<「なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか」
                         高草木陽光 (著)
 リタイア後、家庭内の力関係が明確に変わってしまった。最後のシェルター
の自宅が、家内名義と相成り、居候の身分。その愚痴を繰返し、ここで書いて
きたが、我慢をするしかない。 チョッとでも反論でもすれば、
「家事を何もしないで、何よ!」と怒り出す。それそのままの題名の本が、
図書館の返却コーナーにあった。ある東京の友人と、リタイア後に、数年ぶりに
地元で酒を飲んだ時、「そろそろ引退をした方が良いよ。手ぶらも良いものだよ」
と話を向けると、「実は、数年前に1年半、リタイアをしたが、次男と同居を
していて、4畳半の一室で座敷牢のような生活。連れも、息が詰まるのか、
直ぐにパート先を見つけて…」という、何処も同じかと実感。 知人の愚痴を
間接で聞いた内容とは… 「連れに、一度、外の出て行って!居るだけで息が
詰まるのよ!と言われても、そうそう行くところも無いし…」と、生々しい。
 私の場合、仏間の半分の3畳ほどの書斎コーナーと、寝室の大型TVの前で。
大半を過ごす。あとは、スポーツジムと、電動のクロスチャリの散策。
 …ただし、この生活を気に入っている。 
 家内は週の大部分(4日以上)の半日は出歩く。人生の消耗は、ほぼゼロ?
のような、宇宙人のような! 68歳で顔に皺一つないのが自慢? で、雨雪が
続くと、腹いせに…『何にも家事をしないで、何よ!』と、気分転換で解消。 
 堪ったものじゃない。そこでソクラテスが愚民に対して吐いた言葉、
「犬に吠えられて怒る人はいない、それと同じさ!」と、聞き流す。…私は? 
「居ないより、遥かに良いさ…」と、
「私と40回も秘・異郷ツアーに… 同行してくれただけでも有難いと思わなくては」
「天然ボケにも、良いところ3に、悪いところが1。私も同じようなもの?…」
一が諦め、二に感謝、三、四が無くて、五に微笑み、ですか? 
 少し無理が、ありますか! いや、かなり? 今では微笑みから、苦笑い!

――
    ー内容紹介ー
  なぜ夫婦はこうも相容れないのか! ?
「夫婦なのに夫婦じゃないような気がする」
「夫(妻)の気持ちがわからない」
「些細なことでケンカになってしまう」
「もっとお互いを理解し合いたい」
 そんな悩みをもつ夫と妻のために、夫婦問題カウンセリング7000件の
実績をもつ著者が、これまでの相談内容から導き出した解決方法を紹介!
具体的な事例をあげ、「夫と妻の考え方の違い」
「夫と妻の受け取り方の違い」「問題になりやすい事柄」
「改善策につながるヒント」「考え方のポイント」を、
家事、育児、会話など38のテーマ別にアドバイス
 このままでいいのか悩んだらこの本を開いてください。
いま何かを決断をしようとしているなら、その前に読んでみてください。
きっとこの本の中にあなたの答えが見つかるはずです。
何らかの問題を抱えている夫婦にも、ひとり頭を抱えて悩んでいる夫・妻にも、
「うちは問題ない」と思っている人にも役立つ!
夫婦関係はちょっとしたコツさえつかめばうまくいく。
いま以上に生きやすく、潤いのある人生を構築するために、ぜひお読みください。
――
▼ 腰痛の持病で… 私が出来るのは、御得意の『聞き役』で、一通りの、
 その日の出来事と、面白かったニュースの感想を返すことと、最近では、
外出の際のファッションチェック。二者択一の判断で、私の選んだ方に、
『私も、そう思っていたの!』と、必ず宣う。『だったら聞くな』と言えず。 
基本は、聞き役に徹して、カウンセラー役と割切ること。
 姉4人の我ままの実情を独身時代に見聞きした情報があればこそ!

・・・・・・
4687, エッセイ力は人生力 ー2
2014年01月13日(月)
              「60代からのエッセイ教室」木村治美
  * エッセイを書く目的と、日記との違い
    ーまずは、その辺りの抜粋より
《 あるエッセイ教室の作品集を読んでいたら、はからずも、エッセイを書く
 目的を端的にいい当てた文章に巡りあった。その文章は創刊号であるためか、
おのおの、自分の作品のあとに、小さなコラムで、なぜこの教室に入って
エッセイを書くようになったかの動機を綴っている。ひざ思わず膝を打ちたく
なったのは、つぎの一文であった。「エッセイを書こうと思うようになったのは
十年前のこと。それまでは、日記に思いを記していた。心の重荷をおろすように
書いていたが、後日、読み返すと、もっと心が重くなった。物事の見方、人の心
の動きを観察することで、誰が読んでも傷つかない文章を書きたくなった。
きれいごとのとらえ方ではない。考えることで、自分を成長させたい」
 ここにはエッセイが日記と異なる点が、自分自身の体験から、明確に意識
されている。感動的ともいいたい鋭い「気づき」である。エッセイには自分自身
がどこかに登場していなくてはならない。しかし難しいのは、書いている自分と、
書かれている自分との間に、距離をおくことである。自分を他人のように
客観視すること、といい直してもよいだろう。日記ではこの客観化がなされ
にくい。恨みも痛みもドロドロのまま流しこむ。恥も外聞もなく。どうせ自分
以外に読むひとなんていないのだから……。しかし、「後日、読み返すと、
もっと心が重くな」るのはなぜだろうか。日時がたったことで、やや他人に
なった自分が読むからである。おそらく、書いたのが自分であるだけに、
ヘドが出そうになったであろう。自己嫌悪である。そこで、「だれが読んでも
(つまりあとから自分が読んでも)傷つかない文章を書きたくなった」のである。
それには、教室という読者のいる環境で、「物事の見方、人の心の勤きを観察」
しようと思い立った。それが自分を成長させる。そう、日記は記録とはなり
えても、以上に述べたような効能は期待できない。・・・ 》
▼ この随想日記の「閑話小題」は、エッセイそのもの。だから読書日記の
 メモ的のものより面白い。これを書くときは、ネタ切れのケースが比較的多い
ため、苦し紛れで日常の身近なことを書くしかない。それが面白みを出すようだ。
だから、何気ない日常の現象と気持ちを書いている「バードウォッチ」の内容
こそエッセイになっている。そのため、時どき、切り取って、「閑話小題」
に転用する。何気なく思っていることを書き出すと、ハッとすることがある。
人はそれぞれの心の中で様ざまな思いを数限りなく繰り返しているが、
そこにこそ砂金が混ざっている。それを取り出し、書き出すのがエッセイの目的
であり、日記との違いになる。日記は他の砂も含まれるし、それも必要とする。
・・・・・・
5417,人生で最も大切な技術 ー?
