『老化は治せる』後藤 眞著
   * 老いは炎症、治せる病!
 図書館の返却コーナーで見つけて借りてきた本。カバーの背裏には、
<老いのメカニズムがついに解明された!老化の原因は炎症、ならば「老化」
 は治せるのだ。すでに医学の世界では、炎症の治療法・治療薬の研究が進んで
おり、「老化」はもはや治療可能な疾病なのだ。炎症と老化の関係に早くから
着目し、早老症、老年症などを治療・研究してきた著者がやさしく解説する
最新の「不老の医学」。「老化」を治して若返るための生活術も。> と。 
 何何…それは違うでしょう。老化は時の流れと同時に進行し、時の産物と
抗うことが出来ないと信じてきたのに? 
 以前から現在に足るまで、各種・健康薬品を何種類か飲み続けてきた。
早朝、直ぐに飲むのが生姜湯。寝る直前に飲むのが’キャベジンコーワ
(胃薬だが、整腸のため)。これにセサミンと、ヨーグルトと、ビタミンCの
喉飴を… 同級生などの知人が50歳代半ばから還暦辺りで次々と亡くなった。
生真面目!で、世間的に良い人! 群れに同化、その世界から一歩も出て
気晴らしができない共通点がある。ストレス発散方法が上手く出来ない。
心の炎症より、魂の炎症までいっている? それを知っていたため、青年期
までにストレス対策を意識し身につけてきたが、現実は甘くはない。
現実にトラの穴に落ち、追いかけまわされ、這い上がって来ないと… 
 Amazonのレビューの要約が、明快である。

≪  ☆ 常識を覆す一冊
 身体の最大の宿命は如何に有害な「炎症」を抑制するか、有害な炎症によって
身体のあらゆるダメージが引き起こされ、老化もそれに該当すると言う、従来に
無かった説である。よって殆どの病気の進展は炎症であり、炎症を制御すれば病気
は治せるし老化も抑制できる。炎症抑制の最たる薬剤は「アスピリン」であり、
アスピリンの発見経緯や効能について詳しく解説されている。健康の最大の敵が
炎症と言う病理現象であっても、それが全てではなく、まして「老化は治せる」と
いう表題はいささか売らんが為・目を引く為とは思うが、概ね得心する内容であり、
改めて健康と「炎症」の因果関係について考えさせられた良書である。
 ―
   ☆ 炎症とアスピリン
 炎症とアスピリンの歴史、および新薬の話題が主で、サプリメント歯周病
便秘、低体温の維持、睡眠の質、軟骨と筋力トレーニングなど、アンチエイジング
全般の話題へ。しかし後半の内容は新規性に乏しく類書からの参考程度。
 第二章の酸化コレステロール動脈硬化について。活性酸素が血液中のコレステ
ロールを酸化させ、それをマクロファージが貪食する。次にマクロファージが炎症
を引き起こすタンパク質を周囲に散らす。やがてその周囲にマクロファージの死骸
が堆積し、脂肪細胞の塊ができる。さらに血小板が集まり血液を凝固させ、血栓
でき、動脈硬化の完成。ここで、そもそも酸化した油を食事から摂取してしまうと、
それは体内で免疫システムから異物とみなされ攻撃されるために、根本は酸化した
油を摂取しない事では無いのか。抗炎症薬でどうこうする手前で対処しなければ
いけないと思うが、本書ではアスピリンやその後継となる新薬の話題が主であった。≫

▼ サプリメントを続けると、続けないとは雲泥の差が起きてくる。ストレスを、
酒と麻雀などで目先、散すのが一番悪い。その世界から一歩も二歩も出ることが、
第一歩。仲間内で、これで解消しよとするから沈殿したヘドロが爛れを悪化させる。
無知ということ? その必要条件が、ブラックアウトを(人知れず?)組込んで
おくこと。ある会?で当初の会員が20人いた5人が亡くなったが、その全てが??
そこに格差が、見てとれるが… シリアスといえばシリアス。足りない部分を何
とか世間術でカバーをしようと無理を重ねる。表向きのホワイトアウト! 
アメリカ大統領のトランプが、まさに、これ! ホワイトアウトで、ホワイト
ハウスとか、これ如何に! 成るほど。これで満足して人生を終えて、目出たし、
目出度しですか。 私のようにブラックアウトより、まだ、マシ?! 
 自虐しかないでしょう。でも、魂の底からの自虐ってのは、なかなかの味! 
自虐は、魂への炎症の「アスピリン」だった? そう思えるだけ有難い。
 で、座禅とヨガに取り組んできました。  娑婆!

