2007年01月03日(水)
2101, ウェブ人間論 −2

  b(^o^)dおっW(^O^)Wはようー♪  
この1〜2年でネットによって社会が劇的に変わりつつある。光ファイバが各家庭へ劇的に普及したことと、
ブログと、携帯電話の進化のためで、この激変はとどまることはない。私の今年のテーマは現在のHPから
「ブログ」への転進である。第一章から内容は深く核心をついた内容になっている。梅田のネット世界が窺い知れて面白い。

第一章 ウェブ世界で生きる  −? 
*ネットの世界に住んでいる*
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梅田:今の僕は、朝4時に起きてトータルで1日8~10時間位ネットにつながっていて、
  「ネットの世界に住んでいる」という感覚である。僕の仕事は、アメリカで考え事をして、
   ニケ月に一度日本に戻り、日本企業の顧客と議論するというスタイルなので、東京にいる間は、
   打ち合わせなどリアル世界で朝から晩まで忙しいから、ネットにすめない。
   だから僕は「アメリカに帰る」と「ネットの世界に帰る」は同義で、ネットの世界が僕にとって「リアル」なのです。

梅田:ネット上の僕の分身が僕のブログだから、まずそこに行きます。 家族が元気かどうか、
   家は家事になってないか心配する感覚で、分身が異変を起こしていないかを、確かめに行きたいんですよね。
梅田:少しまとまった時間があれば、いつもチェックしているブログを見に行きますが、それだけでも英語のもの、
   日本語のものあわせて300~400位あります。気になっている人300~400人の日常や、いま考えていることを、
   シャワーのように浴びるっていう感覚でしょうか。もちろんリアルの友人のブログもその中に含まれますが、
    それは全体からみればわずかですね。
平野:僕が2004年にパリに住んでいた頃に、ネットカフェがパーッと増えたんです。当時のパリは、
   自宅のネット接続まだまだ遅くて、やっとADSLが出てきたという調子であったからと思います。
   パリのカフェは本当に人がお喋りをする場所で、いつ行ってもフランス人がダラダラ喋っている空間であったのが、
   いまやインターネットカフェでは誰も口をきかず隣の人でなく、数千キロ、数万キロ離れた人とやりとりをしている。
   これは何なんだ!という雰囲気が、特にネットに関係ない人たちの間にありました。
   その時、コミュニケーションの際の「時空」の把握の仕方が変わってきているなと、感じました。

    *検索がすべての中心になる*
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    梅田:「ウェブ進化論」でも紹介した将棋の羽生善治さんの「高速道路」論というのがあって、
    「ITとネットの進化によって将棋の世界に起きた最大の変化は、将棋が強くなる高速道路が一気に
    敷かれたということです。でも高速道路を走り抜けた先には大停滞が起きています」と、彼はいうわけです。
    僕はその大停滞を抜け出せるかどうかのカギの一つは、構造化能力と思っています。
               (以下字数の関係でカット)−2008年01月03日  ーつづく
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     映像ブログが本格化してくると、また一味違った社会が出現するだろう。
     梅田のブログを、興味を持って見つづけるしかないか・・・ 1975年生まれの人が、
     ウェブ人間の大きな境目になるというが、息子の歳である。なるほど、見ていてそう思うが・・・ 
                   ホンジャ(*^ワ^*)i
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