2016年01月13日(水)
       『幸福の探求―人生で最も大切な技術』マチウ リカール著
   * 幸福の探求
 図書館でみつけた非常に面白い本。当分、細部の知識化のため、
24の各章をテーマとして取上げる予定だが、それだけの響きがある。
 フランスの知的環境の整った家庭で育ったエリートが、チベット仏教
ひかれ、それまでの業績をすべて捨て、ネパールの僧院で30年以上の修行を
行なった後、現在はダライラマ法王のフランス語通訳やインタビュアーの役を
任せられ法王の協力で行なわれている「心と生命会議」なども参加している。
 この経歴で、「世俗的な精神性」の幸福について書いているため、いずれの
言葉も心に響く。 新年早々、現在の私には得難い指導書になる予感がする。
  〜まずは、アマゾンの内容紹介〜
≪ リカール,マチウ: 1946年フランス生まれ。チベット仏教僧。
 パストゥール研究所のノーベル医学賞受賞者フランソワ・ジャコブ教授の
指導の下、分子生物学の国家博士号を取得後、チベット語を学び、仏教修行の
道に入る。チベット仏教の文献を欧米に翻訳・紹介、ダライ・ラマ14世
フランス語通訳も務める。フランスにおいて細胞遺伝子の分野で将来を嘱望
された研究者の経歴を放棄し、ヒマラヤ山間で仏教僧として35年間修行に専心。
現在は著述家、翻訳家、写真家としても活躍するほか、瞑想の脳に及ぼす効果
に関して展開中の科学研究にも参加。チベットとネパールを生活の拠点として
人道的プロジェクトに従事する。 ≫  
  〜リチャード ギアの内容紹介より〜
≪ マチウ・リカールは、深い思いやりとシャープな論理性と、思わず笑い
 出してしまうユーモアも交えて、人間の可能性に関する偽りを暴き出し、
これまでの仮定に反駁してくれた。‘本物かつ永続的な幸福が可能であるのみ
ならず、幸福は人間の生得権である’ことを明確に示した。我々の中で最も
叡智に富み、最も信頼に値する友人による類い稀なる書である。≫   
▼「はじめに」で、《 本書がフランスで出版されるやいなや、喧々轟々の
 議論が全国で沸き起こった。インテリ層は幸福には関心がない、という意見
を明らかにして、技術として習得することが可能である、という私の議論に
一切耳を傾けようとしなかった。ある作家は、「幸福を逆手に取って人心を
惑わせるのもいい加減にしてほしい」と詰問するような記事を書いている。
挙句の果てに、「幸福の妖術師」と題する雑誌の特集記事まで出る騒ぎに。
パリでの議論やマスコミとの応酬で散々な目にあい、ばらばらに崩された
ジグソーパズルのひとかけらのような自分を見る思いがした。ネパールの山に
戻り、元の生活を始めたことが無常の喜びとなった。以前よりは確かに多忙に
なったとはいえ、ネパールのシェチェン僧院を本拠地として、ヒマラヤを
見上げる隠遁生活を年2ヵ月程度することにしている。》と、あった。
 一冊の世俗的な『幸福本』に、フランスのインテリ層が、ごうごうたる
議論を起きたのは、35年のチベット仏教修行の裏づけのある内容なら、
インテリ総掛りでも論破できないはず。「幸福の妖術師」良いじゃないか!
 素晴らしい魂との出会った思いである。 〜で、以下につながっていく。

・・・・・・
2018年01月13日(土)
閑話小題 〜コンニャク長屋ですか

   * 書きネタが無いと、御呼びですか!
大家さん: 書きネタが無くなると、御呼びですか。仕方がないがね。
熊さん: 北朝鮮が、オリンピックに参加だってさ。有得ないと思ってたがね。
寅さん: 精一杯の虚勢さ。まあ、物資不足は明らかだこそ、ここが土壇場。
    国そのものが張りぼて。よくぞ、やってるよ。そろそろボロが出るさ。
大家* 中国が、本気になってきたからね。そこに、韓国が抜け駆けをして、
   オリンピック参加の勧めの尻尾振りをしたから、アメリカと中国は動転?
