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2007年07月15日(日)
2294, ハニカミ王子に、ハンカチ王子って何?
オハ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(≧∀≦)゚・*:.。. .。.:*・
ハンカチ王子の後はハニカミ王子とか、いい歳をしたオバサンが騒いでいる。
「これって何?」と、家内に聞いたら「韓流(はんりゅう)ドラマの熱が醒めかけたきたオバサンたちが、
身近な若い子に憧れている現象」と、TV番組でコメンテーターが解説をしていたという。
女性は「シンデレラ・コンプレックス」を持っていて、心の奥で私を探し出してお城に連れて
行ってくれる夢がつきまとうという。 解らないでもないが。この現象の起こる4年前に発刊された
中村うさぎの著「壊れたおねいさんは、好きですか」ー母性という名の魔女たちー
に、このオバサンたちの切ない心情が書いてあった。(また、うさぎ、である)
男が女に求める処女性と同じように、清潔な王子様願望である。
この中のホストに求めるオバサンの本音が、王子様願望として転換した心情。
可愛いといえば、それまでだが・・・・
ーー
【「壊れたおねいさんは、好きですか」 中村うさぎ著
ー魔女が白雪姫に嫉妬した理由ー P−64】
「ホストって、色っぽいオーラが出てないよ。お肌もツルツルで、毛なんか生えてなさそうで、
男臭さが全然ないんだもん」「まあ・なかには男っぽいのを売りにしてるホストもいるけどさあ、
そーゆのはたいてい単なる勘違い野郎で、単に無神経だったり、ガサツだったりするだけなんだよねー」
「そうそう、そ〜ゆのは男っぽいんじゃなくて、タダのバカだよ。バカにはフェロモンがないからね。
結果的には、ホストにフェロモンはないってことになるよね」
「男っぽさ」と「ガサツさ」とを混同してる男に、フェロモンなんかあるワケない。
フェロモンってのは、ある程度、知性や品性を隠し持ってるモノなのだ。
「男の獣性」なんてものに惹かれる女はいようが、それだってよほどの
マニアじゃない限り、本当にケダモノみたいな男を求めてるワケじゃない。
心の中に野獣を飼い慣らしてるような男をこそセクシーと感じるのであり、
野獣を飼い慣らすにはある程度の知性や品性が必要なのである。
一方、ホストたちの多くは、野獣どころか、愛玩犬のような清潔さと人工的な美貌を
備えており、そんなお人形みたいな男たちにフェロモンの発生する余地はない。
だが・私も含めた一部の女たちは、そんな清潔で無毛の人形のようなハンサムに、
強く惹かれてしまう。我々にとって、彼らは「王子様」なのであり、
王子様にはフェロモンなんかあっちゃいけないのである。考えてもみるがよい。
王子様がフロモンむんむんの胸毛生やしたラテン男だったら、シンデレラも白雪姫も、
抱かれた途端に鼻をつまんで逃げ出すぜ。だって彼女たちは、処女なんだもの。
世間知らずで臆病な処女のお姫様は、中性的な美貌を持つフロモン皆無の王子様にしか心を許せない。
と、このようなことを言うと、「中村、おまえは処女のお姫様のつもりか。四十四歳のバツイチ女が」
などと嘲笑されそうだが、自分が処女でもなければお姫様でもないからこそ、私は「王子様」を
必要としてしまうのであった。いや、もっと言えば、私が「女」ですらなくなったからこそ、なのかもしれない。
ある時期から、私は「女」になった。「少女」でもなく「お姫様」でもなくなった私は、「女」
というアイデンティティを、さしたる感傷もなく受け容れ、何の疑問も持たずに「女」として生きてきた。
ところが中年にさしかかった頃から、もう「女」として生きていく必要すら感じなくなり、
人生から「男」を締め出してしまったのであった。「女」でなくなった中村は、「男」の代わりに、
フェロモン皆無の「王子様」を愛玩する趣味を持った。 ボケ老人が幼児に退行するように、
「女」をリタイアした魔女は姫様に退行するのであろうか。白雪姫に嫉妬した魔女は、
本当は白雪姫より王子様が欲しかったのかもしれない。だとしたら、あれは哀しい話である。
−−−−
という内容である。王子様願望の中年女性の心情が解ったような、でも少し解らないような・・・
満たされてない女性は、何かを追いかけてないと居たたまらない?ということか。
それとも、ハンカチ王子様はホストの代用として騒いでいる、ということか。
ホストは、それを知っているのだろうが。
そういえばプロのホステスやママは、何もかもご存知で、お相手をしてくれた。
今は、その残存のママ?しかいない。それも、性的な魅力はゼロとなってしまえば、
サッサと帰った方がよい。 いや、行かないでよいということ! アフォ〜
byebyeヽ(o・ω・o)ノ゛
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