・・・・・・
6148,閑話小題 〜座禅は心の安楽死 ー3
2018年01月12日(金)       
        『坐禅は心の安楽死 〜ぼくの坐禅修行記』横尾忠則 (著)
   * 輪廻転生を考える
 輪廻転生は如何だろう?『遺伝子学の論からすれば遺伝子が自ら生延びる為に
生物の身体を乗換えるという。 己の身体の中は、数知れない遺伝子から成り
立っており、己が消滅しても遺伝子は子供を通して次世代に受継がれる。
この身体は両親の結合で生まれ出てきた。宇宙開闢以来のたった一つの生命。
しかし、アナザーワンの一つ。輪廻転生は疑問だが、似た存在と、己と何が違う
というのか?」 しかし、父親の死をまじかにし、思いもしない霊体質を10数年、
持った経験がある。幽体離脱とか、幽霊らしき存在の実感とか… それもあって、
著者の『輪廻転生論』に共鳴するのだろう。面白いところでは、アフリカからの
帰路の飛行機内で似たような経験がある。疲れ切った中の夢で、自分の身体が
地面から浮遊していく。ハッとして地面に戻ろうとするが、機内の足元も消え、
空中をタダ独り、ふっ飛んでいる。その恐怖感は極限を超えていた。
 私より霊体質が遥かに大きい人の体験談、実感は、説得力がある。
これも、夢、霊感の言葉を切口にした‘内観’になる。
<内観ばかりしてないで、外観? をしてみたら> ていう貴方へ。
<外観しかできないアンタ、内観をしたら!>  野暮ですか?
  〜その辺りから〜
≪ 肉体で、現生にいることは確かに苦痛である。因果のサイクルから解脱
 しない限りわれわれはいつまでもこの世に生れてこなければならない。
この世は、神の国に入るための修行の場である。この修業の場で修行を怠れば、
永遠に神の国に入ることが許されず、魂までもこの世から消滅しかけない。
これ以上の不幸はどこにあろうか。肉体であろうと、魂であろうと、この宇宙
の何処かにあることは素晴らしいことである。肉体でいることがたとえ苦痛でも、
あの霊界に閉じこめられているよりましだ。果たしてどれくらの時間、霊界に
いたのだろう。… 
 神の国にいた者も選ばれたものでなければならないが、転生してくる者も
霊界の試験のパスをしてもう一度修行するためにこの世に、選ばれた者ばかり。
このように考えると、この現象界は魂を向上させるための場所であるともいえる。
われわれは過去世から因果を背負ってこの世に転生してきている。一日でも早く、
因果を帳消しにして神の国に入るべきである。その為に、神は善を与えている。
しかし、一方に善を試すために悪を与えている。
 輪廻転生のない唯物的な一回こっきりの人生なら神はわざわざ人間に善を
与えなかったはずだ。一回こっきりの人生なら好き勝手にしてエゴイステック
に生きればそれでいいはずだ。人間に理性があるのは人生が一回性でない証拠
である。たった一回で、人間は悟れないことを神は御存じだから、数多くの転生
を繰返す中で、善悪の何かを悟って、最終の人生で因果から解脱をして神の国
の住人になるのである。まことに気の遠くなる話だ。自分のことを考えると
怖ろしくなる。一体あと何度転生を迎えればぼくは因果のサイクルから抜出せる
のだろう。あの恐ろしい霊界に再び戻らなくてはならないのかと思うとぞっと
する。なぜぼくが霊界を恐ろしいかと思うかというと、現在の自分の本性を
よく知っているからである。なんともいやな自分である。こんな粗雑な罪深い
自我が霊魂になった時、霊界で体験するビジョンを想像しただけで、身の毛が
よだつ。『チベット死者の書』では、「汝は肉体を持っていないのだから、
たとえ身を切られようと恐れることはない」と諭している。
しかし、たとえ肉体がなくとも肉体感覚だけは残っているはずだ。よく夢の中で
体験する恐怖がある。あれに似た様なものだろう。いや、あれ以上に増幅されて
いるはずだ。人間は死ぬと天国か地獄に行くといわれる。天国も地獄も、その
人間の因果次第であり、全て想像が作るビジョンである。これはあくまで幻覚で
あるが、霊の世界ではすざましいリアリティを持っているはずだ。夢が幻想で
あるにもかかわらず強いリアリティを持っているように。… ≫