   韓国も開戦ともなれば、百万、二百万の死者も出るから、解るがね。
八っあん: この時節に冬季オリンピックとは、何でまた?の疑問が残るね。
   ここまでは、手を出せまいという思惑のためですか。
熊さん: これほど辛辣な挑発を繰返したのだから済やしないよ。
寅さん: 何かマンジリしなかったが、数ヶ月の猶予期間を稼げただけでも
   良しじゃないかい。ただ間延びをしただけだと思うけどね。
八つぁん: どうも私たちの心の底には、最悪の事態を期待する悪魔が存在
   しているところがあるね。アメリカ人なら、まさか大陸間核ミサイル
   が飛んでくるとは思わないから、今のうちにヤッチマエと。
熊さん: どうも朝鮮半島問題は暗くなるから、大相撲の話題にしましょうや。
   といっても、これはモンゴル人問題になるか。 …でも気が晴れるね。
大家さん: 朝青龍白鵬が長年かけてつくり上げた「横綱アドバンティジ・
   システム」が、露わになり、使えなくなったから、今までとは違うよ。
   これは八つぁんが創った造語だけど、ズバリ言当てているね。
八つぁん: それでもやってくる可能性があるね。貴乃花の母親に手紙でも
   出して、バラエティで10回、このキーワードを繰返せば、ポチとはいえ、
   立合いの張り手を禁止条項にせざるを得なくなるね。
熊さん: 「横綱アドバンティジ」の実情を聞いて、白鵬と遠藤の立合いを
   見てから、白鵬への見方が全く変わったよ。 大陸と島国の考え方、
   体質の問題になるよ。開放したのだから…云々か、日本の国技だから、
   島国用に合わせなければならないとか…。確かに難しいのは解るけど。
大家さん: 白鵬への大横綱とかいう特別視が無くなったのは大きいね。
   新弟子からして誰も偉大な力士と思わなくなってしまったのは、本人に
   とって衝撃さ。でも、その孤独こそ、最も大事なことだが、その自覚は、
   逆上せガエルになった当人には、土台、無理だろうね。
八つぁん: 今場所は、色いろな面で面白いだろうね。大鵬の孫もデビュー
   するしね。ところで、先日、元・琴欧州が開いた小部屋のブルガリア
   の新弟子のドキュメントを見たけど、一人の新弟子の稽古の激しさが
   直接、伝わってきたね。土俵の中でのド突きあい、殴りあいだね。
   あれじゃあ、強くなるわけだ。
大家さん: 私も見ていたが… 他の部屋の幕下力士が「御前は気が弱い!」と
   注意していたのが、本人には堪えたようだね。「自分は東欧から遠来して
   いるだけでも気が強いはず。何で気が弱いと言わなければならないのか!」
   と…。 幕下力士は、「気が弱い」と、「気が優しい」の言い違いを 
   していただけ。気が優しいのは、気が弱いとは、違うのさ。
熊さん: こういう問題があるからこそ、面白いんだよ。白人、赤、茶色の
   人種が肌の色を超えて戦うからさ。俺も、哲学的になってきたね。

・・・・・・
5052,生と死をめぐる断想  ー5
2015年01月13日(火)
            『生と死をめぐる断想 』岸本葉子(著)
  *「いのち」に「わたし」がいっとき宿る 〜玄侑宗久
而今」とは、今のつらなり。あるのは「今」「今」「今」だけである。
 禅とは、この「而今」を繰返づことで、「わたし」の輪郭を薄くする行。
成るほどである。今、この瞬間が永遠のときの一端がある。
瞑想は「わたし」という「閉じた系」から「いのち」を開放するものだと。
  ーその辺りから抜粋ー  〜P90
≪ 暗唱をしているとき意識は「而今」にあると、玄侑氏は言う。
而今」とは目的論も因果律も届かないような、三昧にある時だそうだ。
たしかに、すでに口から出て過ぎ去った音を意識が追いかけたり、
次に出す音を頭の中で先取りしたりすると、とたんにつかえる。あるのは
常に「今」「今」「今」。音の連なりは、すなわち「今」の連なりである。
暗唱をするとき、その間だけでも「而今」を体験している。(略)・・ 
 玄侑氏も認めている。人間である限り「わたし」を完全に「なくす」こと
などあり得ない。であるからこそ禅は「而今」を繰り返すことで「わたし」
の輪郭を少しでも薄くしたいと願うのだという。
 玄侑氏が再三書いているのが、「わたし」と「いのち」の関係だ。
「いのち」は「わたし」の生れる前からある。
「いのち」に「わたし」がいっとき宿るのだと。
「いのち」が存在の実相で、「わたし」は頭で作り上げたフィクション。
 はじめにそう読んだとき、逆ではないかと私は思った。
「いのち」が「わたし」に宿っている、「いのち」が「わたし」の一部だろうと。
なぜって私の体の諸器官が停止すれば命は終わる。たしかに、私の体が土に還り、
その土から芽が出て、その草を虫が食べて、虫を鳥が食べてといった意味での命
の連続はあるだろう。が、それは灰を収めた骨壼も壊れて形をなくした後という、
相当に長い年月のことだ。頭では理解できても、実感からはかけ離れている。
植物も動物もひとつの生態系をなし人間もそれに属するもの、といった類の知識、
それこそ知性によってとらえられるものだろうと。
 自分の命があと数年単位なのか数十年の単位なのかと気を張っている、
そんな長いスパンの命のことを考えられない、という反発もあった。
が、往復書簡をするうちいつの間にか、「わたし」が「いのち」にいっとき宿る、
「わたし」<「いのち」という発想が自然なものになってきた。・・ 
それとは別に、「わたし」を超えた何かもっと全体的な何かがあるらしい
ことを感じるようになってきた。・・ ≫
▼ {「いのち」が存在の実相で、「わたし」は頭で作り上げたフィクション
 でしかない}という玄侑宗久の言葉に近い{大自然が元もと存在していて、
自分の姿を見いため人間をつくった}を、何かの宗教書で読んだことがある。
地球上に生まれた生命が延々と時間をかけて、この「わたし」が存在する。
その全てを経たものを「いのち」というなら、その「いのち」にいっとき
宿るのが「わたし」というのは当然である。死ぬのは、それから離れるだけ。
・・・・・・
5782,多国籍タウンで夢を追う
2017年01月13日(金)      
    < にっぽん紀行:オオクボ・ドリーム
     〜東京大久保 多国籍タウンで夢を追う〜>
            2017年1月9日放送(18:10〜18:45NHK総合)
  * Tokyo Okubo 外国人の夢 行き交う街で
 大久保が今では町全体が外国人街の様相を示していると、以前から聞いていた。
その実情を外国人の目線からレポートした内容で、非常に興味を持ってみた。
