2003年02月18日(火)
685, 値段のカラク

ダイヤモンド価格の話である。世界で一般にダイヤと金は物質的な価値基準になる。
動乱で最後もって逃げる物質として、コンパクトで便利な塊である。どこの世界でも通用する。
買った宝石を高価と思っていたが質屋に持っていったら、ぜんぜん値段が
つかないことはよくあることだ。じつは、宝石の原価には、面白い原則があるという。
全体の値段が高いものほど、原価の占める割合が大きいのだ。たとえば、100万クラスの指輪だと、
原価が20〜30万。ところが、20万だと、原価は1〜2万いやそれより以下だ。
宝石は買ったと同時に10分の以下になると考えてよい。
数ヶ月に一回位、5〜8割引の宝石などのチラシが入ることがあるが、あれはゴミ?である。
それで満足するのもそれでよいが。規格外の小さいゴミを飾り立てているのだから、面白い。
20万クラスの宝石が売れた場合、原価が10%だが、
・メーカーが15?
・卸商が25?
・最終の販売店が50?
三越伊勢丹や阪急などの百貨店は、地下の食品で釣って、1〜2Fの宝石・装飾品売り場で、
無知の客を吊り上げ詐欺師商法に近い事をしている。詐欺?を自覚しているから、詐欺るためにあらゆる
仕掛けをつくってある。50?のいや80?の利益を得る為にあらゆる手段を使うのだ。
これしつこくいうが、三越高島屋が実際やっているのだ!
老人を集めて、飯を食べさせて、詐欺同然の商法を今も実際やっているのだ。
十数年前に、ハワイの飛行場の免税店のテナント料が、売り上げの70数?が報道された事があった。
売れ残りのブランド物を10〜20倍の価格をつけて売っているのがばれてしまった。
JTBとか日本旅行が安いツアーで、詐欺同然の店に連れて行って騙して、原価10%の商品を売りつけていた。
無知という事は、本当にかわいそうなことだ!今の日本のデフレも、こういう仕掛けが壊れているだけでしかない。
これはデフレというのだろうか?

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