▼ 前準備を含めて50年以上の実務を終えて第二か、第三の人生を踏み出して
 7年間、心の底では輪廻転生を繰返していたような。因果応報のカエリ矢が、
次々と… これでも、後味の悪くなることは、極力、避けてきたが。
恐ろしい自分の言葉の刃が、自己被虐、自己嫌悪として向けられる。成るほど、
現生だけでは解決できないはずだ。 ヒトラースターリン毛沢東を考え合わ
せると分かるだろう。殺した数だけ、転生が必要である。生臭い彼らの魂が、今
でも漂っているとすると…。心に疚しいことは最小のはずだったが 娑婆娑婆!
 
・・・・・・
2001/12/19
[70] 夢についてー2
 「何か欲しい!とか、どこかに行きたい」といかいう夢と、夜見る夢との
共通点が非常に多い。トイレを探している夢は目を覚ますと殆どトイレにいき
たい状況である。 次の夢は不思議な不思議な夢だ。‘母とか父が死んだ後も
自分のなかに生きている!’というが、私にとって、夢の中で、実際生きている。
痴呆症になり幼児に退行した幼児に変身した母が出てくる。それは正しく母が
私の中で事実生きているのだ。 ↓に以前書いた文章をコピーしてきます;。
――
2001/12/19
[69] 夢について−1
 夢分析も非常に奥行きの深いテーマだ。
年に一〜二回熊に追われている夢を見る。熊に追われて二階‐三階の部屋に
逃げるが、どこまでも追いかけてくる。そこで目がさめるという内容である。
熊は現実の問題の変形、逃げているのは恐怖心・不安である。誰も?経験する
夢のようだが。 一度凄い夢を見た。
 以下、10年以上前に社内報に書いた文章をコピー。
ーー
霊的体験‐                 
平成4年 7月
 二十年近く前になるが、父の死後の四九日まで何度か不思議な体験をした。
死後一週間後位か妙な夢。私自身が父の気持になり “死にたくない。もっと
生きたい、生きたい”という“念”になってしまった夢。
 夢の“念”は父そのものであるし、父と一年身近で苦しんだ為に“念”が
自身で、実感できたのである。 父が‘なんだ自分はこうして生きているでは
ないか’という内的実感。夢よりさめた自分の魂が“父の魂”と一緒になった
という不思議な実感。恐らく経験した人間ではないとわからない。
 その二〜三日後の夢も強烈な夢(?)。何やしら強烈な恐怖感が覆ってきた。
その時、父のベットで寝ていたが、思わず“おやじ助けて!”と言った瞬間、
廊下の向こうにある仏間より強烈な“引力”が足をひっぱられた瞬間、ベットに
しがみついた。 その時、隣に寝ていた母がスクッと立ちあがりトイレに行った。
全身汗びっしょりであった。まだまだ不思議な事が多くある…。 
あれ以来最近は少なくなったが幽体離脱とか、妙な霊的体験が多くなった。
                            2001/06/30
ーー
2003/04/25
不思議-シンクロニシテー
・以前にもシンクロニシティーについて書いたが、また書く。親戚の葬式で
不思議なことがおこることが多い。不思議な現象で特に多いのが虹だ。5~6回
はある。先日も葬式から帰った後に散歩にでると、過去15年以上を散歩をして
いるコースで初めて大きな虹を見た。 ああまた出たという感覚である。
 その中で一番凄かったのは、7~8年前に義父が亡くなった時のこと。
葬式が終わり柏崎から車で帰ってくる曾地峠で虹が7回も次々に出て、その下
を通ってきたのだ。曾地峠は過去に数百回は車で通っているが虹が出たのは勿論
はじめてである。 
