2005年02月25日(金)
1424, DVD レコーダー

レンタルビデオ店の中の、DVDの棚が過半数を超えてきた。
映像ソフトも、主としてDVDで提供されるようになった。
ハードディスクで録画して観たり、その映像をDVDで記録して保存する
「ハードディスク・DVDレコーダー」が売れ筋になっている。
現在のDVDは、テレビ番組を録画する場合、1枚あたり6時間の記録が可能だが、
大画面で通常のテレビ放送並みの映像を期待すると2時間程度が限度だ。
最近は直接ハードディスクに長時間入力できる機種が多くなっている。
「ハイビジョン」は、現行のDVDでは映像は十数分程度しか記録できない。
 
そこで、ハイビジョンの高画質映像でも2時間以上記録できるDVDの開発が始まり、
製品化されつつある。 次世代DVDと呼ばれているが、大きな問題が起こっている。
「HD−DVD」と「ブルーレイディスク」と呼ばれる二つの方式で製品化されようとしている。
次世代DVDでは、ソフトの記録方式が異なると別のプレーヤーを用意しなくてはならない。 
ビデオのVHSとベーター方式の二の舞になる。その時の決着はVHSに軍配が上がった。
VHSを開発した企業が技術を無償で公開し、画質を落として6時間以上の録画を可能にしたことが勝因になった。
次世代DVDは、映像ソフトを提供するソフト会社がどちらにつくかで、勝敗が決まると言われているが、
現在では世界の映画業界を二分の状態である。 勝敗の行方は全くわからない。
HD−DVDは現行のDVDの技術との共通点が多く、現行DVDの製造装置を流用できるためコストを
抑えられる可能性がある。他方、ブルーレイディスクは、HD−DVDに比べ長時間の記録が可能。

 ーここからが、本題である。
この次世代DVDレコーダーは単なる録画再生機にとどまらず、家庭内のTVや、パソコン、
電子カメラ、ビデオカメラゲームソフトなどの映像機器の情報のやりとりの中心基地としての
「ホームサーバー」の役割を、いずれ担うと思われる。
その「ホームサーバー」に、写真や動画を大量にため込んで、TV,パソコン、携帯電話にも自由自在に送信し、
個人の映像環境を変えてしまう。 その心臓部に、先日書いた次世代MPU「セル」が有効になる。

二年前に買って、現在使っているハードデスク付きDVDで大きくTV生活が変わった。
裏番組などで、面白そうだと気楽にハードに録画をする。
大よそ、20〜30本位を溜め込むことが可能で、面白い番組が無い時間帯に見る。
また月10本以上?のレンタルDVDを借りて見ている。毎日がエキサイティングになっている。

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