2005年02月23日(水)
1422, 新型MPUについて

最近よく新型MPUの記事を目にする。MPUといえば、超小型演算処理装置をいう。
パソコンの頭脳にあたる部分だ。これまでは、米インテルが圧倒的な強さを誇っていた。それに対して、
ソニー東芝、IBMが三社連合で次世代のMPU「セル」を開発、年内に生産に入るという。
用途はゲーム機にとどまらず、デジタル家電、コンピューター全体に広がる。
今のMPUは「中核のコアが一つ」だが、「セル」は複数搭載しているのが特徴。
MPU内に複数のコアを持つことで、複数の機能を組み込むことが可能になる。
マルチタレントのMPUである。これはインターネット対応に最適になる。

例えば電子辞書にカメラ機能や、電話や、TV機能を入れておくことが可能になる。
携帯電話などにも、更に何種類の機能の搭載が可能になる。今の携帯電話は、
多くの機能を持っているが、これが他にも同じ機能が入り込んでいくと思えば良いだろう。
これからは頭脳を持った製品が多く開発されるということだ。
特にロボットや、ゲーム機、液晶TVなどに多くの機能が入り込むことになる。
そして、それが「簡単に」ネットで結ばれることになる。
想像を遥かに超えたハードが、更にどんどん開発される。
5年後の世界は、これによって全く違った様相を帯びてくるだろう。
コンピューターに関しては、どこまでも進化が続いていく。十年後、二十年後を見るのが楽しみだ!

現在起きている大変革の大元は、この「MPU」の進化にあるといって過言ではない。
ITの進化は止まることがない。このことが人間の在り方まで根本から変えようとしている。
人間の脳に例えれば、脳が朝起きると前日と全く違った高度の進化をしていることだ。
そして、その脳同士がネットで結ばれて爆発的に高度化されていくことと同じである。
本当にどうなっていくのだろう?これからは可能な限り長生きをして、
この進化?の行く末を見たほうが この世に生を受けた意味がある時代になった。

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