現在、「天地人」を日曜日の20時の連続ドラマを放送している。
NHKの、このゴールデンタイムのドラマは20年来見なかったが去年から観始めた。
今年は地元の越後の上杉家の直江兼継が主人公で、先祖の縁があるので面白い。 
私の堀井の家系は小父谷市の近郊の片貝に30代続いた総本家がある。
4代前の祖先が江戸末期に長岡に出てきたと聞いていた。 
その堀井家の総本家に父が亡くなる数年前に訪ねていった話しを聞いたことがあった。 
ご先祖様は上杉謙信が亡くなった後の起きた御家騒動の【御館の乱】で負けた影虎の家来で、
その火中に小父谷郊外の片貝の池津の村に落ちてきたという。その屋号が実家の池津屋の屋号になった。 
その争いの勃発の場面が、昨夜の「天地人」にあった。 何か先祖に代わって霊の目で見ているようで、
微妙な感覚であった。 直江兼継御館の乱の勝者の上杉影勝の家来。私の祖先は負けて小父谷の郊外に落ちた方。
堀井を更にたどっていくと平家の落武者という。 堀井の姓を20数年前に図書館の電話帳を調べたら、
上越市と富山と岐阜県に堀井の姓が多かった。 それからみて、その元は平家の落人ということになる。
私が新潟で商売をしていることから、京都、岐阜の高山、富山、上越、小父谷、長岡、そして新潟と
流れが続くことになる。ちなみに合併前の旧長岡市の堀井の姓は7〜8軒しかなかった。新潟市内も数人しかいない。
ドラマとしても影虎と影勝の対立の場面は他人ごとではなかった。
どちらサイドの感覚で観たらよいのかおかしな気持ちである。 次回が戦いの場面になる。
 ー面白いもので、この随想日記で6年前の(3月01日)の、偶然に、先祖のルーツを取り上げていた。

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