2004年07月08日(木)
1192, 国家破綻?ー読書日記

       藤原直哉 長岡中央図書館 2004年7月3日
この4月に出版された国家破綻?を読んで、暗澹たる気持になった。
前刊を読んだときは、まさか!と思いつつよんだが、今回は現実的として読むことが
できた。不況をセンセーショナルに書いてあるが、ジックリと読んでみるとけっして誇張には思えない。
現在の景気は中国のバブルとIT・デジタル関連の好況で、少し景気が持ち直して
いるように見える。しかし私の事業を通して見える世界は、それとはほど遠い世界である。
去年の11月のりそな銀行の破綻、そしてUFJ銀行のトップの追放劇などからも、
その根の深さに只ならぬことが垣間見れる。

アメリカのブッシュ政権も風前の灯である。小泉首相も改革といいながら実際のところ
何もできない現状を見ていると、20世紀的なものの最終崩壊の時期がきているようである。
アメリカとイスラエルはマスマス世界から孤立、アメリカ経済もいつ崩壊するどうかの状態といってよい。
現在、好調に見える中国もバブルのピーク、はじけるのは時間の問題だ。
円もドルも輪転機でこれだけ多く刷っていれば、何時かは価値がなくなり、紙くずになる。
ハイパーインフレが必ず来るという筆者の主張も当たり前といえば当たり前である。

国民向け国債を販売したら、国家としての体をなさない状態と五年前に聞いたことがあったが、
いつの間にか販売を始めている。第二次世界大戦で国家が大量に国民に売り出し、敗戦と
同時に紙くずになった歴史がある。紙くずの分配でしかないのに国民は気がついてないのだ。
もう、守れる資産は現物の金を持つしかないという主張も肯ける。
現状を考えると、どうしても悲観的になってしまうのは仕方がないことか。

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2001年07月08日(日)
[76] 行ってきます!
まずコペンハーゲン
今日8時57分長岡発 15時成田発ロンドン経由
2日目はベルゲン
3日目はバルダンゲル・フィヨルド
4日目はグッドバンゲン。フロム。オスロ
5日目はストックホルム
6日目はストックホルムから船旅〜1泊
7日目はヘルシンキ
8日目はレニングラード
9日目もレニングラード
10日目モスクワ
11日目帰路
12日目早朝成田。