570, 仕事と性格形成−2

  • 2002年11月04日(月)

以前習っていたパソコンの先生が直前まで教員をしていた。
結婚で辞めた後に「人に無性に何か教えたくて仕方なかった」と言っていた。
警察官は私生活の中でも常に犯罪を探してしまうという。
「できたら子供は警察官とは結婚させるな!」と父が口癖で言っていた。
私生活でも常にあら捜しをしている為、家庭が暗くなるという。
料理屋も絶対に嫁にはやるなとも言っていた、これはいわずもがだが。ーこれは今回の内容と違う。
私の親戚に元大蔵省の査察をしていた人がいる。仕事が面白くて仕方がなかったという。
仲間内で飲むと功績の内容の自慢と脱税の手口の情報交換という。 実直の塊のような人である。
小説家は全てが小説のねたにするのが商売だ。その為に恋愛もし、乞食もする露出狂とも云える。
私など飲食店にしても、スーパーや専門店に入ると、店員の動きやレジや店の規模や客層を常に見てしまう。
それと順調かどうかをも。 そしていつの間にその聞き取りをしてしまう。
前は近くで開店ををすると、一番客になるのが習性だった。
面白いのは母は常に話の内容を1・5倍にして話していたが、衣料量販をしていた時に、
仕入れの1・5倍の値付けの癖が話しの内容に出たものだ。最近になってそれに気が付いた。
本人が本来もっている要素とそれがあいまって性格形成になる。
人間は生物の持っている環境の支配を抜ける事が出来ない猿だ。言葉をもってしまった狂った猿!

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