしは本を買うとまず、タコ紐の栞を三本ほど貼りつける。
八、「個人全集まとめ読み」。ー個人全集を集中して全部読むと、著者の言葉遣いや書き癖などが分かっておもしろい。
九、「ツンドクにも効用がある」。ー本との運命を大事にする。本は「買おう」と思ったときに買っておく、これが鉄則。
そして机の横にでも置いておくと、不思議なことに本の方から「読め 読め、読め読め」と言ってくる場合がある。
十、「戯曲は配役をして楽しむ」。ー戯曲を楽しむためには自分でキャスティング すると良い。
ーー
以上だが、これとは別に「本は撫でてやると、所蔵者にささやいてくれる」という。成程、その辺は合点がいく。
そのためには、図書館で借りて、これは!と思ったら迷わず買うことだ。
出久根によると、井上やすしはかって、日本で発行される書物と雑誌を、一冊残らず買い求めていたという。
200冊か100冊か、全部毎日買い求めたというから、たいていではない。 井上は本を買うとまず暇そうな喫茶店に入り、
一冊20分くらいかけて目次を見 たり、ところどころ読んだり、栞(後述参照)を貼りつけたりするという。
そしてこれを「僕と本との新婚旅行」(98頁)と呼ぶ。こうして一回撫で回すと、本が彼に向かって話しかけてくる。
「この間、目次見たでしょ」とか、「そのことは私の中に書いてありますよ」、と。
結局、そうこう考えると、テクニックというより絶対量をこなすほどの愛情がなければ!ということだ。
出久根は、この文章の終わりに作家の福永武彦の名言で閉めている。
【人に人徳あれば本もまたこれに従う】 読書だけでなく、全てに言えることだろうが。
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2007年11月02日(金)
2404, 久世塾 ゚+.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨオォォ
図書館で面白い本を見つけた。
(以下字数制限の関係でカット09年11月2日)
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2006年11月02日(木)
2039, 猫撃退法 1∧11∧ (ΦωΦ) ニャ〜ン
隣に「猫のブリーダー」が引っ越してきて5〜6年経つ。
それ以来、我家の庭やベランダが近所の猫の集会所になっている。水をかけたり石を投げても、全く効果が無い。
ブリーダーが知人の同級生ということもあり、露骨に文句も言えない。 そういう人には知恵があり、
近所の陰口屋に上手く取り入ってしまう強かさがある。 そこでインターネットで猫撃退法を調べてみた。
「ペットボトルやコヒーかすなどの猫よけ策のほとんどは殆んど効果なく、センサーで鳴るブザーやスプレーなども
一時的な効果しかない。目先の一時的なものは直に『猫にも見透かされる』」というのがHPに書いてある大たいの結論である。
(以下字数制限の関係でカット10年11月2日) サイニャン (・x・)
・・・・・・・・・
2005年11月02日(水)
1674, うそつき−2
面白そうな所を書き写してみた。 何げない言葉の中に鋭い深い意味が入っている。
私の評論も入れてみた。
・人は自分にうそをつくために他人にうそをつく。
(評)−他人に巧妙にうそを仕掛けるために、まず自分にまず巧妙にうそをつく。
もう亡くなったが、身近の人の実演を見たことがあるが、迫真の演技だった。
のっけから騙そうと筋書きを書いて、そのとおり演じ、その演技に自分が酔いしれてしまう。
そうでもしなければ金を騙し取ることはできないが。これは他人を騙すために自分をまず騙すケースか?
・人は自負心を保つために自分にうそをつく。
(評)ーこれもどこでもあるうそである。特に女のそれは凄い。
・人間は、自分のいうことを自分で『信じている』ときに、より効果的なうそをつく。
(評−効果的なうそを言うために、信じるまで自分に言い聞かせている人間を何度見た。
・うそをつく人間とつかれる人間の両者が共謀して事実を歪曲する。
(評)−会社の責任の擦りあいなど典型だろう。
・うその基本的技法は相手の聞きたがっていることを語ることである。
(評)−なら女性などには、うそを言い続けなくてはなるまい。 また、それが一番よいのだろう。
・人が真実のなかに求めているのは『いいニュース』だけ。
正真正銘の真実を聞かされて我慢できる人間はそうはいないものである。
(評)−そうか、自分は真実をいいすぎて嫌われているのか。
・うそを語る特権なしには、文学をはじめとして芸術の世界は存在しない。
・自分にうそをつくのが下手な人は、うつ病になりやすい。
(評)ー鬱病者は、自分に正直すぎるんだ。寝る前に今日は楽しかった!と、100回自分にうそ?を言えば良いのに!
・人間の語る身の上話などというものは、いかに筋が通り、一見もっともらしいように思われるものでも、
その人の過去の歴史的事実など重要でない。
(評)−渡りのホステスなど、聞いていて??
・人はうそをつく能力は高いが、うそを見破る能力は低い。
(評)−私の場合は、逆のようだ? 採用面接で、ほぼ騙されている!?
・警官、税関検査官などのうそを見破る能力は、一般人となんら変わらない。
(評)−ただ場数を踏んでいる!
・権力を求める政治家には自己愛的な人が多く、その人格特性がうそを助長する。
(評)−庶民も、騙されることを望んでいるから始末が悪い。
・病的なうそつきは、脳の機能不全と関連のあることが多い。
・うそが非道徳的とされているのは、権力構造の維持に役立つからである。
(以下字数制限の関係でカット10年11月2日)
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2004年11月02日(火)
1309, 23歳の日記 −2
ー社員教育が終了して、現場初日の日記である。
当時の澄んだ視点と、不安一杯の気持がそのまま出ている。 それと、冷静に見ているところが面白い。
当時は、高度成長期の真っ盛り。大卒の新入社員を確実に確保する為、一ヶ月前の3月1日に新人教育に入っていた。
卒業式の休暇はもらえたが、その辺のことも日記に書いてあった。 遥か彼方の記憶へタイムマシーンにのって、
当時に、よみ返ったような気分である。全てが新鮮で、毎日がドキドキ・ワクワクの連続であった。
しかし激務と変化の連続で、限界を遥かに超えていたようだ。とにかく気持を書きのこすという事は、何か深い意味がある。
ー1969年3月5日ー
現在、四日市市内の駅裏から歩いて10分位の男子寮にいる。同室は、「魚職人の寡黙の男の人」と、
「同志社卒の一年アメリカに遊学してきた大人しそうな堀田という人」だ。この人とは、いやに気が合う。
虚無的な、それでいて一言一言が哲学的な味のある男である。一人でワインを買ってきて、フランスパンを
食べている。何かホッとした。今朝は、8時に起床をして、寮での食事後、会社へ出発。初仕事である。
始めは主任会議に出席して紹介される。その後、全社員の前で辞令を交付される。自分でも驚くほど緊張をしてしまった。
午前中は、本店店長の説明がある。午後は、管理係長の説明、その後の15時半より実施訓練。全神経を使ったためか、
疲れてミスを重ねる。直接の上司の松又さんという人は温厚で面倒見が良い。初めから良い人に当たり幸運だ。
しかし、それに甘えないこと。湯の山の研修にしても、昨晩にしても最低の失敗をしてしまった。
何か自信が無いのか背伸びをしているようだ。関大出の倉谷という同期に帰りの喫茶店で批難される。
「お前は、硬く考えすぎだ、そしてコチンコチンだ」と。 まあそうだろう。 敵を作らないことだ。