異常なくらい自信過剰な人を最近、身近で見かけた。その位でないと、この時代では前進できないが、
 それが自分の実力を超えた思い込みでは、自滅する確率は高くなる。
 やはり身近で自信喪失の人もいるから、その両者の断層から多くのことが見えてくる。
 世の中は自信過剰な人と自信喪失の人で成り立っているし、人生はその交互作用でもある。
  この不況の中で私は少し自信喪失気味だが仕方がないのかどうか。
 特に若いときなど自信過剰と、その結果としての無残な失敗の繰り返しである。
 失敗に対して、繰り返し立ち上がってチャレンジできるかで人生が決まってくる。
  ーまずは、ある本の説明部分を抜粋してみるー
《 英語では(overconfidence)という。 自己の能力や知識を過信すること。悪い事態が起きる確率を過小評価し
 (「過度の楽観主義」という)、いま目の前に起こっていることがコントロール可能だと思い、成功の確率を主観的に
 高く評価する(「支配の錯覚」ないしは「マジカル・シンキング」という)。まだ、いくつもの可能性を残しているにも
 かかわらず(「狭すぎる予想範囲」という)、そのまま突き進んでしまう。 そこへ追加的な情報が与えられても、
 自分の予測を補完するものだと確信を強めてしまい、予測の範囲がそれほど広がらない。
 たとえば、投資家の心理として、情報の正確性を誤認し、過度の取引をしてしまう(予測が外れるのは数%と判断しても、
 実際は20-30%外れていることは多々ある)。また、「後知恵」的解釈の原因でもある。 》
  こういう実験がある。
 質問=あなたは幾ら賭けますか?
Aーコインを投げる前に、表と裏と幾ら賭けますか?
Bーコインは既に投げられたけれど、どちらが出たか分からないが、幾ら賭けますか?
 この実験の結果は、後者の方が掛け金が少なくなる、という。
 そこには、本人の意志は通らないが、何か心理トリックで意志が通るような錯覚に陥ってしまう結果が出てしまう。 
 それが事業でも全てにいえるのである。 自信も同じで、自分で気づかない心理トリックが潜んでいる。
  だから、新規に何かをする方からしたら、考えつくした上で発狂するしかない。
  何もしない人間の壁を見ているからだ。しかし心理トリックを実験で導き出す面白い事例である。
   だから女も男も、相手をどんどん換えていくのである。 許されるのは若いうちだけだが。

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2682, マネーの未来、あるいは恐慌という錬金術 −2
2008年08月08日(金)