世界各国、特にアジア各国から重い事情をもって来日して必死に働く彼らの姿は、
アジアの縮図を見ているよう。一つ間違えると、不法労働者として、国外追放に
なる立場。貧しい母国には仕事も希望もない。ネット検索に「大久保ドリーム
NHK」と入れると、以下の通り要約した紹介があった。舟板一枚下は奈落の底。
≪ よく大久保を訪れるというレポーターが大久保を案内。ホットク、ケバブ
 など世界の食にありつけると紹介。この街の住民の3割が外国人、彼らは夢を
求めてやってくる。バブル景気を境に大久保には外国人が増え始めた。商店街
では、インドネシア語や中国語、ロシア語など様々な言葉で放送が流れる。
外国人が経営する店も軒を連ねる。一方で移り変わるも激しい。
パキスタンからやってきたシャヒーンさんは、大久保では名のしれた実業家で
アリババと呼ばれ、タイ料理店を10店舗展開している。 アリババはつねに
新しいビジネスを探している。この日も不動産業者と交渉していた。
アリババは、この街には面白さがいっぱいあると話した。
★インド出身の料理人、モハメド・ユースフさんは、一旗あげたいと日本に
やってきた。得意料理のニハリや、ビリヤニを紹介した。給料は手取り16万円、
5万は家族へ仕送り、3万円は小遣いで、のこりは貯金している。自分の店を持つ
のが夢だと話した。ユースフさんは店の近くのアパートで、同僚と一緒に暮らす。
彼にはインドに妻と3人の子どもがいる。いつか家族を日本に呼びたいと話した。
メインストリートから一歩入った住宅街には多くの外国人が住んでいる。
ユースフさんが働くインド料理店の2階にはモスクが作られた。また、キリスト
教教会には以前からの韓国の人に混じって、フィリピンやベトナムなど7カ国の
人たちがやってくる。 ユースフさんは、ランチタイムの客の入りが悪いことが
気になっていた。2日後、ユースフさんは道でチラシを配っていた。チラシを
見て、店を女性が訪れ、おいしいと話した。仕事の間、ユースフさんはインドの
妻に電話をしていた。今年中に日本に家族を呼び寄せるつもりだという。
ミャンマーからやってきたチッピョンさんは娘のパンズンさんと8畳一間で暮ら
している。ミャンマーの地方の町で家族5人で暮らしていたが、軍事政権で身の
危険を感じてチッピョンさんが日本に、その後、娘を呼び寄せた。娘は日本語を
勉強している。午前4時半、チッピョンさんは仕事にでかけた。夜は居酒屋で
アルバイトをしている。娘の学費70万円を稼がなければならないのだ。時給千円
前後のアルバイトで生活を繋いでいる。そのころ娘は昼ごはんを作っていた。
チッピョンさんが戻り、2人で昼食を食べた。食事の後、チッピョンさんは仮眠を。
★大久保の路地裏にある仏堂は、中国や台湾の人たちが多く訪れる。12月上旬、
中国出身の高さんが訪れ、写経をしていた。100ページ近い写経をやりとげる。
高さんは、10年前に来日。沖縄や大分のホテルで働き、10日ほど前に契約が切れ
仕事を失った。仏堂の管理人、游人樺さんは、高さんを気にかけていた。いつも
は6時に仏堂を閉めるが、高さんのために空けていた。翌朝7時、写経が完成し、
仏様にお供えした。高さんはこの仏堂の近くに住んでいたという。車に家財道具
が詰め込まれていた。しばらく友達の家を転々とするという。大家さんの好意で
車だけ置かせてもらっていた。高さんは「ありがとう」という曲が好きと聞かせた。
高さんは、故郷に錦を飾れるようになってから帰りたいと話した。≫
―――
▼ シリアスな内容で、身近にアジアの底辺の窮状を見せつけられる。彼らは
 隠れ経済難民で、これでも故郷の生活からしたら恵まれているのだろう。
難民受入れに厳しいと言われても、観光ピザで数知れず流入している実情がある。
自宅の目前にアパートがあり、東南アジア系の若者が住んでいるが、騒いでも、
何ら気にならない空気のような存在。<アメリカの中・下層白人が、トランプを
支持するのが分かる>と思う日々が遠くない将来、やってくるのだろうか。
アメリカの大部分の被支配階層の人たち、いつか当ててやろうと信じている
から絶対格差に耐えられるという。 

つれづれに

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 他のブログ
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/549/
http://horii888888.toypark.in/cgi-bin/s_diarys.cgi
http://d.hatena.ne.jp/horii888888/archive

 
 この三連休は、やはりTVと、パソコン三昧。
昨日の高校サッカーと、大学ラグビーの決勝戦が劇的で面白かった。
日本の高校サッカーの人気を外国のメディアが多数、目をつけて
取材をしているのが印象的であった。

 今日からは大相撲が始まる。一日、2時間以上は、TV観戦にとられる
ため、どうしても、ブログのエネルギーをとられてしまう。







・・・・・・
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5782,多国籍タウンで夢を追う
2017年01月13日(金)      
    < にっぽん紀行:オオクボ・ドリーム
      ?東京大久保 多国籍タウンで夢を追う?>
            2017年1月9日放送(18:10~18:45NHK総合)
  * Tokyo Okubo 外国人の夢 行き交う街で
 大久保が今では町全体が外国人街の様相を示していると、以前から聞いていた。
その実情を外国人の目線からレポートした内容で、非常に興味を持ってみた。
世界各国、特にアジア各国から重い事情をもって来日して必死に働く彼らの姿は、
アジアの縮図を見ているよう。一つ間違えると、不法労働者として、国外追放に
なる立場。貧しい母国には仕事も希望もない。ネット検索に「大久保ドリーム
NHK」と入れると、以下の通り要約した紹介があった。舟板一枚下は奈落の底。
≪ よく大久保を訪れるというレポーターが大久保を案内。ホットク、ケバブ
 など世界の食にありつけると紹介。この街の住民の3割が外国人、彼らは夢を
求めてやってくる。バブル景気を境に大久保には外国人が増え始めた。商店街
では、インドネシア語や中国語、ロシア語など様々な言葉で放送が流れる。
外国人が経営する店も軒を連ねる。一方で移り変わるも激しい。
パキスタンからやってきたシャヒーンさんは、大久保では名のしれた実業家で
アリババと呼ばれ、タイ料理店を10店舗展開している。 アリババはつねに