・前にも書いたが、ゾクッとしたのは8年前、近くの分家にあたる従兄が自死
した時のある現象である。納棺の時に、突風が自宅に吹き込み桜の花吹雪が
舞い込んだのだ。写真を撮っていたが、汗びっしょりになっていた。
そして納棺が終わると同時に、その突風が止んでしまった。
天気予報で午後の三時過ぎに突風が吹くといっていたが、納棺の時間が偶然に
一致したのだが。死ぬ前日に桜の花をいっぱい撮っていた。
こういう現象を、ユングが「意味ある偶然の一致」といっている。
・涙雨というのは昔からある。晴天でも葬式の時だけ雨が降る現象だ。
それなら大都会では毎日降っていなくてはならない。自然に囲まれた地方に
おきやすいのだろう。人知のはかれない何かがあることは間違いない!
――
H0511妙な夢―(?)  
・ある夜半、自宅のどこかで音が聞こえた。泥棒ではないかと起きようとする
が半睡眠状態で身体が動かない! 起きよう起きようとしているうちにスーッと
身体が起きて廊下に出て、居間に行き、台所を通り、寝ていた部屋へ一周しても
どってきて布団に入る。ところがである。自分の肉体は反対側の向きでねている。
まずいと思い反対側にねがいって自身の肉体と一緒になるという夢(?)。
これが単なる夢か幽体離脱七日まだわからない。
・また、こんな夢(?)もみた、明け方、自分の身体が1.8m位浮いて
(そのまま水平にいて)下をみると自分の肉体が下にみえる!直観的にまずい
と思い下にもどろうとするがもどれない。かなりうなされていたと思うが?
何年か後に誰かにきいたが、霊現象の一つで、よくある事だそうだ。
・こんな事もあった。これは夢ではないが屁の天井や床の下四ケ所で次々と音が。
はじめは気のせいか夢かと思い、じっくりと観察を数夜してみたが、夢ではない。
当社の税務事務所の応接間でも同じ現象があるそうです。
――
H0511妙な夢―(?)  
秋葉原ワシントンホテルに泊まった時の事、夜半、何かの気配に横を見ると
女の人の顔が浮いている。夢だろうと腕を抓ったが痛い。 これは面白いと、
じっくりとみた。 全体が白光色の黒髪の27-8才位の、のっぺらした美人。別に
恐ろしいという事もなかったが顔ははっきりと憶えている。ところが何年か後に、
会社の人にその話をしたところ、“それってみんな同じ顔をしているんだよね!”
といわれ、はじめてゾーッと。
・またこんな夢もある。夜半目がさめて寝むれないので、般若心経をとなえて、
ウトウトした頃、急に別空間にひきずりこまれそうな感覚になり、まずいと中断。
あの別空間は“別宇宙”“ブラックホール”的イメージであった。
・その前後の夜半に夢で宇宙船みたいなものが近くおり、乗れという。
これも乗ったら危険と直観し去けた夢。あれに乗ったらどんな景色がみえた
のだろうか?単なる夢とかたずけられない妙な実感があった。

つれづれに

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昨日は、シネマの日。
先週、あまり面白そうなのがないためパス。
昨日も、いま一だったが、それでも評価:85点。
 
 ロッキーの延長のストーリーで、ボクシングモノ。
最近、ユーチュブで、面白い格闘技が編集し直されて
いののが、刺激的で、少し麻痺している部分がある。
最近のTVは、ネットで、様々な映像を見るのが可能に
なったため、面白さが段違いになっている。





・・・・・・
・・・・・・

5781、スポーツジムにて
2017年01月12日(木)

