ライダーの投資家で知られてる、ジム・ロジャーズが、この金融危機についてインタビューしていた。
この人の本は四冊読んでいるが、その行動力は目を見張るものがある。 ここで、
ー「今回のバブルはおそらく世界史上、最悪の借金バブルだった。今後10年は第2次世界大戦以来、
  最悪の景気後退になると思う」 金融機関の公的救済についても否定的ですね。.
 「救済は間違いだ。わずか数千人の金融村の人たちを救うために、3億人のアメリカ人が害を被る。ー
 と、語っている。 これから10年は、世界にとって際どい日々になる。
               金融危機インタビューより  朝日新聞(08年10月17日)
 *ドル失落は始っている   
ーソロス氏と創設したファンドが10年で運用利回りが4千%を超えたことは有名です。
原油など商贔市場の高騰を早くから指摘していた一方で、ドルの暴落をずいぶん前から予想していますね。
「私は米ドルも、投資銀行も売り続けている。バーナンキ(米連邦準備制度理事会議長)は4年間、宅市場には
問題がないと言い続けてきた.が大間違いだった。彼は経.も市場も通貨も何も分かっていないと思う。
知っているのはお金を刷り続けることだけだ」 ドルの基舳通貨体制は崩れるのでしょうか。
「米ドルは今、すでにその地位を失いつつあり、今後数年でドルの価値は大きく失われると思う。
10年前は世界の外貨準備の7割はドルだったと思うが、いまは63%だ。中東湾岸の米国の友好国でさえ、
ドルでなく別の通貨での決済を議論し始めている。こういうことは最初はゆっくり.起こる。
それが次第に速度を増し、最後にはドルからの逃避が起こる」ー米国の投資銀行心、政府系住宅金融
ファニーメイ」や「フレディーマック」が大きな問題を抱えていると、数年前から指摘していましたね。
「市場は狂乱状態にあり、あまりに過熱していた。仕事を始めたはかりの29歳の若者が、高級車『マセラッティ』
を乗り回し、年に1500万ドル(約15億円)も稼ぎ、『僕は頭がいいから当然だ』といさにう顔をしていた。
正気の沙汰じゃない。狂ったような巨大なバプルが発生していた」「無職の人が、頭金なしで、
四つも五つも家を買えるなんてことは歴史上なかった。あり得ないことが起こっていた。
金融や歴史、市場を少しでも学んだものなら、すぐに分かる」1危機対応として大幅に金融緩和を続けると、
どんな影響が考えられますか。「さらなるインフレ、ドルの価値下落、高い金利だ。
はんそうこうを重ねれば重ねるほど、経済は長期低迷する。欧州もお金を刷り続け、日本は超低金利
これはすでにひどい問題を引き起こしてい.る。ガソリン、教育費、娯楽費だって過去2、3年でみな値段が上がっている」
「今回のバブルはおそらく世界史上、最悪の借金バブルだった。今後10年は第2次世界大戦以来、最悪の景気後退
になると思う」ー破綻の連鎖を避けるために米政府が実施するという、金融機関の公的救済についても否定的ですね。.
「救済は間違いだ。わずか数千人の金融村の人たちを救うために、3億人のアメリカ人が害を被る。
世界全体にとっても良くない。だめな会社を積み上げた政府債務は半年前はざっと5兆ドル(約500兆円)ゆそれが、
ファニーとフレディーを抱え込んだことで、たった1週間で6兆ドル増え、2倍になつてしまつた。
2社の負債だけで6兆ドルあるからだ。一部は戻ると強調する人たちもいるが、私には分からない。
さらに、2社には簿外の金融派生商品が数兆ドルあり、負債はさらに膨らむだろう。なのに、かなり少額で、
済むかのようにしか説明しないバーナンキやポールソン..(米財務畏官).はうそをついているというよりも、
愚かなのではないかと思う」      (出張先で日課の運動を終えたはかりの同氏にインタビュー)
ーー以上だが、
 ともかくも、現在のアメリカのヘッドが交代しないと!

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