新しいビジネスを探している。この日も不動産業者と交渉していた。
アリババは、この街には面白さがいっぱいあると話した。
★インド出身の料理人、モハメド・ユースフさんは、一旗あげたいと日本に
やってきた。得意料理のニハリや、ビリヤニを紹介した。給料は手取り16万円、
5万は家族へ仕送り、3万円は小遣いで、のこりは貯金している。自分の店を持つ
のが夢だと話した。ユースフさんは店の近くのアパートで、同僚と一緒に暮らす。
彼にはインドに妻と3人の子どもがいる。いつか家族を日本に呼びたいと話した。
メインストリートから一歩入った住宅街には多くの外国人が住んでいる。
ユースフさんが働くインド料理店の2階にはモスクが作られた。また、キリスト
教教会には以前からの韓国の人に混じって、フィリピンやベトナムなど7カ国の
人たちがやってくる。 ユースフさんは、ランチタイムの客の入りが悪いことが
気になっていた。2日後、ユースフさんは道でチラシを配っていた。チラシを
見て、店を女性が訪れ、おいしいと話した。仕事の間、ユースフさんはインドの
妻に電話をしていた。今年中に日本に家族を呼び寄せるつもりだという。
ミャンマーからやってきたチッピョンさんは娘のパンズンさんと8畳一間で暮ら
している。ミャンマーの地方の町で家族5人で暮らしていたが、軍事政権で身の
危険を感じてチッピョンさんが日本に、その後、娘を呼び寄せた。娘は日本語を
勉強している。午前4時半、チッピョンさんは仕事にでかけた。夜は居酒屋で
アルバイトをしている。娘の学費70万円を稼がなければならないのだ。時給千円
前後のアルバイトで生活を繋いでいる。そのころ娘は昼ごはんを作っていた。
チッピョンさんが戻り、2人で昼食を食べた。食事の後、チッピョンさんは仮眠を。
★大久保の路地裏にある仏堂は、中国や台湾の人たちが多く訪れる。12月上旬、
中国出身の高さんが訪れ、写経をしていた。100ページ近い写経をやりとげる。
高さんは、10年前に来日。沖縄や大分のホテルで働き、10日ほど前に契約が切れ
仕事を失った。仏堂の管理人、游人樺さんは、高さんを気にかけていた。いつも
は6時に仏堂を閉めるが、高さんのために空けていた。翌朝7時、写経が完成し、
仏様にお供えした。高さんはこの仏堂の近くに住んでいたという。車に家財道具
が詰め込まれていた。しばらく友達の家を転々とするという。大家さんの好意で
車だけ置かせてもらっていた。高さんは「ありがとう」という曲が好きと聞かせた。
高さんは、故郷に錦を飾れるようになってから帰りたいと話した。≫
―――
▼ シリアスな内容で、身近にアジアの底辺の窮状を見せつけられる。彼らは
 隠れ経済難民で、これでも故郷の生活からしたら恵まれているのだろう。
難民受入れに厳しいと言われても、観光ピザで数知れず流入している実情がある。
自宅の目前にアパートがあり、東南アジア系の若者が住んでいるが、騒いでも、
何ら気にならない空気のような存在。<アメリカの中・下層白人が、トランプを
支持するのが分かる>と思う日々が遠くない将来、やってくるのだろうか。
アメリカの大部分の被支配階層の人たち、いつか当ててやろうと信じている
から絶対格差に耐えられるという。 

・・・・・・
3945, ファイナル・クラッシュ ー4
2012年01月13日(金)

      「ファイナル・クラッシュ 世界経済は大破局に向かっている!」  
 以下の文章は欧米の資産家の資産運用の一部を垣間見せる内容である。彼らは、
リーマンショックを大地震と例えれば、それから発生する大津波=ファイナル・
クラッシュは当然、織り込み済み。逆に、それを逆手にとって運用利益を狙う。
その中で、日本は一部の人を除いて、この大地震に気を取られファイナル・
クラッシュには、いま一つ警戒感が足りてない。前ぶれ波の直撃で惨事を受けた
立ち位置にいたため二波、三波の大津波が見えている。
  ー 以下に欧米のファンドマネジャーの世界の一部が垣間見れる ー
【 タネ本の著者ヒューゴ・ブローは、卒業後、ロンドン市立大学に進学、金融関係の仕事に就いて
 チャネル諸島英仏海峡、イギリス王室属領)やイギリスで働き、出版当時はあるプライベート
バンクのファンドマネジャーとなっていた。プライベートバンクは、日本の銀行のようないわゆる
商業銀行とは業態が異なる。 基本的に株式会社ではなく、預かり資産に対して無限責任を負う
パートナーによる個人銀行である。王族や貴族を含む世界トップクラスの富裕層を顧客とし、その資産
保全や運用を主な業務としている。ロスチルド(日本では 「ロスチャイルド」 として知られている)
メロンといった家系に属する、表に出ない富豪たちは、それぞれのプライベートバンクお抱えのファンド
マネジャーを囲っている。著者はそうしたファンドマネジャーとして、「この地球上で最も裕福な人たち」
の資産運用を担当しているという。資産を運用してもらうには、最低でも一億ドル、日本円で100億円
程度は必要であろうという、世界でも指折りのマネジャー。ファンドマネジャーは、だいたいロンドンか
ニューヨークの近辺に住んでいる。だが、著者がタックスヘイブンであるガーンジー島に住んでいるのは、
税金を嫌ってのことだろう。 おそらく自らも巨額の報酬を得ているのだと想像する。 
 私はこれまでにも、彼のようなファンドマネジャーに何人も会っている。イギリスでは一定以上の資産家
には必ずファンドマネジャー、顧問弁護士、顧問会計士、子弟教育コンサルタントがいる。かかりつけの
家庭医がいるのと同じようなもの。イギリスには、ファンドマネジャーを家族で引き継ぐ習慣もある。 
ちょうど、執事を代々引き継ぐような感覚である。そのあたりの習慣は日本とは全く違う。私はイギリス人
の友人から、その人が資産運用を任せているファンドマネジャーを繹介してもらい、それを私の日本人の
顧客に紹介するようなこともしていた。私はクラブ主催者を通じて著者の本名を知ったのだが、本書では
ペンネーム「ヒューゴ」で通す。】
▼ こういうのを見ると、力の蓄積があり、豊かな階級の人が、ますます豊かになるように出来ている。
 それがリーマンショックで一部は破綻したが、その傾向は、そのまま。資産運用のプロがいて、
どのプロに任せればよいかを資産家は考えていればよい。それは実績と、それに裏付けられた信用である。
世界の1%が富の過半数を占めているが、ファンドマネジャーが弱者から吸い上げるシステムは
数百年かけ作り上げられている。 これが世界の現実である。
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3580, 何故、民主党が駄目か!
