2005年02月09日(水)
1408, LOVE&FREE
ー世界の路上に落ちていた言葉−1  ー読書日記ー

図書館で何気なく借りてきたら、読むほどに面白い本である。著者は32歳だが、思い切った生き方をしている。
アウトローアウトローでしかないが、生き方にバランスが取れているのがよい。
バナナ(皮は黄色で中が白)にドンドンなっている典型である。
ーはじめにー から引きつけられた。
1998年11月から2000年7月にかけて、約1年8ヶ月間。結婚したばかりの妻と二人で、気の向くまま
世界数十ヶ月の路上を歩いた。自分は、三年間続けた会社を離れフリーになったばかりだったし、銀座のOL だった
妻のさやかは、寿退社をしたばかりで、長いたびに出るのは「今しかない」という絶好のタイミングであった。
旅のコースも、期間も、特に決めなかった。「スタートはオーストラリア。あとは気の向くままに。
まあ、金がなくなったら帰ろう」それだけを決めて出発をした。世界中の路上で、カフェで、ビーチで、バス停で、
安宿のベッドで、・・大好きなコーラを片手に、タバコをふかしながら、自分の「ココロの井戸」を掘るようにして、
いくつもの詩を書いた。「いいじゃん!」と感じる場面に出逢う度に、ポケットからデジカメを出して幾千枚の写真を撮った。
帰国後、旅中に残した詩と写真の中から、特に気に入ったものを選んで一冊にまとめたら、この本が出来上がった。
世界の路上の片隅で、さまざまな人々が僕にくれた「LOVE&FREE]のカケラを、あなたに贈ります。
ーー
以上であるが、路上で書いた内容であればこその、ココロに打つ内容が次から次へと出てくる。言葉だけではない、
デジカメで撮った何げない写真が素晴らしい。二人は、各地で「ホリデーアパートメント」
に一週間ずつ泊まって旅を続けていた。お金には制約あるが、時間だけは無限にある旅。本当にうらやましい限りである。
胸に突きさすような言葉を幾つかをランダムに紹介してみよう。

ジブラルタル海峡
以下は字数の関係でカット(2008年02月09日)
             つづく
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