■
2005年05月23日(月)
1511, 子供や若者が変!
若い人や子供をみて、「いまの若い者は!」とか、「今どきの子供は!」とだけは、言いたくはなかった。
同年代の人が、この言葉を言ったら顔を歪めていた。
古代の遺跡にも「今どきの若いものは」と書き残してあったという。
しかし最近になって、じっくりと小学生や高校生を見てみると、やはり[最近の子供がおかしい]
と思うようになった。どうも、例の「ゆとり教育」のぶざまな結果である。
一時「ゆとり教育」が騒がれたが、いまや余りの学力低下に文部省も慌てふためいて
指導要領を見直すことになった。世界からみても、日本の学力低下が著しく目立ったためである。
20年前からスタートして、2002年開始の学習指導要領で完成したはずの「ゆとり教育」が、
「学力だけでなく、質そのものの低下になってしまった」と、いうのだ。
それでは、その「ゆとり教育」とは何だったのか
ー以下は、あるHPから抜粋した学力低下の実態であるー
OECDが3年に一回、世界41の国と地域を対象に行っている
国際学習到達度調査の成績が前回は8位であったが、今回の調査で日本は14位。
3年で6位も転落してしまいました。日本が得意とされてきた数学力でも日本は1位から6位に転落しています。
この傾向は他の調査でも同じで明らかに日本の子どもの学力は低下している。
また、日本地理学会が発表した初の「世界認識調査」で、日本の大学生や高校生を対象に最近ニュースなどで
よく取り上げられる世界の国と地域の場所を認識しているか調べたところ、
約4割がイラクの位置を正しく認識しておらず、アメリカも約3%が場所を知らないという実態が明らかになった。
一方、日本の子どもが宿題する時間は1時間で調査国の中で最下位。
また、学校以外の学習時間は、1週6.5時間で、世界の平均8.9時間を大きく下回ってます。
ここからは、テレビに夢中で、勉強せずに、次第に能力が落ちていく
日本の子供という現状が浮かび上がってきます。 一体、何がいけないのでしょう?
原因のひとつは「ゆとり教育」とも言われています。
ゆとり教育は、1976年、中央教育審議会(当時の教育課程審議会)が受験戦争の激化や知識偏重教育を批判して、
「ゆとりと充実」という言葉を答申に入れたことが発端でした。
そしてそれ以降、このようにゆとり教育政策は進められてきました。
天然資源のない日本が大国になることが出来たのは、
明治以来の教育による優秀な人材を輩出したことが大きいと言えます。
それらの人材は「国定教科書」という一律の教材を使用し、
一律の教育方法で、全国共通の標準語で教育されて生まれました。
しかし、この教育は「兵隊とロボットを作る教育」とも言われ、
戦争においては優秀な兵士を大量に、
戦後においては、工業社会の優秀な戦士を大量に育成する教育法でもあった。
一定限度の能力を持ち、協調性のある人材を生み出しますが、独自の発想や、
周囲よりぬきんでた能力の開発という意味ではむしろマイナスの教育だったのです。
しかし、現代の情報社会の本質は、そういった人材作りとは
違うところにあるのではないでしょうか。
これからの教育にはこれまでの一律の教育から脱皮して、
「独自の発想の出来る人間の教育」が急務なんです。
では、どうすれば、そのような人材を育成できるのでしょう?
ーーーーーー
以上であるが、ゆとり教育の結果が、その弊害だけがでてしまった。
「お子様大事、優先」の結果、どうにもならない馬鹿な世代が出来上がってしまった。
現在の小学生から大学生を中心にした世代である。教育現場では、大問題になっているという。
現場の教師が一番そのことを知っており、自分の子供は私立の小学校・中学校に入れるという。
それだけでなく、小学校の先生は父兄に私立の中学に行くようすすめているという。高校にいたっては、
30?も中退するところもあるとか。特に、外資系の会社員は「ゆとり教育」など認めてなく、
個性のある私立校に当初から子供を進学させていた人が多い。
何か、失われた10年は経済・政治だけでなく教育界も同じだったようだ。
衰退する時とは、こんなものだろう。 恐ろしいものだ。
・・・・・・・・