2011年01月13日(木)
 自民党は駄目、そして民主党に替えてみたが、これが更に駄目。 国家崩壊の下地を自民がつくり、
その上を民主党が加速して突っ走っているのが現状。これは民主党の枠組みが戦後体質を引きずったまま
現在に至っているため。世界中がネットで覆われて、人々が世界中に行き来し、情報、金が行き来して
いる中で内向きな福祉重視では、対応できない。 元もと世界は長年かけ人種格差、国家格差、経済格差
がつくられている。現に白人が有色人種を支配している厳然たる事実がある。米英を頂点とした白人国家が、
後進国援助という建前を立て、実は有色人種の世界を支配してきたのである。そのことが長年の時間をかけ、
民族間、国家間で、格差になっている。ところが、この10年でネット社会が世界を覆い、様相が一変
してきた。 国家間、民族間の垣根越しに情報や人間が行き交い、その結果、フラット化が始った。
それが日本にも押し寄せてきている。 明治来、自民党などの保守政党と官僚とが結託し、利権構造を
つくり上げ支配してきた。そのプロセスの中で特権階級が出来て現在の日本を支配している。その二世、
三世が政界の多くを占めている。それを嫌った国民が、平等を旨とした民主左派に政権を与えた。
しかし、それで国家が動かなくなってしまったのが現在進行中の内部分裂。これまで右上がりの経済成長
の中で批判政党だった民主党は国家の舵取りは最も不得意。社会の建前は平等だが不平等が世界の現実。
そこに社会主義的政策を真正直にとれば、時代逆行に陥るのは当然。国家という枠を超えたグローバル化は、
当然弱肉強食が激しくなり、格差が大きくなる。それをフォローをするのが政治であって、格差そのものは、
止めようがない。小泉元首相は間違った政策をとったのではなく当たり前の政策をとっただけ。 
何で国内の出稼ぎのアジアの労働者より、日本人が優遇されるのか? それは日本人だからだ。
その日本人の中でも格差がつくのは、世界の格差の構図に比例してきただけ。公平と平等は違うのである。 
戦後から日本はアメリカの間接・被占領統治国の立場で憲法を与えられ、無能化教育をされてきた。
その両輪として加担したのが自民党社会党である。自民党社会党も、あたかも貴族院の様相。中国と
アメリカの大国の間で、真の独立は難しいとしたら、アメリカの属国として割り切るか、スイスのように、
軍備力を徹底的に補強するしかない。原爆などの破壊兵器の保持は、最低条件である。現在の日本の
民度は、それをするに低すぎる。それならばアメリカ属国として生き抜くしかない。地勢的に日本は
丁度よいところにある。 とすれば、現在の立場が一番よいことになるが・・・
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3205, 古町の衰退
2010年01月13日(水)
 大和百貨店の撤退、書店の北光社の閉店と、新潟のダウンタウン古町の衰退が問題になっており、その
連載が地元紙・新潟日報一面で「古町 揺れる灯」として連載をされている。ダウンタウン地盤沈下
今さらの問題だが。郊外には大型SCが多くでき、互いに凌ぎを削っている。更に、駅には駅中専門店街
が次から次へとオープンしている。その中での衰退は当然である。 私事になるが、年に4~5回行って
いた古町には、去年は一度も行かなかった。タクシーの往き帰りが勿体ないのと、不況の中、飲む回数も
減っている。日報の記事は10回シリーズだが、何か哀愁に満ちた内容。スナックが酷いとは聞いていたが、
15~6年前に450軒あった飲食店が、現在は250軒になって日ごと客数が減っているというスナック
のママさんの悲鳴がインタビューであったが、この数ヶ月でも多くの店の閉店するはず。
 (字数制限のためカット、2012・01月13日)
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2009年01月13日(火)
NHKの日曜日大河ドラマ天地人」で、若き直江兼継が修行した「雲頓庵」が舞台になっている。
雲頓庵を思い出しながらみているが、何度か隠れ屋的に通ったことが青春時代の一ページとして残っている。
特に当時、80歳半ばの怪僧の新井石龍禅師の思い出は鮮烈に残っている。
   以前、社内報で書いた部分を紹介してみる。
ーS63・05 新井石龍禅師に学んだ事 ー?
 学生時代に、父と禅師が親交があり、実家泊りに来ていただいた事等の因縁で、 六日町の禅寺“雲頓庵”
に読書を兼ね春・夏休みになると滞在していた。度々なので自然と禅師と話をさせていただく機会があった。
無知と若さの為に生意気な質問をした私に、いつも笑顔で答えてもらったことが、今では懐しい思い出。 
京都大学哲学科卒で、気持ちは若い。女性で何度か失敗して、その世界では登りつめることが出来なかったと、
両親から聞いたことがある。
  まだ鮮明に憶えている対話とは、
(私)  -禅とは一言で言うと何ですか?
