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2003年01月17日(金)
649, 損切り
ある経営セミナーの案内のパンフレットが送ってきた。
題目が 「会社と個人の資産防衛策」副題が ーいま「損切り」してこそ新しいチャンスがつかめるー
その内容がなかなか面白い。このパンフレットに殆ど90?が含まれている?
その概要を書くと以下のとおりである。
・大清算時代ー含み損を吐き出してしまえ!
・個人も会社も、いまは「損切り」をしないと生き残れない。
いまは有事の時、平時の常識を捨てなさい。
−不採算部門の切捨て
−不良資産の切捨て
−不良幹部ーヘドロの切捨て
ー倒産を恐れるな
・不動産は「短期の流動資産」と考えよ、決め手は利回り
−まだまだ不動産の大放出が続くと思え
−より安全で、より高利回りのものに切り替えよ
・銀行取引の全面見直し社長は先手を打って資産を守るべし
ー次は地銀・第二地銀・信金・・・金融機関の大編成が始まる。
−貸してくれない銀行には返さないこと。
−手元流動性資金の確保が絶対に必要
−絶対に応じるなー追加担保と追加保証人
−担保に入っている社長個人の不動産を会社に売却
・5年先を読むと先手必勝である。
−国債の暴落から始まる大マネー戦争になる。その結果金利上昇・円安そしてハイパーインフレ・・
−不動産の金融商品化が本格的に始まる。
−円資産だけでは危ない時代。 ゴールド・円でドル建て預金
−事業こそ最大の資産だ。その事業を良くしておく事 それはデフレに勝ている事業だ。
ー以上がその内容であるー
「処分すべきは処分をして、徹底的にスリムな体質にすべきだ」という事だ。
去年から、個人の事業用資産を会社に譲渡して損だしのプロセスに入った。
次に、会社のデフレからきた損だしのプロセスに入るが? ここで思い切ってやらねばならない時期が来たようだ。
体力あるうちに先手を打ってやるべしということだ。 先行きはもっと悪くなるのは自明のことだ。
こういう時代は知恵を絞って乗り切るしかない。 この数年は負け組みの最後の整理が控えている。
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