2004年04月13日(火)
1106, 大逆転-ヘビー級の醍醐味

昨夜、ヘビー級の世界タイトルマッチを見ていて驚いた。
圧倒的有利のウラジミール・クリチコフが、サウンドバックのように
相手選手を攻め立てていた。そして4回に相手選手がダウンをきっし、
ノックアウト寸前。 5回はいつダウンをするか一方的の試合になってしまった。

そしてラストの40秒前に、相手のパンチが当たって、最後0秒で劇的大逆転で
クリチコフが負けてしまった。数年に一度見れるかどうかの面白い内容であった。
映画の「ロッキー」を見ているようであった。ヘビー級はこれがあるから面白い!
当り前のことだが、見ていないと、その面白さがわかるわけがないが。
9回2アウトからの大逆転のようなものである。

最盛期のタイソンが日本でまさかの敗退や、レノックス・ルイスが
数年前に負けるわけのない選手に一発で負けた試合を思い出す。 しかし今回みたいに、
サンドバックのように一方的に攻められていた選手の、劇的な大逆転も珍しい。

子供の頃の楽しみは、「巨人・大鵬・玉子焼き」ではないが、ごく限られたものであった。
白井やファイティング原田や海老原などの世界戦が思い出に残っている。
それと青年期にはカシアス・クレイ(アリ)とリストン戦や、フォアマン戦が記憶に残っている。

ボクシングも最近以前のように熱心には見なくなってしまった。
しかし昨夜の対戦は記憶に残る面白い内容であった。

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