(禅師) -字の通り天地宇宙に己の単(一人)である事を示す(気づく)事。  ー 示単
  社会に出て半年あまりで気負いすぎで早くも行き詰まり、五日間の夏休みでの雲頓庵の禅師との対話。
 (私)  -世間と理屈は違う。理屈どおりに世の中いかなという事がつくづくわかりました。
 (禅師) -あなたの理屈がおかしいだけ、世の中は厳しくも甘くもない。 世間も理屈もあるものか!
 (厳しく感じたのは自分自身そのものが甘いだけ)。後者の言葉には頭を真二ツにわられてしまった!
  というのが実感。頭で物事を考えていた私が、“自分が”前に出ていた私が、その時点でたたき
  こわされ、社会人の一員に一歩踏み入った瞬間だったことを憶えている。
 ー以下は、当時の日記であるー
   ー1968年 雲頓庵    9月10日
 7時5分起床。掃除に食事、9時半より11時半まで勉強! その後、長岡の明治大学の1年の田村君と話す。 
3日まえにやはり勉強の為に来た男だ。夕食後7時半より、午前様と「神」について話す。 
・午前様「一という数字はあるが、一という実体はない。それを一といえば一であるが、一でないと
 いえば一でない。 一は万物であるともいえる」「人間は実体だけでない、魂であり、永遠的なもの。
 全ては生き続けている。」
デカルトの「我思う、故に我あり」の言葉を引用された。
「誰もが神の要素を持っている、磨くかどかだ」「人間の見る聞くは5感6感の働きでしかない。
それを超えた存在はいくらでも存在する。それは修行によって初めて知る事ができる。」
「神が罰を与えるのは、困らせる為でなくそれにより、間違いを知らしめる為である。」
御前様と話していると自分の無知が露出されてくる。 明日は座禅を8時にくむ予定である。
  ー9月11日
 午前様が座禅の指導をしてくれる。解ったような解らないような! 9時から夜9時まで
座禅に挑戦!計8時間休み休みだ。午前中は雑念だけだ。午後からは少し集中できる。感想はただ
疲れただけだ。当然ながら禅の事はさっぱり解らない。ここの2週間近くは、充実したものだった。
明日からは娑婆である、楽しみだ。 これから高橋さんと根本君と送別会だ。
 ▼ 恐らく日記に書いてなければ、全て忘却の彼方。書き残すことは痕跡を残すことである。
                                       ーつづく
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2008年01月13日(日)
 2475, 年頭の新聞の記事の総評 -2          才ノヽ∋ ー ヾ(´∀`o)+。…
産経新聞の30人の論説委員の「論説委員がもの申す」、見開きの二面全ページの寸評だが、的を得ている
ものばかりである。年頭の特集では一番、わかりやすく、今年はどのような年になるかを考えるには、
これを読み返せば、ほぼ網羅しているといってよい。この中で、ある論説委員が取上げていた阿久悠
遺言のラストメッセージ、ー日本の社会が「湿り」と「暗がり」を失ってしまったーは、面白い見方だ。
  (字数制限のためカット、2010・01月13日)
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2007年01月13日(土)
2111, セレブ殺人事件ー普通の人が一番恐い!  才八∋ウ_〆(∀`●)
 世の中どうなってるのだろうか?毎日のように凄惨な殺人事件が続いている。バラバラ事件のセレブ妻
が逮捕される前の電話のやり取りをTVで生々しく放映していたが・・。電話のやり取りは70分もわたって
いたというが・・ 犯人の奥様が新潟中央高校の裕福な出身で、お嬢様学校の白ゆり学園卒のセレブという
から興味が倍増する。
「何処の誰か」が知れわたるから、針の筵だろう。苗字が旦那名だろうからよいが、地方は狭い社会である。
ところで年末に借りたDVDが「400万ドルを拾った三人が狂っていく物語」で、なかなか面白い内容だったが、
その最後のセリフが言いえて妙だった。「普通の人が一番恐ろしい!」この事件も、まさに普通の人である。
夫婦間のことは二人しか知りえぬことがあるが、二人とも愛人がいたという。新宿の歌舞伎町近くに、これ
見よがしにバラバラの胴体を置くとは、余程の憎しみがあったのだろう。この文章を書いている現在、
TVで3人の暴力団に殴られた普段大人しい男が逆上して、その3人を刺し殺してしまった事件を報じている。
書いている内容そのもの「素人こそ恐ろしい!」である。暴力団のチンピラが殺したならわかるが、ド素人
に殺されるのだからカタナシだ。暴力団もオフレを出さないと、「素人衆には気をつけろ!」と・・・
笑うに笑えない娑婆である。    
 (字数制限のためカット、2012・01月13日)
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2006年01月13日(金)
1746,心のままに生きてごらん- 2   
    才ノヽ──d(∀`d*) ─(*b´∀)b──ヨ     ー読書日記
外見がかわれば なかみも かわるわけでもないけれど・・ なかみがかわれば 外見もかわる-34
苦労は彫刻家のノミのようなもの。えたいのしれない かたまりを けずり、
なかにかくれていた傑作を うきぼりにする                       -36    
なにもかも、いや、愛のほかはなにもかも、みな、かりものにすぎない、          -37                  
(字数の関係でカット09年1月13日)
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2005年01月13日(木)
 1381, 現在、世界で何が起こっているのか? -2
ー自然環境的側面ー
中越地震も含めてインドネシア地震など私にとっても生まれて初めての事件が続く。学生時代、TVで、
『環境破壊がこのまま続けば、30年後、50年後にはオゾン層の破壊や地球温暖化で、地球上は破滅状態
