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2003年09月02日(火)
881, 讃岐うどんの店
最近ブームになっている讃岐うどんのチェーン店に行ってきた。
100円からの讃岐うどんを食べられる客単価400円の店だ。
揚げ物などを皿に取り、うどんを注文して勘定をする方式をとっている。
社員食堂のセルフ式をそのまま讃岐うどん屋に取り入れた業態である。
・一回目に食べたのが「肉コロッケと、掻き揚げと、普通の讃岐かけうどん」で約500円であった。
・2回目は、「100円の小のかけうどんにオニギリとハンペンと天ぷら」で400円であった。
客層は家族ずれからサラリーマン風とOL とばらついていた。
一組あたりの滞店時間が20分位で、非常に短いのが特徴だ。近くにあったら週に一度はいくだろう。
気軽で300〜400円で済むからだ。ガソリンスタンドと同じで、セルフ方式そのものが受け入れられている。
セルフ方式を取り入れて、美味しい?ものを安くしているところがミソだ。
家族で美味しいものを食べにいくところではない。お腹を満たす為に行くところだ。
新潟駅前の自社の事務所の近くに牛丼の「松屋」も開店予定だ。おそらく週に一度は行くことになる?だろう。
遅かれ早かれ、この業態の讃岐うどんチェーン店も出てくるだろう。
客単価の低いところをねらった店が求められているからだ。今までの単価の半額が目安である。
これは一時的ブームで済むのか、このデフレの時代の大きな潮流にそったものなのか、
今のところ判断はできない。しかし、セルフ方式の合理的システムは流れに沿っている。
最近の居酒屋チェーンも闘いの中から、必死にそれぞれの新しい業態の店を創ってくる。
いかに消費者に受け入れられるかの闘いである。 その闘いを避けた店は受け入れられなくなる。
その意味で個人経営の居酒屋はますます苦しくなっていくだろう。
飲食店のウォッチングは身近で判りやすく面白い! 趣味といってよい。
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