 この本は、特に目次が面白い。
結局は、金融のエリートと称する詐欺師に素人が騙されたいる図式しか見えてこない。 しかし時代は、断層の時である。
自分がその真只中に居るから、その大きさに気づかないだけ。いや、目を逸らしているのである。
この本の目次を見ているだけで、この本の概要がわかる。間違いなく、アメリカの崩壊が始った。
アメリカはイギリス連邦と、日本と組んでブロック化をしていくだろう。
それが早まるか、遅くなるかは大統領選挙の結果で決まる。その意味で、この選挙の結果は大きい。
 ー目次ー
 第一章  動き出した「悪夢のシナリオ」   
   神の怒りに触れた人々   25
   バブルの顔はどれもよく似ている  27
   底なしの住宅価格  30
   売れない車と凍りつく個人消費  33
   急上昇する「原油価格」と「失業率」 35
   始まった自治体の連鎖財政破綻  38
   密かに進行する恐慌化一〇のプロセス  41
   「悪夢のシナリオ」は止まらない  51
   賞味期限切れの欧米中心型金融システム  55
   ドルの未来  58
   アメリカは滅び、ドルは強くなる  61
   「M」が示すマネーの暗号  63
 第二章  UBSとベアー・スターンズの転落 
   「証券化」という錬金術  69
   UBSオスペル会長の末路  73
   「ローカル銀行」の栄光と挫折  76
   サブプライム誕生の秘密  79
   「証券化」を前提にしたビジネスモデル  82
   バブルは、すべてを失って初めて気づく  85
   「死に体」ベアー・スターンズの異例すぎる救済  88
   どこかで聞いたセリフ  91
   エリートを待ち受ける訴訟の嵐  94
   120兆円に向かって積み上がる損失  97
   「質は日本のバブル崩壊によく似ている」  100
   パプル処理コストは十五年 二〇〇亮円」  104
   「有事のドル」から「有事の金」へ  107
 第三章 宴の最中に始まった「中国バッシング」
   中国の急減速  113
   アメリカに依存しすぎた中国経済面  116
   失敗だらけの中国の巨額投資   119
   中国パッシングが始まった   121
   「脱中国」の動きは止まらない  123
   中国の外堀を埋める東南アジア   127
   毒鮫子事件とチャイナリスク   129
   中国政府が隠す「不都合な真実」  132
   資源を盗掘し続ける無法国家   136
   四川大地震は人災か?   138
   地下資源を狙ったチペット弾圧   141
   中国投資熱はとっくの昔に冷めている   145
 第四章 絶望のドバイ
   原油価格はドル相場と逆相関に動く   149
   利下げ、ドル安、原油高のドミノ倒し   152
   原油価格高騰の真犯人   154
   産油国政府系投資ファンドの正体   156
   中東の出資は「追証」!?   160
   世界最大の国富ファンドは日本にある  162
   アブダビ投資庁の九割が外国人職員   165
   原油価格高騰が招く食料インフレ   168
   次世代エネルギー開発のチャンス   171
   日本企業から続々生まれる代替エネルギー   173
   石油がほとんどいらないエコ住宅   176
   公開実験に成功した夢の「個体隔融合」  178
 第五章 恐慌の錬金術ー二〇二五年までは金と金鉱株の独歩高
   ドル神話の終わり、金神話の始まり   185
   幻想の中の通貨   186
   資産としての価値、商品としての価値   189
   NYダウ暴落と金暴騰   191
   チャートが示す流動性危機の予兆   194
   未来のポジション   197
   金融恐慌下の金ETFのメリット   200
   金はますます足りなくなる   203
   日本に眠る巨大な都市鉱山   206
   古い投資法、新しい投資法   208
   ローリスク・ハイリターンの分散投資  211
   天井知らずの金価格   213
   金の理論値はニニ八九ドル   214
   金投資の有望性と留意点   216
 あとがきに代えてー上海株楼 LOW
         {次回は、面白そうな部分を抜粋してみる}
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2007年08月08日(水)
2318, 岸洋子の世界        
      おはよー (((。・-・)从(・-・。) さん!
            
