2002年06月26日(水)
449,吉村作治ーピラミッドは王様の墓ではない!ー2

「歴史」ー岩波文庫
に書いてあるが、紀元前ギリシャヘロドトスがピラミッドを見たときに、
近くにいた老いた神官が「これは何か?」の問いに「王の墓ではないか」
と答えたという。ただそれをヘロドトスが歴史書に書いただけで、数千年それが信じられてきただけだという。

最近になってピラミッドを造った人達の街が見つかった。墓や出勤簿が出てきたという。
それまでは奴隷が造ったと信じられてきた。出勤簿には欠勤の理由が書き込まれていたという。
二日酔い、兄の結婚式等々。発掘で事実がまったく変わってしまう。日本では中ぐらいの川が3000本あるという。
エジプトはナイル川一本だけ。

しかしエジプトの農耕地は日本の面積分が今もあるという。ピラミッドは公共事業という説がある。
それも無用の長物だから意味があるという。収穫の50?が王様、25?が地主、25?が農民が取った。
する仕事がない時に王様が25?をその公共事業のために放出したという。一回だけ200年かけて4,500年前に運河を作った、
しかしそれが王様の利益と判ると二度とそれをやらなくなった。 その後神殿造りに変わっていった。

今地球上で61億人中45億の人間が神がいると信じているという。当時のエジプトで神について以下のように考えた
・一番良いのは、神などいる訳がないと理解した上でいた方がよいという考え
・二番目に良いのは、神が本当いると信じること
・三番目は神はいないと思うこと
・最低なのは神がいてもいなくてもどうでもよいと思うこと
{これが今回一番面白い内容であったー現代人とあまり変わってない}

日本は古い国と思っているのは日本が世界を知らないだけでしかない。新しい国だ。
AC3世紀にはもうエジプトは終わっていた。エジプト中には83のピラミッドがあるという。
ほかに50はあるといわれているが、まだ発掘されてない。王様にも最大5個のピラミッドを持つ者や、
ゼロのものもいる。今は3年に一個の割合で発見されている。最終出るまでに後200年かかるといわれている。

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