   * スポーツジムにて
 スポーツジムでエアロビとヨガに参加している自分が何か不思議な気がする。
通い始めてはや6年近くなるが、旅行か、腰痛か、風邪気味で休んだ以外、ほぼ
休んだ記憶がない。昨年暮れに1300回参加の記念品を貰った。ジム全体が開放的
にレイアウトされていて、雰囲気が健康的なのが良い。実は、こういう公共の場
が好きではないが、健康にはかえられない。 
 ジムなら1人では出来ないエアロビも、指導者による誘導で集団でポップスの
音楽に乗るなら可能になる。個人的接点を最少にして、挨拶も会釈どまりで、
沈黙を保つようにしている。開店以来6年も通い続ければ、主のようなもの。
城下町社会の悪臭?も少ない。 滞在時間は2時間~2時間半。レジャーランド
と割切れば、最適な空間。 時たま、当てつけの言葉や嫌な視線を感じるが、
『良いこと3に、良くないこと1つがこれ!』と内語で唱え平然としていれば、
それで済む。気にするから気になるのであって、気にしないなら、それで済む。
ここに来ている限り、老化は最小? その場は社会の縮図そのもの。夫婦連れ、
親子、仲間連れ、単独者など様々。 職業も、リタイア、主婦、パートの合間
など、様々。 このジムは<初心者向け>が売り。平日コースは、現役が皆無
のところが良い。
 ヨガは、一回45分間行われ、平日コースの時間帯で週5回、3~4回の割合
で参加している。これは、修行という感はなく、エアロ風ヨガと素人向け。
50人枠が、ほぼ満席で、火・水曜日は、予約チップを事前に取りにいかないと
参加できないほどの人気。腰痛対策のセルフマッサージに最適。 精神的にも、
癒される。会費が月6千円、週5日、20日間で一日300円は価値がある。
★ 追文)書き終えた後、HP内検索に<スポーツジム>と入れたところ、
 以下の過去文があった。まあ、真面目に書いていたものだが、その背景の
心象風景の実感と、自分の息遣いが心に染みてくる。

―――
2016/11/15
閑話小題 ~スポーツジムで聞こえてきた風景
  * スポーツジムで聞こえてきた風景
 30年間、自宅のある長岡と新潟間を新幹線通勤をしていたこともあり、
スポーツジムなどの公共の場で、横目線の会話を聞くことは、同級会を
除いて殆ど無かった。あとは居酒屋とスナックと、年2回の海外ツアー先の、
旅仲間位である。ところが、スポーツジムは、種々雑多の世界の真っただ中。
夫婦連れ、親子、友人同士や、単独で黙々とスケジュールをこなす人など、
水平視線の社会観察が、なかなか面白い。 その幾つかというと・・
・いつも同じエアロに参加している中年女性が、数日、休んでいたが、
知人と話す内容が、「<数日前に、1日だけ腰痛治療で入院した。医者に、
家に居ると、家事・雑用など動くので、入院をして横になりなさい>
と言われた通り、一日中、病室で寝てきたが、成るほど調子が良い!」とか。 
 5月と11月は定期的に腰痛が重くなる我が身。雨が続くと、早朝のチャリ
乗りが出来ないため、早朝3時間はパソコン前に鎮座することもあってか、
その直後の家の移動は、前屈みの姿勢になる。腰痛は、「とにかく横になる
のが一番」というのは経験から解っていたが・・
・つぎは、ロッカールームで聞こえてきた話。
「今日、これが終わったら、1人で湯沢に一泊の湯治に行く予定。 
安宿だが、独りで何もするでなし、酒を飲んだり、風呂に入ったりする。
その宿は私のような一人客が多い。ストレス解消に、こうでもしないと!」
人様ざまのストレス解消法があるようだ。
 ポイントは、単独で、日常世界から一歩出てボッとすること。
・ジムの『平日、昼間コース』には、中高年の女性が中心。
水商売風、家庭の主婦、パートの合間に来る人とか。そこには唯我独尊の
大阪風オバサンも来ている。 
 ロッカールムで、隣の初老の男が知人にボヤク内容とは、
「さっき、ヨガの予約チップの最後の1枚を取ろうと手を出したところ、後ろ
からオバサンが大声で、『その1枚、私の!』と言われ、思わず手を引っ込めた。
その迫力の凄かったこと。」 この手のオバサン的な人は、どこにもいる。
 そういえば、並んでとった何時もの定位置に小物バックを置いて、ヨガマット
をとりにいって戻ると、そこにオバサンがいて、指をさして、アッチが空いてる」
と宣う。「いや、ここは私の定席なので」というと、シブシブと、移動して
いったが、こういうのは日常茶飯事。 基本として、こういう場は、譲って
きってはいたが、あまりに図々しいのは・・ 
 夫婦の力関係が、そのまま出るのだろうが、色いろ面白い!

