2004年10月07日(木)
1283, 原油高騰の不安

原油が、あれよあれよいう間もなく高騰を続けている。
昨日の段階で51ドルで、このまま行けば、11月以降61ドルもあり得るという。
イラク戦争後、原油供給国の政情不安を引き金に始った暴騰に歯止めがかかっていない。
産油国はフル生産をしているが追いつかないという。 この高騰には、イラク戦争の政情不安だけでなく、
中国経済原油消費が「底なし沼」のためという。既に、日本を抜いてアメリカに次いで世界第二位の消費国になった。
 これに
・ベネゼイラの政情不安
・ロシアの石油大手ユコス社の輸出大幅減
・メキシコ湾を襲ったハリケーンによる影響による精製施設の稼働率のダウン などが重なった為である。
これを材料にヘッジファンドが、巨大な資金をつぎ込んで先物取引市場をあおる。
いわゆる「ペーパー取引」は9月、実需の2.5倍もあったという。ユダヤ資本が動いているのだろう。
いずれにしても、日本経済にとってはボディ・ブローになるのは時間の問題である。
デフレという前門のトラ、インフレ懸念という後門の狼の気配がしてきた。
原子炉に対して多くの批判があるが、(必要悪としても)日本にとって造っておいて良かったことになる。
中国は世界にとって、大きな波乱要素になりつつある。

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