・世界のターニングポイントは、
 ソ連が崩壊した1991年か、
 アメリカの9・11テロの起きた2001年か、意見は分かれるだろう。
・日本は、バブルと、その崩壊の(1986年12月から1991年2月までの4年3か月の)1991年か、
 阪神淡路大震災オウム事件、そしてネット社会の始まりをつげるウィンドウ95の発売で始まる
 ネット社会の起動の1995年か、これもまた分かれるところである。 
世界にとって、ソ連の崩壊と、アメリカのテロによる威信の失墜と弱体化は、同じ位の意味はある。
世界も、日本も、その背景にあるのは、情報化社会の到来によるグローバル化がある。
民族と宗教対立が世界規模で生じてきたのである。そして中国ではオリンピックを契機に大波乱になる。

   「日本はバブルの発生した1986年からウィンドウ95・阪神淡路大震災・オウム教事件の発生した10年間、 
    世界はソ連崩壊の1991年から2001年の9.11事件の10年間が、ターニングポイントの期間になる」
    ということになる。

これは20世紀から21世紀への時代の千年単位の変化で、その背景にIT革命などの科学の飛躍的進歩がある。 
まさか、ソ連が崩壊するとは思っていなかったし、ニューヨークのアメリカを象徴するビルが
二つ瞬時に消滅するなど、考えられない事件であった。

日本では、バブルと、その崩壊、そしてインターネットは大事件である。
20以上あった都銀が、あれよあれよという間に3つに集約され、西武グループも、西武鉄道も解体された。
デパートも、ここにきて4つに集約されようとしているし、ナショナルチェーンも2つに集約された。
ターニングポイントは、10年にわたったが、その余波は政治経済の事象を大きく変え続けている。
それだけ大きな時代の断層は大きいのである。

身近では、僅か3年半で大地震が二度も起きた。
幸い事業には最小限の影響ですんだが、それでも決して甘い状況ではない。
ハッキリいえることは、これで新潟県のエネルギーが10〜15%ダウンした。 その中で、
一つ状況への対応を間違えれば事業として即死するしかない。これは、どの事業も同じことだが。
もう一つターニングポイントといえば、今年が大きな変わり目になる。
恐ろしい年と覚悟をしたほうがよい。 特に、後半に政治も経済も大波乱がある。


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