*英国という国

  英国の概要については‘?’で書いたが、更に書いてみる。

・英国の国民性として『働かないけど、金よこせ』が、
 サッチャーの改革で『働くから、もっとよこせ』に変わったという。
・長年の歴史から階級がハッキリしていて、労働者階級が出世するのは大変だが、
 事業での成否での入れ替わりのシステムはあり、社会的弾力性は維持されている。
・バスからは山は殆ど見ることがない。延々と牧草地が続いており、道路の両側にブナの木や、
 林はブナの木、そしてポプラの木が所どころに見ることが出来る。
 北イングランドの湖水地区や、コッツウォルズのカッスルクームの絵のような村の美しさが印象的。
・牧草地が目立ち、牛、羊、馬が多い。 また豚の牧草地に放し飼いが目だったのは英国的である。
 中世にローマ軍がやってきて、羊を持ち込んだため、多くの畑が牧草地に代わり、多くの農民が失職し、
 アメリカ大陸に押し出される原因になった。 そのアメリカで綿が大量に生産されて、英国に大量に輸入されて、
 羊毛の値段を暴落させたのは、皮肉な自然の摂理だった。
・食料自給率は80%あり、カナダの150、フランスの140、アメリカの130、ドイツの100%、 
 には及ばないものの、日本の40%からみれば、安定している。
・英国は、庭つくりの好きな国民性であり、自然を利用した庭つくりが基本という。
 ちなみに、フランスは幾何学的、イタリアは地形を利用した庭つくりが基本。
・英国は産業革命が始めて起こった国。 当初の自然破壊も大きな問題になり、環境保護の先進国でもある。
・ロンドンなどの都市に入ると同時に目立つのが、一棟が真ん中から左右対照同じ家が多い。それぞれが別の
 家族が入っている。 建売で、互いに気にしないで生活している。(値段が、安くなるからだろう)
・今回の旅行で、家族が仕事の関係で住んでいる人が三組いたが、その人たちの話では、英国は住めば都と、いう。
・今回の世界的な金融危機を直撃したため、国全体がピリピリしているように感じたが、国民性に深い歴史を感じた。
 イギリスは、ファンタジー小説が多く書かれている国が、の背景には、世界から略奪した富の蓄積がある。

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2007年12月10日(月)
2441, 四四太郎の霊日記 ー11
                ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

週一度、娑婆に出るという習慣さえ出来れば、ワシも大体言いたいこをは言え、まあ有り難いことである。 
ところで、そろそろ解りかけてきたことだろうが、ワシは、お主とは別人格ということ。
もちろん、こうしてお主に語りかけるのだから、当たり前だが。 といって、お主の先祖であり、
子孫のお主の脳を通して語るのだから、普通の別人格という訳ではない。まあ、それは折に触れて語るが。
ところで、ワシらの時代には自由とか、平等という言葉すらなかったんじゃ。
その言葉は、外国から来た考えで、ワシらは上下の関係が全てであった。
それと、自由とは何だか解らないところがある。 まあそれはそれでよい。 
霊のワシはお主の霊を通して「いま、ここ」のお主に語りかけているだけなのだ。
だから、お主の霊の奥底から語りかけていると言ってよいが、しかし別の人格である。

ワシの立場からすれば、霊だけになってから、当時のワシとお主はホボ同じに思えるのだ。
400年前に「これ、それ」とか、腹が減ったとか、腹が立つとか思っているワシと、お主が現在同じことを思っているのと、
何処が違うのだろうか。 ただ、娑婆の現象が違っていても、そんなもの霊だけになってしまえば、同じになるのじゃ。
だから、ワシがこうして語りかけているのも、お前の頭を通して語りかけているのも、同じようなものでしかない。
ここで、ワシの立場から言わせると、毎度同じことの繰り返しになるが、娑婆の実相は泡沫でしかない。 
といって実相を見誤るでない。そこには何時も、警告が含まれているのである。
それは何の警告か? 枝葉末節と本質とを混同してしまう過ちを警告しているのだ。
それが娑婆というもの。 その反面に枝葉末節の中にこそ、真実があるのだ。
このように鳥瞰すると、偉い人間より、その辺の普通の人間の味わいこと興味が湧く
のである。 お主の40年近く前の日記で、誰々のことや、何処何処で食事をした
とか、飲みに行った話があるだろう。それこそ、改めて振り返ると懐かしいし、
当時の殴り合いをしたことこそ、如何でもよいことじゃなくて、素晴らしいことだろう。
それをワシが御主に言いたいことなのじゃ。 そういう、両親がいて、姉がいて、友人がいて、酒を酌交わすこと、
そのことが価値があるのだ。喧嘩をしろ、酒を飲んで騒げ、本を読め、何でもすること、それが重要なのだ。
じゃあ、またな!!         )ノ~(  )ノ~(  )ノ~~バイバイーッ!!

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