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福田首相の辞任表明で、政局が動き出した。
前より政治に対しては関心が薄く、なるようにしかならないというスタンスであった。
どれもこれも、大した人物はいない。 ただし、ここまで国が行き詰まると、無関心ではいられない。
これまでの日本人は、どういう訳か自民党の仕掛けに弱い。
麻生を目先立て、何とか政権を維持しようとするが、負けるだろう。 もしそう判断すれば、
小池百合子を首班に立て、小泉を行政改革大臣担当副首相として、捨て身の作戦の可能性がある。
しかし参院との捩れを解消するためにも、一度は野党に政権を譲って国民の声を聞くのが筋。
民主党も、直ぐにボロが出て、政界の再編成になること必定。
本来は、アメリカ大統領選挙の結果を待って、アメリカが民主党なら日本も民主党、共和党なら自民党にすべき。
しかし現状は自民党政権が政権を持ち続けること自体に問題がある。
見ている分には面白いが、日本の置かれた現状があまりに厳しい状態。
民主党が政権をとって、日本を一度解体して日本合衆国を作り変える位の改革が必要である。
日本に巣くっている官僚を解体して、権限を8州に委譲することだ。
?北海道、?東北6県、?新潟、群馬、長野、石川、富山、福井の中部州、?東京、埼玉、千葉、神奈川の関東州
?静岡、愛知、山梨、紀州の何県かに飛騨と、岐阜県など名古屋州、?大阪、京都、兵庫の関西州、
?四国と広島、岡山などの中国・四国州、そして?九州・沖縄州である。
そして政治形態はアメリカをソックリに真似ればよい。 現在の日本には無理だろうが・・・・
しかし、待ったなしのところまで来ているのに、日本人そのものがアメリカの実質統治の戦略で、骨抜き。
日本の政治家で気骨のある男がいないものか。
小泉は批判はあるとしても世界のグローバル化に対応する方向づけをした。
現在は「アメリカ一極から、中国・インド・ロシアと多極化する世界に対応する方向付け」をしなければならない。
その意味では日本は歴史的に見ても大きな転換期にある。 その点で麻生は選挙管理内閣レベルの繋ぎ役。
阿部、福田と、麻生と、二代目である。 それも、一人として選挙で洗礼されてない。
麻生は衆院解散後に否認されるのは当然の成り行きである。
「御前に何が出来るのか?前任者と比べてみればドングリか、それ以下!」の、一言で終わり。
「御前様、直ぐにバラマキを始めただろう、この馬鹿野郎! 哀れなものだ。」は追加。
政治談議を、このように書いてみると面白いものだ。 それにしても危ない!
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