一昨夜、何げなくまわしたチャンネルNHK・BSで、懐かしい岸洋子が歌っていた。
彼女は十数年前(1992年)に亡くなったが、今でも強い印象が残っている歌手である。
番組は丁度半分過ぎていたが、後半だけでも充分に見ごたえのある内容であった。
早速インターネットで調べてみた。後に、その番組の紹介内容をコピーしてある。
波乱に富んだ人生を紹介しながら彼女の、その時々の歌の録画を構成していた。
そのエピソードを聞きながら岸洋子の歌を聞いていると、涙が溢れてきた。
その歌の合間の石井好子菅原洋一のコメントが好い。
菅原洋一をして「全ての面で、彼女の歌は私の上です。彼女には敵いません!」
と言わせている。 菅原は私の大好きな心の歌を多く歌っている。
最盛期の彼の歌は絶品であり、魂から迸る叫びを感じた。菅原洋一のコメントを聞いて、
彼女の一曲一曲を改めて魂を込めて聞いてみると、なるほど彼より上、というのも謙遜と思えなくなる。
彼女が死の病を抱えて開いたステージの歌があった。命を賭けた魂の歌とは、このことか!と、思い知らされた歌であった。
石井好子の彼女への言葉、「一流の歌い手とは、歌に命を賭けています。命を賭けた歌は、声がかすれようが、
その心は相手に伝わるものです。彼女の歌は、それを感じます!」が好い。
好きな人と別れ、その人がパリに行く。その後、彼女は一日だけパリに立ち寄ったが、彼と会わずに帰ってきた。
パリのタクシーの中で聞こえてきた歌を、日本に帰ってきて自分のものにして涙ながら歌っている場面があった。
たしか「恋心」だったが・・・一人の誰かを思い浮かべ感情を込めて囁きかけていたようだ。
その囁きは全ての人にも通じ、奥深く振動する。そのナレーターの話を聞いた後に、彼女の歌を聞けば誰でも涙が出る。
世の中は、人生は、感動で満ちている。感じ取れないのは「日常の牡蠣の貝殻」が、コビリツイテいるから。
 たしか、それがバカの壁になってしまうとか?横に流れている時間に、縦に立つ時間(魂の入った、感動した時間・・)
がクロスする時に人間は活きているのである。そして、そこに永遠が立ちあがっているのである。
この人の歌を聞いていた時に、永遠を感じていたようであった。
「感動を、子供にシャワーのように浴びせてあげなさい!それが親の一番の努めです」という。
大人になったら、自分に常に感動のシャワーをかけ続けないと・・それが自分への一番の勤めです。                     
                 ~~~ヾ(*'▽'*)o マタネー♪
  ーーーー
{BSエンターテインメント 歌伝説 岸洋子の世界 − 8月6日(月)BS2 午後7:45〜9:15}
日本の歌謡界に大きな足跡を刻んだ歌手の魅力に迫る歌伝説シリーズ第6弾。
本格的クラシックの世界から転身し、日本のシャンソン界に独自の世界を築きあげた歌手、岸洋子
オペラ界のプリマドンナを目指しながら病に倒れ、病気と二人三脚の歌手人生を歩み、その卓越した歌唱力で人々を魅了した。
人生の哀しみ、痛み、辛さなども歌い、大人の女を表現できる味わい深い歌唱は、根強い人気を集めていた。
岸洋子のスケールの大きさは、日本人歌手の中でも群を抜いていたといえる。
そんな彼女の人間味あふれる歌手人生を丹念に紐解いて行く。 岸洋子の、波乱万丈だった歌手人生の足跡を辿りながら、
その人間的魅力なども含め、縁のある方々の証言とともに歌唱VTRで構成。NHKアーカイブに保存されていなかった、
彼女のNHK番組出演映像30時間分をあらたに発掘、生き生きとした彼女を紹介する。
【代表曲】 「夜明けのうた」「希望」「恋心」「今宵あなたが聞く歌は」「黒い鷲」「ラストダンスは私と」
「枯葉」「群衆」「わかっているの」「想いでのソレンツァーラ」  など  (※紅白出場7回)     
 ーーーーーーー
 
2006年08月08日(火)
1953, ローマから日本が見える−22
    Good☆':.*^ヾ('c_'ヽ,,)*.:'☆Morning
                    ー読書日記ー
第九章 ローマから日本が見える −2
    ー「ゲルマニア撤退」を決意 ー

アウグストゥスの政策の中で唯一の失敗は、ゲルマニア地方への遠征であった。
カエサルの定めたローマの基本防衛はライン川であった。しかし、彼はその基本ラインをライン川より更に
東にあるエルベ河に移そうとする。アウグストゥスカエサル暗殺後の内戦に勝ち続けることができたのは、
生前カエサルがつけてくれた優秀な副官アグリッパのお陰であった。彼が長生きしていたら、ゲルマニアの遠征は
行われなかっただろう。カエサルでさえも、「ゲルマニア」は短期の征服はできても、最期の征服は無理と見た土地である。
長年軍事を任せていたアグリッパを失った彼は、現地の状況を充分知らないまま遠征プランを立てて実行に移してしまった。
そのままローマがこの地で戦いを続けていたら、帝国はどうなっていたか解りません。ところがローマ帝国はやはり違った。
アウグストゥスの次の、第二代皇帝ティベリウスによってAC17年、ゲルマニアからの撤退を決めてしまう。 
前任者の方針を破棄するのは難しい、それが創業者であれば尚のこと。ところがティベリウスは、思い切って転換してしまう。
 ーなぜローマ人は法を求めたのかー
ローマ人の「システムとは絶えず補修、改定していくものである」という思想の表れているのが、
法律に対する彼らの態度である。著者は「ローマ人の物語ー? 」で、次のように書いている。
「人間の行動原理の正し手を、宗教に求めたユダヤ人。哲学に求めたギリシャ人。
法律に求めたローマ人。この一事だけでも、これらの三民族の特質が浮かび上がってくるくらいである。」
「行動原理の正し手」とは、わかりやすく言えば、何をもって善悪の判断基準にするか、ということ。
ユダヤ人は昔からの唯一絶対神を信じるコミュニティを出ようとしなかった。
ギリシャ人はその哲学の象徴的思考を理解し問題意識を共有できる都市国家の枠を出ようとしなかった。
ローマ人が宗教でも哲学でもなく、法によってみずからの行動を律しようとしたのは、ローマ人特有のメンタリティで
ある敗者も同化するという特質に大いに関係ある。ユダヤギリシャ人に対して、法は違う。
同じ信仰を持っていなくても、同じ知的レルでなくても、法といういう同じルールを守っていれば
一緒に暮らしていける。王政の時代から、ローマ人は様々の民族や部族をローマの町に招き入れた。
 ーー
私見になるが、現在のアメリカの強さは、移民をどんどん受け入れて法律で束ねているところにあるのではないか?
日本も、島国の特性を活かすために、このまま移民を極力入れないでいくか、それとも、法律の下、
どんどん入れていくのか、決断の時である。このインターネットの時代、前者を選ぶことは国家の破滅になるだろう。
ローマ帝国の歩んだ道を選ぶしかないが、あまりにも体質にあわない!
日本の未来は厳しい! 私たちの生きた時代が、日本にとって一番良い時代だったのだろうか?                                 ( ^-^)_且~~~

