2002年01月12日(土)
298、酒乱ー2

私の一番のマイナスの特性は酒乱のケがあることだ。勤めてそれも本格的になったのが、金沢時代からだ。
酔わなくてはやってられない、いや酒に逃げていたのかもしれない。といってそれで人生を狂わせた、
というほどでもない・・? 酒の失敗がない人生を考えてみると、10倍位の人間関係が広く深くなっていた?
反面、人間関係でABC 分析のBCの人間の排除に一番いいのも確かだった。そう思い込んでいるのかもしれない、
これは負け惜しみか。「人間はおおよそ失敗するのは、女か酒か賭け事の何れかだ。
もっと詰めれば女か酒かだ」とあるゼネコンのベテランの営業の人がいった。
「貴方は酒の失敗系の人だ、女はない。10年も付き合って一度も、飲んでいてその場面に近いことがない、
必ず尻尾が出るものだ」と。酒の失敗がなければ、そちらに何かあったと思う。
その意味でぎりぎりセーフというところか。よく警察沙汰によくならなかったものだ、当たり前のことだが。

私の場合、口害になるから恐ろしい。いい加減に生きている奴ー大部分ーに対して鋭い刃が向いてしまうのだ。
いや普通に話すことが全て刃になってしまう。いい加減に生きている自分自身のことを言っているのだから説得力があり、
鋭く?なるのだ。酒が入ると、知らないうちに刃を抜いてしまうのだ。 一番タチが悪いのだろう。
酒の中で一番危ないのが日本酒である。これで何回失敗してことか!気違い水とはよく言ったものである。
最大の敵を自分の脳の中に入れることと同じことだ。酒を入れるとその人間性があらわになる。卑しい奴は卑しく、
凶暴のな奴は凶暴に、暗い奴は暗く、スケベの奴は助平になる。
「酒も飲まず、タバコも吸わず百まで生きた馬鹿がいる」というが、それも事実。

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