549,「宣戦布告」
 - 2002年10月14日(月)

 先日、映画の「宣戦布告」を見てきた。 北朝鮮拉致事件の帰国も迫っていることもあり、
迫力と現実味のある面白い内容だった。「日本海沿岸の海に,一隻の国籍不明の潜水艦が海岸近くで座礁した。
浮上した潜水艦からは、戦闘服に身を包んだ男たちが出現、夜の闇の中に姿を消していった。
−そんな中からかって無かった未曾有の緊急事態に見舞われる。 今の法律では北朝鮮の戦闘員に発砲すら許されない。
追い詰めるが、一方的に射殺されていく。そして全面戦争への危機に発展していく姿」をまねいている。

 この危機状況は、現実に起きても不思議でない状況である。
スターリン時代のソ連が、プチの状態で存在しているのが北朝鮮である。
その現実と平和ボケの日本をこの映画はいいたいのだろう。日本も北朝鮮に似ているのが皮肉だ。
日本の官僚は北朝鮮のそれと全く同じといってよい。巧くカバーしているだけだが?
今の経済危機の状況にも酷似しているのが不思議でもある。相手はアメリカでしかないが?!
非常事態にも、その危機状況に気がついてない政府と官僚の姿がそこにあった。
明日にも拉致をされた5人が帰ってくる。そのうちの3人が新潟県で拉致をされた人だ。
その姿を見て世論が沸くだろうが、景気にマイナスにならないかと心配だ。そこにある危機を実感するからだ。

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