・・・・・・・
2005年08月08日(月)
1588, 自民郵政解散の攻防−2

郵政改革法案で、今日一日は大きなドラマになるだろう。
昨日の日曜日の生のサンデープロジェクトなどのモーニングショーは、
今後の流れに大きく左右する。 各局は、ほぼ郵政改革を支持していた。
やはり予測していたとおり、旧守派への弾劾になっていた。今までの大きな政府か、小さな政府か、の選択である。
民間が血の出る思いでリストラをしているのに、政府はそのままなど許されるわけがない。
いくら国民の民度が低い?といっても、この程度の判断を国民ができないと思っているのだろうか。
日経新聞をはじめ、大新聞も郵政改革賛成である。もし否決されたら、小泉首相は選挙で直接国民の真意を
問うべきである。政治空白が問題などいっていられない。利権を守ろうとしている旧守派の哀れな姿は滑稽でさえある。
衆院の反対派が、逆に必死になって参院の反対票を潰している?可能性がある。彼らには、そこの浅い利権の
政治屋のエゴしかみえてこない。政治の世界に対して興味は持たないほうだが、今回だけは違う。
もう改革は待ったなし、否決されたら衆院は即刻解散しかない。それにしても、緊迫した面白い一日になる。
戦後体制の総決算の選挙といってよい。旧守派の整理の丁度よいタイミングになる。

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2004年08月08日(日)
1223, 思い出のメロデー

お盆前のこの時期は、NHKの歌謡番組の「思い出のメロデー」である。毎年必ず見ることにしているが、
生の番組みの迫力がよい。今年は、例年より長い時間(19時30分〜23時30分)まで放映をしていた。
どういうわけか全員、熱が入っていたようで、圧倒されみていた。「歌は世につれ」というが、
その時代を反映をしている。次から次へとでてくる懐かしい歌にやはり長い年月を感じる。
歌は過去に向かって歌うものというが、「思い出のメロデー」はまさにタイトルどおりである。
思い出の歌は魂の故郷である、お盆の里帰りのようなもの。それぞれの人が、それぞれの思い出の中に帰っていく。
終戦直後の戦災の焼け跡に生まれたこともあって、当時流れていた歌が特に懐かしい。
そして、戦後50年間は日本にとっての黄金期であったことを、改めて思い知った。
本当に良い時代に生きてきてよかった。繁華街の真ん中の店で、10歳まで暮らしていたこともあり、
いつもラジオから流行歌が流れていた。当時の歌を聞くと、感無量になる。
それと学生時代の歌謡曲黄金期のポップスも、思い出が深い。
時代は、どんどん変わっていく。だからこそ、思い出の歌が必要なのだ。

