2004年03月23日(火)
1085, 「80対20」革命 −3 (読書日記)

現在、全ての企業は新しいコンセプトの創造と、その業態つくりが
求められている。
その一点に、全てのエネルギーをむかなくてはならない境目の時代である。
ところで、その途方もない「創造活動」はどのようにして起こるのだろうか?
この書で解りやすく書いている。

・創造活動の一つは、「既存のものを再構築する」ということである。
「日の下に新しきものなし」と旧約聖書にも書いてある。
一万年前の農業革命も、自然の中に元々あったものを再編成をして、
はるかに生産性の高いものにした。
そして1750年以降の農業革命は、古来の生産様式を再編成をして、規模と機械の効力を利用した。
現在のバイオテクノロジーは自然の行為を真似をして、その速度を上げ、
新たな変更を行っているに過ぎない。

・第二の特徴は、
「もっとも大きな強力な力を増大させる」というこである。
自然な力は無数にある。生物も生物でないものも。
創造に役立つものはその中の少数のものだけである。
有益なものは少数しかない。植物の中で、滋養分が多いのは少数である。
栽培方法でも、優れているものは少数である。生産物の中で、多産のものは少数である。

・創造の第三の興味深い点は、「創造は、アイデアと個人がぶつかり結託するときに生じる」
ということである。創造の本質は物理的なものではなく、知的なものである。
マイクロソフトのアイデアは砂漠の砂遊びから生まれたのではなく、
色々なアイデアをいじくり回したことから生まれた。
創造に必要なものは、アイデアと個人、それも少数のアイデアと個人である。
偉大な科学的飛躍はすべて、元をたどれば個人や小チームがあれこれ考え
再構築した少数の豊かなアイデアである。

・ビジネスの創造には、第四の特徴がある。
「ビジネスの創造は、顧客にとって価値が向上するものでなくてはならない」
ということである。より多くのものをよりやすく提供することである。

創造をおこなうことが不思議でもなんでもないのは、
科学者の非凡な才能や狂気じみた発明家、霊感を得た起業家だけである。

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