―――
2016/08/25
閑話小題 ~ジムに異変が!
   * 通っているジムが活気づいてきた
 駅東口の、ダイエーが入居していたビルの最上階にあった、ジム最大手の
コナミスポーツジム」が7月末で撤退。大量の難民?が、歩いて15分の
私の通う「ホリディ」に移動してきた。 何か「ホリディ」とは人相が違う、
街中の衆という感が強い。 不景気もあってか、ジムの経営も大変のようだ。 
但し、「ホリディ」は、最新の施設もあってか、会員数が安定している。
 人気の「ヨガ」エアロが常に満席。 競合対策で?「平日・昼間会員」枠で、
二年前まで週に3回だったのが、現在は6回に増えている。 増えた枠は、
外部のヨガ専門の先生だけでなく、エアロのインストラクターが、見よう
見まねの指導を始めたが、大して変わりはしない? 時に週4回参加もあるが、
週3回が私には最適。 4年半も続けた結果、腰痛からくる腰の重みが、
かなり軽くなっている。 これで、3~4割は増えたようだ。これは大きい!
 ところで、スポーツジムの大手は、どうなっているかと検索すると、
最大手の「コナミ」が750億円。次が「セントラル」が半分近くの500億、
ルネサンスが420億」、「ホリデイ」が10位で100億。それぞれの戦略を
持っている。 「ホリディ」は<初心者向け>が売り。
平成26年のフィットネス業界の数値は次のとおり。
 市場規模:4,316億円
 施設数 :4,375軒
 会員数 :4,193,706人となっています。
この数値を元に推計すると、1施設あたりの年間売上高は約1億円。
会員数は約1,000人になる。「ホリディ」は私の推測だが1,500~2000人、
売上は1億2~5千万。 コナミ撤退もあって、地域NO1。
 こういう装置産業は、後だしジャンケンが勝つ。 満足度90点。
  まあ、日々、お幸せなことで! 
―――
2012/07/26
スポーツジムの景色 ー2
 去年の同月同日にスポーツジムについて書いていたので、その一年後の感想を
書いてみる。所用で市外に出てた以外に、気が進まないとかで休んだことは一度
も無い。露骨な卑しい?視線を感じて、何度も止めようと思ったことがあったが、
「とにかく一年」と思っているうちに何とも感じなくなっていた。その後、各種
のエアロビックスのプログラム全てに参加してみたが、三月からのスローヨガに
週二回だけに参加している。(勘違いで一回休んだ以外は全勤)
 それと円座に置かれた6台のマシーンと、交互に置かれたステップ台を、
インストラクターの掛け声で12人が参加するイージーライン(30分)を連続
二回と、ウォーキングマシーン(20~30分)が私の日課。滞在時間は平均
二時間である。
 16ヶ月になるが、40年、50年以上の足腰の関節の硬化が徐々に解れて
きた実感がする。しかし、「養生に預金無し」で、続けるからこそ価値がある。
とにかく雰囲気が明るいのが気に入っている。早朝4時過ぎから13時過ぎまで
が午前の部で、午後の部は13時過ぎのスポーツジムから21時に就寝するまで。 
その意味で、日課として大きな位置を占めている。顔見知りになっても軽く会釈
するだけで、個人的会話はゼロ。ただ独り黙々とコースをこなして帰ってくる。
この一年で変化したことは、午前中から午後になったこと。会員は老若男女、
幅広い。それらの人が毎日、同じプログラムに参加する。
 4~11月までは一日三時間の運動量は健康にとって、このうえない。
金・日曜・祭日は、休日と契約規定で参加出来ないため、近くの市営のスポーツ
ジムに参加をしているが、これも相変わらず通っている。値段は三ヶ月1800円
で、これも慣れると丁度良い使いかってになる。今のところ新しい生活環境の中、
何とか肉体も精神も正常を保っている。人間は働きの中で社会に組み込まれて
いると思っていたが、そうじゃないことが分かってきた。全て一人一人の思い
込みで生きているだけ!「一日一日を面白可笑しく生きること」ただ、それだけ。
ところで時どき会うスナックのママさん、「毎日、風呂とサウナだけで、他は
気が向かないと行かない」といいう。私の場合、スローヨガだけ参加という
使い方もある。そういえば一言二言話す同じ年代の男性がいるが、ヨガだけで
帰っていくが、六回参加して一回千円としても十分に価値がある。
 一週間の日程の中で、他に二回の図書館通いがあるが、他に新しい世界を探す
時期にきているが・・ 毎日をフワフワ浮いたよう気ままにいるのが、こんなに
充実感があるとは思わなかった。母親も家内も、これをやっていたのだ。
これが「日々是悠々」なら、私は数十年も「日々是恐々」だったということ。
「私は生活を楽しむ人、貴方は働く人」だったか?。

