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2005年05月22日(日)
1510, ご自愛のほどー2
この本は仕事も家庭も愛するひとりの女性が、長年の経験と知恵と、大切にしてきたことを娘のために綴った、
詩のような言葉である。 著者は、この本を完成させてまもなく、命まで本にこめて亡くなってしまう。
そう思って読むと、またどの一行も深く感じるものである。彼女が亡くなった後で、娘が自費出版を続けていたのが、
出版会社に目がとまり、多くの読者に読まれるようになった。
多くの人が、自分を愛することに疎いだけでなく、むしろ憎んでいるように思われて仕方がない。
まず、ありのままの自分を、ふかく、ちゃんと、しずかに、ゆったり、愛することが必要である。
「着飾った他人向けの自分が好かれる」ことよりズット大事なのに。
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自分を ありのままに愛してみたら
ふりかえることが できるようになった。
自分が混乱していたときのことを闘っていたときのことを
かなしみに打ちのめされていたときのことを
そして こう思うようになったのだ。
ーそれらもまた わたし自身の姿であり 愛するに値するものだ。
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自分を深く愛してみたら
心を思いきり広く 開けはなてるようになった。
そして この世をおおう苦しみもかなしみも 受けいれられるようになった。
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以下は字数の関係でカットしました。
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