2001年09月11日(火)
[141] (日本的)カースト制度−3

まず地方のカースト制をさらに書く!
地方の平均的なプチブルをみてみると、資産が大体5億が目安。老舗が10億が上クラスの老舗企業。
個人の年収が2000〜3000万。会社も3000〜一億あたり。

この辺りが地方カーストの上部になる。それも7〜8年つづけているかが基準となる
そこに地銀の頭取を頂点としているのが面白い。
お医者さんに、坊主に校長先生。会計士に弁護士、後はどうでもいい。

母が面白い話を聞いた。
嫁に来た時に父に聞いたそうだ。
母「この家は金持ちなの?」 父「う〜ん’7万ある。」
その時代の長岡の基準で5万が金持ちだったそうだ。
72年前の話だ。1万倍か5000倍かというところか。そうするとやはりそんなとこか。

話を元に戻す。日本の官僚とその体制の官僚社会主義者の崩壊の話。
その大本が大蔵省、その次が外務省その次が通産とか。
大蔵官僚が今までの日本的社会主義体制の大要。
先日書いた長期国策銀行ー日本勧業銀行、潰れた長期信用銀行を頂点とした
銀行ピラミッドができている。都銀、地方銀行第二地銀、あとは信金ーとつずく。
テリー伊藤が革命的な本書いた。「大蔵に検察は手を入れることができない。予算を減らされるから。」

検察はカースト制度を当然と信じていた。 しかしよくみたら犯罪の巣窟であった。
それが先年のの大蔵官僚の大量逮捕になった。 そして今外務官僚に対象が移った。ほとんどが内部告発である。
さすが外務、キャリアは捕まってない。いまは情報機器が発達している。
精巧なカメラやパソコンで直ぐに検察マスコミに送られてしまう。

ソ連社会主義崩壊と一緒だ。あれは情報手段を一般大衆が手に入れたため始まった。
これからますます混乱は当分続く。