―――
2012/05/13
つれづれに ースポーツジム、その後
   * スローヨガ
 このところ、スポーツジムのスローヨガに参加している。連続参加が勘違いで
14回で途切れたが、これまで18回参加した。ヨガのポーズは腰と背骨の矯正
に絶好である。大よそ30~40人が参加しており、火・木曜日の午後の週二日。
平日の午後、これだけの人数が一同、暗闇の教室でヨガをするのも奇妙な感覚。
慣れるのに7~8回はかかったが、慣れてしまえばしめたもの。60×120㎝
のマットの上で色々のポーズをとるが、ヨガの先生曰く、「ヨガは、このシート
が全宇宙と思って、自分独りと思って下さい!」 一回、50分だが、あっという
間に、時間が過ぎてしまう。始まると周囲の人が意識から消えてしまうのがよい。 
シートの中の自分と先生の世界が、それぞれ出来てしまう。ところで、専門の
ヨガ教室だったら幾ら?と値踏みをしてみたが、一回、千円の価値はある。 
週二日、月に6回(二回、休む?)として6千円になる。これだけでSJの会費
の元が取れることになる。時間帯もあるが、9割が中年女性である。

―――
2011/10/21
スポーツジムの景色 -4
 スポーツジムに行って一番面白いのは人間ウォッチングである。自分も、その
一人だが、30歳から80歳以上の老若?男女で、何気なく見ているだけで面白い。 
肥満、血糖値、40肩対策など、それぞれ事情を抱えている人から、私のように
健康を兼ねたレジャー目的の人など様々である。少し痴呆が入っているお婆さん
もいる。私は午前中の開店直後の10時~正午までの二時間、滞在している。 
時間帯からし過半数が主婦。 明らかに水商売仲間内のグループもいる。スポーツ
クラブは女性がメインで、男は60歳以上のリタイヤしたて?の人が目立つ。
弁当や御握り持参で、ロビーで食事をとる女性仲間の社交界の場的要素もある。
といって、男の私が肩身が狭いことは全くない。自分で選択したメニューを
独りでこなして終わったら帰るという気楽さがある。大方の会員の平均滞在時間
は、二時間だろうか。 このようなジムに入会したのは、長い人生で初めてだが、
もし実情を知っていたら、10年前から入っていたはず。 パソコン教室も、
スポーツジムも、サロン的要素が強いが、私のように誰とも会話することもなく、
自分のコースを人的気づかいなしに済ますことも出来る。通勤列車と思えばよい。 
私が行っているのは昼だけコース(平日10~17時ー金・日、休みー)。
中高年がほぼ八割で、自分の年齢世代が目立つことはない。 エアロビでは、
プロのインストラクターが指導するプログラムが多く、若いインストラクターの
追いかけの中年オバサンが見ていて微笑ましい。男の場合、色々の場数を仕事
などでこなしているので、こういう場では、一会員として群れることなく運動を
しているが、高年齢になるほど、自分の社会を背負って、それに拘っている姿が、
(本人には分からないが)私には異様に見えてくる。 要は、田舎ということ。 
とはいえ、半年前の盛況ぶりは、現在はない。3・11の影響が、大きいのは
何処も同じ。ネット辞書に、「スポーツセンターのインストラクターの仕事は、
一見華やかに見えるが、給料は安いわりに希望者が多いため、ワーキングプア
要素が強い」と、あった。その目で、彼らを見ていると、また違って見えてくる。
ただ、一人ひとりが個性的で、一生懸命に指導している姿は、光ってみえてくる。 
半年少したって、効果はといえば、大有り。 足腰が、この数年来衰えたと感じて
いたのが半分以上は回復した。毎日キッチリ運動を続けると続けないとでは違う。
まずは半年である。

