2005年01月31日(月)
1399, NHKと朝日新聞

昨日の朝日新聞天声人語が時期が時期だけに、少し際どい?内容であった。(後でコピー)
「政治的圧力の有無の報道の件」は、誰がみても朝日新聞の方が正しい。
予算承認という伝家の宝刀を自民党が持っていて、その時の権力者が口を出すのは当たり前。
と言って、修正前の番組内容も酷い偏向内容だったようだ。問題は、政治的圧力をかけたことが悪い。
しかし今は時代が変わってしまった。自民党の権力ボケどもが陰で左右しようとしても、今回のようなことになる。
政治屋どもは国民の直接の批判がアキレス腱である。あの??の二人が介入してないわけがない。
日本人は甘い。私もそのうちの一人だが。不払いが1?あまりしかないのが合点がいかない。
2〜3割が不払いになるのが自然である。知人の銀行員が、「不払いの手続きに多くの客が来ている」
と言っていたが、それでこ僅か1?である。 NHKの歴代の会長の半分以上が不祥事の責任をとって辞めている。
島ゲジとかいわれた前の会長も不祥事で辞めている。以前、何処かの秘境旅行でNHKの人が夫婦で一緒だったが、
鼻持ちのならないエリート意識が漂っていた。これを契機に、NHK解体論が出てもよい。
少なくとも、分割民営化の対象にすべきである。
■《天声人語》01月30日付
 「クレームが来るのではないかと予想はしていたが、こんなに大きな波とは」。
 NHK前会長らの顧問辞任を発表する会見で、橋本元一会長は見通しの甘さを認めた。
 NHKという巨大な船のデッキに立った新船長が、さざ波程度を予想していたとは 思えないが、
 うねりぐらいならかわせると踏んでいたのだろうか。波は、時に予想を超える振る舞いをする。その一つが「一発大波」だ。
  気象エッセイストの倉嶋厚さんの「お天気衛星」にはこうある。 普通、人が海岸に立って感じる波の平均の高さは、
 その時に現れた波を高い順に並べて、上位3分の1までの高さを平均した値に近い。天気予報の波の高さもこれだ。
  しかし千波に一つは約2倍の大波になって、人や船を襲う。波に関する幾つかの本によると、世界で観測された最も高い波は、
 10階建てのビル並みの37メートルだ。1933年2月、大荒れの太平洋上で、米海軍のタンカー「ラマポ」が報告している。
  巨船「NHK」は、これまでにないような高い波に囲まれている。視聴者の目は厳しく、操船を誤った船長の交代だけでは
 波は鎮まらない。前船長や取り巻きの口出しを許さない、本当の意味での新しい船出が必要だ。
  この船は不沈船とも言われてきた。受信料という、他の船には無い永久固定燃料の供給があったからだ。
  今度の波は、燃料供給の方法の見直しも求めているようだ。
  視聴者から見て、民放では得られない価値のある放送・報道がどれだけできるのか。
  かじ取り次第では「一発大波」を何発もかぶりかねない。

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