2005年02月10日(木)
1409, 私の見たW杯サッカー北朝鮮

昨夜の北朝鮮戦を私が書くと・・
北朝鮮軍人部隊サッカーチームと全日本選抜混成サッカーチームとの闘いであった。
チームプレーに勝る北朝鮮に対して、国内だけでなく、世界で戦い
抜いてきたスターの臨時編成外人部隊の、全く違った個性の、ぶつかり合いの試合になった。
サッカーとはいえチームプレーである。そのチームプレーでは、当然のこと北朝鮮が数段勝っていた。
サッカーでは、パスが重要になる。スピードと、正確さ、そして一人当たりの球の持ち時間の短さと、
隙を狙った位置へのパスが重要になる。その点では、北朝鮮が日本より優れていた。
あとは、勝機にいかに集中するか、勝ちにつなげるかがポイントになる。その一瞬の間が見ていて面白い。
その点では、多くの修羅場を経験している選手が多い日本のほうが絶対有利のはずだった。
勝負は終了間際、ロスタイムのシュートで辛うじて日本が勝つことができた。
北朝鮮が勝ってもおかしくない試合で、勝負に対する執念がチーム全体から出ていた。
拉致問題が背後にあるため、代理戦争という緊迫感が試合を盛り上げた。
カップは国の威信をかけた闘いのため、国民感情が露出される。
「ワールドカップは90分の愛国心の発揚の場」というが、ゴールの一瞬、日本中がわきあがっただろう。
反面、軍人がサッカーを通して闘った北朝鮮は、個々人にとってもチームにとっても、絶対に負けられない試合だった。
勝つと負けると大違いである。あのボールが地球儀に見えてきた。 次は、イランだ。三月は色いろ面白い!

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