・・・・・・・・・
2003年08月08日(金)
856, 経済評論家ー高橋乗宣の本

 高橋乗宣の『日本経済、価値革命のうねり』と『日本経済の破断界』とたて続けに読んでみて、
日本経済の悲観論者の論とはいえ背筋が寒くなる。彼はバブルの最中から今の日本は大恐慌になると警鐘をならしていた。
そしてあまりの悲観主義ゆえか三菱総研の理事からおろされてしまった。しかし大筋として彼の言ったとおりでる。
「数年前は地獄の釜の蓋が開いた!」と言っていたが、今は「地獄の釜の熱湯が溢れ出てきた!」といいたいだろう。
「日本経済の破断界」によれば今頃は恐慌でパニックに陥っているはずだが。
彼はむしろ早くパニックになるか、一時銀行を国家管理をすべきと言っている。
地方の私の事業の立場からみても、明らかにデフレスパイラルに入ってしまった
と実感する。総事業費の3分の2近く返済をしているのに、借入金は借入当時より重くなった感じがする。
デフレスパイラルの直撃を受けているためだ。なす術がないとも言っていられないのが事業である。
銀行の露骨な貸し剥がしなど水面下でおこなわれている。このお盆は、経済の先行きをじっくり考えようと思う。
以前書いたものと、検索で調べたものを以下にコピーしておきます。
 ・・・・・・・・ 
『日本経済、価値革命のうねり』
―恐慌の地響きと収縮する国の姿  高橋 乗宣 (著)
ーレビュー
この国が、完全に収縮を始めるまでにあと3年、時間がない!
未曾有の恐慌を受けて立つ、あなたの備えは万全か。日本経済が直面している
まやかしの改革を抉り出し、新しい経済のパラダイムの導出を試みる。
  (以下、字数の関係でカット 2008年08月08日)

・・・・・・・・・
2002年08月08日(木)
481, ある信条 -経営セミナーにて

30歳代は数多くセミナーに行った。一番何でも頭に入る時期であった。それと焦りがあった。
700人の席の一番前の真ん中にいつも座って聞いていた。
この豪華の第一線の学者や経営者は自分一人の為に、講義にきてくれているのだと、思うように聴いていた。
見ていると、日銀の総裁のような面の皮の厚くみえる人でも震えている。
テーマを話しながら結構自分の信条とか信念をいう。これがなかなか面白い。今でもハキッリ憶えているのがある。
香港の財閥家と結婚して、今はその財閥のトップになっていた日本女性の話であった。その信条がよかった。
「他人には優しく、自分に厳しく。いつもニコニコ、人によかれと思って生きる」
を常に自分に言い聞かせているとのこと。なるほどな!と思った事を憶えている。
ー人間は、そのままだと 自分に甘く、他人に厳しく。何か人の不幸がないかと考えて、いつもブッスとしている。
 教養のないあの子狐がその集約された姿だが。考えてみれば、自分でもある。
ところで何時も書いている子狐のモデルは誰?と聞かれる。もちろんいるが80?が合致している、いや90?か。
実際は過去に見てきた卑小の人間の複合体である。しかし、誰もが持っている要素である。
だからあれは自分の事ー影と言っている。先日も「自分が言われているみたい?」と言われたが。
その%の濃いか薄いかである。話しがそれたが、そこで感じた事は皆明るい事!だった。
それでも多くの人が逮捕されたり、倒産したり、失脚している。電電公社の会長、地産の会長、
フットワークの社長、100円ライターの東海??の社長とか。そう甘くはない。

・・・・・・・・
2001年08月08日(水)
[102] 夢について−6

これまで夢について書いてきたが‘天女二人とセックスをした夢’の事を書こう。
20年近くなるが私の元部下の大森という人が亡くなって、暫くして大森さんしのぶ会が開かれた。
彼の人柄もあって4〜50人が集まりスナックで盛大におこなわれた。非常に気持ちの良い会でもあり、かなり酒も入った。
その夜天女二人とセックスをした夢を見たみたのだ。翌朝目を覚ました時、これは彼なりの方法でのお礼なのだと
確信をした。(今から考えると勝手な解釈かもしれないが)この話をすると年配の男の人にうける、
思い当たるふしがあるのだろう。夢としても感覚にしても、これ以上ないことは誰もわかることだが。夢は面白い!
学生時代の寮の友人に、夢コントロールのできるという男がいた。
夢の中で寮の中を歩く事ができるという。吉永小百合とも寝る事が出来るとも言っていた。
少し内容が露わか?