になる』という番組をみた、鮮明な記億がある。その時、『何故解っているのに、誰も政治的に手を打たない
のだろうか?』と、素朴な疑問を持ったことがあった。自分の生きている時代のことしか考えないのが、
人間の本質なのだろう。この様が「地球環境の破壊」からくる、事態である。一人の人間として、
『地球環境の破壊』のことより、自分のことに全てを考えてしまう、オゾマシイ存在が人間である。
この地球環境は更に、早かれ遅かれ徹底的に破壊される。ならば、いま起こっていることを当たり前のこと
でしかない? これが「現在、大気圏で起こっている自然現象」である。これに中国の13億の民や、
インド、旧ソ連の民が目覚め石油などをドンドン使いだしはじめた。更に絶望的な事態である。
地球上の生物にとって人間は癌細胞そのものと言うのも肯ける。
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2004年01月13日(火)
1014, 足の話-1
 図書館の健康のコーナーを見ていたら「足」に関する本が多いのに驚いた。手にとって読んでみると、
ナカナカ面白い。そこで「足は何のためにあるか」と「足の裏から見た体」を借りてきた。速読で印象に
残ったところを中心に纏めてみた。
ーその前に足に対する私の知っている範囲の知識を書いてみる。
・相撲取りは足首を見ればよいと聞いたことがある。 どんなに太っていても足首が締まってなければ三役
 にはなれない。それと土踏まずが広いことも大事と聞いていた。子供のときから力士を見ていて間違いない。
 北の湖大鵬や若の花など歴代の横綱は全てそうだ。
・また野球選手も、まず見るのは足であるという。早く走れるということは、全ての可能性を秘めていると。
・足は第二の心臓、常に刺激を与え続けなければならない。(風呂時には、念入りにマッサージを続けている)
・人間の老化はまず足より始まる。足を若い時から鍛え続けておかなくては。(一日1万4千歩を歩いている)
 ▼ この本に書いてある内容を印象の強い順に書いてみる。
・人間の効き足は左足である。 ー実験の結果、男女の放尿時には左足に重点がかかっているという。 
 一番の自然の姿であるからだ。 左足は、体全体のバランスを保つ機能を受け持ち、移動方向を定める。
 右足は、攻撃とかスピードをコントロールする。(前から、効き足はどちらであろうか素朴な疑問が
 あったが、昨日初めて知った)ということは、一歩踏み出す時は右足からが自然であり、長く立っている
 時は、左足に重心を置くほうが良いことになる。
・人間の一番の特徴は二足性歩行にある。 直立の姿勢の結果として咽喉が真っ直ぐになり、
 話す言葉を持つことができた。
・まず四足動物から4手動物としての猿に進化。その後、下半身の2手が足に(後退?)
 進化していった。そこで2手がさらに進化していった。       ー 続く
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 2003年01月13日(月)
  645, お金はむき出しの真実
以前にもお金についての一考察を書いたが、さらに書いてみる。
・お金で不幸になるというが、それは他人のお金をいう。-そのとおりだ!!
・事業、それ他人のお金だってさ!!-それ当たり前の事?自己資金の範囲
 ー無借金の場合、事業といわない?!
・どんな人間でも買収されないものはない!!
 ただ問題はその金額である。 -凄いシビアの話だね。でも考えてみれば誰でもそうだろう。
・お金は自由の塊である。その金に縛られている馬鹿がいる。-気づいているかどうかだがー
・貧困が犯罪の母であるなら、知恵の不足が犯罪の父である。-この合体が刑務所の中の真実??
・お金は不平等を平等にする。それだけ絶対的な威力だ。ー世の中の不幸は不平等からきている!
・お金は「力」だけでなく「言葉」である。 -意味をたっぷり含んだ言語だ。
・借金は自由の人間を束縛する監獄だ。   ー 私など懲役刑。
  渋沢栄一の「必要なら樽の水は飲んでもよい。しかし絶対に漏らすな!」。
   (字数制限のためカット、2011・01月13日)
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2002年01月13日(日)
 299、動物の不思議な世界
以前テレビの動物番組で目を疑うことがあった。ハイエナに襲われた小鹿を、カバがそのハイエナを追い払い、
その後小鹿に大丈夫かと思いやっている内容であった。異種の動物の子供をかばうということが、現実にあった。
その子鹿はすでに死んでいたが、鼻先で起こそうとしていた。もちろん同種であれば当然かばうだろうが、
本能的にそれをしたのだろう。先日も野生の雌ライオンが、鹿の子を育てているのがニュースに出ていた。
その後水飲み場で、雄ライオンに食べられてしまったといっていた。以前、温帯魚を飼っていたとき、同種で
あるが一匹の魚が他の魚を執拗に攻撃していた。見ていると他の魚が必ずその間に割って入っていた。
「嘘だろう」と見ていたが、何回もそのパターンが続いていた。長岡の鯛の専門店でのこと、水槽の中を
2~3十匹の鯛の群れが一方の方向に回遊していた。その時一匹の鯛と目が合ってしまった。その後2時間近く、
回ってくる度に見詰め合っていた。その後スナックにいったが、その話でモチッキリになって、その鯛を
食べに行こうとなりその店に電話をした。すでに閉店していたが、もちろん実際は行く気はなかった。
・・・・・・・
ある時間の断面
 1月13日 1969年
12時半に起床。午後、姉の優子さんのところに電話をする。今月中に清書をしてもらった金を払いに行くと
約束を。川崎から電話でスケートにいけなくなったと電話が来る。夜、先輩の永田さんが部屋に遊びに来る。
二人で飲みに出る。かなり弱気になっていた。今は誰もが気持として不安定のようである。
この人は県会議員になるというハッキリした目標がある。 しかし自信が無くなってきたとか。
こういう先輩が私に悩み事を正直に言ってくるのは、私の中に客観的な視点をみたのだろう。
武澤ゼミ効果だろう。 私も最近おかしい。 何もするでなし、スランプを抜け出れない。