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2004年07月26日(月)
1210, つれづれなるままに
ーアメリカの最終断末魔ー
アメリカの双子の赤字は何を意味するのかを考えると、底知れない恐ろしさをおぼえる。
石油の決済は、全てがドルでおこなわれている。 アメリカがイラクに侵攻したのも、フランスや
ロシアがフセインとユーロダラーで決済をしようとしたからといわれている。
現在の世界の石油の決済は全てドルでおこなわれているが、ユーロでおこなわれれば、ドルへの信頼感が薄れる。
輪転機でドル札を刷って世界中から物資を集めていたシステムが壊れてしまうからだ。
アメリカにとって双子の赤字など、全く問題はない。輪転機の紙切れの数字がマイナスをあらわしているだけである。
それとアメリカ国債も同じく紙切れでしかない。 かろうじて、その二つの暴落を防いでいるが、
ある日突然で恐慌を引き起こして、その価値を落としてしまえばよいだけだ。
全く酷いものである。手形乱発とどこが違うというのだろうか。
そのアメリカの属国が日本である。日本がその一番被害を被ることになる。
アメリカの断末魔の後は世界大恐慌となり、日本崩壊は?
ー「有限会社」が廃止ー
再来年から、有限会社制度が廃止されて株式会社に一本化されるという。
現在の実体からして、中小の株式会社と有限会社を区別をする必要性が乏しいと判断された為だ。
これまでの中小の株式会社に規制を有限会社並に緩和をして、取締会や監査役の設置義務を撤廃する。
もともと有限会社は、資本と経営が分離してない中小企業を想定していた制度だ。
中小企業でも、会社の格にこだわって株式会社を選択するところが多かった。
中小の株式会社に義務つけていた取締役三人以上で構成する取締役会や、監査役に
関して、約款で自由に決めることができるという。最低一人の取締役でも設立可能となる。
ただ、中小株式会社のうち、株式譲渡制限のない会社については、株主保護の
観点から取締役会と監査役の設置義務を残す方針という。
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