2004年02月07日(土)
1039, 鳥インフレエンザ

・[人から人の感染阻止に全力 最悪なら10数億人感染も ありうるとのこと。
 アジア各地で猛威を振るう高病原性鳥インフルエンザについて、世界保健機関の西太平洋地域事務局の
 感染症地域アドバイザー、押谷仁博士(44)は一月三十一日、マニラで共同通信のインタビューに答え
「最悪の場合、 世界人口の30%が感染する事態も想定される。封じ込めが緊急の課題だ」
 と指摘、国際社会が対応を誤れば十数億人が感染する恐れもあると警告した。]
・「SARSはむしろ封じ込めやすい病気。ハクビシンなどの動物から人に 感染したとみられるが、
 その後は重症者からしか広がらなかった。だがインフルエンザは無症状の人からも広がる」 如何して、
 これに対して問題にするかといえば、スペイン風邪の過去の事例が あるからだ。
ー上記は鳥インフレエンザのweb上の記事の内容である。

今回の鳥インフレエンザはスペイン風邪より性質が悪いといわれている。冒頭にあるように、最悪の事態も考えられる。
もし世界に蔓延をしたら大パニックになる可能性を含んでいる。スペイン風邪は 1918年、当時の12億人の半分に
あたる6億人が罹り2500万とも5千万人が死亡したといわれている。
スペイン風邪も当時の氷づけの遺体の細胞から、鳥を感染源にしていると昨日の新聞に載っていた。
当時は第一次世界大戦の為に、情報コントロールがあり人類史上の最大の事件にもかかわらず、
あまり取り上げられてこなかった。エイズ狂牛病、SARS、そして鳥インフルエンザと人類にとって
大問題の病気が次々に起っている。背後に何かあるのではとさえ思われるほど危ない事件ばかりである。
スーパーの店頭は毒の山と聞いていたが、マンザラ嘘でもなさそうである。
何を食べたらよいか迷ってしまう。ベトナムやタイなどでは鶏がどこにでもいて生きた鶏を市民が買って調理している。
こういう環境では感染が広がりやすいという。海外旅行の代理店は、まさしく踏んだりけったりである。
アフリカ、中近東、アメリカ、そしてヨーロッパは駄目。そこで中国、東南アジアに活路を求めていた矢先、
そこも駄目なら文字通り八方塞がりである。何かのキッカケで世界恐慌になる可能性も含んきた。
ところでSARS騒ぎが全く出てこないのが不思議である。中国では情報コントロールでもしているのだろうか。
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ー以下はスペイン風邪についてホームページから調べた内容であるー
スペイン風邪
大正 7(1918)年の春から翌年にかけ、世界中で猛威をふるったインフルエンザ。
発生はフランスのマルセイユといわれます。当時、ヨーロッパでは第一次世界大戦の最中であり、
西部戦線でにらみあっていた両陣営で爆発的に拡がり、まもなくフランス全土を覆(おお)い、
やがてスペインへと拡がっていきました。
 また、ほぼ同時に中国・インド・日本でも発生、スペイン風邪は短期間で世界中に蔓延することとなりました。
当時世界人口は約12億人でしたが、なんと2,500万人がスペイン風邪で死亡した(一説には4,000万人)
といわれます。30人に1人も死んだことになる。現在なら2億人が死んだことになることを考えると、
想像を絶する出来事であったのだ。日本でも2,500万人が感染し、38万人が死亡しました。

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