2003年12月26日(金)
996, 戦死者と犠牲者と殉職者ー2

 ー自衛隊と警察 ー
   先々週2日間、NHKの夜のゴールデンタイムに「安全保障・徹底検証」を放送をしていた。
   少し観たがバカバカしいので、直ぐにチャネルを変えた。
  警察官の視点から自衛隊をみると、割り切れない部分が多いだろう。
  警察は常に危険な中に身を曝しているのに、一度も危険な立場に立ったこともない自衛隊が少し危険な
  立場になるだけ大騒ぎをしているからだ。「安全」に対する暴力装置という面で、 
 ・警察は内部に対する-国家体制を守る為の-暴力装置
 ・自衛隊は外部から国家体制を守る為の暴力装置という役割を果たすのが、その機能である。
  自衛隊は、戦後60年近く訓練以外の戦闘で死亡はゼロである。警察は戦後、何人殉職しただろうか?数千人以上だろう。
  見方を変えれば、所詮は自衛隊は犠牲者の立場でしかない。いざ本業の遂行の立場に立った時に、
  その半世紀以上の都合の良かった立場から抜け出れないのだろうか?
  自衛隊は誰も死んでないのに、戦死に対してマスコミが面白おかしく危険をいっている事がオカシイ。
  国を守る為に存在しているのが軍隊だろう! 今の自衛隊は「歩行訓練で行ったり来たりして給料を貰っている」だけ。
 「国家危急の時に命を張る」のが軍隊の仕事だ。それがアメリカの国家戦略に組み入れられてもである。
  北朝鮮イラクのテロは日本もアメリカも共同の敵である。そこに行って参戦するのは至極当然である。
  自衛隊が初めて危険に立たされて、何で国全体が揺れなくてはならないのだ。
  戦闘が嫌なら軍隊に入らなければよい。戦争は起こるまいと思ってはいっているのが、
  大部分だろうが?「大型免許証とクレーン車?の免許をタダで取るために入隊する」という話を聞いたことがある。
  軍隊は外交の手段でもある。彼等もその位の知識を持っていると思うが。この狂った国の世論は、
  狂った視点しか言論できないのだ。 そう見えているのかもしれないが。

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