2005年01月27日(木)
1395, 危ない格言ー3
                     ー読書日記ー             
第2章 自己をめぐる右往左往

・憎悪は人間を鋭敏にする、もっぱら敵の弱みについてだけど・・・
 (my感想)ー敵だけでなくなるのが恐ろしいことだ。憎悪を感じる程度は、まだまだ!
・これまで獣や畜生と名指されてきて蔑まされてきた動物たちは、
もとより人間どもが,自分達の事情で,こねあげた像を押し付けられただけで、
彼ら自身は動物として、他の生物や生命の世界にもとることは何ひとつやってこなかった。
彼らに押し付けられた像は、実際は、すべての人間の所業から捏造されたものだった。
動物の中で、獣のように振る舞い畜生のように行動してきたのは、要するに人間ばかりであって、
他の動物ではなかった。
 (my感想)ーそのとおりである。地球のダニが人間だもの!ダニのような人間とは、
 ダニにとって傍迷惑である。寄生虫も、所詮人間が自分の姿を見てつけた?のでは!
・「われわれに、われわれ自身を止める能力がどうかして備わるように」
 −人間への祈り 
 (my感想)-自殺しろということ?それとも、「われわれ」という言葉の甘さを言いたいのか、どっち?。
・君は、あるいは紆余曲折を得るにしても、君自身を我慢しなくてはならないことを学び、そのすべてを身につける。
そうであるなら、他者を我慢することぐらい何ほどであろう!
 (my感想)−どっちも我慢できないけど! でも、自分は許せても、他人は許せないのが人情!
・問題は、君が何者であるか、君の自己が何処にあるか、などでなく、いかにして君を他者にとって最低限我慢
 できる存在にするか、君を君自身にとって少なくとも耐ええる、そして、できれば快い人間にするか、だ。
 (my感想)−ふ〜ん、まあ、いいや!
・自分の欠点を埋めるより、うまく使うことを工夫する方が無理がない。
 (my感想)−ホントかいな? 虚言癖の人間が詐欺師になればよいということ?、か。
・人間はなるほど一般が自分が可愛い。だからといって、一般に自分を心底気に入っているいるわけではない。
 (my感想)−いるんじゃないか、自分が気に入っている人が!自分の頭の程度が可愛い?と思っているが、
 その上に自分を気に入っている人も!
 人は、機会さえあれば、何でもあれ、己をひれかそうとするものだ。
 他に何もなければ、自分の平凡さえも、その平凡さを見下している自分の鑑識眼であれ。
 (my感想)−この、随想日記からみると自分のことだ!
・他者による軽蔑は、人間を傷つけ、自分自身による軽蔑は、人間を腐らせる。
 確かに前者の方が痛みがひどいが、後者は治りが遅く、場合によっては時とともにいっそう悪化する。 
・自己満足は、自己の現有の能力を越えてゆかねば到達できない目標を決して立てない者の、何時もの到達点だ。
 (my感想)−最後の拠りどころじゃないか! 超えたか超えないかを、如何判断できるの?
・有能な人間になることは、自分のために有用だとは限らない。
 (my感想)−無能のままの人間は、自分にために無用だということか。そして、周囲にとっても!
・ひとは、しばしば自分を見損なう。目が悪いからだけでなく、
 自分を見てとるに最も適切な位置と距離と角度を知らないために。
 (my感想)−適切な位置と距離を知っていても見損なうんじゃない人間は!

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