―――
2011/08/14
スポーツジムの景色 -3
 4ヶ月でのジムの運動効果はどうか? というと、体重は元もと早朝の
ウォーキングと、サイクリングの効果で、適正体重を20年以上は保っていた。

―――
2011/08/12
スポーツジムの景色 -2
 このところジムが何か変である。4月初旬に入会したが、当時は平日の午前中
に関わらず会員で満タンで、「ここは不景気とは別世界、私の知らないうちに
社会は変わってしまった」と、思い知らされた。 まずは値段の安さである。 

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2011/07/26
   * スポーツジムの景色 -1
 スポーツジムに通い始めて4ヶ月足らずになる。そこには中年女性を中心に、
あとは年代は30歳から80歳半ばまで様々で、平均40歳半ばというところか。 
65歳の私が場違いという感は全くなく、中年女性の二人連れが目立つ。
夫婦は数組。男女は一対三の割合だが、私の選んだコースが平日中心の10~17時
までコースで、主婦が中心ということもある。スタッフに客の集中する時間帯を
聞いたところ、夜と、土・日曜日という。それでも私の行っている午前中でも
満杯だった会員が、5月の連休明けから、急減した。ここでも東北大震災が直撃
しているようだ。(二ヶ月先払いのため、その影響は2ヶ月先に出る)
 そこで、顔見知りが二人いたが、地元だから当然のこと。 場所は自宅から
車で1~2分(500メートル先)のところにあり、まだオープンして半年も
経ってない。 ここのオープンは私にとって渡りに舟だが、イメージと実際に
通った実感は大きく違う。一年以上、通ったと通わないとでは、これでは大きな
差が出て当然である。これは是非とも勧めである。
 私の場合、オープンの10時に行って、イージーラインの予約札をとって、30分
近くはマッサージ・ルームで過ごす。そして10時半からの25分間のイージー
ラインに参加する。これは6台のマシーン(腰、肩、脚など)で、バランス良く
配置され、一人のインストラクターが指導するシステムになっている。
それが終わると再び、マッサージ・ルームか、ランニング・マシーンで30分
過ごす。その後、エアロビックスか、再びイージーラインに参加し、大よそ
二時間で終了する。
 週に一度は外出をして、近くで昼飯をとって午後のエアロビに一部に参加する。 
早朝の、この随想日記の書き上げ、信濃川の川辺のサイクリング、そして、この
ジムが、昼までの生活習慣の三本柱になっている。午後からは、本を読んだり、
録画を見たり、昼寝をしたり気ままに時間を過ごす。 頭も身体もフル回転で
健康そのもの。昼飯が非常に美味いこと、このうえない。成るほど、この日々は、
平凡で、刺激が少ないが、それでも良い。ギアチェンジをしてみて、リタイアを
した人は、実際に何をして過ごしているのか不思議だったが、成るほど合点した。 
誰とも殆ど口をきかないとしても、そこにいるだけで孤独感は少なくなる。
レオタードなどを着た女性たちのエネルギーに溢れた場所は、そこに居るだけで
充電になる。特にブラで補填した? 胸の膨らみには!